煽ってないと死んでしまう人(笑)が英霊と仲良くする物語   作:聖籠

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はい、前回で特異点Fは終わったわけですが所長は自分の死を知りませんがそのまま退場です。


後日談

レイシフト先から戻ってきた琉達だったが立香は初めてのレイシフトのせいか昏睡しているようだ。1、2時間目もあれば目が覚めるようだ。

 

「みんな、お疲れ様。戻ってきて悪いんだけど悲しい話があるんだ。」

 

「なんだ。ドクター」

 

「話す前に起き上がろうか?琉くん?」

 

「無理ぽ」

 

ドクターの視線の先には床にうつ伏せでいる。琉の姿が。精霊憑依を使ったことでほとんど魔力が残っておらず動けずにいる。

 

「よし、沖田さんかマシュ魔力すっからかんだから支えてくんね?お姫様抱っこでも可」

 

「マスター。それはいいですけど私消えちゃったりしませんよね?魔力無いんですよね?」

 

「いや、沖田さんが残っていられるだけの魔力は予め残しておいた。だから頼む支えてくれ」

 

琉が沖田さんにそう頼むと沖田さんは肩を貸してくれた。

「よし、それじゃあさっき言ってた話だけど実は所長が亡くなったんだ」

 

「所長が…」

 

レイシフトに行っていた琉達はその話を聞いた瞬間目に見えるほど落ち込んだ。

 

「ドクター。死因は?」

 

「爆発による死亡だよ。」

 

聞くところによると所長は1番爆発の近いところにおり、爆発に巻き込まれて即死だったらしい。

 

「そうですか…いつも色々言ってきてたけどいい人だったな。落ち着いたらお墓作ってあげたいな」

 

「よし!この話はここで終わり。また立香ちゃんが起きたら連絡するから部屋で休んでおいで」

 

ドクターが手を叩きそう言ってきたので立香が起きるまで休ませてもらうことにした。

 

「じゃあ、沖田さん頼んだ。」

 

「任せてください!」

 

沖田さんに連れて行ってもらい部屋に戻りベットに横になった。

 

「落ち着いたことだし改めて自己紹介といきますか」

 

「いいですね!」

 

「まずは俺から。名前は星野 琉。どこにでもいる一般魔術師だ。得意なことはゲーム、煽り。使用魔術は操作、能力創造、精霊憑依。これからよろしく」

 

「次は沖田さんですね。名前は沖田総司。クラスはセイバーなんですが…ちょーっと他のセイバーの人達より耐久と対魔力が低めです。あと注意点として動きすぎる病弱のせいで吐血します。」

 

「生前の病と民衆の抱いた心象のせいで病弱として引き継がれのが痛いな。スキルとして着いてるからどう頑張っても剥がせないしな…」

 

お互いのことについて話し合ってるとドクターから電話が入り立香ちゃんが起きたらしいので今後のことについて話すらしい。部屋に着くとドクターとダ・ヴィンチちゃんが話し始めた。今後の目標としては歪んだ過去を直せば人類を救うことが出来るらしい。

 

「なるへそ。わかったやるよ。ていうかやるしかなくね?」

 

「それで今の戦力じゃ心もとないから英霊召喚しようか。今回は3回ずつ挑戦してもらうよ 」

 

「3回チャンスが…頑張ります!」

 

「はぁ、またあのガチャガチャか…概念礼装だけって言うのは勘弁して欲しいな。」

 

召喚するために部屋を移動し、立香ちゃんから召喚を始めた。

 

一回目

 

「よう。サーヴァント・ランサー、召喚に応じ参上した。ま、気楽にやろうやマスター!」

 

「あ、クーフーリンさんだ!よろしく!」

 

「嬢ちゃんか!本当に呼ばれるなんてな。こっちこそよろしくな」

 

2回目

 

「サーヴァント・アーチャー。召喚に応じ参上した」

 

「まさか…激辛麻婆豆腐を投げた時の被害者が来るなんて。まあよろしく(^ω^)ニコニコ」

 

「なんだその腹立たしい笑顔は…まあ召喚されたからにはきちんとやるさ。よろしく頼む」

 

3回目

 

凛のペンダント

「わあ。綺麗」

 

「私はそのペンダントを知っている。ある一族が魔力を込め続けてきた宝石だ。実物化出来たなら魔術師にとっては素晴らしい力になるだろう。」

 

「次は俺の番か」

 

一回目

 

「──召喚に応じ参上した。

貴様が私のマスターというヤツか?」

 

「あ、初めまして」

 

「初めましてと言いたいところだかあの時の言葉は覚えているな?」

 

「いや、覚えてないです。そもそも味方になったので許してくだい。お願いします。」

 

2回目

 

「──問おう。貴方が私のマスターか」

 

「はい、あなたのマスターです。よろしくお願いします」

 

3回目

 

愛の霊薬

 

「どれどれ…うわ効果えげつな。」

 

「どんな効果だったんですか?」

 

「沖田さんの病弱が治る。と言うのは冗談でサーヴァントでも抗えない惚れ薬だって。いる?」

 

「いりません。それこそ敵に厄介なサーヴァントがいたら飲ませればいいじゃないですか。」

 

「パチン(* '-^) ⌒。天才」

こうして各自召喚は終わったのだが…

「なあドクター。俺のところだけなんかバランスおかしくね?全員セイバーかつ顔がほとんど同じなんだけど」

「いや、僕に言われても」




読んでいただきありがとうございました。
久しぶりに書きました。まじで。すいません。

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