レオンside
「食事と飲み物は、行き渡ったかな?」
「うん、大丈夫」
卵焼き事件から少し経ち、バーベキューの用意が整い皆席に付いていた。
俺は、なのは、フェイト、はやてに、すずかやアリサ、美由紀さん、周平にレイジと一緒のテーブルだ。
右隣の机には、フォワード陣4人が……嫌な予感しかしない。
「えー、では皆さん。任務中にも関わらず、何だか休暇みたいになってますが……」
「丁度、サーチャーの反応と広域探査の結果待ちと言う事で……少しの間休憩出来ますし」
「六課メンバーは、食事で英気を養って、引き続き任務をがんばりましょう!」
「「「「はい!」」」」
「「了解」」
「現地の皆さんはどうぞごゆっくり」
「「「「「「は~い」」」」」」
で、折角の機会なんで、とはやてが続ける。
「協力者の皆さんと六課メンバー、初対面組の各自の自己紹介など」
「では、そっちの端っこからどうぞ」
アリサがなのはに促され、立ち上がる。
「えー、現地の一般人、アリサ・バニングスです。この場所を待機所として提供しました。なのはやフェイト、はやて、翔平とは10年前からの友達。今も仲良しです」
アリサが自己紹介を終え、続いてすずかが。
「同じく、現地の一般人、月村すずかです。今は大学生……なのはちゃん、フェイトちゃん、はやてちゃんや翔平君には、昔からずっとお世話になってます」
すずかの自己紹介が終わり。
次に立ち上がるのはアルフ。
「ミッド出身、フェイトの使い魔アルフでーす!つか、初対面はそっちの、なのはの生徒2人、と……レイジと、そっちのの4人か?周平は会った事有る筈だし……レイジについてはフェイトから聞くだけは聞いてるんだけど」
「あ、はい」
「そうですね」
「あぁ、そっか。レイジ・ミルフィング、改めてよろしくな」
「レオン・フォンスターだ。よろしく」
スバルとティアナが答え、周平も頷く。
それから俺とレイジが簡単に自己紹介をした。
……アニメを見たから知ってる、とは口が裂けても言えないが。
「うん、よろしくな。後そっちの2人も丁寧語じゃなくて良いぞ……エリオもキャロも普通に話すもんな!」
「「うん!」」
「私も昔は、フェイトと一緒に現場を走り回ってたんだけど……今はフェイトの立場も変わって、私がそばにくっついて現場で守るより、フェイトの一家とか、フェイトの家族を守る仕事をしようと思って……4年前に現役を引退。今はエイミィと一緒に、ハラオウン家の全般のお手伝い」
「物凄い働き者の、家事手伝い」
「僕も小さい頃とか、よく遊んでもらってました」
エリオの言葉に、キャロも私も、と同意する。
「まぁ、その内お使いか何かで、機動六課に遊びに行くかもだ。よろしくな」
「で、おそらくこの中で一番複雑なミッド人。エイミィ・ハラオウンで~す」
アルフが座り、エイミィさんが楽しそうに立ち上がる。
「元々は、次元航行部隊の通信士で執務官補佐。アースラって船の通信主任をやってた縁で、なのはちゃん、フェイトちゃん、はやてちゃんに、出会いました……もう10年も前になるね……その後、色々あって、こっちで美由紀ちゃん達と仲良くなったり、フェイトさんの義兄さん……クロノ・ハラオウン提督と結婚したりして……現在は、2人の子供の子育て中っと」
「私や、お母さん達と一緒にな!」
エイミィさんの言葉にアルフが続ける。
「ええっと……」
「六課後見人のクロノ提督の奥さん、要するにフェイトさんの義理のお姉さん、って事でしょ」
「ああ、なるほど!」
いまいちよく解ってない様子のスバルに、ティアナが説明を入れていた。
「じゃ、お姉ちゃん」
「は~い」
エイミィさんが座るのを確認して、なのはが促し、美由紀さんが立ち上がる。
「えー、現地の一般人、高町美由紀です。高町なのは一等……空尉?……のお姉ちゃんです!……10年前に、なのはがちょっとした事で、魔法に出会って……それから管理局に誘われて、お仕事するようになったり、なんか結構ちゃんとした役職についてミッドに行っちゃたりして……驚いたり戸惑ったりする暇もなく、なのはは自分の道をすすんじゃって……なのはも色々あったし、フェイトちゃんはやてちゃん、周平君も色々大変だって聞いてて……平和や安全を守るための仕事とはいえ、危険な事もある仕事なんだよね?心配は……今も結構してる」
美由紀さんの言葉に、なのはは申し訳なさそうに苦笑する。
「でも、魔法使いとして自分の魔法をちゃんと使う事とか、人に色んな事を教えたり、導いたりする仕事が、なのはの見つけた夢だって聞いたから……私たちは、こっちの世界で待ってる……まぁ、ちっちゃい頃から……ワガママと言うか頑固な子だからね~……言い出したら聞かないけど、決めた事はちゃんとやりとげるって思ってるから……」
そこで美由紀さんは言葉を止め、頭をひねった。
「あ~……私、姉バカ?」
「大丈夫、大丈夫」
「クロノやエイミィも似たようなもんだ」
なのはの事を大事にしてる、って事が強く伝わってくる。
何だかんだ、本当になのはの周りって良い人間に恵まれてるよな。
「ふふ……そんな訳で、生徒の皆さん?」
「「「「は、はい!」」」」
突然声をかけられ、慌ててフォワード陣4人が返事をする。
「なのは先生……ちょっと厳しい先生みたいだけど……色々よろしくしてあげてね?お姉ちゃんからのお願い」
「「「「はい!!」」」」
美由紀さんの言葉に元気よく4人共に返事。
「お姉ちゃん……あの、なのはにも一応、上官として威厳というものがあってね……」
「え~、良いじゃない」
「親しみも大事だよー」
そう言って皆で笑う。
そんなこんなで、もうしばらくみんなで会話をした後にバーベキューがスタート。
「こらバカスバル!あんた自分の分ばっかり考え過ぎ、もうちょっと周り見なさい!」
「ふぁっへ、ほんふぁひひっぱいあるんはよ?」
「バカ、キチンと飲み込んでから喋る!……あー、後エリオ?ちょっと取り過ぎじゃないかしら?」
「あ、はい……キャロ、いる?」
「あ、うん。じゃあ……これ貰うね」
……フォワード陣のテーブルがまさに戦争。
ティアナがリーダーシップを発揮してはいるが……エリオはともかく、スバルの手綱を握りきれてない。
思わず心中で合掌。
……っておい!
「おい、それ俺が狙ってた肉!」
「ふっふっふ、油断はあかんでーレオン。バーベキューの網の上は常に戦場!早い者勝ちや!」
肉を取ったはやてがやたらとノリノリでバーベキューの網の上が如何に戦場であるかを力説。
ちなみにそれを聞いたのか、左隣の席でシグナムとヴィータの取り合いが加速したらしいのを横目で確認。
更に、周平とレイジも取り合いを開始。
……とりあえず。
「OKはやて。その言葉、俺に対する挑戦と受け取った」
「ほほう、ええ度胸しとるな。そんじゃ、行くで……!」
あまり大人気ない争奪戦、スタート。
という訳で(?)日常のほのぼの(?)でした。
オーヴァードにだってこんなのがあっても良いじゃない。
え?侵蝕率?気にしちゃいけない。
……話が変わりますが、もうすぐ10000PV達成しそうです。
とりあえず、こんな駄作を読んでくださり本当に感謝です。
記念に何か書こうかな、なんて画策中ですが……なんせネタが有りませんorz
どうしようかなー。
感想やアドバイス等、お待ちしております。