世界を敵に回しても   作:はすきるりん

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少しシオン君がキャラ壊れちゃいます!
まぁ今回だけです!笑
あとタイトルこんな感じにしていこうかなと思います!


それではどうぞ!


26話 シオンとシノア隊

シオン達が助けた2人の女の子の名前は、彩花と鈴音というらしい。

シオン達は、2人を渋谷拠点監視哨に連れて行った。

 

「三宮少将!どうしてここに!?」

 

監視哨にいた衛兵は、本来こんなところにこない階級のシオンが来たことに驚いていた。

 

「この2人を保護してほしいんだ。渋谷からの道中にいてな、頼めるか?

できれば情報も聞いてもらいたいんだが…」

 

「了解しました!英雄様からの依頼、完璧に遂行します!」

 

衛兵はビシッと敬礼してやる気満々に声を張り上げ、少女達を連れていった

 

「お〜頼んだ。…てかその英雄ってやめてほしいんだけど…」

 

シオンがボソボソと言う。そして今更ながら、ヒメとクロがいないことに気付いた。

 

(多分なんか食べ物買いに行ったな、来る道中腹へったって言ってたし…)

 

そんなことを考えていると、風呂上がりだろうか、タオルで髪を拭いている男子3人がシオンを見ていた

 

「なぁあいつって男か女どっちだ?背は高えけど細っこいしな…」

 

「…いやありゃ女だろ?背は俺と同じぐらいだが、明らかに女顔じゃねえか」

 

「ちょ、ちょっと優君!聞こえてたら失礼だよ!君月君も!」

 

(なよなよ君…注意してくれるのは偉いが、ちゃんと聞こえてるからな

ボサボサとピンクメガネはまぁ…仕方ねえか。髪少し切ろうかなぁ)

 

シオンは自身の髪を触りながら軽くため息を吐いた。

※シオンの髪は優よりももう少し伸びている感じ。

 

「でもさっきのやつ英雄って言ってたよな?てことはつえーのかな?」

 

「…わからねえな、鬼呪装備も見えねえから鬼の種類もわからねぇしな…

まぁ興味は少しあるけどな」

 

「なんで2人ともさっきから失礼なの!きこえてたr「おい」…ほら〜!」

 

シオンは女に間違えられるのも、普段は嫌なのだがなんとか我慢していた。

が、徐々に2人の発言に我慢できなくなり3人の元に向かった。

 

「全部聞こえてたんだが…まず最初に言ってやる。俺は男だ!」

 

その発言に3人は「「「ええぇぇぇ〜!」」」と驚いていた。

そのあとも3人の発言に対してシオンが怒っていたら、奥から女2人の声が聞こえてシオンを除く3人はそっち向き優が声をかけた。

 

「おせーよ!なんでシャワーだけでこんな長えんだよ!」

 

「いや〜みっちゃんとあんなことやこんなことをしていたら、遅くなっちゃいました〜」

 

「シノアがふざけているから…!」

 

三葉はシノアを愚痴りながら歩いていくと、優達と一緒にいる人にすぐ気付いた。三葉の後ろをついて来ていたシノアも遅れて気付いた。

 

「よー三葉、シノア。今朝以来だn「シーオーンーさーん!」…おっとと」

 

シノアはすぐにシオンの方へと走って抱きついた。

 

「な、なんでお前がここにいるんだ!任務はどうした!?」

 

「その任務中だ…さっき道中に少女を2人保護したから連れてきたんだよ」

 

三葉の問いかけにシオンは、めんどくさそうに答えて、三葉はその態度にまた怒っていた。

 

「なんだそのだるそーな態度は!」

 

「いや、今日は精神的にきついんだよ…」

 

なおこの話しの最中もシノアはシオンにくっついていた。

三葉はシオンが精神的にきついというのが気になって聞いてみた。

 

「任務が久しぶりで…てのは冗談で、こいつらに女だと間違えられたり、普段慣れてない喧嘩を売られた(・・・・・・・)りしたんで、疲れたんだよ」

 

あるフレーズを聞いた瞬間、三葉とシノアは一斉に優たちを見た

 

「え、優さんたち喧嘩売ったんですか…?」

 

「お、お前らこいつが誰なのか知らないのか?」

 

2人はワナワナと震えながら言った、その言葉に優たちは…

 

「いや知らねえけど?そんな有名なのか?」

 

「いや俺もこんな女男知らねえぞ?」

 

「…すいません僕も…」

 

3人は全然知らんと首を振っていて、優に関してはキョトンとしている。

それにはシノアと三葉も我慢できないようで2人の心の火山は大噴火した。

 

「こいつの名前は三宮シオン、吸血鬼の貴族たちが前に新宿に攻めて来てな。

その時、新宿での防衛戦を当時13歳だったシオンがたった1人で守った、言わば英雄だぞ!」

 

「階級は日本帝鬼軍の中でも上から3番目の“少将”ですよ。鬼

呪装備はみなさんと同じ黒鬼シリーズです、当然皆さんよりも強いですしね〜私達が束になったところで瞬殺できるぐらいには差がありますよ」

 

3人はシノア達の説明を聞いて目を見開いたり、口が開きっぱなしだったりと様々な反応だが驚いていた。

そしてシノアと三葉は一番大事な説明を忘れていなかった。

 

「それとですね…」

「それとだな…」

 

「「こいつ(この人)は、私の旦那だ(です)‼︎」」

 

「「「ええぇぇぇー‼︎」」」

本日2度目の3人の叫びは監視哨中に響いた。

 

「…間違ってはないけど、まだ許嫁な」

シオンの声は誰にも聞こえなかった。

 

「お前らの夫!?お前ら結婚してんのか!?あ、三宮って…てか2人の夫ってどうゆうことだ!?」

 

「お前は少し黙っとけ…

んで三宮って確か良家だろ?てことは政略結婚か?」

 

「君月の言う通りだ。こいつは私と結婚することで養子になった。

んでその後にシノアの家もこいつを養子にしたいってんで、特例で正妻が2人なんだよ。上下関係一切なしのな」

 

「そーゆうことですよ優さん。だから今朝言った、私とみっちゃんは似たもの同士ってことなんですよ〜」

 

するとシノアは再び抱きつき、三葉もシオンの腕に抱きついて来た。

シオンは空いてる方の手で顔を覆うと「だからまだ許嫁だろ…」と深いため息が出た。

 

そのあと風呂上がりの2人がくっついてることで、匂い…とかではなく体温により暑くなったシオンは2人をなんとかどけた。

 

「なあ!お前強いんだったら俺と戦ってくれよ!俺お前の力が知りたい!」

 

優は目をキラキラさせながらシオンをまっすぐ見た。だがそんなこと許嫁の2人は許すはずもなく、2人で同時に優の頭を殴っていた。

シオンはその2人のゲンコツを見て(自分じゃなくてよかった…)と心の中で冷や汗をかいていた。

 

「そーいえばお前、ヒメとクロはどうしたんだ?」

 

三葉はそういえばあまり騒がしくないなと思って2人の存在を思い出し、シオンに聞いてみた。

 

「あいつらは多分なんか食うもの買ってると思う。ずっと腹へったって言ってたからな」

 

三葉はそれを聞いて「あーなるほどな」と納得した。あの2人なら自由に行動するから適当に買ってぶらぶらしているのだろうと考えていた。

 

「…でももうそろそろ帰って来てm「「シオン〜!」」グハッ!」

 

鬼2人の全力タックルを背中からくらいシオンは勢いよく地面に倒れた。

 

(今日マジでなんなんだよ…俺本来こんなキャラじゃねえのに…!)

 

シオンは今日の日付を、“一年で最も不安な日”と決めたのだった。

 

 

 

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