ドレッドなツノが生えてきた   作:魚介(改)貧弱卿

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無印前の時点で約20年後の灰嵐を心配する怖がり主人公ちゃんは置いといて


羽は舞う

これから、どうするか…一番の課題というか、向性だよなぁ

 

どうしよう?

 

ベェ、ゾググス(ねぇ、どうする)?」

ビゾグショブ ダンドグン(機動力担当の) ギジュグ ドギデ(シユウとして) ギパゲデ ロサグド(言わせてもらうと)

ゲキョキョブデビビ(積極的に) グデデゼス(打って出る) ボドゾ(事を) ググレスゾ(勧めるよ)

 

やはり、機動力のある中型は違うな

発想からして違う

最弱選手権してるコクーンメイデン+ドレッドパイクなんかとは違うわ〜

私もそう思うけど

 

なぜなら、他はいざ知らず極東においては…進化種や大群がポンポンと出てくるから

無印前〜2終了の約三年の間に

ハンニバル種の出現、感応種の発生、定着、多数の大型率いる大群が襲来

 

マルドゥークやらルフス・カリギュラ、スサノオなどの最強決定戦に名乗りを上げるような連中が週イチ感覚で襲ってくる、挙げ句の果てには

神機を取り込んで神融種やらなにやら、もう意味がわからない

 

とこんなレベルの魔境である

当然ながらレベルインフレに置いていかれてしまった雑魚アラガミなんてのはストーリーにすら出てこずに大型に食われるのが関の山

ドレッドもコクーンも同じ

そこには何の差もありゃしない

 

…と、こんな風にただ消費される側にはなりたくないので、私たちもインフレに先行するべく、多量の偏食因子を取り込んで

進化を開始する、というわけだ

 

 

まぁ、私たちの進化がハンニバル神速種のような新しい進化の呼び水になりかねないという問題もあるけど、最終的に進化しないなら死ぬだけであり

進化して生き残るなら戦うだけだ

 

問題を起こしてしまったらのならばそれは向こうの…今を生きる人間たちに何とかしてもらう他ないだろう

 

え?解決法がない?

大雑把すぎ?

良いんだよそんなの適当で、どうせGEの最強が極東から出てくるんだから

リンドウさんもそこらの第一種接触禁忌種如きに殺されるほど柔じゃないし

(ピターは奇襲+連戦)

特に問題にもならないでしょう

 

 

 

ブンパ ゾグゴログ?リオ(リオくんはどう思う?)

 

bokumo souomouyo(僕もそう思うよ) meni denakya (前にでなきゃ)yarareru(やられる)

 

やっぱりそう思うか…ヨシ!

じゃあ基本的な方針は

積極的にアラガミを捕食しながら人食わずに戦闘、進化!って事でいこう

 

ガブディヅビギボグ(アクティブに行こう)デデバンジン(って感じの) ゾグギンゼ(方針で)ジョギンザベ(良いんだね)

ゴゴ(おお)

iiyo(良いよ)

 

二人の了承を得て

立ち上がる…

 

その前にリオくんまた動かすのか…

 


 

私はいま、どこにいるでしょうか!

 

正解は…ここでーす!

ステージ『ジーナ』のエリアB

 

エリアAの高架線路(?)の欠けてる部分の反対側にいました!

 

(どやぁ)

 

「…何だアイツ!?虫型?」

「知らんけど新種だってんなら逃せねぇな」

 

知らないゴッドイーターさん方に追われてます(顔面蒼白)

 

たしゅけて♡

 


 

…なぜあの子は好き好んでゴッドイーターに追われているのだろうか…?

わたしには理解しかねるが

それが趣味だというのならば邪魔はするまい

 

それは生きる意味であり

アラガミとして転生した今

己の人間性を証明する唯一のモノであるのだから

 

「…」

とはいえ、助けに向かうべきであろうか

少女に逃げ切れる自信があるならばいざ知らず、あの様子ではただ追われているだけだろう、アレを撒けるほどの速度が出るとも思えない

現に距離は徐々に縮んでいく一方だ

…よし、介入しよう

 

「シェァァァッ!」

 

私は掌から爆発を起こし、その爆発の反動を生かして飛び上がる

そして、そのまま滑空体制に移行し

 

斜め下の方向に向けて爆発的に加速した

 

「死ねアラガミぃっ!」

「キェェェエイ!」

 

今まさに振り下ろされる瞬間の長刀…(長さが尋常ではない)を横から蹴りつけ

神機使いの手から離す

 

そして

「……ッ!」

 

左翼を出して、クイッと手招きする

挑発のポーズ

これで襲ってこなければ終わりだ

現状肉壁を張れるのが私一人だけである以上、彼女を守るためには私がこいつらを引きつける必要がある…ハハ、変わってしまったモノだ

以前はどう逃げるかを考えていたのに

今はどう守るかを考えるとは

 

ザガ、ゴセロラダ ジンゲギザ(だが、それもまた人生だ)!」

 

左手を戻し、構える

左手は拳、右手は開手

両腕は腰の高さに、右手を前に出し

左足を一歩下げる

 

狙いは左足で踏み込んでからの左正拳突き、それにつながる一手を防ぐために右手を盾にする

 

「なんだコイツ?」

「知らんけど、邪魔だから狩る!」

 

飛び出してくるゴッドイーター…金髪チャラ男と全体的に黒いチビ

私にはこれが原作キャラなのかは分からないが、構うことではない

 

真っ先に出てきたチャラ男の大剣(バスターブレード)を翼で受け止める

 

そして、

 

「グン!」

 

腕を擦り下ろして大剣を巻き添えにし、相手が剣を上げるまでは安全となる

 

 

その一瞬の空白に飛び込んだ

 

そして、腕と振り込みの勢いを利用して時計回りに一回転しながら右足で大剣の…金髪の方を蹴りつける

 

「ギェァッ!」

「ぜやぁぁっ!」

 

その瞬間、武器を失った戦力外として意識から外していた長刀使いの少年が異様なまでに鋭い突きで蹴りの軌道を逸らしてきた

「タカシ!」

「構うな!やれっ!」

 

少年の方に叫ぶ金髪、その返しは発破

 

それに表情を変えた金髪は、

その手にある大剣を振り上げる!

 

「うぉおぉっ!」

 

ただ持ち上げるのではなく、明確な攻撃として振り上げられた大剣は

私の紙装甲を打ち破って右手を抉り、大きな傷をつける

 

「せい!やぁっ!」

少年の方も振り下ろし、刃を返して振り上げ、再度踏み込んで袈裟斬り

共に身の丈に合わないほどの巨大な武器を使いながら、見事な連携で攻撃してくる

 

しかし、それは私の目には見えている

 

「ザブジョクザ」

 

大剣の方はどうやら雷が出るカラクリ武器らしいが、それだけだ

自分自身を加速するとか、電力を利用して磁力を発生させるとか攻撃した部位に電気エネルギーを蓄積させて雷撃を連鎖爆発させるとか雷の竜を呼んだりはしてこない!

 

「ゼェァァァッ!」

 

左手を地面に叩きつけ、そのまま爆発を起こして煙を立て、その中に身を伏せる

 

「なんだ?…隠れた?」

「油断するな!火球に備えぁぁっ!」

 

普段組んでいるだけの両腕(人型)を地面につけて、膝と腕でクラウチングスタートの姿勢を取り、翼の方の腕から爆発を起こして加速

大気の壁を切り裂き、風を踏み締めて翔ける

 

一瞬注意が逸れた隙と、自分の加速タイミングが重なり、金髪の方にクリティカルヒットを決める

 

そして、そのまま体ごとそいつを突き飛ばし、二対四本の腕全てを地面について

空力ブレーキと同時に上昇

体を一回転させて、ムーンサルトからの踵落とし

 

隠禅 哭汀(ギンゼン ボブデギ)!」

「うぐごぉぁっ!」

 

「ソウキ!!」

 

吹き飛ばされた金髪の方はソウキ、という名前らしい…別に構いはしないが

タカシというらしい少年の方と共に追い返してやろう

 

まぁ、右肩甲骨は駄賃がわりとでも考えておけば良いだろう、その程度

命に比べれば安いモノだろう?

 

「なんだてめぇ…ふざけたツラしやがって!死ねぇっ!」

ガラギ(甘い)

 

実は口が悪かったらしい少年に向かって振り返り、金髪の方の肩をゴリゴリと踏み締めながら舞い上がる

 

そっと火球を右手に握り、左手から風を放射しながら構えるのは

 

「東方不敗の構え…?」

 

そう、これこそ東方不敗マスターアジアが使う意味不明な技の根幹

よくわからない構えである!

 

実はこの構え、凄まじく不安定なのだが

恐るべき体幹によって精密に制御している…動かないように姿勢を保つのが精一杯だ

 

「いかせてもらう…っ!」

「ギィィ…….」

刀を引き、体の前で刃先を上にして構えをとる少年

 

刃を水平に戻して薙ぎ払いに入った少年が突進してくるのも同時に

片手に貯めていた風弾を開放

猛烈な爆風に翼を広げて乗り

そのまま突撃、そして

 

右手の炎弾を握り潰し、

爆発させながら拳を振るう

 

ソブソバヅド(轆轤兜伏鬼)!」

 

加速と炎熱を利用した海賊版だが、天童流戦闘術一の型三番 轆轤兜伏鬼を繰り出す

 

しかし、拳をぶつけた刀身から迸る冷気が拳の熱を急激に奪っていく

「凍て付け…氷刀(ヒタナ)!」

 

「ッ!」

反射的に腕を引き

薙払って少年を威嚇する

 

今のはまさか詠唱…?この世界は神の力を封じた武器を使うんだったか?

私は世代が合わないせいでやっていなかったが、確か狩猟ゲームは敵の素材を使うような武器も出てくるはず、そう考えるとその武器もそういう

神の力を宿しているということか

 

差し詰め氷神の神格と言ったところか?

 

いや、それについてはもう構うまい

今はそれよりもまず

 

「ジィゲラァッ!」

 

払いで距離を取り、火球を連発することを優先する

 

出力と消費的には問題ないが

こうも連発で火球を使うと少しエネルギー切れが心配になってくる

しかし、彼にはこれが一番有効らしい

 

「ぐぅぅっ…クソ!装甲がもたねぇ!」

「オレに構うな!逃げろっ!」

「誰が逃げるか!黙ってろ怪我人!」

 

無理やりに前進して金髪の方を回収したらしい少年が、金髪に謎の球体を投げつける

 

「立てるなら立て」「あかってんよ!」

 

その瞬間、金髪の方の傷が修復された

あれはどうも癒しの力があるらしい

人間側は便利だな…いろいろ使えて

 

そんなことを考えていると

 

「…ジケズゾ(逃げるよ)

 

戦場に響く落ち着いた少女の声と同時に、視界が白く染まる…煙幕!?

 

ボジジ、(こっち)タケ」

 

いつのまにか人形になっていた少女の柔らかい手に翼の先端を引っ張られ

今し方ついた傷から走る痛みに耐えながら、少女の先導に従って走る

 


 

全く…無茶をする

神機使い二人を相手取って真っ向から戦うなんて危険すぎる、分かってるよ?

その無茶させたのが自分だって事くらいは

 

でも、だからこそ

ここは私が責任を取る

 

ボボゼ ラデデギデ(ここで待っていて)

 

タケをエリアDの奥に隠し

私は空へと踊り出る

 

「…ヅサグド メガガグ(ブラストペガサス)

 

空中から、煙幕の中の相手に向かってペガサスの必殺技での狙撃を行う

 

射撃ライダーイチのエイム力

見せてあげようじゃないか

 

「っ!」

 

そこだ!

 

神機の首、刀身を押さえる固定パーツを射撃し、氷刀の刀身を吹き飛ばす

その直後に再チャージして、今度はバスターバレードの刀身中央に着弾

 

『風』

 

出現した文字は緑色に染まり

爆風が周囲を蹂躙した

 

神機、壊しちゃったかな?壊れてないよね、きっと多分そうであって欲しいお願いしますなんでもはしませんから!




はい、シユウにはクロムガウェインの大技を使ってもらいました
ブレード突進ってインパクトあるよね

隠禅・哭汀!
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