東京 渋谷
【日本帝鬼軍ー本部】
「グ〜、グ〜」
うるさ…凄いうるさいんだけど。誰かこのバカ早く起こせよ。
「おい一瀬グレン」.
「んぁ?ああクソ長ぇ会議は終わったか?」
バカが起きた、まぁ眠たくなるのもわかるけどな。
これクソつまんない話しかしないし、分家だなんだと呼んだいては邪険に扱うしで居心地悪いからな
「その態度はなんだ…一瀬家の分際で…」
そう蔑むのは日本帝鬼軍の元帥 柊天利、シノアを使って俺を養子に迎え入れた男。そんな言うなら呼ばなきゃいいのにとはめんどくさくなるから言わない
「これは柊天理様、失礼致しました。なんせひどく退屈だったもので」
そして負けず嫌いのバカグレンは更に天利が怒りそうなことを言った。
本当にめんどくさいんだけど…
「まぁまぁ彼の態度はいつものことでしょう」
そうグレンを庇うのはグレンと子供の時からの付き合いの柊深夜少将。
一応俺の兄に当たる。
時たま接触しては軽く言葉を交わす程度には関係がある。
そんな深夜の助けも無視してグレンは会議をさぼろうとし、深夜も少し呆れていた。
「ならさっさと消えろよクズ」
口も悪ければ見た目もガラの悪い男、柊征志郎少将。父親の権力に甘えているイメージしかないし嫌いなんだよなこいつ
だからだろうか「うるせぇよ」ボソッと呟いてしまった。
それをちゃんと聞こえていた征志郎は「おい!クソガキてめぇなんつった!?」と俺の方を向いて怒鳴ってきた。
「お前の声が騒がしいからうるさいって言ったんだよ、そんぐらい分かれよ」
「いい気になってんじゃねえぞシオン!養子のお前も分家とは変わらねえんだからな!なんだったら今すぐにそのスカした面壊してやっても良いんだぜ?」
「…それも良いな、あんた相手なら鬼呪を使わなくても済むし、やってみたい動きもあるから練習台になってよ」
すぐ頭に血が上るのは弱い証拠なんだよバーカ。この会議も終わらせたいし早く来いよ
「上等だよガキ!あとで泣いて詫びても遅いからな!?ぶっ殺してやるよ‼︎」
よし釣れたな、んじゃ殺り合おうかな。…あ〜、もう無理だな。
「誰が誰をぶっ殺すのかしら?少将って地位をもらっているのなら自分と相手の力量差ぐらい測れたほうがいいわよ?じゃなきゃ命がいくつあっても足りないわ!」
「流石に僕も我慢の限界だ。お前は実力は若輩なのに態度だけは達者だからね、ここらで少し立場を改めようか。どちらが上なのかちゃんとね」
いつのまにかヒメとクロは具現化して、クロは征志郎の首に手を添えて、ヒメは征志郎の周りに金模様を出して、机の前に座っていた。
初めに言っとけばよかった…これじゃもう遅いか
征志郎も身動き取れないで少し冷や汗出してるし終わりか
「そこまでにしろ征志郎、シオン。一瀬グレンも今日は帰れ」
柊天利が止めたので俺もヒメとクロをやめるように言い、二人はしぶしぶ鬼呪
に戻った。
「だから帰るっつってんだろ」
グレンはだるそうに会議室を出て行った。
「んじゃ俺も出ていいですかね?分家と同じなら俺もめんどくさいので帰りたいんですけど…。」
「お前はダメだ、これから新宿防衛作戦を始めるからな。お前もそれに参加する以上残ってろ」.
今まで口を開かなかった柊暮人の第一声がそれかよ
どうせいつも通り駒扱いだろうから変わんねえだろ
「…はいはい、それじゃすぐ始めて早く終わらせよ」
それからシオンはちゃんと最後まで会議に出ていたが内容は大体予想通りだったので(今度からは絶対会議なんか無視しよ)と決めたのであった
後日グレンが研修教室に通う生徒たちから黒鬼契約者を三人出したことを知ったシオンはどこか胸騒ぎがした。
(防衛線があるからといって三人も黒鬼装備を作るってことは何かあるな…
まぁ例えなにが敵でも俺の大切なものは壊させない、そのために強くなったんだからな)
シオンはギュッと拳に力を込めた、その手からは血が出ていた。
おまけ
「ちょっとクロ!シオンが手から血を出しているわ!」
「なんだって!?早く手を舐めるよヒメ!傷が塞がる前に!」
2人はシオンの手を無理やり取ると、急いでペロペロと血を舐め始めていた
2人の舌の感触に少しくすぐったか感じるも
(俺こんなに血を与えてなかったっけ…)と考えていた。
しばらくして三葉が部屋に入って来て、三人の現場を見て怒鳴り散らすのだった。
次はとうとう優君たちと初絡みです!
やっとここまで来れたのが嬉しいです!
それではこれからもよろしくお願いします!