虹ヶ咲ヤンデレ小説 〜憎しみに染まる虹彩〜   作:てらりうむ

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随分と書くのに時間がかかってしまってすいません。

そして今回は作品を読んでくださっている読者の一部の方々を、不快にさせてしまう描写があります。

私自身、かなり悩みながら今回の回を書いていました。
でも、自分が書きたいものを素直に書かせていただきました。

よろしくお願いします。

ちゃんと回避できるように正解を載せましたので指示通りにすれば不快にならずに読めます。


11話 幸せ ※前書きに注意あり※

「ふぅ…なんとか入れたな」

 

放課後、せつ菜と共に過ごした俺はそのまま帰ることはせずに、とある場所に来ていた。

 

「まったく…あれでは警備員を雇っている意味がないじゃないですか。今までは運良く問題が起きていなかっただけで学校側にバレたら裁判ですよ!」

 

本来であればこの時間は何人たりとも入ることの叶わない場所。

 

そう、学校である。

 

なぜ学校に俺達が入れているかというのは、せつ菜が目を細めながら言った通りだ。

 

校門のすぐそばにある警備員室の中には顔を赤くしてぐっすり夢の国へと旅立っている小太りな警備員がいる。

この警備員、最初は真面目に職務を全うしていたのだが、特になんのトラブルもないからといつのまにか警備用の防犯ビデオをオフにしてスポーツ番組を見ながら酒をのんでいるのである。

 

監視者を失った校内に、俺達はなんの心配もなく侵入することができた。

 

「渚斗さん?いつから知っていたんですか?」

 

「1週間前くらいだよ。どうしても楽曲制作に必要なものをうっかり置いてきちまって、普通に頼んで警備員と一緒に取りに行くつもりだったんだけどさ」

 

本当なら、酔った警備員を起こさなければいけないが、起こすと起こすで後々めんどくさい事になるだろうとその時初めて夜の学校に1人で入ってしまった。

 

仮に起こしてしまったとして、目覚めた警備員はこう言うだろう。

 

「頼むよ!この事は秘密にしといてくれ…うんぬんかんぬん…」

 

YESと言おうがNOと言おうが結局ややこしくなるのには変わらない。

厄介ごとは御免だ。

 

「まぁ、とにかくあの警備員の事は後ほど学校側に連絡しますけど…なんで学校なんですか?」

 

せつ菜は疑問符をつけて俺に問いかける。

もちろん、なんの意味もなくここに来たわけではない。

 

俺達の軌跡がたくさん詰まったこの場所でなら、本当のせつ菜を取り戻すのに最適だと思ったからだ。

 

先程別れようとした時点で、そのまま手を振って帰ってもよかったのだが。

今回ばかりに関しては勢いに任せてみたほうがいいと判断して、しずくちゃん達には知らせずに俺だけで闘う事を決意した。

 

「ま、ついてきてくれよ」

 

 

 

 

 

 

さて…この判断が幸と出るか不幸と出るか…

 

 

 

 

 

 

 

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部室に向かって歩く道の中で後方から注がれる視線に警戒しつつ、何をどう伝えるべきか考えていた。

今日一日、せつ菜は何もかも忘れて純粋に楽しんでいるように思えたが、よく思い出してみると一つだけ絶対に欠かさないことがあったように思える。

 

俺の前には絶対に出ないのだ。

最低でも隣、それ以外のほとんどは常に俺の後ろについている。

 

それが偶然だったのか、はたまた意図してのことだったのか…

 

やはり一筋縄ではいかないようだ。

 

部室の合鍵を使って、そっと扉を開く。

窓から月明かりが差し込んでいて辺りを青白く照らしていた。

明かりはつけなくてもよさそうだった。

 

 

 

 

「こんなとこに連れてきても、私の気持ちは変わりませんよ?」

 

 

 

 

俺の魂胆を見透かしていたかのように、口角を上げながらせつ菜は口を開く。

 

 

 

 

「…分かってるなら話は早いさ。少しの間だけでいい。聞いてくれ」

 

ならば、と開き直ってせつ菜の肩を押し下げて近くの椅子に座らせた。

俺は少し離れた椅子の背もたれに寄りかかりながら、口を開く。

 

「今日は楽しかったよ。最初は嫌々だったけど、後半は完全に心の底から楽しめてた気がする」

 

「…」

 

「で、お前の笑顔見てたら思い出したんだ。優木せつ菜という人物の人間性ってやつをさ」

 

「…何が言いたいんですか?」

 

 

 

訝しげな表情で返した彼女の目をしっかりと見つめる。

一呼吸置いてもう一度、話を進めた。

 

 

「お前は、裏と表を切り替えて物事に接することなんかできやしないんだ。本当はどこかで気付いているんじゃないか?こんなことしても意味がないって」

 

「…」

 

「自分の大切な気持ちに蓋をして、ただなんとなしに求める事をしても、結局未来には何も残らない。それはお前が1番分かっている事だろ?」

 

この時、俺の脳裏には何ヶ月か前の大事件がフラッシュバックしていた。

 

"私、三船栞子はあなたの代わりに生徒会長になります。そして…私が生徒会長になった時には、スクールアイドル同好会を廃部にします"

 

正直、今起こっている出来事に比べたら大した事ないと思えてしまうが、それでもあの日を境に同好会のあり方は大きく変わった。

 

同好会全体の問題に加えて、メンバー1人1人が抱えていた問題。

それをみんなで協力して解決していった。

 

個々人が抱えている問題の中でも1番大きかったのは、せつ菜の両親との壁で。

 

なんとか解決しようとみんなで東奔西走したものだ。

 

三船栞子と何度もぶつかって、せつ菜が家出したのをみんなで探して、両親に直談判しに行って…毎日毎日家の前で追い払われて…

 

我ながらこの歳でよくあれだけの無茶をしたものである。

 

 

 

「思い出してくれ。本当のお前を。俺が大好きなのは、スクールアイドルを愛してやまない優木せつ菜と中川菜々なんだよ!」

 

 

 

 

怒声まじりで、俺は思いの丈をせつ菜にぶつけた。

 

 

 

………

 

 

 

俺達の間には場の雰囲気など気にすることなく、その役目を果たそうと回り続ける時計の音が響く。

 

せつ菜は何も言わずに、椅子から静かに立ち上がった。

 

そのままユラユラと俯き加減で近づいてきて、身体に体重を預けてくる。

俺の胸に手を当てて、鼓動の音を聞いているようだ。

 

「…せつ菜?」

 

「ねぇ。渚斗さん」

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱり固執するんですね。あの場所に。あの時間に」

 

 

 

 

 

 

指先でトントンと俺の胸を2度叩き、彼女は気怠げに話す。

 

 

 

「渚斗さんの幸せはどこにあるんですか?…一体なんなんですか?」

 

 

「…以前のようにこの部室で…みんなで楽しく笑い合って過ごす事が、俺の幸せだ」

 

迷う事なく即答すると、退屈だと言わんばかりに一向に視線を合わせなかったせつ菜は、ここでようやく俺と視線を交えた。

 

一歩…二歩…三歩と下がった後で深いため息をつくと、髪を止めていたピンとゴムを外す。

 

深い藍色の髪がはらりと広がる。

 

「本当でしょうか?…ねぇ、私はいいんですよ?何をされても…」

 

そして、そのまま制服のボタンに手をかけて一つ一つゆっくりとシャツをはだけさせていく。

 

「あなたになら、めちゃくちゃにされてもいいんです。好きなだけ…させてあげますから…」

 

瞬間、今朝のせつ菜の姿が脳裏に浮かんで咄嗟に彼女に対して背を向けた。

惑わされてはいけない。

彼女の事を大切に思うのなら、選んではいけない。

 

 

「……渚斗さん。ちゃんと見てください」

 

「っうわ!?

 

彼女の華奢な身体からは考えられないほどの強い力で、俺は無理矢理床に押さえつけられる。

覆い被さって来たせつ菜の瞳にはどんよりとした黒が浮かんでいた。

 

「見てください…他の女の事なんか見ないで私だけを見続けてください!!」

 

顔を乱暴に引き寄せ、触れるか触れないかの距離で懇願してくるせつ菜。

身から溢れ出した欲望を隠しもせずに迫るその表情は、もはや"狂気"以外のなにものでもない。

 

 

「っ…せつ菜…」

 

 

動揺した俺の心をさらに掻き回すように、手を取って自らの膨らんだ乳房の上に置く。

 

「感じてください。こんなにもドキドキしてるんです。渚斗さんがいないと私、おかしくなってしまいます」

 

理性を瓦解させるに十分なほど手のひらに広がる感触は柔らかく、また耳を通して脳内に響く吐息混じりの声は魅力的だった。

 

「お願いします…私の中に渚斗さんをください…♡」

 

 

クスッと笑みを零しながら、せつ菜は俺の下半身へと手を伸ばす…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

brrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr…brrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr…

 

 

「チッ…こんな時に」

 

張り詰めた静寂の中に規則的な電子音が鳴り響く。

せつ菜はイライラを募らせながら制服のポケットに手を伸ばし、画面を確認する。

 

「っ!俺の携帯!!」

 

せつ菜が手に握っていたのは、紛れもなく俺の携帯だった。

いつのまに…と一瞬思ったが、さっき俺の身体にくっついてきた時だとすぐに理解する。

 

せつ菜は、背筋が凍りつくような冷ややかな表情をした後、すぐに笑みを浮かべた。

そして俺の方に今も尚振動している画面を見せつけてくる。

 

「見てください、渚斗さん。私達の邪魔をする悪魔からの電話です」

 

彼女はまるでこの展開を望んでいたかのようにニヤリと口角を吊り上げると、通話ボタンを押した。

 

『先輩、夜分遅くに申し訳ないです。今、お時間大丈夫でしょうか?』

 

電話越しでもよく通る聴き慣れた声がスピーカーを通して流れ出す。

 

「大丈夫じゃないですよ、しずくさん?私達の大切な儀式の邪魔をするだなんて…本当にどこまでも邪魔な悪魔ですね」

 

『っ!その声はせつ菜さん!?なぜあなたが先輩の携帯を!?…まさか…先輩!いるなら返事をしてください!』

 

「しずっ…ムグッ!?」

 

「しずくさん…渚斗さんを助けたいのなら今から学校に来てください。それじゃあ」

 

『待っ!!』

 

せつ菜は電話を切ると俺の口を抑えていた手を離して、再び俺の目を突き刺すように二つの瞳で見つめてくる。

 

「あっ!いい事を思いつきました…餌を巻いて他の悪魔も全員消してしまいましょう!渚斗さんの携帯から悪魔達に…送信っと…もうこんなものは要りませんね…ライダ〜!キッ〜ク!!」

 

バキッ!!

 

せつ菜は子供のような無邪気さで床に俺の携帯を叩きつけると、思いっきり足で画面を踏みつけ携帯に大きなヒビを作った。

 

「…」

 

「渚斗さん?…どうしたんですか、そんなに怯えたような顔をして…大丈夫です。私達がセ○クスしているところを見せつけてあげればいいんです…そうすれば悪魔は消え去りますから…ね?♡」

 

「……」

 

「迷うことなんかありません。早くしましょう?私の唇も、おっぱいも、おま○こもぜんぶぜーんぶ…あなたのものですから…♡」

 

 

こうなった以上、自分だけ逃げるわけにはいかない。

なんとかしてみんなに連絡しないと…

このまま何もしないわけにはいかない。

選択肢は…2つ。

 

 

逃げるか…

 

なんとかしてせつ菜を押さえつけるか…

 

 

 

 

 

 

!→→→→→→→→→ATTENTION→→→→→→→→→!

 

※突然ですが、作品を読んでくださっている方々、作者のてらりうむです。

この回ではこの先の展開を変える分岐ルートが発生しています。

読者様が選んだ選択肢によって物語が進んでいくのか、または終幕を迎えるかが決まります。

それでは、どうぞお選びください…。

 

→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→

 

 

 

 

 

…どちらにせよ隙を狙うなら今しかないだろう。

 

なぜだろうか…この選択肢がこの先の未来を大きく判断するような気がする。

 

 

 

 

(どちらかのリンクをタップしてください。該当ルートに飛びます)

 

 

A-逃げる

 

B-押さえつける

 

 

前書きで書いた通り、不快にならずに普通に読み進めたいと思う方は、この先をスクロールすればアレを回避できる答えを載せてありますので…

具体的に言うと、主人公死にます。

それが絶対に嫌という方は答え見たほうがいいです。

ドキドキしたい方は…是非ご自分の運に任せてください♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Aが回避の答えです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「きゃっ!?」

 

 

俺は一瞬の隙をついて、せつなを突き飛ばしたあとその上に覆い被さった。

肩の辺りを思い切り押さえつけようと、グッと腕に力を入れる。

 

「せつ菜!落ち着いてくれ!こんな事したって俺はお前の事を嫌いになるだけだぞ!!」

 

「…ふふっダメじゃないですか渚斗さん…女の子をこんなふうに乱暴に扱ったら…」

 

!?

 

せつ菜につかまれた手首に軋むような痛みが走る。

そこで力を抜いてしまったのが運の尽きだった。

 

一気に体を起こしたせつ菜に圧倒されて、俺は情けなく尻餅をつく。

 

 

「ねぇ…なんで拒絶したんですか?…私と渚斗さんは前世から結ばれる運命にある関係なんですよ?」

 

 

せつ菜はぶつぶつと、まるで自分が読んでいたライトノベルの内容のような話をしだす。

 

 

「…悪魔ですね」

 

 

鋭い眼光を閃かせ、俺の戦意をねじ伏せながらポツリと口に出した言葉。

 

 

 

「…なんなんだよ!悪魔とか!」

 

 

 

「残念です…誓いを果たす前に取り憑かれてしまったんですね…」

 

 

そう言うと瞳から涙を零し、バックから何かを取り出した。

 

 

「渚斗さんが悪魔に侵食されてしまいました…このままでは前世から続くあなたの中の意識が侵されてしまう…」

 

 

せつ菜が手に持った大きなハサミをみて、俺は背筋が凍りつく。

 

 

「だったら…仕方ないですよね」

 

 

「せつ菜!頼む!やめてくれ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

俺の声は届かず、微かに揺れた空気を返事にして、せつ菜の両腕が天井に振り上げられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「次の生まれ変わりを期待しています♡…それでは渚斗さん。来世で…また」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ーーーっ!!!」

 

 

腹のあたりに突き立てられた銀色が、目に入った途端にじわじわと赤色が噴き出す。

と同時に、意図せず身体が悶え出した。

 

 

 

「グッ…ゲホッ!!……せ、…づなぁ……」

 

 

 

 

痛みに震える五指を壊れた機械のように動かして、せつ菜の頬を触ろうとする。

 

 

 

「悪魔め!触るな!!!出て行け!!!私の渚斗さんから出て行け!!!」

 

 

 

何度も、何度も、せつ菜は腕を俺の身体に振り下ろす。

 

 

その様子を眼前に眺めながら、俺は思った。

 

 

 

……みんな……ごめん

 

 

伸ばした手のひらが空を掴む虚しさに、俺は目を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーグサッ

 

 

ーーージョキジョキ

 

 

ーーーグサッ

 

 

ーーージョキジョキ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フフッ悪い部分がこんなにたくさん…さっ、私も早くいかなきゃ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーグサッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「きゃっ!?」

 

 

隙を見て俺は、せつ菜の体を突き飛ばした。

彼女も想像していなかったらしく、大きく体勢を崩す。

その間に部室の入り口から廊下へと走り出した。

 

「くそッ!なんとかしてみんなに連絡しないと!!!」

 

荷物は部室に置きっぱなしだ。

金がないから公衆電話を使うことはできない。

 

かといって通行人の誰かに助けを求めようとすればせつ菜が何をするか分かったものではない。

 

最悪…暴走して…

 

 

「あはは〜!渚斗さーん!どうして逃げるんです?照れてるんですか?それとも…悪魔に腹わたまで侵食されてしまっているんですか?ふふっふふふふふふふ……だとしたら悪い部部分はこれで切り取ってしまいましょう!」

 

 

狂気じみた笑い声と共にせつ菜が手にしていたのは、銀色に光る大きな裁縫バサミ。

 

 

おいおいおい…マジかよ。

 

 

俺は迫りくる狂気から逃げるために全速力で廊下を駆け出した。

それを追うように少し遅れて来る足音が振り向かなくとも鮮明に聞こえてくる。

 

 

「あはははっ!追いかけっこですよ渚斗さん!!」

 

 

→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「急いで!愛さん!!」

 

「分かってる!しずくこそそんな全速力で転ばないでよね!」

 

 

一通り話を終えて、帰宅しようと店を出た時。

しずくは渚斗に愛が協力してくれる事を報告しようとかけた電話から聞こえた声に焦りを募らせていた。

 

やはり、せつ菜ももうおかしくなっていたのだ。

だとしたら、渚斗は…今頃…

 

そう考えると、愛に何も言わずに走り出した。

 

お願いします…神様お願いします…

どうか…どうか私の大切な人が無事でいますように

 

 

 

時を同じくして、6人の少女にも渚斗からのメッセージが届いていた。

 

 

 

 

『学校にいる。助けてくれ』

 

 

 

「遥ちゃん、私ちょっと出かけて来る!」

 

「…渚斗先輩。私どうすればいいのかな…」

 

「やった〜♪渚斗くんから私にメールが来てる」

 

「ふふっ…せつ菜ってば…勝負に出たわね」

 

「先輩の携帯を使ってメールを出すなんて…せつ菜先輩もよくやりますねぇ♪」

 

 

 

 

 

 

「あなた…絶対に私が助けてあげるから…」

 

 

 

 

 

 

…長い夜が始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




正常:愛 しずく 璃奈 彼方
正常(?):かすみ エマ
異常:果林 
末期:歩夢 せつ菜

評価、お気に入り、感想お願いします!
続きが気になる方は作者のモチベーションを評価で上げてください泣泣

ヤンデレ末期化を楽しみにしているメンバーは?

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  • 中須かすみ
  • 宮下愛
  • エマヴェルデ
  • 朝香果林
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