本当にありがとうございます!
今回は少し日常?的な部分を描きました!
切りを良くしたかったのでw
それではどーぞー!
「おいシノア!なんで今のタイミングで避けるんだ!」
「いやぁ〜、やっぱりあそこで避けなきゃ…私は今頃ここにはいなかったでしょう…」
「そのせいで私がやられたんだ!」
「みっちゃんそんな眉間にシワを寄せてたら、可愛い顔に痕がついちゃうぜ!」
「シィィィノォォアァァァ!」「あはは〜みっちゃん怖〜い♡」
「…なにやってんのあの2人は…」
シノアと三葉の戯れ合いを呆れ顔になりながら見るシオン
そして2人の様子に「ねぇクロ!私たちも混ざりましょ!」「僕は今はパスするよ、ヒメだけでも行ってきな〜」と、ヒメは2人の遊びとは言えない遊びに参加し、クロはグデ〜と縁側でダラけていた。
今日は三葉とシノアに任務はなく、三宮家の離れにある空き家でシオンに特訓してもらっている。
シオンが退院してから週に数回、空いている日はこうやってみんなで集まり特訓などをしている。
「なぁクロ、俺が感情を出しやすくなってるのって防衛戦の時がきっかけか?」
シオンは縁側にいるクロの隣に座ると、己の感情制御が前と変わってきてることに違和感を感じているのか、少しモヤッとしたながらも聞いた。
「まぁ間違いなく関わってると思うよ。あの時君は、心を欲望に呑まれて鬼になった。僕たちに違和感はなかったけど、君は無意識のうちに僕たちから力を吸い取ってたみたいだね。
普通は違和感がないってのはおかしいんだけど。
とりあえず君は心の枷が前は少し縛りすぎていたのが、今は程よくなってるから当分は慣れないかもだけど、ゆっくり適応していけばいいと思うよ。」
クロはシオンの膝の上に頭を乗せると、シオンの頭に手を伸ばしくしゃくしゃっと少し雑に撫でた。
シオンは少し擽ったそうに目を瞑るも、気持ちよさそうに少し笑顔になる。
その今までにない反応にクロはキュンキュンしていた
(何この反応!めっちゃくちゃ可愛いじゃない!?前のクールな感じも好きだったけどこっちはこっちでギャップ萌えってやつかしら!?凄い、凄いわ!この表情ちょっと癖になりそう!最中とはまた違った可愛さが〜///)
キュンキュンが通り過ぎて興奮のあまり今回も口調が変わっていた。
ずっと頭を撫でられているシオンはふと時計を見た。
「…そーいえばもーすぐ昼だけどクロ達は?」
シオン達は普通に昼ごはんを作る(人間女子組は料理が壊滅的なのでシオン担当)のだが、クロとヒメは時には料理又はシオンの血をもらっていた
「コホンッ、僕は今日はどっちも欲しいんだけどいいかな?」
クロは落ち着きを取り戻し、料理と血を両方もらえるか可愛くアピールすることを忘れることなくおねだりする
「俺はいいよ、ヒメにも聞かなきゃ」
全くクロのアピールは効いていないが、了承するとヒメにもどうするか聞いた。
「私もそれがいいわ〜!」とヒメが元気よく挨拶したところでシオンは厨房に向かっていった。
「はあ〜!楽しかったわ!やっぱり遊ぶのは最高ね!」
「最終的的にヒメさんが追いかけてましたけどね…」
「ほんとだな。流石は鬼、鬼ごっこは得意なんだな」
三葉の発言に場の時が止まり、ヒュ〜と冷たい風が吹いた。
三葉はプルプルと体が震え、恥ずかしさで顔が真っ赤になり若干目が潤んで来ていた
「三葉ってたまにそーゆーの言うけど当たりって5割切ってるよね」
「…もう私絶対言わないからな⁉︎今回で最後だからな!」
「あら?私は三葉のダジャレ好きよ!発想力が私には真似できないもの!」
「いや〜みっちゃん見事にクロさんからもヒメさんからも馬鹿にされてますね〜。確かに私もそのみっちゃんの素晴らしい発想力はとても真似できませんよ!」
「とりあえずシノアはしばくとして、2人も1発はぶん殴ってやる!」
とこれが彼女達の一連の流れになってきている
シノアは数回
「それにしてもシオンもやるね〜。命令だからだとしても許婚がもう1人増えるなんてね。」
「私も最初は驚きはしたものの、よくよく考えてみればまぁ納得だな。シノアには悪いが柊家はそーゆー組織だからな。」
「みっちゃん、私は気にしてませんよ?
特別自分の家が好きってわけでもないので。
でも私も結構驚きはしたんですよ?
まさか相手があの神童様で既にお相手はいる、しかもそれがみっちゃんと黒鬼2人なんですから!」
「私は2人のこと好きよ!とっても楽しいし、シオンのこと大切にしてるってわかるもの!
できればこれからも一緒にいて遊びたいわ!ね、クロ!」
ヒメの言葉に「僕もヒメに同意見だよ。」ニコッと微笑み答えるクロ、会って間もないのに、もう仲も良くなり、まるでその絡みをずっとしてきたかのような収まりが4人の間にあった。
「でもほんとシオンは人気者だよね。僕が知ってる中でもあと数名はシオンのこと好きな子いるんだよね…」
「まあ、あいつは実際人気だからな。ルックス良し、実力良しって完璧だ。
それにあいつは自覚はないだろうが、さりげな〜く優しいからな…」
「確かにみっちゃんの言う通り、シオンさんは全て兼ね備えてますね〜。
最近は優しさに磨きがかかってますし…」
「「「はぁ〜…」」」と3人はため息をすると、ヒメはその様子を見て頭に?マークがたくさん浮いているのが3人はわかり、クスクスと笑っていた。
しばらくすると厨房の方からご飯の良い匂いがして4人がその匂いに吸い寄せられ向かうと、テーブルの上には美味しそうなおかずが沢山あった。
この短時間でどーやってこんなに…⁉︎
と、料理下手な三葉とシノアはいつも不思議に思っていて、何回か今後の参考にと作るところを見させてもらったが、2人からしたら魔法じみたシオンの手際に2人は((あ、無理だ))と諦めた。
「よーシオンいるか〜
…ってなんだお前ら、リアルおままごとでもやってんのか?」
5人が食事を始めようとするタイミングでグレンが三宮邸に訪れていた。
グレンは「まぁいいか、俺も少しもらうぞー」と手慣れた手つきでご飯をよそって席につき誰よりも早く食べ始めていた
「凄い当たり前のように食べますが中佐、もしかして常習犯ですね?」
「グレンは週に2、3回はここで昼食べてるよ。ついでに僕とヒメ達のデータを取りながらではあるけどね」
「まぁ…モグモグタイミングがモグモグいいしな。それに仕事の話もついでにできる。」
グレンはご飯を頬張りながら、胸元から手紙を出しシオンに差し出した
「簡単な討伐任務だ。海老名サービスエリア付近にヨハネが増えてきた。定期的に討伐しなくちゃいけないから明日行ってくれ」
グレンの説明にシオンは「了解」と、言うとその手紙をしまい食事を再開する。
任務と聞いてヒメとクロははしゃいぎそれにシノアも便乗し、3人を三葉が
注意する。
「…これが日常か?」
グレンはこの騒がしさに苦笑しながらシオンに問い、シオンは「まぁ割とこんな感じ」と言うと「お前の家族は個性が強いな」と少し哀れみの目をむけた。
「…お前もそれの1人だけどな」
シオンはさも当たり前のように言いご飯を食べているが、グレンはその言葉に目を見開いていた。
「…お前やっぱ変わったな」
「それもこれも、大体はここにいる奴らのおかげだけどね」
「フッ…一丁前に生意気なこと言うな」
グレンはシオンの頭をわしゃわしゃと荒く撫でる
シオンはグレンの顔を見るとグレンの口角は微かに上がっているのが見えた。
「グレン…もし何かに耐えられなくなったら遠慮なく言えよ。
お前は1人で我慢しすぎるからな」
「…わーったよそん時は頼りにさせて貰う」
シオンはその言葉を聞いて内心嬉しく思った。
(俺はもっと強くなろう、俺を導いてくれたグレンのためにも
…幸せで大切なこの日常を。
…そしていつかこの幸せにクルル…君も一緒になれるように。
俺はそのために誰にも負けないぐらい強くなろう)
シオンは自分の夢(欲)を叶えるために改めて覚悟を決めた
4人が絡むとこんな感じかな〜ってのを想像して描きました!
シオン君はそんなやりとりを眺めてるのかなってw
えー次回からやっとやっと!原作と絡まれます!
少しシオン君達の絡みが少なくなります!
原作をちょっとでも思い出して貰いながら読んでもらいたいので挑戦してみたいと思います!
それでは今後ともどうぞよろしくお願いします!
感想なども気軽に書いていって下さ〜い!w