逢魔降臨歴に記されし最高最善の王   作:モモタロス

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骨折にて入院してました…お疲れ様です


2000・Smile

「ア、アーシア?再開できたのは嬉しい…けど少し抱きしめすぎじゃない?」

 

「なにを仰っているのですか?こんなの当たり前じゃないですか、ずっと……ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずぅぅぅぅぅっとっ!……あなたに再開できることを心から望んでいたんですから…。」

 

アーシアはそう言うと俺を抱きしめる力がより一層強くなる。

 

そして一瞬の静寂が訪れた…風も止み…鳥の囀りさへその場には存在しなかった。

 

この静けさの中、最初に聞こえたのは。

 

「…ウッ…グスッ…」

 

「あ…。」

 

1人の少女の泣き声、他でもないアーシアのものだった。

 

そうだ…アーシアは友達はおろか親しい人間なんて居なかったな…俺が来るまでの話だけど。

 

でも俺が居なくなったことによってまた彼女に孤独を与えてしまった。

 

そう思うとなんだかギュッと締め付けられる様な痛みが心を支配した。

 

「ごめんね…アーシア…ごめんね…。」

 

「ソウゴ…さん…グスッ…ずっとお会いしたかったです…何度だって言います……!会いたかった…!」

 

激しい後悔が脳内から体全体に広がる、だが何故だろうか…?彼女からは前より強い電磁波を感じる…まるで大きな力に飲まれそうになっている様な。

 

その事もありあまり感情的になれない…旧友との再会だと言うのに何が俺をそうさせるんだ?

 

「ねぇ、ソウゴさん…せっかくですし…どこかへ連れて行ってはもらえませんか?」

 

アーシアは涙を拭い笑を浮かべ俺の方を見る、そう言えばなぜアーシアはここにいるんだ?

 

「あ、ごめんねアーシア…俺これから約束があってさ…」

 

「……そうですか……。」

 

「そう言えばアーシアはなんで日本に?」

 

「え?あぁ…この街にある教会に移動になったんですよ…でもソウゴさん…今はそんな事はどうでもいいんです……その約束とは私以外の女性とお会いするなどでは……ないですよね?」

 

その言葉と同時にアーシアの顔から笑みが消える。

 

なんだこのプレッシャーは……?本当にあのアーシアか?

 

目には一切光がない…これは一体……。

 

 

「友達との…約束だよ?」

 

「お友達?おかしいですね…質問内容はさほど難しい訳ではなかったと言うのに……ではもう一度お伺いしますね?その約束とは私以外の女性とお会いするなどでは…ないですよね?」

 

 

どうやら男性か女性かと聞いている様だ、だけどこれは本当のことを言っちゃいけない気がする…かと言って嘘を付くのもなんだかなぁ……

 

 

そうこうしているうちに約束の時間が迫ってきていることに気がついた。

 

そういえばこの公園…グレモリーさんとの待ち合わせ場所じゃないか!!

 

それに時間もない!

 

早くなんとかしないとなんだかまずい気がするぅぅぅぅっ!!

 

 

「あら?常盤くん?随分と早いのね?ん?その子は?」

 

 

どうやら時すでに遅し…グレモリーさん…ちゃんと10分前行動とか偉いね……。

 

 

「あー、えーっとこの子はアーシアって言って昔知り合った「ソウゴさん……。」……はい」

 

 

アーシアに名を呼ばれてぎこちない動きで彼女の方へと顔を向ける。

 

「これは…どういうことですか?」

 

どうやらアーシアの目からハイライトさんは旅立ってしまった様だ。

 

 

「私…これでもちゃんと女の子なんですよ…?なのに…ずっと想ってきた男性にこの様な返しをされるなんて…」

 

「いやいやいや!!まって!なんのこと!?グレモリーさんは友達なんだけど!?」

 

「あのー常盤くん?何があってこの子が怒ってるのかちょっと察したけど、私を遠回しにディスるのはちがわない?」

 

「え!?あ、ただの友達って感じでもないけど!あーでも!えっと!なんて言えばいいの!?」

 

ダメだ!こういうのって俺苦手なんだよなぁ…どうやってまとめれば……

 

「…すみません、貴方はソウゴさんのなんなのでしょう?」

 

「え?私?私は彼の……まだ友達よ…。」

 

え?なんです?その意味深な言い方!?

 

「ソウゴさん……もしかしてこれからこの方とお出かけを?」

 

ああ…ハイライトちゃん君は家出をして戻ってこないからこっちは胃が死にそうだよ

 

 

「えっと…うん、そうだよ?」

 

「でしたら私も連れて行ってはもらえませんか?」

 

そうきたか……でも……。

 

「ごめんね、アーシア…今日はグレモリーさんと2人で遊ぶ約束をしてたんだ…だから今日はごめん…」

 

「常盤くん…」

 

「……」

 

「だけどしばらくは日本にいるんだよね?だったら明日にでも「嫌です…」…アーシア?」

 

何かがおかしい…。

 

「嫌です嫌です嫌です嫌です嫌です嫌です嫌です嫌ぁぁぁぁぁ!!!こんなのは違う!!ソウゴさんは私を拒絶なんてしない!いつも私のそばにいてくれてたのに!!なのになぜ!!!なぜ!!!!?………ねぇソウゴさん…私すごく変わったんですよ…みんなの笑顔のためにって…自分にそう言い聞かせて…そしたらまた会ったときにソウゴさんが褒めてくれるんじゃないかって……ですが私はソウゴさんとの約束の他から追放され…どん底にまで落ちちゃいました……でもこの力があれば…ソウゴさんの隣にずっと入れるしバカにももうされません!私はソウゴさん以外には…… もう何もいらない……私とソウゴさんだけの世界を……私とソウゴさんが笑顔になれる世界を!そのために!!」

 

 

するとアーシアはポケットから黒いライドウォッチを取り出した。

 

嘘だろ…なぜ君がそれを…。

 

「私は変わる!!私とソウゴさんだけが笑顔になるために!!変身っ!!」

 

アーシアはアナザーウォッチを胸に押しつけそれが体内に入っていった。

 

「うっ!うううぅぅぅっ!うぁぁぁぁぁぁっ!!!」

叫び声を上げながら彼女の体はどんどん大きくなっていく…そしてそこには異形ともいえる戦士(バケモノ)がそこにいた。

 

【 クウガ…! 】

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「下がって!常盤くん!私の後ろに!(まずい…これはかなりまずいなんとか常盤くんだけでも避難させないとって)常盤くん!?何してるの!?」

 

グレモリーさん…巻き込んじゃってごめんね?…俺が片付けないといけないんだ…」

 

彼は何かを取り出してそのスイッチを押した。

 

 

《クウガッ!》

 

 

その声が鳴り終わると彼の腰にベルトが巻かれていた。

 

 

「…変身。」

 

彼がそう言った瞬間眩い光が生まれた。

 

「うっ!な、なにが…!!」

 

強い光が治ると煙が当たりを包んでいた…何かいる…そう思った時だった。

 

「アーシア…君を止める…」

 

 

そこには赤の戦士が立っていた…。

 

 

二本の黄金のツノ…真っ赤な目とボディ…銀色のベルトをした戦士…

 

 

悪魔として長年生きてきたが、目の前の巨大な化け物もそうだがこの赤い戦士も見たことがなかった…

 

 

それに化け物とこの戦士…どこか少し似ている様な気がした…。

 

 

常盤くん…あなた…一体…何者なの…??

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

『ゾヴゴザーーーーーンッ!!!キャハハッ!!』

 

 

「完全にアナザーウォッチに主導権を奪われてる!今助けてあげるよアーシア!!ハッ!」

 

 

ソウゴ…いや、クウガはアナザークウガの胸部分までジャンプをし、そこから強い蹴りを放つ

 

 

「うぉりあっ!!」

 

『うぐっ!!き、キャハハッ!!』

 

効いてはいるらしい…が、すぐさま捕まり地面に叩きつけられる

 

 

「ぐあっ!!!」

 

 

「常盤くん!!!」

 

 

「グレモリーさん!危ないから下がって!!!」

 

 

近くにリアス・グレモリーがいるせいでうまく戦えずにいたが…

 

「っ…常盤くん!私も戦えるのよ!食らいなさい!!」

 

彼女の手から赤黒い光のエネルギーが発射する…

 

『キャァァァァァッ!!!!!』

 

見事アナザークウガに命中した!

 

当たった瞬間大爆発を起こした。

 

「やったわ!さて、常盤くん…あなたに聞きたいことが「グレモリーさん…君がなんの力でアーシアを倒したかは知らないけど…実はまだ倒せてないんだ…」えっ…?」

 

 

なにを言ってるのとでも言いたげな顔をするがその顔が青くなるのはそう時間はかからなかった…

 

 

『キャハハッ!!キャハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!!』

 

 

爆発の炎の中から奴がまた現れたのだ。

 

 

人通りの少ないこの道でも流石に事をおっ始めたのが原因で人の声がポロポロと聞こえ始めた…

 

 

(まずい!このままだと一般人にも危害が!…ん?)

 

 

ソウゴはある事に気がついた…それは

 

 

『キャハハッ!ウッ…キャハ…ハハハ!!』

 

 

アーシアの…いやアナザークウガの様子が妙なのだ…まるで…そう…アーシアとウォッチが反発して体に合っていない様な…

 

 

すると、微かだが声が聞こえた…アーシアの声だ…

 

「ソウゴ…さん…タス…ケテ。」

 

 

その言葉を聞いて確信した…アーシアは強制的に何者かにウォッチを使わされたのだ…そして精神がウォッチに支配されて…でもそれでも彼女は諦めずにそれに今も尚争っている…1人の少女がこんなにも頑張っているのに…俺はまだ何もしてあげられていない…アーシア…待ってて…必ず助けるっ!!!

 

 

「常盤!?どこへ行こうっていうの!?まさか…まだあれと戦う気!?無茶よ!」

 

「グレモリーさん…大丈夫だって…絶対…」

 

 

「な、なにを根拠にそんな…!」

 

 

「…んー…なんか…いける気がするから!」

 

 

ソウゴはリアスに向けてサムズアップをしてアナザークウガの方へと走り出す…

 

 

『キャハハッ!』

 

「ハアッ!!」

 

思いっきり力を込めて拳を放つ

 

一発…二発…

 

三発目でアナザークウガは地に背中をつけた

 

 

「オラァ!!」

 

殴り続けてわかった…このアナザーライダー…寄生生物みたいだ…肉で変身者を包みその人をエネルギーに変えて戦う…だいたいは予想できた…さっきの声はグレモリーさんが放った謎の力でやられた肉が再生する際薄くなった中から聞こえた声だったんだ…ならそこに攻撃を集中すれば!!!

 

 

 

「アーシアを……返せぇぇぇぇぇっ!!!!!」

 

 

肉をえぐり中に腕を突っ込む…何か別の物があるのに気付く…やはり…なら!あとは引っ張り出すだけだ!!!

 

 

「ウォォォォォォ!!!!!!」

 

 

そこから出てきたのはアーシアだった…よかった!傷は無い!

 

 

その場から一気に距離を取り、グレモリーさんの所まで行く。

 

「ごめん!グレモリーさん!アーシアを頼んだ!」

 

「えぇ!!?ち、ちょっと!」

 

 

彼女の静止も聞かずアナザーライダーへと走って行く、もそもそと立ち上がったアナザークウガ…かなり弱っている様だ…常盤ソウゴは走りながら足に力を込める…ピカっと右足首のクリスタルが光る、それと同時に飛び上がり右足を突き出しアナザークウガに蹴りを入れる…

 

 

『キャァァァァァァァァァァッ!!!!!!』

 

 

胸には巨大なシグナルが浮き上がる…シグナルの光が強くなりアナザークウガは断末魔をあげて爆発した…。

 

 

爆発の煙が晴れると赤い戦士のみそこに立っていた…

 

 

 

その時リアスは思った…

 

 

 

(あれ?これってデートどころじゃ無い感じ?)っと…

 

 

 

 




次回仮面ライダーオーマジオウ

「あれは一体なに?」

「あれはアナザーライダーって言うんだ」

ようこそオカルト研究部へ!


「えぇ悪魔!?」

一誠の転生


「やあ…我が魔王」

2020: WOZ
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