では本編スタートです!
「のどかがビョーゲンズだと疑われてる?」
学校から帰って来るなりとんでもない事を聞かされた。「益子道男」と言う人物から色々と疑われてるらしい
「濡れ衣もいいところよ!」
「のどかっちは、ビョーゲンズを浄化してるプリキュアだってちゃんと説明しよ!」
「駄目ラビ!」
「プリキュアの正体は、絶対知られたら駄目なんだぺエ」
「だよね~…」
「もし、プリキュアって知れたらそれこそ一大事ラビ!そうなったら…」
ラビリン達の深刻な表情に、プリキュアの正体がバレてしまったら大変な事態になる事が予想される。聞く勇気を振り絞ってそれについて聞き返すと
「「「さぁ?」」」
気の抜けた返答だった。どうやら本人達は、その肝心な部分は知らないようだ。寧ろ、バレる事など無いと自負する
「『さぁ?』って…」
「諦めてくれる様子はないの?」
「多分無理です。あの調子だと、スクープをものにするまで毎日尾行します」
「間違っているとはいえ厄介ぺエ」
「自分のせいでちゆ達にも迷惑をかけてしまう」。そう思っての気持ちから、のどかはある事を提案する
「ちゆちゃんとひなたちゃんは、暫くわたしと離れてた方がいいかも。益子君が疑っているのが、わたしだってハッキリしたわけだし」
不安を感じながら今日は解散した
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そして次の日。外を歩いてたら、制服姿ののどかを目にした
「のどかお帰り。そんなに慌ててどうしたの?」
「蓮花さん!実は今日も尾行されてるんです。さっきも、ちゆちゃんとひなたちゃんのお陰で助かりましたけど…」
「なら、俺が傍についておくよ。その方がより安心出来るでしょ?」
「でも…」
「ほら、家に帰るよ」
蓮花がのどかの手を差し出す。その手を受け取ろうか少し迷いもしたが
「では…宜しくお願いします」
蓮花に身を委ねて、手を繋いで家まで帰宅した
家に着いて着替えもしてから、お留守番していたラテと一緒に3人でお散歩に出掛けた
「雨がまた降ってきそうですね」
「のどか、ちょっといいか?後ろから付いて来てるのって」
振り返ると、道の真ん中に明らかに不自然なゴミ箱があった。隠れているつもりなのか知らないが、完全にバレバレの尾行
「はぁ…。蓮花さん走りますから付いて来て下さい!」
益子を巻こうとする為、のどかは道を外れて林の中を走り出した。蓮花ものどかの後ろに付いて行く
「あの子まだ追って来るよ」
「はい。…あっ!」
「のどか!」
走ってると、のどかは足を滑らせてしまう。蓮花は倒れそうになるのどかを、庇って自分が下敷きになる
「イタタ…」
「蓮花さん大丈夫ですか!?」
「大丈夫。ラテも怪我は無い?」
「ワン!」
「すみません!お二人共、怪我はありませんか!?」
尾行していた益子も転んだ2人の安否を確認する
少し場所を変えてのどかを休ませる。律儀な事に益子は、のどかが座る岩に布を被せて汚れない様に気遣う
「すみませんでした」
「取材するのもいいが、あまりしつこいと大変な事にもなりかねない。俺が咄嗟に庇えたからいいものの、下手をしたら怪我をするところだったぞ」
「その通りですね。取材する相手に敬意を払う事を忘れては、ジャーナリストとは言えませんから」
少しやりすぎな益子に厳しく叱り、それを受け止めて深く反省をする
「いつもそうです。しつこく取材して、学校でも煙たがられてます」
「ひとつ聞いてもいいか?君は何で新b「すこ中ジャーナルです」ごめん。そこら辺は良く知らないんだ…」
「益子君はどうして煙たがられても、すこ中ジャーナルをやっているの?」
蓮花達が益子に、何故ジャーナリストとして活動している理由聞く
「雨上がりの蜘蛛の巣って見た事ありますか?」
「「え?」」
「すごく綺麗なんですよ!」
話を聞くと、初めて雨上がりの蜘蛛の巣を見て感動した事を小学校の壁新聞に書いて、先生が褒めてくれたのがきっかけ。そして今の彼を創り上げた
「でも、つい取材に夢中になり過ぎて皆んなに煙たがられて…」
「…夢中になる事があるって素敵だと思う。初めて記事を書いた時の気持ちって、きっとその雨上がりの蜘蛛の巣と同じ様にキラキラしてたんだね」
益子の話を聞いて強く共感する
空から小雨が降って来た
「話しはここまでだね。そろそろ帰ろうか」
「はい!蓮花さんも家に来て下さい!益子君、お話し聞かせてくれてありがとう!」
「いえ…それよりも」
益子は2人に気付かれない様にカメラのシャッターを切る
「花寺さん、もしかして…」
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のどかの家にお邪魔して、雨も上がってテラスでのんびりしていると、ちゆとひなたが会いに来てくれた
「下に降りようか」
「行こうラテ」
下で待っている2人の元へ行こうとすると、ラテの体調が悪くなった
「ビョーゲンズ?」
『あっちで雨さんが泣いてるラテ』
「雨が泣いてる!」
「雨?」
「とにかく行きましょう!」
メガビョーゲンが居た所は、少し前に蓮花達が居た場所だった
「グワイワルラビ!」
「皆んな変身だ!」
「「「スタート!」」」
「「「プリキュア ・オペレーション!」」」
「「重なる二つの花!」」
「キュアグレース!」
「ラビ!」
「「交わる二つの流れ!」」
「キュアフォンテーヌ!」
「ペエ!」
「「溶け合う二つの光!」」
「キュアスパークル!」
「ニャ!」
「「「地球をお手当!」」」
「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」
「抜剣覚醒!」
「来い!
「出たなプリキュア!それに抜剣者!時は来た!我が勝利の記念日!」
「メガ…ビョーゲン!」
「「「きゃあぁぁぁ!」」」
「うわっ!」
メガビョーゲンが繰り出す雨粒が、4人にクリーンヒットし大きく弾け飛ばされる
だが、すぐに体勢を整えて土煙の中から4人が飛び出る
「「「「ハアァァ!」」」」
息の合った同時攻撃で、空中に居たメガビョーゲンを地に引きずり降ろした
「スパークル!ニャトラン!」
「OK!」
『キュン!』
「「キュアスキャン!」」
ダウンしてる隙にキュアスキャンでエレメントを探し出す
「あそこ!雨のエレメントさんだ!」
エレメントを見つけ狙いをつけようとすると、またもメガビョーゲンの攻撃が4人に降りかかる
「皆んな下がって!」
蓮花の指示に従って後ろに隠れる。蓮花は碧の賢帝で結界を張り攻撃を全て防ぐ
「グレースチャンスラビ!実りのエレメントさんの力を借りるラビ!」
「分かった!実りのエレメント!」
花のエレメントボトルと実りのエレメントを交換して、ヒーリングステッキに装着する
「ハアァァ!」
実りのエレメントの力を込めたエネルギー弾がメガビョーゲンを直撃する。再度花のエレメントボトルに付け替える
「エレメントチャージ!」
『キュン!キュン!キュン!』
「「ヒーリングゲージ上昇!」」
「プリキュア !ヒーリングフラワー!」
螺旋回転する光線がエレメントを救い出して、メガビョーゲンを見事に浄化させた
「「お大事に」」
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「雨のエレメントさん、体調どうですか?」
『ありがとう!私はもう元気です!』
雨のエレメントもラテも無事お手当完了。ふと木の方へ目をやると、雨で濡れた蜘蛛の巣が綺麗に輝いていた
「スクープですよ!」
「益子君!?」
急に現れた益子に、慌ててラビリン達は木の陰に身を隠す
「怪物を追い払ってくれた女の子達がいました!名前は…え~と……そうプリキュア!」
姿だけではなく、プリキュアの単語まできっかりと覚えられていた
「花寺さん、君は怪物とは無関係でした。ぼくの勘違いです。大変な失礼を」
いつの間にか、のどかかの疑いが晴れて今度はプリキュアに興味が移った。急いで記事にする為に、その場を立ち去ろうとするが足を止める
「花寺さん、ぼくは既に真実を掴みましたよ。君が隠している秘密をね」
「へぇ!?か、隠してる秘密?」
「そう……そこの男性とお付き合いしている事をです!」
「「えっ?」」
「「本当に!?」」
ちゆとひなたが大きく食いついた
「一緒に手を繋いで歩いたり、楽しく家でお喋りをしたりと証拠があります!」
「ただの友達なんだけど…」
「安心してください!恋愛の邪魔をする気はありません!では失敬」
新たな誤解を生んでしまい益子は今度こそ立ち去る
「のどか、2人が付き合ってるって本当の話なの?」
「蓮兄!!」
「それは…」
「逃げるよのどか!」
「あっ!蓮花さん!」
蓮花はのどかの手を引いて問い詰める2人から逃げ出した
間違ってるとはいえ、意外にも付き合ってるって言われて少し嬉しい気持ちののどかだった
オリ主が学校に行って無い分、大幅なカットが今回目立ちました。
次回からは、その問題を解決させます
ここまでの拝読ありがとうございました!