世界を敵に回しても   作:はすきるりん

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今回は3回に分けて話をわけたいと思います!
戦闘描写多いので文字数が…
と言うわけなので分けました!読みにくかったらすいません!
今後もそうしようかと思ってるのでもし見にくかったらアドバイスがあったら感想などで言って下さい!

それではよろしくどーぞ!



13話 (中)

〜前回の続き〜

 

 

「ちなみになんで試験なの?」

 

「こいつらはお前の上司にあたる。だからお前らの能力を知っておく必要があるからな。それにこいつらもお前の力を知りたがってるしな、だったらいっそやり合ったほうが早い。」

 

「…理由は分かったけどそれだけじゃないだろ?」

シオンはそう言うと端っこにいる深夜を見る。

 

「アハハ〜君は鋭いね。まぁ君の想像通りだよ、僕はお義父様から君の実力を見てこいって言われててね。それでグレンに協力してもらったの、ねーグレン?」

 

「ハァ…まぁそーゆーことだ。だからお前も全力でやれよ、これからの任務の内容もこの結果で少し考えるからな」

グレンは深夜の絡みにめんどくさそうにスルーするもシオンが手を抜かないように説明する。

 

「そんな事情があるなら手は抜かないけど…。いいの?確実に勝つけど。」

 

「生意気言うんじゃねえよ。…って言いたいとこだがちょっと俺も不安なんでこっちもガチで行くぞ。いいなーお前ら?」

グレンは他の者たちに聞くと美十が口を開く

 

「ちょっと待って!もしかして6対3でやるき?それなのにこっちが負けるかもってどうゆうことよ?」

 

「美十ちゃんの言う通りだぜ?それはちょっとばかしやりすぎなんじゃえか?」

 

「グレン様あの…私も2人の意見に同じです」

 

美十に続いて五士と小百合も反対する。

それに返事をしたのはグレンではなく深夜だった。

 

「3人の言いたいこともわかるけどまぁやってみればすぐにわかるよ。グレンや僕が考えてることがね。」

 

「そーゆーことでさっさとやるぞ。お前らもいいな?」

 

グレンはシオンたちに聞くと

「いーよ」「いつでも構わないわよ!」「僕も大丈夫!さっさとやろ!」

 

3人が返事を聞くとグレンたちは陣形につく。

 

「…?グレン様なにか妙です。」

「ええ、あの子たち鬼呪装備は出さないのかしら?」

 

時雨と美十はシオンたちを見て当たり前の疑問が出た。

シオンたちは3人で何か話している。

「ねぇグレン、僕の予想が正しければこれ本番前に終わる可能性もあるよね?」

 

「分かってんなら集中しろ。大口叩いといてウォーミングアップにもならなかったってなったらあいつにバカにされる。」

 

「?あのグレン様も深夜様も一体なにを…」

小百合が2人の会話に疑問を持ち聞いてみるとシオンたちが動いた

 

「ハァ〜…それでいいけど3分終わったら大人しく代われよ」

 

「「ありがとシオン!それじゃいただくわ!(いただくね)」」

 

「「「「…‼︎」」」」

グレンと深夜以外の4人は今目の前の光景に驚きを隠さないでいた。

なぜならシオンと同じ隊の少女2人がシオンを間にして彼の首にかぶりつき血を吸っているからだ。

(やっぱりそーゆー感じだよね)

(んじゃやるか、力を貸せ真昼…)

 

「それじゃ2分だけしかないから早く行くわよー!」

「アァ…やっぱりシオンの血ってくせになるわぁ///」

ヒメは口の周りをぺろっと舐めるとやる気満々に意気込んだ

クロはシオンの血に少し興奮しているのか頬を赤くしながら口調が変わってる

 

「あの子たち鬼だったの!?」

美十が2人の正体に驚く。

ヒメは「let's go!」と言ってから一瞬で美十の前に来た。

「はやっ…!」ヒメは回し蹴りをするも美十は直感でなんとかガードをする。

時雨はクナイを操ってヒメを攻撃するがヒメはそれをバク転で回避するとその先に小百合が回り込み呪符でてきた刀で追撃するも逆立ちのタイミングで身軽に上に飛んだ。

 

「あはっ♪人間得意の連携ってやつかしら!いいわよあなたたち、吸血鬼たちよりも全然楽しいわ!」

 

五士はその間に幻術を展開する。

 

「あら!急にドラゴンが出てきたわ!私一回はドラゴンを触ってみたかったの!」

ヒメはそう言うと自分を食べようと口を開いて突っ込んできたドラゴンを体を捻って回避して眉間を殴った。するとドラゴンは煙になって消えた

五士は「マジかよ‼︎」と驚いているとヒメがドラゴンの正体に気付く。

 

「もしかして幻術かしら?初めてかけられたわ!ってことはあなたが術者ね!」

ヒメは五士の存在を確認してからスタッっと着地する。

 

一方クロとグレン、深夜ペアは刀で打ち合っていた。

時折深夜が白虎丸で不意打ちするが全てクロに斬られている。

 

「さすが黒鬼って感じか、やっぱつえーなお前」

 

「あら?それは嬉しいねありがと。君も中々強いと思うよ?」

 

「白虎丸どんどんやっちゃって良いよ〜…ズドン」

深夜は白虎丸を3方向に撃った

「もうそれ芸がないから飽きたよ…」

そう言うとクロは一瞬でグレンもろとも白虎丸を斬撃で吹き飛ばした。

 

「おいおいこれ2分持つのかよ…。あっちも4人がかりでもキツそうだしな。

五士!俺たちの姿を隠せ!そいつらへの幻術は効かないんだったらこっちを優位に立たせる!」

 

「了解!任せとけ!」

そう言うとグレン達が5人ずつ増えた。

 

「たくさん増えたわ!もしかして15人相手できるんじゃないかしら!良いわね、そう言うのだ〜い好きよ!」

ヒメはあまり幻術のことは考えてないのかうれしそうにしている

 

「ヒメ相手に人数を増やす行為はむしろやる気を上げるだけだよ。そして僕も視覚を奪われた程度じゃ止められない。」

そう言うとクロは目を瞑った。

深夜は白虎丸を3体撃ったが幻術の効果で15体になっている。本物は3体だが気配は15体なので常人なら見分けがつかないだろう。

だがクロは目を瞑りながらも本物3体を的確に切っていた。

 

「殺気の質が違うんだよ。僕たちを侵すぐらいの力だから凄いと思うけど所詮は幻だね。」

 

グレンも5人で斬り込むが、双剣に持ち替えたクロはわざわざ5人まとめて相手している。所詮遊んでいるのである。

 

「おいおい…流石にそれは引くぞ。」

 

「そりゃ僕は強いからこんぐらいは当たり前じゃない?それにもうそろそろ時間だからね、ちょっとでも遊びの要素を増やしたいんだよ。」

余裕そうな顔でクロは言った。

鍔迫り合いをしている最中、クロがヒメ達の方を見ろと顎でくいっとしたのでグレンはそっちの方をみるとその光景に目を見開いた

ヒメは5人の時雨によるクナイの雨を的確に避けながら合わせて10人いる美十と小百合の攻撃を手足で応戦していた。

 

「アハハ見て分かる通りヒメも十分にバケモノなんだよ。」

 

「そんなバケモノのお前らはなんでシオンに従う?」

 

「まぁ単に一目惚れってのもあるんだけど他にも沢山あるんだよね…まぁでも最近のことで言うと彼がある日寝言で僕とヒメのことを大切だと言ってくれてね。彼にとっての大切がどんななのかは過去を見て知ってるから余計に嬉しくなってね。そっから僕らは思ったんだよ。どんなことがあっても、この先どんなやつがこの子を否定しても僕たちは一生この子の側にいようって。それにね…」

グレンが「どした?」と聞くとクロはその綺麗に整った口元をニヤッと上げて

「シオンは近い未来僕たちの力を完璧に使いこなす。そしていつかあの子の中にいるものも…」

クロは後半に連れて少し声が小さくなったがグレンはそれをちゃんと聴き取った

「!…やっぱりお前らはあれがなんなのか知ってんのか⁈あれは一体…」

 

「クロ!ヒメ!時間だよ」

 

「時間が来ちゃったからこの話はおしまい、ごめんねー」

グレンはクロに訊こうとしたが時間が来た知らせに邪魔されて聞けなかった。

クロは舌を出して可愛く謝りながらもまたねーと言ってシオンの隣に行く。

ヒメも満足したのか「楽しかったわ!またやりましょ!」と言ってクロと同じくシオンの隣に移動した。

 

「楽しそうで良かったね。あと約束通り能力使わないでくれてありがと」

 

「シオンがお礼なんて珍しい!クロこれは明日台風でも来るかもしれないわ!」

「いや!もしかしたら今日はシオンの機嫌がいいからご飯がご馳走になるかもしれない…」

 

(俺そんなお礼とか言ってないっけ?)とこれまでの過去を振り返ろうとして我に戻り2人の頭を軽く殴った。2人とも痛い!と言ったがすぐに治ったのかまた調子づく

 

「ご飯とかは後で決めるから今はとりあえずやるよ」

シオンがそう言うと

「「ええ!(はいはい)任せて!」」

と2人は返事するとヒメは足元から金の模様が出てくると模様が足元から頭へと通っていくとヒメは金色の指輪になった

対してクロは自分の影が花のように広がると、クロを包み込み形を変えると刀になった。

シオンは左中指に指輪をはめて右手で刀を持つ

 

「…よし先輩たち、本番よろしくお願いしますね。」




最後はヒメちゃんとクロちゃんのどんな感じで鬼呪装備に変わるんだろうかってのを想像しました!これからも変身しますがこんな感じに2人とも変わるんですよーってのをイメージしてもらえたらなって思います!

それでは次回シオン君のチート力出します!
シオン君の武勇をカッコよく描けるように頑張りますのでよろしくお願いします!

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