世界を敵に回しても   作:はすきるりん

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更新遅くなってすいません!


25話 鬼はタイクツ

よーお前ら!俺は吸血鬼殲滅部隊の月鬼ノ組に所属した百夜優一郎だ!

俺は今任務のために自分の部隊の集合先についたんだが…なんか知らねえやつがグレンと話してんな?

そーいやメンバーなんだけど、どうやら隊長は散々俺をいじってたシノアだっらしい、他には君月と与一もいる。ここにいるってことはあいつも一緒らしい。

名前は三宮三葉って与一が教えてくれた。

今だにグレンと話していると、その輪にシノアも入って急に戦い始めたんだけど、どうやらでっかい斧の鬼呪装備らしいな。あ、グレンが2人の武器を弾いた

 

「逆らうなよ、これ以上上官の俺に迷惑を掛けんなら、独房に入れてあいつに報告するからな?」

 

グレンが2人に言ったらすぐに大人しくなった。

シノアに仲が悪いのか聞いたらどうやらそうじゃないらしい

 

「むしろ仲はいいですよ?月鬼ノ組にいる同年代の女の子って少ないですし。というか私とみっちゃんは似たもの同士ですしね〜」

 

似たもの同士?あーうるさいとことか確かに似てるな

そんなこと考えてたらグレンが部隊について説明してた

 

「月鬼ノ組は基本5人1チームで動く。5人以下で武装した吸血鬼とぶつかると、殺される可能性があるからな。

まぁそんなこと関係なしの英雄様とかいるけどな。

まぁとりあえず、どんな状況でも決して仲間割れや、単独行動は許さない。

いいか?」

 

グレンの説明が終わるとシノアが俺になんか言ってきたけど俺は無視した

 

「はっ、約束できねえな。目の前に吸血鬼がいたら俺は一人でも…」

 

殺す、そう言おうとしたら、突然三葉に顔を蹴られそうになった。

どうやら三葉は俺のことが嫌いらしい。

ま、別にどうでもいいけどな

 

 

そのあとなんやかんやで、俺らは原宿駅へと向かった

 

「きゃあああ‼︎」

 

原宿駅に着くと1人の少女がヨハネの四騎士に追いかけられていた

俺はすぐに助けに行こうとした、力を手に入れたのに誰かを目の前で死なすのは嫌だったから。

だがそれを三葉が止めた、どうやら敵の出方を見るためらしい

だけど俺はそんなの許せなかった

 

「ふざけんなよてめぇ!ガキ一人救えなくて、何が吸血鬼殲滅部隊だよ‼︎」

 

そう言って助けに行こうとした時、三葉が俺の手を掴んで止めた

 

「ふざけてるのはお前だ!今あの少女を救おうとすれば我々は全滅の可能性も…‼︎」

 

こいつの言いたいこともわかる。仲間の命を優先しないといけないのはわかってる…だけど俺はもう…‼︎

 

「もう誰かを見捨てて生き延びるなんて、絶対嫌なんだよ‼︎」

 

俺は全速力で少女のとこに行くと、仲間の方に投げた。、その時

 

「来やがったか!」

 

上から吸血鬼が3人降って来た

 

俺は1人の剣を受け止めるも、相手の数の方が多くて俺は傷を負った。

やべえ…だけど俺はこんなとこで死ねねえんだよ!

 

「力を貸せ‼︎阿修羅丸‼︎」

 

とっさに阿修羅丸の力を使ったことで距離をとれた。あっぶね…

すぐにヨハネが来るも、与一、君月、三葉が援護してくれた。

だったら俺の相手はこいつらだ‼︎

 

俺は吸血鬼に攻撃するも簡単に躱された

 

「そこまでだ優!全力撤退‼︎」

 

三葉の指示で俺は撤退しようとするも吸血鬼の言葉に反応した

 

「…は、家畜が……逃すわけが……」

 

「あ?てめえ今なんつった?」

 

誰が家畜だ?俺は人間だ!家畜なんかじゃねえ‼︎

 

「優さん!ここは敵陣です!応援を呼ばれる前に」

 

「…わかってるよ、仲間の命が最優先だ」

 

くそ!今すぐこいつらを殺してやりたい…人間が吸血鬼よりも下なんて考えをぶっ壊してやりてえ…!だけど我慢だ、今は撤退して明日あいつらを殺す‼︎」

 

【side out】

 

 

 

 

「ね〜シオン〜、ひーまーよー!」

 

「散々遊んでただろ?」

 

「そーだよヒメ。僕だって遊びたかったのに、1人で全部やっちゃってさ、僕の分も少しは残してくれていいじゃんか」

 

そう言ってクロは道端の石ころをコロコロと蹴っていた。

ヒメはそんなクロに反省の色が見えないが一応謝っていた

そんな3人の後ろにはヨハネの四騎士の死体が10体近く転がっていた

 

「それにしてもあいつら本当にここら周辺通ったのか?倒してなさすぎだろ」

 

シオンは、はぁ〜と大きなため息を吐き出しながらも、周囲を見渡していた

 

「そんな大きなため息が出たら、かなりの量の幸せが逃げたね」

 

クロは意地悪な顔で言うと、それを聞いていたヒメが

 

「それは大変!早くシオンの幸せを捕まえなきゃ!」

 

と言って一生懸命空気を吸い込んでいた。それをクロが華麗にツッコむと、荒廃した街中には似合わない雰囲気が3人を包んでいた。その時だった

「誰か!」「助けてえぇぇ!」

 

2人の少女がヨハネの四騎士に襲われていた

 

(あー罠ね)

 

シオンはそう考えると、一瞬のうちに2人のもとへ行き。抱き抱えた

 

「もう大丈夫だ、お前らは死なない」

 

シオンが泣いている2人を宥めていた、その時後ろからヨハネがシオンを攻撃しようとするも、ヨハネの身体はバラバラに解体された

 

「さあ!やっと楽しいのが来るわよ!」

 

「いや、僕の予想だとヨハネと変わんないと思うけど…それとヒメ、今回は僕が多く貰うからね」

 

それに対してヒメがガーン‼︎と落ち込んでいるがクロはそれを無視する。そんな2人の様子を2人の少女はシオンに抱きつきながらもポカーンと見ていた

 

すると、シオンたちの予想通り吸血鬼が5人上から落ちて来た、

 

「それじゃヒメ、言った通り僕が多く貰うからね」

 

「約束だから仕方ないわ…私は1人で我慢するわよ〜」

 

ヒメは少し涙目になりながらも承諾した。

 

シオンは(こんな落ち込んでるヒメ久しぶりに見るな…そんなに戦いたかったのか)と、半端呆れ顔でヒメを見ていた

 

 

そのあとすぐに戦闘が始めるも、一瞬で終わり、クロたちは渋谷拠点監視哨につくまでの間、ずっと愚痴っていた。

 

 

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