マリアさんは結婚したい   作:大ちゃんネオ

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世の中は自粛してるし私も自粛してるが創作物の中でぐらい温泉に行ったって構いませんねッ!


六堂夫妻、温泉へ

 硫黄の匂いが鼻をくすぐる。

 当然だろう。

 だって、温泉街に来ているのだから。

 土産屋が建ち並ぶ道を二人で歩く。こういう所って何故かわくわくしてしょうがない。

 あっ、木刀。

 …言っておくが修学旅行で木刀なんて買わなかったからな。

 それにしても紅葉の見頃の時期に来れてよかった。

 これも福引きで宿泊券を当てた俺の日頃の行いのおかげだろう。

 

「はあ…千鶴はいいわね。荷物が少なくて」

 

 スーツケースを引くマリアが疲れた声音でそう言った。

 逆に聞くがなにをそんなに持ってきたんだか。

 俺はバックひとつで納まったというのに。

 

「女はいろいろと必要な物が多いの!」

 

 さいで。

 …しょうがない。

 

「ほら、貸せ。まったくこの程度で疲れるとは衰えたな」

 

「なに?老けたって言いたいの?」

 

 まあまあ、落ち着け。

 折角の旅行だ。喧嘩なんてせずに楽しくいこうじゃないか。

 

「ほら、あそこの温泉卵買ってやるから…」

 

 温泉卵の幟を指差して宥めようとする。

 

「そんなもので誤魔化そうったってそうはいかないわよ!」

 

 

 

 

 

 

「ん~美味しい~♪」

 

 チョロい。

 と思うと同時に不安になってきた。

 食べ物に釣られてホイホイ不審者についていったりしないだろうか…心配だ。

 まあ流石に大人だから大丈夫だと思いたい。

 それより俺もいただきます…。

 旨い。

 

 

 

 旅館にチェックインして部屋に行くと、おー風情のある和室だ。

 ん?中に和装の小さな女の子が。この旅館の子か?

 

「こんにちは」

 

 挨拶をすると、走ってどこかへ行ってしまった。俺が言えたことではないが、無愛想な子だな。

 

「千鶴。誰に挨拶したのよ」

 

「え?」

 

 え?

 

 久しぶりの霊感描写である。

 

 

 

 

 ひとまずは周辺の観光スポットでも巡るとしようということになった。まあ、幽霊少女がいる部屋でのんびりというのも少々憚られるので賛成である。

 

「私、ちゃんと調べてきたから任せなさいッ!」

 

 おお…それは頼もしい。

 俺はガイドブック以上の情報はないのでマリアに任せてみるか。

 個人的な楽しみは温泉と旅館のご飯ぐらいなので周辺スポットはマリアの行きたい所についていくとしよう。

 まず一ヶ所目。

 

「ん~空気が美味しい~」

 

 パワースポットで有名な神社。

 確かに他の場所より空気が澄んでいる気がする。

 

「水も美味しい~」

 

 ん?

 湧き水でもあるのか…って、それは。

 

「マリア、そこは手水舎って言ってだな。水を飲むところじゃなくて身を清めるところなんだぞ」

 

「えッ!?」

 

 まあ、マリアには馴染みないだろうからな。知らなくて当然か。

 

「まあ、そこの手順に従えばいいんだが…」

 

 ざっくり言えばまず手を洗って口すすいで…。

 

「と、まあこんな感じだ」

 

「神聖なところだし、身を清めるのも当然ね」

 

「お前は胃袋まで清めたから尚更大丈夫だろう…こら、やめろ、叩くな。周りが見てるだろう」

 

 まったく恥ずかしいのを誤魔化すために暴力に訴えるなんて世界の歌姫がやることじゃない。

 まったく。

 

 

 

 

 

 二ヶ所目。

 

「あ~気持ちいい~」

 

「おっさん臭いぞ…こら、暴れるな。お湯が服にかかるだろう」

 

 足湯というのもなかなかいいものだ。

 血行が良くなっていく感じが分かる。

 あ~気持ちいい~。

 

「マリア。お前は冷え症なんだからよく浸かっておけよ…」

 

「うん。そうするわ…」

 

「「あ~…」」

 

 お互いに、顔を見合わせた。

 

「ハモった、な」

 

「ハモったわね」

 

 二人で、小さく微笑みあった。

 

 

 

 

 

 

 三ヶ所目。

 昼時なのでランチタイム。

 夜は旅館で和食なのでランチは洋食である。

 洋食は洋食でもジビエを扱うレストランだが。

 外の席に通され、そこは庭の紅葉が見渡せるいい席だった。

 紅葉の赤はいいなぁ…空も青々と晴れて心地いい。

 

「それにしてもどれも食べたことないお肉ね」

 

「まあ、なかなか出回らんしな」

 

 シカやらクマやらイノシシやら…。

 キジもハトも旨いと聞く。

 ふむ、イノシシのハーブグリルにしよう。

 余談だが、夕食にぼたん鍋が出たため昼も夜もイノシシを食べることになった。

 違うの選べばよかった。

 

 

 

 

 四ヶ所目。

 陶芸体験が出来るとかで二人で茶碗を作ろうとマリアが提案し断る理由もないので参加。

 さて…

 

「…」

 

「…」

 

 こういう作業をすると、無言になるものである。

 

 

 

 

 

 

 旅館に戻り、夕食にはまだ早かったので二人で温泉へ。

 

「なんだ、混浴じゃないのね」

 

「当たり前だ」

 

 まったく人をからかって…。

 なにがそんなに楽しいのか。

 まったく。

 

「それじゃあ一緒に出ましょう」

 

 そう言ってマリアは女湯へ入っていったが、どうすれば同時に出ることが出来るだろうか。連絡手段もないというのに。まあ、なんとなくいつものマリアの入浴時間を思い出してそれを計算して…。

 のぼせてしまわないだろうか…?

 

 

 

 ふぃ~。なかなかいい湯だった。露天風呂も絶景であった。風流かな、風流かな。

 いい気分で暖簾をくぐってマリアを待つか…。

 

「遅い」

 

 なんと、マリアの方が早いとは。

 浴衣姿のマリアは壁に背もたれ腕を組んで待っていた。なんとも様になる姿である。

 

「いっつも早いから頑張って急いだのに」

 

「それは悪かったな。お前に合わせるつもりで楽しんでいた」

 

 露天風呂からの絶景だとか、サウナだとか。

 とにかくマリアと合流したのでここで屯する必要はない。部屋に戻ろうと歩き出し、時間を見ると…それでもまだ夕食には早いな。まあ部屋でゆっくりしてるか…。

 

「千鶴。あれ」

 

 途中、急に立ち止まったマリアが指を差した。その方向にあったのは卓球台である。なんとも温泉らしい。

 が、

 

「マリア。自慢じゃないが俺は球技が苦手だ」

 

「そうなの?そんな感じしないけど」

 

 まあ、苦手である。なんというかこう、邪念が入って…。

 

「とにかく、やりましょう」

 

 挑発的な笑みを浮かべるマリア。 

 まあ、食前の運動でもするか…

 

「なにが球技が苦手よッ!!!千鶴の嘘つきッ!!!」

 

 いや、苦手なのだ。

 苦手だぞ。

 本当に苦手なんだ。

 

 千鶴は苦手とだけ言って、下手だとは言わなかった。

 ちなみに、カットでめちゃくちゃ攻めまくった。

 切ること大好き千鶴さんである。

 

 

 

 夕食を食べ終え、部屋でまったり…、

 

「他の温泉にも行きましょうッ!」

 

 出来なかった。

 まあ、折角の温泉地だ。いろんな湯に入るのはいいことだろう。

 そうと決まれば出発…、

 

「その前に旅館の岩盤浴に行きましょうッ!」

 

 …なかなか、思う通りにいかないものである。

 

 

 互いに作務衣のような岩盤浴着に着替えてバスタオルをしいた天然石に寝転ぶ。

 あ~これはなかなか…。

 

「あ~気持ちいい…」

 

「おっさん臭いぞ」

 

「うるさいわね…あ~…」

 

 まあ、気持ちは分からんでもないが。

 あっ、汗が…。

 

 二十分後、岩盤浴は終えたわけだがすごい汗をかいた。代謝がいい証拠である。

 水分補給はしっかりとせねば…。

 

「あ、見て千鶴。ドクターフィッシュよ」

 

 む?

 マリアが指差したところには石造りの池があり、確かにドクターフィッシュの名が。古い角質を食べてくれるということで有名な魚である。

 ちなみにドクターフィッシュは通称で魚の名前自体はガラ・ルファである。確か鯉の仲間だったか?意外とでかくなってデカイやつに角質を食べられると滅茶苦茶くすぐったいのである。小さな奴等でもくすぐったいのだからデカイやつはもっとすごいのである。

 

「ん…く、くすぐった…い…」

 

 …公然猥褻でしょっぴいてやろうかと思った。

 

「千鶴もやりなさいよ」

 

「いや、俺は」

 

「千鶴」

 

 その目はやめていただきたい。

 仕方ないと諦め、俺も池に足を入れる。

 

「…」

 

「流石千鶴ね。感覚神経があるか疑わしいわ」

 

「…」←滅茶苦茶くすぐったいのを我慢している。

 

 千鶴は元々、身体は敏感な方である。くすぐりとか本当は効果覿面だしやられると死を覚悟するレベルであるが、幼少期の本家での教育と諦観などのせいでかなりの忍耐力を誇るのである。それがなければ今頃舌を噛み切って死による救済を選んでいただろう。

 

「…」ハイライトOFF

 

 千鶴は、全てを受け入れた。

 

 

 

 

 

「身体が暖まった状態でお布団入るっていいわね…」

 

 マリアは既に布団に入ってぬくぬくとしている。みのむしのようだ。

 俺はその様子を広縁の椅子に座り、眠気を誘うための文庫本から目を移し観察していた。眠気を誘うためなのだが、なかなかどうしてこの本の主人公、スパイなのだがド派手な活躍に脳が活性化されて眠気が遠ざかる。…これは今読む本じゃないな。文庫を閉じて、寝るかと思い立ってマリアの隣の布団に入ろうとすると、マリアが自分の布団をガバッと広げた。ジュディ・オング?

 

「こっちに入りなさいよ」

 

 自然な顔で、当たり前のことのようにマリアは言った。確かにいつもは一緒に寝てたからな。だが折角こうして仲居さんが敷いてくれた布団なわけだし…。

 

「いいから来なさいッ!」

 

 そう言って歌姫ジュディ・オング。じゃなかったマリアが覆い被さってくる。思わずそれを回避してしまったのは職業柄だろう。

 

「こらッ!逃げるなッ!」

 

 しかしそういう風に言われると逃げたくなってしまうものだ。とにかく回避を続けて、続けて、続けて…。

 

「…いい具合に疲れてきたな」

 

「そう、ね…」

 

 寝るか、と呟くとマリアもそうね、と返した。そして一緒の布団に入ると温泉に入ったおかげかなんだかいつもよりポカポカとしてお互いすぐに寝てしまった。 

 

 

 

 

 

 

 目が覚めてスマホで時間を確認するとまだ朝の五時だった。妙に清々しい目覚めなもので二度寝が出来そうにない。

 …朝風呂にでも入るか。

 なんだか妙な顔をして寝ているマリアを起こさないようにそっと布団と抱きつくマリアの腕から抜け出して風呂道具を持って部屋を出た。

 そして失敗した。

 朝は六時からなのだ。旅館の温泉は。

 どうしたものかと悩むと昨日行った共同浴場は24時間やってることを思い出してそちらに向かうことにした。

 

 

 

 やはり早朝は人が少ないどころか自分しかいなかったので広い浴場を独り占めである。

 とか思っていたら客が一人。

 年齢は四十代くらい。人相が悪く、身体には切り傷らしきものがたくさん。なんとなく、雰囲気でその筋の人間だと推察すると男は驚いた顔で俺を見ると話しかけてきた。

 

「ややっおはようさん。見ない顔だけど、同業者?」

 

「違います」

 

 きっぱりと否定しさっと身体を洗い、さっと湯船に浸かり、さっと出て旅館へと戻った。

 こちとら堅気である。

 

 

 旅館に戻るとマリアが膝を抱えてガタガタ震えていた。昔、俺の数少ない友人の家でやったホラーゲームのキャラにそっくりである。こういう時は気が進まなくても話しかけないとイベントは起こらないのである。

 

「どうした?」

 

「で、出たのよ…」

 

「出たってなにが」

 

「幽霊よ幽霊!夜中に目が覚めたら浴衣を着た女の子が…」

 

 浴衣を着た女の子…あぁ、昨日のあの子か。マリアにも見えるとは波長があったということか。つまりあの子はポンコツということだろうか。

 なんてことを考えていると、ふと視線を感じ広縁を見るとそこに件の女の子が。こうして改めて見ると、なんだろう。街で見かける幽霊達とは違う感じがする。なんというか…神々しい?いや、そんな仰々しい言葉ではないのだが…。あ、つまりそういうことか。大体分かった。

 

「マリアが見たのは…座敷わらしだ」

 

「座敷わらし?」

 

「日本の妖怪だ。座敷わらしがいる家は栄えるし見た者には幸運が訪れるっていう言い伝えがある。全然悪い奴じゃないぞ。むしろマリアは幸運ってことだ」

 

「そう、なんだ。じゃあ悪いことしたかな…。怖がっちゃったし遊んであげればよかったかも」

 

 まあ、いきなり自分が泊まってる部屋に知らない子供がいたら誰だってビビるだろう。

 それにしたって座敷わらしと出会うなんて、なんて幸運…。

 

「私、座敷わらしじゃないよ」

 

「違うのかよ」

 

 とりあえず、盛り塩作って置いといた。

 

 

 

 

 あとは特に語ることもなくお土産を買って我が家に帰る頃には夕方。明るいうちに帰れてよかった。

 それにしても幽霊少女で思い出したが最近セレナがとんと顔を見せなくなった。

 …土産でも渡してくるか。

 

「マリア。少し出る」

 

「帰ってきたばかりなのに?」

 

「ああ、ちょっとな。疲れてるだろうから夕飯は出前でも取ろう」

 

 そうして温泉饅頭片手にセレナの眠る墓所へ。

 すると、セレナの墓石の後ろに倒れた人の足が見えた。急いで駆け寄るとセレナが力なく倒れていて…。抱き抱えて名前を呼び掛けた。

 

「おい、どうしたセレナ。おい!」

 

「あ…千鶴義兄さん」

 

 意識はあったがひどく弱い。

 一体、どうしたっていうんだ…。

 

「あはは…私、マリア姉さんが幸せそうにしてるところ見たらもういいかなって…。もう、成仏しなきゃ…」

 

「…まだ、始まったばかりだぞ。まだまだこれからマリアをもっと幸せにしてやる予定なんだ。まだお前が満足するような時じゃない…。だから…逝くな!」

 

「千鶴義兄さんがそこまで言うならきっとそうなんでしょうね…。だけど、もう…。生まれ変われるなら、マリア姉さんと千鶴義兄さんの子供になれたらいいな…」

 

 そう言って、セレナは目を静かに閉じて…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい。いつになったら成仏するんだ」

 

「…てへ」

 

 こいつ…!

 

「ドッキリ大成功!あ、それお供え物ですか!ありがとうございます!」

 

「人を騙す奴にはやらん」

 

「そうは言っても千鶴義兄さんにだって責任あるんですよ。しばらく私を放置して…」

 

 てっきり、二人っきりの新婚生活を送れるように気を遣ってくれているのかと思っていた。だがこの悪霊はそんなこと考えていなかったらしい。

 とりあえず悪霊退散の意味も込めて温泉饅頭を食べた。美味い。

 

「あー!私の温泉饅頭が!」

 

「やったって食えんだろう」

 

 そして最後の一口を頬張り完食した。

 

「こうなったら悪霊軍団を送り込んでひどい目にあわせて…」

 

「悪いが対霊処置は施してある。俺の部下が準備してくれたが確か…結界二十四層、魔力炉三機、猟犬代わりの悪霊、魍魎数十体、無数のトラップ、廊下は一部異界化しているらしい。部下曰く完璧な対霊要塞だとかなんとか」

 

「無理ゲー過ぎる!?どうしてそこまで過剰防衛するんですか!前に引っ越したって聞いて行ってみたらマンションに近付いただけで滅せられそうになったのはそういうことですか!」

 

 ふむ…確かに少々過剰防衛だったかもしれない。セレナぐらいは入れるようにしておいてやるか。

 

「はあ…馬鹿馬鹿しくなってきた。帰る」

 

「あ…はい。それじゃあ…」

 

「…別に遠慮なんてせずにいつでも来い。話し相手ぐらいにはなってやる。いや、話し相手にはなってやる。それ以外はダメだ。なにされるか分からん」

 

 それだけ言い残して墓所を去った。

 あとで、旅行の土産話くらいは聞かせてやるか…。




オマケ

「エルフナイン。旅行土産を渡しにきた…眠そうだな」

「あ、ありがとうございます。大丈夫、ボクは眠くありません!」

「そうは言ってもな…ガムやる。眠気飛ばしにはなるから仕事中は仕事しろ。終わったら寝ろよ」

「あはは…ありがとうございます。いただきます…。美味しいガムですねこれ!」

「ッ!?エルフナイン、鏡で自分の舌を見てみろ」つ鏡

「? なんです…えぇぇぇ!!??!!し、舌が青く…」

「そう言えば聞いたことがある。あまりに寝なさすぎると舌が青くなってやがて全身が青く染まってしまうという奇病…。青べー病だ」
 
「ぜ、全身が青く…どうすれば治るんですかッ!?」

「寝る。それだけだ」

「そ、それだけでいいんですか?」

「ああ。これまでの睡眠不足がたたって起こるからな。これまでの睡眠不足を補うほどの睡眠が必要だ。そういえば司令がエルフナインの有給が溜まり過ぎていると言っていたな。最近は暇だし、有給取ったらどうだ?」

「…分かりました。病気療養のためにボクは休みますッ!」

「よし、それじゃあ申請しといてやるからさっさと帰れ」

「え、あ、いや…」

「帰った帰った」

「えっと、じゃあお願いします…」

「…よし、帰ったか。司令、無事にエルフナインを帰らせ有給を消化させることに成功しました。これでホワイト職場計画の鬼門を突破です」

『ご苦労だった。ところで、どうやって帰らせたんだ?』

「…それは秘密です」

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