東方神喰者   作:wing

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みなさんおはこんばちは、wingです。・・・グダりました。これはひどい。
それではどうぞ。



Mission 26 ツークツワンク

レイジ達が鬼ごっこ(?)をしている間、サヤカ達は談話室へ向かった。

 

 

~談話室~

 

 

魔理沙「ん?咲夜どこへ行くんだ?」

 

咲夜「ごめんね、今はちょっとやらなきゃいけない仕事があるの。悪いけど後で話を聞かせてもらうわ。では、失礼」

 

 

メイド長というだけあって仕事の量は多いのだろう。咲夜は案内を終えると一瞬で姿を消した。彼女の能力を知らないサヤカは目を丸くしている。

 

 

サヤカ「消えた・・・!?」

 

魔理沙「ん、あいつの能力知らないのか?」

 

サヤカ「はい・・・知らないです」

 

魔理沙「あいつは「時を操る程度の能力」を持ってる。操るっつっても止めるだけなんだがな。あとは空間をいじったりするとかだったかな。今のは時間を止めてどっかへ行ったんだろ」

 

サヤカ「すごい能力ですね、それって最強なんじゃ・・・?」

 

魔理沙「さあな。それを言ったらレミリアとかフランの能力も最強クラスだと思うぜ」

 

魔理沙「・・・あ、フランちゃんの能力はわかりますけど、レミリアさんのはまだ知らないです」

 

魔理沙「・・・後で教えてやるから。とっとと部屋に入るぞ」

 

 

扉を開き、中へ入る。談話室と聞くとやや狭いイメージがあるかもしれないが、あの寝室のように思ったよりも広かった。向かい合うソファーが2組並んでおり、ソファーとソファーの間には低めな高さのテーブルがある。

 

 

チルノ「おおっなんかすごい部屋ねっ」

 

魔理沙「お前らは先座っててくれ」

 

大妖精「そうさせてもらいます」

 

魔理沙「うーん、パチュリー呼ぶと小悪魔も来るだろうし、このソファーの大きさだと1組じゃ全員で座れないな」

 

サヤカ「私達が隣にあるソファーに座ればいいのでは?」

 

魔理沙「・・・そうするか。ちょっと距離空いちまうけど」

 

 

小悪魔「(ガチャッ)失礼します」

 

パチュリー「ありがとう小悪魔。魔理沙、待たせたわね」

 

魔理沙「おう、まぁこっち来て座れよ」

 

パチュリー「ここはあなたの家じゃないわよ」

 

 

パチュリーは静かに文句を呟きながらチルノと大妖精の向かいのソファーに座る。小悪魔もパチュリーの隣に座る。

 

 

パチュリー「・・・あら、あなた達がそっち側なの?」

 

魔理沙「私らよりも、当事者と向き合って話した方がいいだろ?・・・ま正確にはもう1人いるんだが」

 

パチュリー「もう1人?・・・あぁそういえばここへ来る途中、レミィが珍しく屋敷内を血相変えて走り回っているのを見たわね。何か探しているようだったけど・・・」

 

魔理沙「あー、それはレイジを追いかけてたんだ。多分フランを人里へ連れてったことにカチキレたんだろ」

 

パチュリー「へぇ、フランを人里へ・・・彼は無知というか何というか、よくわからないわね・・・で、あなたの言うそのもう1人って、彼のことでしょ?」

 

魔理沙「あぁ、だがあんな状況じゃレミリアを下手に止めようとすると面倒なことになりそうだったんでな、ほっといてきた」

 

パチュリー「・・・はぁ。彼も彼だけど、レミィもレミィ、あなたもあなたよ」

 

アーティ「禿同。あいつはたまにホントワケのわからないことするもんなぁ」

 

レン「元はといえばあなたが人里へ行くかどうか聞いたことが原因ですよ・・・」

 

アーティ「・・・Σ(・_・;)」

 

魔理沙「まぁともかく本題に入ろうじゃないか。えーと、どこから話そうかな・・・」

 

パチュリー「途中で変わった事とかあった?」

 

魔理沙「一応あったといえばあったぜ。まずは妖怪の山に入ってちょっとしたら天狗に追い返されそうになったこと」

 

パチュリー「まぁそうなるわね。天狗は余所者を易々と入れてはくれないから」

 

サヤカ「特に私を入れたくなかったようでした。なんとか説得して許してはくれたんですけど」

 

パチュリー「・・・まぁそれもわかる気がする。それと、あなた達が出かけている間に気付いたんだけど、アラガミが騒ぎを起こすときは決まってあなたかレイジのいる場所で起こっているそうね。あのブン屋もすぐに気付いたでしょう。元々余所者に対して排他的な天狗のことだから、結構なおもてなしをされたんじゃないかしら」

 

魔理沙「ああ、いつもなら1人か2人くらいで忠告から始まるはずなのにいきなり大人数でメインディッシュときたもんだ、まさかのsurpriseにびっくりしちまったぜ」

 

チルノ「???」

 

大妖精「今のは無理にわかろうとしなくてもいいかな・・・」

 

魔理沙「まぁその後なんだが、にとりのとこへ行ってサヤカの神機改造してもらった後、めっちゃでっかいアラガミが襲ってきてな。今までにないデカさだったもんでまたまたびっくりしたぜ」

 

パチュリー「?変ね、確か河童って結構山奥に住んでいるはずだけど・・・そんなに大きいのなら天狗達が見逃すはずないでしょうに」

 

サヤカ「えっと、アラガミは地面から生えてくる感じで発生するんですよ。・・・こう、ズバッて感じで。私が元いた世界では小型のものが発生するところしか確認出来てませんが、この方法で現れたとすれば説明がつくと思います」

 

パチュリー「・・・それ、結構大事なことじゃない?もうちょっと早く言ってほしかったわ」

 

サヤカ「すみません・・・」

 

魔理沙「その後は文のヤツに人里でアラガミ襲撃が起きてるって教えてもらって、現地へ急行、そこでレイジ達と合流したってとこだな」

 

パチュリー「人里で・・・?あぁ今朝新聞で読んだわ、あれのことね。あなた達の写真がしっかり載ってたわよ」

 

魔理沙「で、襲撃から里を守ったあと慧音ん家で1泊、そして翌朝出発して、帰路の途中で霧の湖で小休止取ってた時にこいつらを見かけたんだが、ちょっと元気がない様子だったんだ。・・・その理由は当事者本人から話してもらうとしようか」

 

チルノ「あんなのもう思い出したくないよ」

 

大妖精「えっと、とりあえずありのままに言った方がいいでしょうか。まず・・・」

 

 

大妖精はありのままに起こったことを話した。パチュリーは話の内容に少々驚きながらも真剣に聞く。

 

 

大妖精「・・・以上が私達が見たことの全てです」

 

パチュリー「ありがとう。嫌な事を思い出させてしまったわね」

 

魔理沙「でさ、どう思う?今の話について」

 

パチュリー「どう・・・と言われても、何か変よね」

 

魔理沙「変だってのはもう皆わかってると思うぜ」

 

パチュリー「あれね。アラガミ達が騒ぎを起こす原因が違うわね」

 

魔理沙「そうなんだよ。振り返ってみるとさ、お前も気付いた通り毎回サヤカかレイジのいる場所で起きるだろ?アラガミどもはサヤカ達が相当邪魔臭いと思ってるはずなんだ」

 

サヤカ「そんなに恨みを買われるようなことをした覚えはないんですけど・・・」

 

魔理沙「お前確かにとりンとこで言ってたよな。お前の元いた世界では自然が幻想郷ので例えると今の3割弱しかないって」

 

パチュリー「なんですって・・・?それじゃあサヤカ、あなたろくに息が出来ない世界で生きてきたの!?」

 

サヤカ「いえ、皮肉なことに酸素はアラガミの光合成によって保たれています。アラガミは喰らったものの性質を取り込むことがあるんですよ。光合成出来るアラガミは多分、植物を食べていたんだと思います」

 

パチュリー「へぇ・・・」

 

魔理沙「それに比べてここは自然で溢れてる。アラガミどもにとっては最高の餌場なんだろうな」

 

パチュリー「で、どういうワケか神機使いであるあなた達がいることを知って邪魔だと感じ、排除に必死になっている・・・て感じかしら」

 

魔理沙「だと思うぜ。だがそれだと実際の行動と辻褄が合わない」

 

パチュリー「そうよね・・・まず行動があまり効率的じゃない。あなた達を消したいならもっと別に方法があったはずなのに」

 

魔理沙「そうなんだよな。まともに戦えるのは、フランとかの一部を除いてサヤカとレイジの2人くらい。物量に任せて一気に・・・とか出来ただろうにな。あいつらは案外(バカ)なんだろうか」

 

チルノ「誰が(バカ)よ!」

 

魔理沙「誰もお前のことだなんて言ってねーよ・・・」

 

大妖精「なんでそこだけ反応したの・・・」

 

チルノ「あれ?」

 

魔理沙「・・・まあとにかく、今後お前とレイジは下手に外ぶらつかない方がいいんじゃないかなぁ」

 

パチュリー「でもさっきこの子達が言ってた、アラガミになってしまった人間をなんとかしないといけないしどの道外へ出なきゃならないんじゃない?」

 

サヤカ「そうなんですよね・・・出来るだけ早く助けてあげないと取り返しが付かないことになるかもしれませんし、あまりじっとしてもいられません」

 

魔理沙「・・・そういやさ、さっき大妖精が言ってたアラガミになっちまった人間は今どこにいるんだろ。今はあいつの方が重要なんじゃないか?・・・あーでも居場所を突き止められなきゃ作戦の立てようがない」

 

サヤカ「・・・あ、確かレイジさんが索敵に使える能力を持っていたはずです」

 

魔理沙「そんなことも出来るのか。ホント何者なんだあいつ・・・まあいい、なら早いとこレイジを呼んd」

 

レイジ「(ガチャッ)・・・」

 

フラン「あっいた!おまたせー!」

 

レミリア「おまたせ」

 

魔理沙「遅い」

 

レミリア「え・・・いやいや、あれは姉として当然の行動だと思うけど」

 

魔理沙「話したいことがあるから一旦戻ってきたのに、勝手なことしないでくれよな」

 

レミリア「う・・・なんでそんなに不機嫌そうなの?私はただ心配だったのよ?」

 

魔理沙「あんなの度が過ぎてもはやシスコンだぜ。・・・まぁこれで咲夜以外は揃ったな。じゃまずは私らがお前らと別れてから合流するまでにあったことを話しとくぜ」

 

 

少女説明中・・・

 

 

フラン「へー、そっちはそんなことがあったんだね」

 

魔理沙「じゃ、お前らの番だ。私らと合流するまでのことを教えてくれ」

 

 

神機使い説明中・・・

 

 

パチュリー「里の人間と仲良くなったの?よかったわねフラン」

 

フラン「うん、お菓子もらった時は感動しちゃった」

 

レミリア「・・・(゚д゚)」

 

フラン「大変なこともあったけど、いい旅だったよ♪」

 

アーティ「長い階段上ってワケわからんヤツに足止め食らって防衛班の真似事しなきゃいけなくなって足挫いてリンドウにぶっ飛ばされて・・・」

 

レン「散々ですね、アーティさん・・・」

 

レミリア「・・・(´;ω;`)」

 

魔理沙「・・・どうした?」

 

レミリア「なんでもない・・・」

 

魔理沙「そいで、だ。お前らはアラガミどもの動きに違和感を覚えたことはないか?」

 

レイジ「・・・?」

 

レミリア「・・・そういえば、決まってレイジとサヤカのいる場所付近で騒ぎが起こっているわね。・・・ん、ねぇレイジ、紅魔館(ここ)が最初に襲われた時、確かあなたはすぐ近くにいたでしょ?襲撃の直後、どこにいたの?門の近くとか?」

 

レイジ「(コク)」

 

フラン「へー、不思議だね」

 

魔理沙「そう。変だと思わないか?よく考えるといまいち効率的じゃない。アラガミにとって天敵ともいえる神機使いが2人しかいない状況で、未だ始末出来ていない。物量に任せて揉み消す、とか気づかない内に周りから少しずつ侵略、とかもうちょい上手いやり方だってあるはずだ。なのにそれをしないのはどういうこった?」

 

レミリア「知らないわそんなこと」

 

チルノ「あいつらの頭が(バカ)だから!」

 

魔理沙「まぁそれもありうるだろうな。私はな、あえて戦力を小出しにしてると思うんだよ」

 

サヤカ「あえて・・・?なんでですか?」

 

魔理沙「今まで私らが出くわしたアラガミ――――、あれだけでも結構な数だったろ?本気になれば幻想郷を埋め尽くすくらいワケないと思うんだ。それをチマチマと小突くように攻めてくるってことは、私らを疲弊させてから仕留めようとしているのか、混乱させようとしているのか、どっちかかもな」

 

小悪魔「戦力差を誇示しようとしているのではないでしょうか?」

 

魔理沙「ん、・・・あぁお前がいたのすっかり忘れてたぜ」

 

小悪魔「ちゃんといますよぉ・・・ただ喋ってなかっただけで(T_T)」

 

パチュリー「魔理沙、そんなこと言わないの」

 

フラン「ねーねー、そういうのは考えてもあんま意味ないんじゃない?」

 

レミリア「それを言ったら元も子もないでしょうに」

 

魔理沙「うーん、確かに皆の言うことがあんま間違って聞こえないから困りモンだな。・・・あそうだレイジ、さっきお前らがいない時にサヤカがさ、お前が索敵に便利な特殊能力を持ってるって言ってたんだが本当か?」

 

パチュリー「それって、もしかして千里眼のようなものかしら?」

 

レイジ「(コク)」

 

 

レイジはうなずいた後、目を閉じ左手で左目を覆う。その後すぐに目を開けると、彼の左目が紫色に変化、目の中心で赤い点が光る。

 

 

魔理沙「おお目の色が変わった」

 

フラン「わーきれい☆」

 

レミリア「・・・なんかいまいち信じられないわね。レイジ、あなたのそれが本当に千里眼なら・・・・・・そうね、紅魔館(ここ)で働く妖精が全部で何匹いるか答えてみなさい」

 

レイジ「・・・」

 

 

普通ならこの問いには答えられない。だがユーバーセンスを持つレイジなら話は別だ。レイジは脳内マップで紅魔館で働く妖精の数を数え始める。しかし途中で、

 

 

パチュリー「・・・レミィ、あなたはその答えを知っているの?」

 

レミリア「・・・あ」

 

魔理沙「ぶっははははwwwオイ思わず吹いちまったじゃんかww」

 

チルノ「(バーカ)(バーカ)ww」

 

レミリア「・・・シメるわよ#」

 

サヤカ「えっと・・・じゃあ今咲夜さんがどこにいるのか当てるというのは?」

 

パチュリー「それもちょっと確認し辛いわね。あの子は仕事とかで絶え間なく移動しているから」

 

 

ならどうしようと悩みだすが、レイジがすかさず答えた。

 

 

パチュリー「・・・え?門ですって?」

 

フラン「門にいるの?ちょっと窓から見てくる!(ガチャッ)・・・あっホントだいた!」

 

レミリア「えっ嘘・・・!?(少女確認中・・・)本当だわ・・・」

 

魔理沙「すっげ・・・お前本当に人間か?」

 

アーティ「ところがどっこい、そうなのよね」

 

レン「僕らの世界ではあまり不思議なことじゃないんですよね。レイジさんみたいに目の色が変わったりはしませんけど、偵察任務を主にする人がこの能力を持っていたりしますよね」

 

レミリア「・・・あなた達の世界もなかなかブッ飛んでるわね」

 

サヤカ「アラガミなんて怪物がいる時点でブッ飛んでると思いますがね」

 

レミリア「いやそうじゃなくてね、単に戦闘力が高いだけなら霊夢や魔理沙みたいに人間でもありえることだけど、千里眼を持っているというのはちょっと・・・妖怪でもそんなにいないし、びっくりね」

 

魔理沙「・・・あ!」

 

パチュリー「?どうしたの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔理沙「今・・・霊夢どこにいるんだっけ・・・」

 

 

サヤカ「・・・あ」

 

レミリア「・・・あ」

 

大チル「?」

 

パチュこぁ「?」

 

レイフラ「?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レミリア「・・・ああー!すっかり忘れてた!どこに行ったんだっけ!?えぇっと~」

 

サヤカ「あぁ~なんで気付かなかったんだろう・・・確か霊夢さん、地底を調べに行くって言って・・・」

 

魔理沙「次の日には戻るって言ってたけど3日ぐらい経った今も未だ帰ってきていなくって・・・」

 

大チル・レイフラ「???」

 

パチュリー「それって少しまずくない?」

 

魔理沙「少しどころじゃねーかもな・・・。地底で何かあったのか・・・?」

 

レミリア「・・・なんだか嫌な予感がする」

 

魔理沙「・・・運命か?」

 

レミリア「・・・ええ」

 

パチュリー「なら尚更まずいわね。様子を見に行かないと・・・」

 

レイジ「・・・(スッ)」

 

 

パチュリーの言葉にすぐ反応したのはレイジ。行方を探すだけならユーバーセンスを持つ自分が行った方がいいだろう。

 

 

パチュリー「・・・なるほど、千里眼を持つあなたなら早く見つけられるかもしれないわね」

 

フラン「なら私も付いてく!」

 

レミリア「フラン、だm」

 

魔理沙「大丈夫さレミリア、行かせてやれよ」

 

レミリア「だけど・・・」

 

魔理沙「妹のこととなると急に心配性になるなぁ。大丈夫だよ、レイジがしっかり守ってくれるさ。実際こうして無事に帰ってきたじゃんか」

 

サヤカ「私も行きます。霊夢さんには恩がありますし」

 

パチュリー「いや、あなたは残りなさい。下手に動くとアラガミを呼び寄せてしまうわ」

 

サヤカ「でも、私がここにいたら紅魔館が危ないですよ!」

 

レミリア「そんなことは別に気にしないわ」

 

サヤカ「えっ」

 

レミリア「アラガミどもが何を企んでいるのかは知らないけれど、遅かれ早かれ幻想郷を喰らい尽くそうとしているんでしょう?氷精達が遭った例外もあるし、あなたやレイジがどこにいても大して意味はないと思うわ。それに、私は奴らが来ても全然構わない。最近あまり運動していないし、暇してたから。館のことは任せなさい」

 

パチュリー「大丈夫なの?いくらレミィといえど、アラガミが大挙して押し寄せてきたら・・・」

 

レミィ「退屈しなければ私は何が来たっていい、家族は私が全力で守る。・・・まぁ本当に危なくなったらサヤカとかパチェとかにでも手伝ってもらおうかしら」

 

魔理沙「・・・で、結局どうすんだよ?レイジだけで探しに行かせるのか?それとも誰か付いていくのか?」

 

サヤカ「レイジさん、誰か連れて行きますか?・・・あ、もし連れて行くなら紅魔館ががら空きにならない程度に・・・そうですね、2、3人くらいまででお願いします」

 

アーティ「あたしらは当然付いてくわよ」

 

レン「あんまり少人数だと危険ですし、僕もお供します」

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

誰を連れて行く?誰を残す?(レン、アーティは捜索組確定)

 

レミリア  フランドール  パチュリー  小悪魔  サヤカ  魔理沙  チルノ  大妖精

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

レイジ「・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

・捜索組(レイジ、レン、アーティ含め)

 

フランドール

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

既にレンとアーティが捜索組に入ることになっているので、紅魔館の安全を考えるとこれ以上何人もぞろぞろと連れて行く必要はない。レイジに付いていくことを強く希望するフラン以外を紅魔館に残すことにした。

 

 

大妖精「・・・あれ、私達ここに残ること前提?」

 

魔理沙「湖にいるよか安全だと思うぜ?」

 

フラン「じゃレイジ、早速行こっ2回目のお出かけ♪」

 

レミリア「待ってフラン、確かに急を要する事態ではあるけれど、事前に準備をしていかないと危ないでしょ。あなたはちょっと服が汚れてるから着替えてきなさい」

 

フラン「・・・あ、ほんとだ。わかったよ~着替えてくるー」

 

 

一足先にフランが部屋を後にする。レイジは持ち物の確認をし始める。そこへ魔理沙が話しかけた。

 

 

魔理沙「レイジ、これ食ってけ」

 

レイジ「?」

 

 

魔理沙がキノコを手渡してきた。傘の色はオレンジ色で、あまり美味しそうな見た目ではない。

 

 

魔理沙「まぁ見た目はアレだが、生でも食える薬用のキノコだ。幻想郷にある森といえば大部分は魔法の森だし、瘴気が蔓延しているからな。瘴気にやられちまったヤツに食わせりゃたちまち元気に、事前に食っときゃ1日は瘴気に晒されても大丈夫な予防薬となる優れモンだ。あぁちなみに味なんだが―――」

 

レイジ「(パク)・・・ッ・・・!」

 

魔理沙「―――めっちゃ苦いからな・・・って言っても遅ェな」

 

 

レミリア「待機組はどうすればいい?」

 

パチュリー「文字通り紅魔館(ここ)で待機でしょ」

 

レミリア「まぁそうなっちゃうよね」

 

 

サヤカ「レイジさん、確か通信機持ってましたよね?私も持ってるので何かあったら連絡してください」

 

レイジ「・・・(コク)」←(ものっそい苦いの我慢している)

 

 

パチュリー「・・・なんだか急に慌ただしくなっちゃったわね。あ、アラガミになってしまった人間のこともなんとかしないと。どうやら2人が尊敬する上司だそうだから」

 

レミリア「え、そうなの?ならそっちもあまり軽視出来ないわね・・・レイジ、霊夢の安否の確認とあなたの上司の救出、どっちを先に済ませる?」

 

 

 

 

どちらを先にする?

 

➣霊夢の安否の確認   アラガミ化したリンドウの救出

 

 

 

 

レミリア「・・・そう。私が思うにあまり時間に余裕はないかもしれない。あなたのその千里眼をフル活用して霊夢を早く見つけた方がいいわね」

 

レイジ「(コク)」

 

 

今回の「お出かけ」は忙しくなりそうだ。普通に考えれば2手に別れたりなどするのが効率的だが、近頃のアラガミの行動の傾向から考えると、このような要領が悪いとしか思えない方法でいかなければならない。恐らくここにいる全員がもどかしさを感じているだろう。

 

 

フラン「ただいまー!じゃ早速行こうよ!」

 

レミリア「早まる気持ちはわからないでもないけど、身だしなみがなってないわよ。・・・ほら、襟を直して(スッ)」

 

 

早く外へ行きたいあまり身だしなみが一部分だがなっていない。レミリアが軽く溜息をつきながら整えていると、

 

 

フラン「・・・えへへ」

 

レミリア「・・・?」

 

フラン「お姉さまは世話焼きだね」

 

レミリア「・・・誰のせいだと思ってるのよ」

 

フラン「・・・そういうところ、好きだよ」

 

レミリア「・・・。ほら、終わった」

 

フラン「ありがと♪」

 

レミリア「パチェ、ちょっとこの子達を見送ってくる。・・・あぁ私1人で十分よ、あなた達は話し合いの続きでもしていて頂戴。いちいち移動するのも面倒でしょ?」

 

パチュリー「見送るくらい何ともないんだけど・・・まぁいいわ。お願いするわね」

 

 

 

 

 

~紅魔館・エントランス~

 

 

フラン「他に忘れ物とかなかったかな~・・・」

 

レミリア「あとは日傘ね。えっと―――」

 

 

どこにあったかと考え込んだ直後、咲夜がワープしてきたかのように現れる。そして日傘をフランに手渡した。

 

 

咲夜「妹様、日傘でございます」

 

フラン「ありがと。よっし、じゃ行ってくる!」

 

レミリア「・・・ケガしないようにね」

 

フラン「わかってるよ!それじゃあ行ってきまーす!」

 

 

レイジとフラン、レン、アーティが玄関から外へ出る。レミリアと咲夜は彼らの後姿が見えなくなるまで見送っていた。

 

 

レミリア「・・・?」

 




~メメタァゾーン~

チルノ「・・・」

大妖精「・・・」

小悪魔「・・・」

チルノ「・・・つまり、どういうことだってばよ?」

大妖精「・・・私も急な方向転換にちょっと付いていけてない・・・作者さん、妖精にもわかる説明をしてください・・・」

小悪魔「なら私が説明致しましょう。大体の内容としては、まず始めにアラガミという怪物の不可思議な行動について議論した後、お嬢様方が遅れて談話室へ入室。マリサヤペアとレイフラペアの互いの行動の報告をし合った後は全員でアラガミの行動について話し合い始めます。途中で魔理沙さんが、レイジさんが某白狼天狗みたいな能力を持っていることに対して本当かどうか追及、レイジさんがそれを証明しました。だがしかし!ここでのお嬢様の感嘆する言葉の中に「霊夢」という言葉を出てきて皆さんは気付きます。「そういえばまだ帰ってきていない」と!その後皆さんは霊夢さんの捜索と、大妖精さんが言っていた「アラガミ化した人間」の救出。この2つを実行することに決めました。捜索に当たるのはレイジさんと妹様。それ以外は待機組に分けられ・・・さぁ、行こうかー!・・・てとこで終わったんですよ。・・・急なことだったので皆さん少なからず慌てていましたね」

チルノ「・・・つまり、どういうことだってばよ?」

大妖精「私はなんとかわかりました・・・」

小悪魔「うーん、これ以上噛み砕いて言うとなると・・・そうですね、「話し合い→霊夢さんがいない→探しに行こう」・・・て感じでしょうか」

チルノ「うーん・・・だいたいわかったかも」

小悪魔「今回の話は後日修正が加えられるかもしれませんね」

大妖精「改めて、この物語を読んで頂いて本当にありがとうございます」

大チルこぁ「次回もお楽しみに~」


咲夜「あぁ忙しい忙しい・・・」

霊夢「解せぬ」
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