仮面ライダー龍騎 unite   作:moriseo

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6章はサバイブフェスを書いていきます。楽しみにしていてください!

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Vent6 君との関係にファイナルベント
1 動き出す者たち


 俺はフェスに備えて瑠維と清岡を招集していた。

「そろそろ期限だね。そういえば」

ガラス張りのビル街のテラス、男3人でお茶をしていた。目の前には、移動販売の車がある。

 瑠維は両肘を突きながら、清岡は脚を組んでコーヒーを飲んでいる。

「早くて今日だろ?」

「それより継巳、お前が出会ったライダーの話ししろよ。絶対この戦場に現れるぞ」

と清岡が話題を振ってきた。俺が会ったファムとヴィーナスの話だ。

 俺は二人の女性ライダーの説明をした。ファムは幻術が厄介、ヴィーナスは3体もモンスターがいることを話た。

「マジか、俺のデッキ、なんだか弱く見えてきたぜ」

瑠維は自分のカードデッキを眺めていった。

「いやお前はトリックベントで対抗してくれよ。ファムは清岡さんとどうにかするから」

「おい、俺こそ集団戦相手じゃないのかよ。幻術がどうにかなるとは限らないぞ」

諭された俺は、そうか、としか呟けなかった。

 ある意味ファムは最強の敵かもしれない。少し諦めていた俺がいた。出会わなければいいが。

 

 

 あたしは力山を待っていた。病院の外で。

 予想通り、彼は退院してきた。最初に見た時と比べればピンピンしてる。

「退院おめでとう」

あたしは目線を合わせないで彼を出迎えた。後頭部をかきながら、照れているのがわかった。好意はないし、下手すれば世の女性では引く人もいると思う。あたしには開斗がいるし。

 だけど力山の爽やかなマスクには落とされかけた。危ない危ない。

「ありがとう。もしかして、バトルの誘い?デートな訳ないもんな」

「察しがいいこと」

「俺も通知見たからな。フェスだっけ?手伝えばいいんだろ?」

「そういうこと。早くて今日には始まっちゃう。打ち合わせに来たの」

「なるほど」

すると、力山の目つきは力強いものに変わった。まるで試合前のよう。気分を高めてるのかな?

 あたしはカードデッキからタッグベントを取り出した。

 

 

 危険をいち早く察したのは、若手の瑠維だった。

 何かを察知した瑠維は急に辺りをきょろきょろし出した。何かをロックオンしたように走り出す。

 俺もその方向に視線を奪われた。なんと鏡から猿のようなモンスターが女性の手を引っ張っていた。

 瑠維がモンスターの腕に飛び蹴りをし、相手はミラーワールドに引っ込んだ。ナイス。

 その後、モンスターが出てきたことに驚いている人たちで野次馬が軽くできる。そこにまた別のシマウマのモンスターが顔を出してきた、

 俺と清岡は走り出してそのモンスターに飛び蹴りをくらわせた。

「始まったんだ。サバイブフェスが」

「逃げてください!ここは危険だ!」

俺は人々を避難させた。傷つけないためともう一つ、変身を見られないように、だ。

 「みんな逃げたっぽいね」

「心置きなく変身できる」

3人ともカードデッキを出した。

「変身!」

俺たちはミラーワールドに突入した。

 サバイブフェスは非常に危険なイベントだ。早く終わらせなければ、と俺はいつの間にか正義の味方を気取っていた。別に悪いことではないが、欲望に塗れたこのゲームでは浮いてることだろうな。

 隣に牛に乗るゾルダが見えた。バイザー内の表示ではマグナタウラスと出ている。両肩に二門の大砲を構えている巨大な牛型モンスターだ。

 あれが清岡の契約モンスターか。

 光の向こうを抜け、ミラーワールドについた。

 

 「なんだこの数は」

と清岡が早々に愚痴を吐いた。

 目の前に無数のモンスターの群衆がいたのだった。

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