やはり俺のほのぼのラブコメはまちがっている。   作:黒いオオカミ

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八雪、隼優
14巻以降ではありません。大学2年生の話


葉山隼人の受難
葉山「なんでもかんでも俺に相談するなよ!」


「いらっしゃいませ、お客様! ご注文はいかがしましょうか!」

 

「いちごデラックスパフェとMAXコーヒー一つで!」

 

「えあ、俺はこのいちごとブルーベリーのケーキとドリンクバーで!」

 

「申し訳ございせん、お客様! 当店ではドリンクバーはやっていないので・・・」

 

「あぁ、そうですか。じゃあ、コーラで!」

 

「ご確認しますね。いちごデラックスパフェ一つとMAXコーヒー一つ。いちごとブルーベリーのケーキとコーラ一つですね」

 

「あぁ、それで」

 

「大丈夫です」

 

 女性の店員さんは調理室に行った・・・

 俺はさっき接客していた店員を色眼鏡で見ていたけど・・・

 

「な! いい店だろう。葉山」

 

「あぁ・・・その、変な話だが、ここはイヤラシイことする店ではないよな? あの格好は、その・・・」

 

 俺がそんなことを訪ねたのは、店員の背格好である。

 バニー服に小さいスカートと装飾品を付けた格好であり、店員は全員綺麗で容姿もいい。スタイルもよくて、一番は胸だ。さすがに、平塚先生や結衣ほど大きいのはいないが、それでも、美乳や巨乳がチラホラいた。

 

 俺のことを見て察したのか、比企谷は答えてくれた

 

「あぁ、安心しろ。普通のお店だ。何だったら、そういうお店でもいいぞ。お金は高く付くが・・・」

 

「止めてくれ! 優美子に半殺しにされる!」

 

「おいおい、男と男の話だ! 彼女の話をしないでくれ!」

 

「まぁ、それは置いといて、うまいのか、ここは? その店員だけがウリとかじゃないよな?」

 

 俺は比企谷の話を反らすために、話の内容をここのお店である。

 このお店はエンジェルモートとかいうお店だ。さっきも言ったとおり、風営法に引っかかるくらいのコスチュームと美人の店員だけで、料理はまずいのでは? そう考えてしまうのだ。

 

「おまたせしました! いちごデラックスパフェとMAXコーヒーといちごとブルーベリーのケーキとコーラです」

 

「いちごデラックスパフェとMAXコーヒーは俺で、いちごとブルーベリーのケーキとコーラはそっちで」

 

「かしこまりました!」

 

 店員さんが、俺と比企谷に料理を並べるため、背中を曲げて動かしているため、胸が揺れているのを見て、俺は顔を赤らめて見ていた。

 ヤバい、勃起しそう・・・

 

「ご注文は全て揃いましたね。どうぞごゆっくり!」

 

「さぁ、食えよ! 俺がおごるから!」

 

「まぁ、言葉に甘えるが、まずかったら承知しないからな?」

 

「承知しないって、おごってもらう立場が言うか? まぁ、いいけども・・・」

 

 その奢ってもらう立場に相談に乗ってもらうのにか? 訪ねようと思ったが、それはやめて、早速ケーキをいただこうとする。

 

「見た目はうまそうだな」

 

「まぁ、食ってみろよ。見た目だけのケーキではないぞ」

 

 てっきり、しょぼいケーキだと思っていたけど、いちごとブルーベリーはたくさん乗っており、中にも、いちごとブルーベリーが入っていた。

 

(問題は味だ!)

 

 ケーキをフォークで切って、口に入れてみる。

 美味い! 柔らかくて、いちごとブルーベリーの酸っぱさがあって、うまい!

 てっきり、ファミレスのデザートはたいしたことはないと思っていたけど・・・

 

「どうだ、うまいだろう?」

 

「あぁ、てっきり、たいしたことはないと思っていたけどな」

 

「まぁ、エンジェルモートはデザートにはこだわっているからな。別にエロいメイド服の店員がいなくても、これだけでも十分に売れるんだがな」

 

「そうなんだな・・・」

 

 メニュー表を見ても、デザートはかなり多い。パフェやケーキやシュークリームなどのデザート系は多い。普通にこれで勝負すればいいと思うんだがな・・・

 

「それで、デザートをおごってくれるために、呼んだのか?」

 

「いや、相談にのってもらうために来てもらったんだ」

 

「お金を貸してくれかとかではないよな? 貸せないからな」

 

「別にそんなんではないが、葉山ならお金持ちはいかなくても、小金持ちそうだと思うんだがな」

 

「はぁ・・・言っておくが、俺は苦学生だからな」

 

「いやいや、そんなわけないだろう」

 

 それを聞いた比企谷は驚いていた。みんな、そういう反応するな・・・

俺の父親が弁護士で、母親が医者と知ると、俺が小金持ちっていう反応をするから嫌になる。

とりあえず、比企谷には言っておくことにする。

 

「俺は父親の手伝いと朝は新聞配達のバイトもしているし、一人暮らしでお金もカツカツだよ。特に、今の状況では働くのも不可能だからな」

 

「そうか。なぁ、一服吸っていいか?」

 

「別に構わないけど、ここは喫煙席か? ファミレスは、ほぼ禁煙席が多いぞ」

 

「あぁ、このエンジェルモートは喫煙席が多いから、別に問題はないぞ」

 

 聞いておいて、興味なさそうに、ポケットからタバコを取り出して、トントンとたたいて、タバコを一本取り出して、口に加えて、結構高そうなジッポライターに火を付けて、一服していた。

 ふぅ~と煙を吹いて、比企谷は話しだした。

 

「悪いな! 雪乃はタバコを吸わないから、俺が部屋で吸うと、目くじら立てて、理論詰めで説教するからな」

 

「相談って、彼女である雪ノ下さんのことか?」

 

 雪乃ちゃんと呼ばないのは、もう比企谷の彼女になったからである。

 それに、もう幼馴染としても、終わっているからだ。さすがに、彼氏の前で雪乃ちゃんというのは失礼だからな・・・

 

「あぁ、葉山なら詳しそうだからな」

 

「念の為に言っておくが、俺は父の手伝いしているからって、法律のことはあまり詳しくないぞ」

 

「東大の法律学部に通っているのにか?」

 

「弁護士バッジもないし、経験もない以上、知ったかぶて、とんでもない事態にするのは一番ダメだからな」

 

「そうか」

 

 比企谷は聞いておいて、興味なさそうに、新しいタバコを一本吸っていた。

 煙を吹きながら、話しだした。

 

「あぁ、葉山。笑わないで聞いてくれるか? 相談の秘匿も!」

 

「まぁ、笑わないよ。弁護士相談とかで、変な相談とかもあるからね。それと、弁護士は相談者の相談は秘匿義務があるからな!」

 

「そうか・・・そう言ってくれると助かる。あのなぁ、雪乃はセックスレスなんだ」

 

「雪ノ下さんが、セックスレスなのか・・・その相談とかは俺に相談するんではなく、医者に相談したほうがいいんじゃ?」

 

「相談はしたんだが、医者から『帰れ!』って言われたんだ」

 

 その話を聞いて、頭が痛くなる。どんな医者に相談したら、碌な診断結果を出すんだ。いくら、法律学科を学んでいるって言っても、一応、知識はある程度はあるが、ひどすぎないか・・・

 

「まぁ、俺で役に立つなら、相談してくれよ。どういう風にセックスレスなんだ?」

 

「あぁ・・・雪乃が『八幡は性欲魔神よ!』とか、『抑えるって言葉を辞書で調べなさい』とか、『あなたの頭の中は、エッチすることしかないのかしら?』って、エッチする度に言うんだ!」

 

(・・・うん!?)

 

「それで、セックスする時に気絶して、目を覚ましたら、生まれたての子鹿と陸に上がったマンボウみたいになって、俺の男の勲章を見て怯えるんだ・・・」

 

「あぁ・・・比企谷。それは、セックスレスなんて言わない。ただ、セックスのし過ぎだ! 馬鹿!」

 

 それを聞いた比企谷は唖然としていた。タバコの灰がテーブルに落ちるんじゃないのかって心配になるが・・・

 

「俺がヤリ過ぎなのか?」

 

「あぁ・・・そもそも、一回で何回するんだ?」

 

「あぁ、多分平均か、少ないほうだぞ。笑わないでくれよ!」

 

「(平均か、少ないって言われても、優美子とは、まだそういう関係ではからな・・・)まぁ、笑ったりしないよ。だから話してくれないか?」

 

「一回で、30回くらいはするんだ」

 

「30って多いぞ! それで、周何回するんだ?」

 

「多いのか? 多分平均くらいだぞ。週5か6回。元気な時は、7回はいけるな。まぁ、大体は平均くらいだぞ」

 

「平均じゃない! 多いからな!」

 

「多いのか? そうなのか・・・」

 

 比企谷はポリポリと頬をかいて、灰皿にタバコを押し付けていた。

 そんな比企谷を見て、とある疑問を訪ねた。

 

「あのなぁ・・・何で、俺に相談しようと思ったんだよ?」

 

「うん。あぁ・・・葉山なら、そういう経験は豊富そうだしな」

 

「どういう風に豊富って、思ったんだよ?」

 

「いや、周りの女子からモテているだろ? どうせ、葉山なら女子を取っ替え引っ替えして言うイメージがあってだな。『隼人! あーしとして!』や『葉山くん。ウチとして!』とか・・・それに、三浦といろいろなセックスはしているだろう。だから、そういうのは詳しいと思ってな!」

 

 それを聞いて、納得してしまう。あぁ、成程ね。そりゃ、モテるよ。バレンタインの時も、チョコなんて2桁は当たり前だし、異性からも告白されたこともザラだし・・・だけどな、比企谷!

 

「悪いが、俺はまだ優美子とはそういう関係でもなければ、セフレもいないし、童貞だからな!」

 

「お、おぅ! 悪いな、そんなことを聞いて! まさか、童貞とは!」

 

 俺が童貞と言う単語を使ったら、周りからは『あの人、童貞なんだ!』や『あのイケメンが童貞なら、拙者にもチャンスがあるぞ!』とか、同情や奇異の目で見られた。分かせぬ・・・

 とりあえず、話を変えないと、周りからは童貞と思われるのは癪だからな・・・

 

「俺からしたら、比企谷のほうが経験豊富そうだと思うんだがな」

 

「はぁ、何でだよ?」

 

「学年1,2を争う美少女2人と美人でスタイルのいい女教師と部活動をして、生徒会長と可愛らしい妹もおり、あざとかわいい後輩やスタイルのいい姉貴肌や腐女子系の文芸女子から頼られている状況をぼっちではないからな。普通にリア充だからな!」

 

「そうか・・・俺って、リア充なんだな」

 

「あぁ、普通のぼっちの概念からしたら、十分に恵まれているからな。いや、下手したら、リア充だからな」

 

 だからこそ、ぼっちや人と関わりのないやつが、比企谷八幡に憧れるのだろう。

 よく、なろう作品を書いて、チート・ハーレム・異世界転生を手に入れる主人公が多いが、実は、現実では、碌な人生を送っていないからこそ憧れるのだろう。

 別に、比企谷八幡に憧れるのは構わないが、チートを付けたり、違う二次創作で活躍させている時点で、なろうとさほど変わらないのだ。

 何が言いたいのかは簡単な話だが、ぼっちな自分は、比企谷八幡だとか、魔改造された比企谷八幡とは程遠いHACHIMANこそが、比企谷八幡だとかなんて言っている時点で、砂場で子供相手にイキっているみっともないやつとさほど変わらないのだ。

 運動神経はそこそこ。国語だけは学年3位だけど、理数系は駄目。目は濁っているだけのぼっちの上位互換であって、HACHIMANや八幡チートみたいな比企谷八幡とは程遠い魔改造されたのではないのだ。

 

「あのなぁ・・・変な話だが、ちゃんと避妊はしているだろうな?」

 

「あぁ、危険日はアナルか、アフターピルを飲んでもらっているぞ」

 

「あぁ・・・その、コンドームを付けないのか?」

 

「うん、あのなぁ・・・俺はリア充ではないからな」

 

「なぁ、比企谷。ヤリチンでも、リア充でもゴムは付けるからな。一体、おまえの保健体育の知識は幼稚園児レベルか?」

 

「あのなぁ・・・幼稚園児レベルって、コンドームの使い方や知識はあるぞ」

 

「じゃあ、聞くが、何でコンドームが、リア充か、ヤリチンしか使わない代物なんて思うんだ?」

 

「あぁ、リア充は、女を取っ替え引っ替えするだろう? それこそ、子供ができるリスクなんて考えずに中出しする。だけど、俺は雪乃のことを心から愛しているから、問題はないはずだ」

 

 俺は比企谷の発言に頭を悩ませる。

まるで、鬼滅の刃の無惨が炭治郎に言った異常者発言をして、何を言っているコイツという表情をしていたのを思い出す。

はっきり言えば、今の俺の表情はそれだ。

とりあえず、これだけは言わせてもらう。

 

「あのな、比企谷。全国のリア充やヤリチンに土下座してこい!」

 

「何でだ!」

 

 俺の発言に、比企谷は大声で言った。

 とりあえず、店員さんが来たので、飲み物のおかわりでもしておくか・・・

 

「あ、すみません!」

 

「なんでしょうか、お客様!」

 

「コーラのお代わりお願いします」

 

「あ、俺もMAXコーヒーのお代わりとお抹茶パフェ一つで」

 

「コーラとMAXコーヒーとお抹茶パフェ一つずつですね。少々、お待ちください」

 

 店員さんが、調理室に行った。

 とりあえず、比企谷にはちゃんと言わないと。

 

「あのな・・・コンドームはリア充でも、ヤリチンでも、童貞でも付けるのは当たり前だし、おまえみたいに馬鹿みたいに連続射精するやつが一番付けるべきだからな!」

 

「そうなのか?」

 

「そうだよ! はぁ・・・頼むから、大学卒業までは、できちゃった結婚はするなよ!」

 

(俺も比企谷みたいに、優美子とは、こんな関係になれたらいいのになぁ・・・)

 

 そんなことを考えてしまう俺ガイル。

 

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