ヒーリングっど♥プリキュア 〜癒しの楽園物語〜   作:シロX

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ではスタート


第85話 のどかの答え♥そして進化は止まらない

「今日何かのどかの様子がおかしくないと思う?」

 

昼休みに蓮花はちゆとひなたと一緒にお弁当を食べていた

 

「そうそう。今日ずっとおかしかったよ。閉まってるドアにぶつかったり、何も無い所で転んだり」

 

「理科の授業でリコーダーを吹いていました」

 

「そうなんだ。実は俺の方でも、別に何もする事なく保健室を一周回って出て行ったんだよ」

 

「さっきも、お弁当を忘れたって言って購買に行ったんですよ」

 

今日ののどかについて3人は色々話してた。しかし話す内容がどれも様子のおかしなものばかり

 

「ラビリンは何か知ってる?」

 

「それは…」

 

「何か言えない事なの?」

 

「それは、ラビリンにも詳しく教えてくれないラビ…」

 

いつも一緒に居るラビリンでさえ、のどかの様子がおかしいのが分からない

 

「それなら無理に聞かないわ。でもラビリン、貴女にならのどかは話してくれると思うわ」

 

「そ〜だよ。だってずっと一緒に居るパートナーだもん!」

 

「一番大切な友達になら話してくれると思ってるよ」

 

「わたし達が知らないのどかを、貴女はずっと見て来た筈よ」

 

「ラビリンものどかっちに聞きたい事あるんじゃないの?」

 

 

 

 

 

////////

 

「ラビリン達大丈夫だと思う?」

 

「ええ。寧ろ、わたし達は何もしない方が良いのよ」

 

「はい、今日のお茶と茶菓子だよ」

 

ちゆとひなたは放課後、蓮花の家にお邪魔して茶菓子を食べに来ていた

 

「今日のおやつは……たい焼きだ!!」

 

「いや〜、この前機械が安売りしてたから買ったんだよね。あと、ついでに業務用の綿菓子機も」

 

「蓮花ってやっぱすげぇな!」

 

「普通にお店が出せるペエ」

 

「そうだ、面白いものを見せてあげる」

 

蓮花は貴婦人と敷布の写真を見せる

 

「貴婦人、敷布と気ぐるしを寄付」

 

「「「えっ?」」」

 

ひなた、ペギタン、ニャトランは意味が分からずだったが

 

「ブフッ!!」

 

「ギャー!!ちゆちーばっちぃ!!」

 

ちゆが口にしていたお茶が、蓮花のギャグに耐え切れずひなたに吹き掛けてしまった

 

「ゲホッゲホッ!…や、やめてください……っ!」

 

ちゆは体全体を震えさせて必死に笑いを堪える

 

「まさか、ここまでウケるとは思わなかったよ…」

 

「変にギャグで笑わせないでよ。アタシだけ汚くなったじゃん」

 

部屋中笑いに包まれてると、リビングの固定電話が鳴り響く

 

「誰だろう?…はいもしもし蒼咲です」

 

蓮花は数回の相槌を打った後、電話を切った

 

「誰からだった?」

 

「のどかから。展望台にビョーゲンズが現れたらしい」

 

「分かりました。すぐに向かい向かいましょう!」

 

 

 

 

 

////////

 

展望台近くまで行くと、逃げ惑う人々で溢れ返っていた。そして、展望台上空には謎のビョーゲンズを目にする

 

「何だありゃ!?」

 

「…もしかしてダルイゼン?」

 

皆んなが謎のビョーゲンズに困惑する中で、のどかはそのビョーゲンズの正体を突き止めた

 

「あれが?」

 

「何がどうなっちゃったの!?」

 

「メガパーツを取り込んだに違いないわ」

 

「あの姿、進化に失敗したのか?」

 

「とにかくダルイゼンを止めましょう!」

 

 

 

「「「「スタート!」」」」

 

「「「「プリキュア ・オペレーション!」」」」

 

 

「「重なる二つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「「交わる二つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

「「溶け合う二つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

「「「地球をお手当!」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

 

「真剣覚醒!」

 

「目覚めろ!揺るぎなき曙光(ブランリュゼール)!」

 

 

 

「「「「「ハァァァッ!」」」」」

 

変身と同時に上空から一気に蹴りをかます。

だが、巨大な怪物と化したダルイゼンに効かず跳ね返される

 

「ウゥッ!」

 

そして、身動きが出来ない空中を狙って両手からクローバーの光弾を連続で放つ

 

「「「キャアッ!」」」

 

「クッ!」

 

フォンテーヌ、スパークル、アースは直撃し、蓮花は揺るぎなき曙光で相殺するも衝撃までは殺せなかった

 

「ウッ!──実りのエレメント!」

 

グレースはぷにシールドで防いだ後、大勢を整えすぐさま大きくジャンプして攻撃へと転じる

 

やっとダメージを与えたかと思いきや

 

「グレー…スゥ…キュアグレース!!」

 

無傷な上、空中にいる無防備なグレースへと飛び込んで来る

 

しかし、ダルイゼンの頭に何かがぶつかり勢い良く地面へと落ちて行った

 

「寝ていろ!!」

 

蓮花が上から強靭な左腕でダルイゼンの頭を掴み地面へと叩き付けたのだ

 

「狙いはグレースか!」

 

押さえつけるも力ではダルイゼンが有利。蓮花を跳ね除けて解放する

 

「ハッ!」

 

揺るぎなき曙光の斬撃でダルイゼンの顔にダメージを与える

 

何とかダルイゼンの攻撃を全て防ぎ全員呼吸を整える

 

その時ダルイゼンの声がした

 

『助けてくれ…』

 

「ッ!」

 

『こんな…こんなの俺じゃない!』

 

「ダルイゼン、グレースの優しさに付け入るのはやめるラビ!」

 

『キュアグレース、お前だけが頼りなんだ…お前の中に…!』

 

自分が生きる事為に、必死にグレースに匿って貰おうと頼み込むも

 

「そしたらわたしはどうなる?いつまで?」

 

その言葉にダルイゼンの手が止まる

 

「貴方が元気になったらどうするの?貴方はわたし達を、地球を二度と苦しめないの?」

 

「ヴゥゥ!!」

 

「わたしはやっぱり、貴方を助ける気にはならない!!

 

「ウ゛ア゛ア゛ァァァ!!」

 

グレースに拒絶された事により、ダルイゼンは無闇やたらに辺りを攻撃し蝕む

 

「ダルイゼン、貴方のせいでわたしがどれだけ苦しかったか貴方は全然分かってない!!」

 

グレースは巻き上げられた地面の破片を足場にして高くジャンプする

 

「分かってたら地球を、沢山の命を蝕んで笑ったりしない!!」

 

牽制で顎を蹴り上げる

 

またま無防備となった空中のグレースに手を出そうとするが

 

「ハァッ!」

 

「火のエレメント!」

 

アースの風とスパークルの火のエレメントの力で、炎を纏う風の結界でグレースを守る

 

「都合の良い時だけわたしを利用しないで!」

 

「氷のエレメント!」

 

更にフォンテーヌの援護でダルイゼンの手を凍らせて動きを止め、腕を滑る様にして近付き攻撃する

 

「わたしは貴方の道具じゃない!」

 

今度は首筋に蹴りを入れた後後退し

 

「揺るぎなき曙光!」

 

それに合わせて蓮花は、揺るぎなき曙光を槍の様に投げてグレースは剣の上にバランス良く乗る

 

「わたしの体も、心も、全部わたしのものなんだからぁぁぁ!!」

 

グレースが揺るぎなき曙光を上手く操りながら、俊敏な動きで次々とダルイゼンにダメージを与え、最後に強烈な一撃をお見舞いし倒す

 

「ラテお願い!」

 

 

 

「「「「ヒーリングっどアロー!」」」」

 

「「「「ヒーリングアニマルパワー全開!」」」」

 

『キュン!』

 

「「「「アメイジングお手当て!準備OK♥」」」」

 

「「「「OK!」」」」

 

「「「「プリキュア !ファイナル!ヒーリングっど♥シャワー!」」」」

 

 

 

ヒーリングっど♥シャワーを浴びたダルイゼンなのだが

 

「最後まで浄化出来なかったラビ」

 

ラビリンの言う通り浄化し切れなかった。しかしと云うべきか、メガパーツを使う前の姿まで戻っていた

 

「馬鹿ね。あんな派手に暴れちゃ見つけてくれって言ってる様なもんじゃない」

 

「シンドイーネ!」

 

シンドイーネも、ダルイゼンの様子を見ていつの間にか現れていた

 

「キングビョーゲン様!ダルイゼンは此方で〜す!」

 

シンドイーネが声を上げると、突如雷が鳴りキングビョーゲンが現れた

 

「ようやくか。もう少し早ければ、もっと進化した状態で取り込めれたものを」

 

気絶するダルイゼンを良い事にキングビョーゲンは取り込もうとする

 

「まぁ良い」

 

「待て!」

 

そうはさせない為に蓮花は、左腕を伸ばしてダルイゼンを掴まえる

 

「いけぇ蓮兄!引っ張っちゃえ!」

 

取り込もうとするキングビョーゲン、それを阻止しようと奮闘する蓮花。綱引き状態となる

 

けれど、取り込む方が強くダルイゼンはキングビョーゲンの体に埋め込まれる

 

同時に蓮花の左腕も

 

「フフ、そのままお前も取り込んでやろう」

 

更に引っ張る力が強くなる

 

「うわっ!?」

 

「蒼咲さん!?」

 

「ちょちょちょ蓮兄!?」

 

フォンテーヌとスパークルが急いで蓮花の体を引っ張る

 

「わんわん!」

 

「蓮花早く手を離すラビ!」

 

蓮花は急いで手を離す。何とか取り込まれずに済んだが

 

「フフフ…ハハハッ!アッハッハッハッ!!!」

 

邪悪なオーラがキングビョーゲンを包み込み、その体を変化させてゆく

 

今まで動物の様な姿から一変、更に巨大化し人型へと大きく変貌させた

 

「き、キングビョーゲンが…」

 

「もっと進化したペエ…」

 

それを見たシンドイーネは興奮する気持ちを抑え切れず、語彙力を忘れた言い方で褒め讃えている

 

「我は『ネオキングビョーゲン』」

 

進化した事により名前も改めてそう名乗った

 

「時は来た。後は地球の全てを手に入れるのみ」

 

「そんな事させないラビ!」

 

「デッカくなったからってニャンだってさ!」

 

「貴方に地球は渡さないわ!」

 

「地球の皆んなの心と体、全部わたし達が守ってみせる!」

 

グレースの言葉に反応してか、ネオキングビョーゲンは軽く笑いを溢す

 

「これは面白い。ダルイゼンを見捨てながら、『地球の皆んな』と『全てを守る』と言うか。随分な思い上がりだ」

 

どうやら取り込んだダルイゼンから、今までの一連の流れを読み取ったのだ。それに対しての皮肉な言葉

 

「…ダルイゼンを追い詰めたのは誰?貴方に言われたくない!」

 

「フッ」

 

「そんな言葉には負けない。わたしは、絶対貴方を浄化する。それがわたしの今の気持ちだよ!」

 

もう言われる言葉に惑わされないグレース

 

本格的に地球の運命を賭けた戦いが始まろうとする

 

そして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……」

 

蓮花達とネオキングビョーゲンの様子を、レンカは木陰で見物していた




オイ、主人公目立ってない。後、レンカの動きをどうしようかと未だに迷ってる

ここまでの拝読ありがとうございました
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