真・少女転生   作:るるるるるる

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EPISODE1

「え、僕が村の選抜なんですか?」

変な夢を見て、このGUMPと呼ばれるよくわからない装置を付けられた僕は気晴らしに村を散歩していると村長に止められた。村長は体格がよく、傍から見ても威圧感の塊であるためいつも呼ばれた時はいつもめちゃくちゃビビっていた。村長は僕に大切な話があるといい、小心狸と呼ばれている居酒屋に呼び出しをくらったのだ。そして村の選抜に選ばれたことを告げられたのだ。

「お主ももう大人じゃろ、そろそろ頃合だと思ってな」

そう言いながら、升に日本酒をついでいく。村長が日本酒が好きなため机の下の床にたくさん空の一升瓶が散らばっている。机の上にも二三本転がっているため、大変見栄えが悪い。

「でも…僕が選抜だなんて………」

「はっはっは!弱気じゃな!!選抜に選ばれた優秀な子じゃからの!謙虚なのは当たり前か!」

「は、はぁ………」

そう言いながらずるずるとお酒をすする。あまりお酒は好きではないためちょっと飲んだだけでもう満足してしまった。

「そうだ、選抜なった時にどうするかは教えてなかったな。」

そういうと、机の上にあった一升瓶をどけ地図を僕に見せてきた。

「これは…?」

「これが儂らが住んでいる幻想郷じゃ。ここは沢山の妖怪と人間が共存している世界と言われてるのは知っとるよな?」

「えぇ、もちろん知ってます」

こくん、と頷く。僕らが住んでいる村は幻想郷の中でもはじっこの方に位置する村だ。

「よし、ちゃんと勉強はしとるようじゃの。お主にはこの幻想郷の真ん中にある博麗神社に向かってもらいたいのじゃよ」

「博麗…神社…」

僕がそう呟くとGUMPがぶるっと震え、

『依頼を承認しました』と、音声が鳴った。

「はっはっは!!やはり、GUMPが起動したか!」

と、村長は嬉しそうに僕の片手についてるGUMPをみて笑う。

「あ、あの、村長は知っているんですか?このGUMPとかいうよく分からない装置のこと…」

「あぁ、知っとるとも。その装置はの、悪魔を従わせることが出来る装置なのじゃ。他にも色々な機能があるのじゃが…まぁ使用してればそのうち分かるじゃろ!じゃが、なんでお主が持っとるのじゃ…?」

と、今度は不思議そうに僕のGUMPを見る。そんなに珍しいものなのか、これ。改めて見てみるとガントレットの様な形をしていて、手の甲の部分には勾玉をはめることが出来そうな窪みがあり、腕の方にかけてはよくわからないものが色々ある。つい最近すまーとふぉんなるものと同じ画面をしたものがついていて、恐らくたっちぱねると言うものなんだろう。起動の仕方だけがわからないためこれ以上深くこれを知ることが出来ないのだが…

「そうじゃ、選抜組のお主に渡さなければいけないものがあるのじゃ。着いてこい」

そういうと、のそっと村長は椅子から立ち上がりそのままどこかに行く。

「ちょ、ちょっと待ってください!!」

ちょっと固まってから僕も立ち上がって一升瓶を倒さないようにして後を追いかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ…はぁ…ようやく追いついた…」

あの後、村長は村の奥にある山奥まで入っていった。僕も必死に追いかけたのだが村長が早すぎて追いつけなかった。

「はっはっは!遅いのぉ!ほら、この奥じゃ」

そういうと、村長は洞窟の中に入っていく。

「ま、待ってください!」

僕は村長の後から離れないように走る。洞窟の中は松明で明かりは確保されているものの、やはり日が届かないというだけあってよく見えない。そう思いながらついていくと広い場所に着いた。幼い頃の記憶だとここで舞を見たのを記憶している。その懐かしい記憶を思い出してると

「ほら、着いたぞ。選抜に選ばれた者の装備じゃ。持っていくが良い」

村長はドサッと袋を僕に渡す。

「え、あ、ありがとうございます!!」

僕はその袋の中身をゴソゴソと漁るとマチェットと呼ばれる片手剣?のようなものと確かMP5というサブマシンガン?が入っていた。もちろん手入れの道具や弾なども諸々入っていた。

「村長、これ、全部僕にくれるんですか?」

「選抜に選ばれた者の装備といっただろ、もちろんじゃ」

「あ、ありがとうございます!!」

できるだけ綺麗なお辞儀をする。それが村長に対する敬意を示す行動だと思ったからだ。

「はっはっは!!礼なんて要らないぞ!」

そう村長がいい、僕が安心したところで

 

うわぁぁぁぁぁぁあ!!!!

 

 

と、洞窟の奥まで聞こえる悲鳴が聞こえてきた。

「!?今の悲鳴…!」

「お主の出番と行ったところか?」

「…はい!」

僕は急いで洞窟の外に向かう。途中何度か足をもつれさせるがなんとか体制を維持し出口に向かう。僕が出口に向かうまでに5分もかからなかったはずだ。洞窟の外に出ると…

「なんだ、これ…」

沢山の人の死体が転がっていた。全て男だけ、しかも若い男の死体しかなかった。震える足をなんとか動かし男の死体に駆け寄る。殺され方としては針を無数に刺されている…???人間技とは思えないほど綺麗に突き刺さっていた。

「お?新しい獲物がきたわね…❤」

ビクッ、と全身が震える。心臓の鼓動が耳から聞こえるくらいドクドク脈打ってるのがわかる。震えながら声のした方をみると、そこには人間と言えない、恐らく悪魔と呼ばれる存在がそこにはいた。

見た目は女性…なのだが人間で言う下半身の部分が芋虫のような姿になっている。そこそこグロテスクなせいで見ているこっちの戦意が削がれる。

「お、お前は何者だ!名を答えろ!」

僕が先程貰ったマチェットを構えながら叫ぶ。やばい、実践なんてしたことないから身体が震えまくっている。

「私はオキクムシ…❤さぁ…貴方も私の養分になりなさい…❤」

そう、オキクムシと言った悪魔は僕の方に突っ込んできた。

幸い、まだ速度が遅くゆっくりだった為回避行動を行い、マチェットで斬る。

「ぐぅ…やるわね…!なら!!!」

そういうと、オキクムシは芋虫の部分を僕に向ける。何をしてくるのかわからず棒立ちになっているとそこから針の様なものが飛んできた。

気づいた頃にはもう僕の身体に無数の針が刺さっていた。

「がっ…はっ……」

そのまま吐血をしながら倒れ込む。身体が思うように動かない、指の1本すら動けない状態になり、身体中から血が抜けていくのが感じられる。あぁ………このまま死ぬのか…GUMPとか…結局…やくに立たなかったな………村長…ごめ…なさ………い…………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に意識が覚醒すると、真っ白な世界にたっていた。

辺りには何も無く、GUMPを貰った時と同じ部屋ではないということが分かった。

「やぁ」

声をかけられ驚きつつ振り向くとそこには眼鏡をかけた赤スーツの男が車椅子に座っていた。

「僕か開発した悪魔召喚プログラムは有意義に使ってくれているかね?」と、ニコニコしながら聞いてくる。

「あの…使えないまま死んだと思うんですけども…」

僕が恐る恐る言うとその人は驚いた表情をした。

「知っているよ、今君は1度死んだ。もう一度君には生き返って貰わないとね…」

そう男はいうと、僕に何かを投げてよこした。

「うおっと………?」

渡されたのは勾玉…

「それはマガタマと呼ばれるものだ。君たちのよく知っている勾玉とは大幅に違うものとなっている。簡単に言ってしまえば悪魔の力だけを封じ込めたものとなっている。悪魔の力だけというのがキモとなるから覚えといてくれよ?力といっても、あの君が対峙していた悪魔の力を使う訳ではない。君が使うそのGUMP、これに悪魔の力をインストールさへるんだよ」

早口でまくしたてながら僕のGUMPに指を指す。

「その窪みがあるだろ?そこにマガタマを入れる。そうするとそのマガタマに封じ込めていた悪魔の力や魔法を覚える事が出来るんだよ、そのマガタマにはあまり強いものが入っていないが…人間を超える耐久力、速さを君は手に入れることが出来るんだ。そこにマガタマを入れたらあの現実世界に戻る。もし入れなかったら君は死ぬ。さぁどうする?」

男はニヤニヤしながら見ている。

「…僕は生きたい…だから…!!」

思い切って投げ渡されたマガタマをGUMPに入れる。その瞬間身体の中に何かが入り込むような感覚に陥る。気持ち悪くなり思わず膝をつく。

「よく、耐えきれたね。そんな君にもう一つプレゼントだ。来たまえ」

そう男が言うと隣に悪魔が出てきた。先程の恐怖を思い出し、無理やり立つ。

「安心してくれたまえ、この悪魔は君の仲間だ。所謂仲魔と言ったところか、自己紹介をしたまえ、ピクシー君」

そういうと、男は消え、僕とピクシーと呼ばれた悪魔だけの空間になった。

「えっと…」

「もしかして、人間なの?貴方!」

「え?う、うん」

「凄いわ!本当に人間が居たなんて!」

ピクシー?は羽を嬉しそうにパタパタさせながら僕の周りを飛ぶ

「君は…僕に力を貸してくれるの?」

「えぇ!でも、私も君に要求があるの…いい?」

僕が仲魔になることを改めて交渉しようとすると向こうもかしこまって僕の前にくる。

「あ、あぁ…いいよ?」

「ほんと?なら、ずっと貴方の仲魔で居させて!」

そう、ピクシーにお願いされる。

「そんなの…いいに決まってるよ。これからよろしく」

「やったぁ!私はピクシー。今後ともよろしくね?」

「あぁ…よろしく」

そういうと軽く礼をする。そうするとピクシーは僕のGUMPの画面の方に吸い込まれていき、画面が付いた。画面を見るとEmptyと3つ書かれていて1つだけピクシーと書かれたスロットが表示されている。

「仲魔になれたようだね」

また男がどこからともなく現れる。

「あ、あぁ。仲魔に一応出来ました…?」

「なんでそんなに不思議そうなんだい、あとそのGUMPには悪魔合体機能もある。君も悪魔の力に酔いしれるといい」

そういうと、また光に包まれて…………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………っ…」

目が覚める。先程まで出ていた血は乾いているのがわかる。GUMPの方を少し見てみると先程のマガタマが白く光っている。どうやら、あれは夢でもあり現実でもあったようだ。…待てよ、あの悪魔は………

そう思い、のそっと立ち上がると血の跡が村の方にズルズルと引っ張られている跡があった。

「こんな跡…さっきまでなかったよな………」

そう1人でつぶやくと村まで走り始める。マガタマを入れるとやはり運動能力にも影響があるようでどこまでも走れるような体力と速い脚力を手に入れることが出来たようだった。

ざっ、ざっ、ざっ、と山を降り、村に着くと村の門番らがぐちゃぐちゃに潰されていて、門番らの馬は特に外傷はないがそのままの状態で死んでいた。恐らく、あの悪魔が殺したのだろう。

僕はマチェットを構えながら村の中心に入っていく。中心に行くにつれて人の死体が増えていく。こないだまで僕にご飯をくれていた気前のいい野菜屋の親父。僕に家を貸してくれていた大家さん。静かな村ではなかったはずなのだが、やはり悪魔の襲撃の性で誰もいない。

「あっはっはっは!!やったわ…ようやく…❤❤❤」

あの、悪魔の声がする…

僕は先程の痛みを思いだし、足がすくむが無理やり動かして中心に行く。そこではあのオキクムシが男性に乗りかかって何かを食べていた。

「おい…お前、今何を食べている………」

僕がマチェットを構えながら近寄ると

「あら…死んでいなかったのね❤死に損ないが…❤」

そう言いながら男から降りて僕の方に来る。

チラッ…とその男性を見ると………

「そ、村長…?」

「ああ…あんたがぶっ倒れたあとこの男が来て私を殺そうとするもんだから返り討ちにしてあげたのよ…❤」

そういうと威圧感の塊だった人が軽々と悪魔に持ち上げられ、そのまま……ぺろっと、飲み込まれた。

「あぁ…美味しかった❤」

その言葉を聞いた瞬間、僕はもう行動していた。

「うらぁぁぁぁ!!!!」

思い切りMP5で撃ちまくる。何発かはオキクムシのお腹辺りを掠めたが向こうからしたらそこまでダメージはあたっていなかったようだった。

「あら…もう一度来るの…❤なら………❤❤❤また同じように殺してあげるわ!!❤❤❤」

そういうと、また針を打ってくる。まずい…そう思った瞬間僕が付けていたマガタマが光り始め、針のスピードがゆっくりに見えてきた。

「こ、これは………ま、まぁ針を避けられる!」

すっ…と避けるとマガタマの光が消え、速度がまた戻る。先程まで僕がいた場所は針だらけになっていた。

「!?回避しただと…!?ならば…」

そういうと、僕に向かって手をかざし始める。オキクムシのその手に黒色のエネルギーが溜まっていき、僕に放たれる。

「っ…ここだ!!」

ダメもとでマチェットを振るう。そうするとエネルギーが消え、弾け飛んだ。

「なっ………!?」

オキクムシが動揺しているうちに、僕はGUMPを起動させる。そして…

「こい!ピクシー!!!」

と、画面をたっぷする。そうすると、僕の画面から先程のピクシーが呼び出される。

「呼んでくれてありがとう、ここからは私も戦うわね」

そういうと、オキクムシに手をかざし

「ジオ!!!!」

とよくわからない呪文?の様なものを唱える。

そうするとオキクムシに雷が落ちる。

「ぐぎゃぁぁぁ!!こ、こんなやつにぃ…こんなやつにぃ!!」

オキクムシがじたばたあばれ、周りの家を壊し始める。

「ピクシー、もう1回頼む…!」

「わかったわ…ジオ!!」

もう一度、オキクムシに雷を放つ。

直撃してオキクムシは灰になり絶命した。というか、綺麗に消滅してしまった。

「………」

村長がくれたマチェットとMP5を見つめる。

最後の村長との会話を思いだす。

「……え、えっと…そうだ。貴方の事はなんて呼べばいい…?」

ピクシーが多分僕に気を使って、話しかけてくれる。

「僕のこと…?………雷鳴って呼んでもらえれば…いいかな。僕の恩人から貰った特別な名前だから」

と、言いながら僕は空を見る。

「ライメイね…わかったわ」

そういうと、ピクシーはGUMPに帰還した。誰もいなくなった村に僕一人、ぽつんと立つ。

きらっ、と一番星が輝いた気がした、まるで村長が僕に元気を与えるように。

「…貴方の分まで頑張ります。だから…ゆっくり休んでください…」

僕はそう告げ、村を出ることにした。この時から

 

僕の旅は始まった




疲れきっている状態で書きました。
めちゃくちゃ変な文になっていると思います。
ごめんなさい
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