本当に嬉しいです!
これからも楽しんでもらえるような作品を描いていきたいと思ってます!
よろしくお願いします!
それではどーぞー!
会議があった日から2日後、シオンはグレンからの命令で原宿に向かっている
「ねーシオン?任務ってどんなことやるの?さっきから歩いてばっかよー?」
ヒメはずっと崩壊した街中を歩いているからか、退屈なようでぐずり始めた
「確かここら辺をうろついてる吸血鬼の始末だっけ?初任務にしてはいいのもらったね」
クロは任務の内容を、確認も兼ねて言っていて少し楽しそうにしている。
しばらくすると、目的地付近に着いた。
おそらく交差点だったんだろう広い場所で辺りを見回す
すると上からヨハネの四騎士が飛んできた。
だが、シオンはそれには目もくれずに、こっちに複数の気配が向かってくるのを感じた。
シオンが気配を察知したと同時にヨハネの四騎士は、ヒメによって空中で一瞬のうちにバラバラにされた。返り血はクロが影を傘のように作ることで防いだ。
「こんな雑魚じゃ暇つぶしにもならないわよー!」
「バラすのはいいけどこっちのことも考えてよヒメ。僕が影使わなかったら、僕とシオンは今頃汚れまみれだ。」
「クロを信用しての行動よ!だからクロ、ありがと!」
「も〜そんなこと言われたらやるしかないじゃん。」
「…2人とも吸血鬼が来るぞ」
シオンは2人の戯れ合いを見つつ、もう近くまで来てる気配に戦闘態勢をするよう言う
「こんなところにガキが3人とはついてるな!」
上から吸血鬼が5人来て、そのうちの1人は獲物がいたことに嬉しいのか舌舐めずりした。
「おいお前ら。殺されたくなければ大人しく言うことを聞け。」
もう1人の冷静そうな吸血鬼がそう言うと、クロとヒメはお互いに顔を合わせると笑い出した。
「アハハ殺されたくなければだってー!断ったらどうやって殺すのか興味があるわ!ね、クロ?」
「フフフ、ヒメそんな笑ったらかわいそうだよ?
でも確かに殺されちゃうならその前にやらないとね、僕まだ死にたくないし。」
(これ俺がやる前に終わっちゃうパターンじゃ…)
シオンがそう思っていると吸血鬼が
「吸血鬼をバカにするとはいい度胸だ、お前らを殺した後、その血をもらってやる!」
と言って5人とも襲いかかってきた。
シオンは現在丸腰なため、一般武器だけでももっとけばよかったなと後悔していた。
そして5分もしないうちにクロとヒメは吸血鬼達を殲滅した。
「凄い弱かったけど、たくさん動いて楽しかったわ!
けど、少し身体が重く感じるわね、なんでかしら?」
「それは多分、僕たちが具現化だけじゃなく力も使っちゃったからじゃないかな?というわけでシオン、帰りは1人だけどごめんね」
クロがそう言うとヒメも「後でお礼するわ!」と、言って2人ともそれぞれの装備の形になった
「2人とも今度から戦闘は避けろよ、俺も戦いたいんだから」
『『はぁ〜い』』
2人は少し適当に返事をすると、シオンが今日の晩飯減量の話を持ち出したら全力で謝った。
そのあとヨハネの四騎士と吸血鬼が少数出たが、シオンは2人の力を使うことなく倒していった。
街が近くなってきたのでヒメとクロが元の姿に戻る。
すると前方に人影が6人あることに気付き、その気配が見知った人物であることがわかった。
「よー奇遇じゃねえか、任務は終わったのか?随分早いご帰還だが…」
「何が奇遇だよ待ち伏せしてたくせに。任務はあらかた終わったよ、吸血鬼の数も少なかったし。んで、グレンは隊全員を連れてなんの用?」
シオンは何か嫌な予感がした。
「丁度いいからな、今から試験でもしようと思ってな。」
「…なんでいつもめんどくさいことを」ボソッ
シオンは予感が当たってしまったことにショックを受けながらも、ヒメとクロを見ると2人はやる気満々な感じだった
(…はぁーなんかもうめんどくさいキャラが染み付いてる気がする…。でも経験は積めるかも)
シオンは覚悟する。
ちょっと終わり方がスッキリしないと思いますがすいません!
そしてこの訓練が終わったら少し三葉と絡みを入れたらクローリー戦に入りたいと思います!
私自身原作の方に早く入りたいのでそっから少し細かく書いていこうと思います!
それではこれからもよろしくお願いします!