ヒーリングっど♥プリキュア 〜癒しの楽園物語〜   作:シロX

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新メンバーです!

ではどうぞ〜!


第13話 昨日の敵は今日の友♥集まったお医者達!

「ねぇねぇのどかっち!これから遊びに行っても大丈夫?」

 

「うん!いいよ!」

 

「やったー!」

 

放課後、のどかとひなたは帰りながら花寺家に遊びに行く話で盛り上がっていた。

蓮花とちゆは学校で仕事と部活中

 

「それでね〜…のどかっち」

 

「なんで貴方が?」

 

愉快に帰る2人の前に見覚えのある男性が話しかけて来た

 

 

 

 

 

「ちゆ、今日もお疲れ様。一緒に帰ろうか」

 

「はい!」

 

正門を通り抜けようとする時、先に帰った筈ののどかとひなたが待っていた

 

「のどかにひなた、どうして2人が?」

 

「忘れ物か?」

 

「そ、それは…」

 

「蓮兄に会いたいって人が…」

 

2人が目を向ける方向に振り向くと

 

「何で貴方が!?」

 

「紅牙…」

 

かなり暗い表情をした紅牙が立っていた

 

「少し、話出来るか?」

 

「…いいよ」

 

「駄目です蒼咲さん。絶対罠です!」

 

蓮花の手を取り引き止める。けれど、蓮花は優しく手を離す

 

「心配されなくても大丈夫だよ。だから──」

 

「それならわたしも付いて行きます。別に構わないよね?」

 

「…あぁ」

 

「じ、じゃああたしも!」

 

「わたしも付いて行きます!」

 

結局全員が付いて来る事になった

 

紅牙が話す場所として選んだ所は、町を一望出来るハートの形が目立つ高台。2人が初めて顔を合わせた場所だ

 

「話って何?」

 

「それ、は、だなぁ…!」

 

蓮花に指を指してプルプルと震わす

 

「うぐ……な……まに!」

 

それに加え、言葉も飛び飛びで正直何言ってるか分からない

 

「だぁーーっ!!俺と戦いやがれクソッタレ!!」

 

「「「「唐突!?」」」」

 

「無茶苦茶ペエ…」

 

「はぁ…。一回だけだよ」

 

「蒼咲さん!!」

 

「わっ!?」

 

渋々で受け入れる蓮花にちゆが耳元で怒鳴る

 

「蒼咲さん!蒼咲さん!!あ・お・さ・き・さ・ん〜〜っ!!」

 

「ちゆ聞こえてるよ!そして痛いよ!」

 

自分の置かれてる状況を理解してない蓮花の耳を強く引っ張る

 

「本当に聞こえているんですか!!」

 

「ちゆは俺の母さんかな?」

 

「怒りますよ…」

 

「心配してくれてありがとう。でも大丈夫だから」

 

「蒼咲さんを見す見す殺させません」

 

ちゆは、蓮花が紅牙に刺された時の事を言っているのだろう

 

「大丈夫!」

 

「蒼咲さん!?」

 

「ちゆ危ないペエ!」

 

蓮花は紅牙の近くに歩み寄る

 

「蓮花、お前と戦うのはこれで最後だ」

 

 

 

「「抜剣覚醒!!」」

 

「来い!碧の賢帝(シャルトス)!」

 

「蹂躙しろ!紅の暴君(キルスレス)!」

 

 

 

「うおおォォォォ!!」

 

只懸命に走る紅牙に、蓮花は構えず冷静に動きを観察する

 

「っ!?」

 

蓮花は紅の暴君を振り上げる瞬間を狙い、軽く下から切り上げた

 

伸び切った腕は踏ん張る事が出来ず手から離れ、紅の暴君は綺麗に地面に突き刺さった

 

「勝負あり…かな?」

 

碧の賢帝の刃先を突き付けて勝利宣言した

 

「剣のポテンシャルでは勝っていた…」

 

「今回は、単純に動きが分かり易かったからだよ。これで満足出来た?」

 

「ああ…」

 

紅牙も完全に負けを認めて紅の暴君を拾う

 

「蓮花…その、あれ…何だよ」

 

(急に潮らしくなっちゃった)

 

「俺をそっち側に入れてくれないか?」

 

紅牙の言葉は意外なものだった。蓮花達の仲間に加えて欲しい頼みだった

 

「今更!…蒼咲さん?」

 

「何か訳が?」

 

「…捨てられたんだよ。彼奴らに。俺は魔剣を手に入れて、強い事を証明すればそれで良かったんだよ。地球をどうこうには最初から興味など無い」

 

「行く宛ても無いから俺達の所へ?」

 

「その通りだ。勝手な頼みなのは承知の上だ!俺は彼奴らを倒したい!只それだけなんだ」

 

一緒に戦ってくれる事は嬉しい。だけど反対の者もいる

 

「捨てられたとは言え、元はビョーゲンズの仲間なんですよ!そんな簡単に信じられません!いつか裏切るに違いないです!」

 

「…俺は信じるよ」

 

「わたしも!」

 

「あたしも!」

 

「ラビリン達は?」

 

「えっ!?う〜ん…」

 

少し考えたがすぐに答えは出た

 

「蓮花が言うなら大丈夫だと思うラビ」

 

「何かあれば守ってくれればいいし!」

 

ラビリン達も賛成の意見

 

「ニャトランの言う通り、何かあれば俺が必ず守る。約束する」

 

「…はぁ、分かった。なら、蒼咲さんを信じます」

 

「ちゆからの許可も出たという事で…」

 

蓮花は紅牙の手を引いて笑顔で迎え入れる

 

「これから宜しく!」

 

こうして理由は違えど、ビョーゲンズと戦う仲間が1人出来た

 

「ところで何処に住むんだ?」

 

「それなら考えてある」

 

 

 

 

 

////////

 

次の日

 

のどか達は久し振りに蓮花の家に遊びに行く

 

「いらっしゃい」

 

「お邪魔します…?蓮花さんお客さんが居るんですか?」

 

のどかは玄関に見覚えの無い靴がある事に気が付いた

 

「…入れば分かるよ」

 

「「「??」」」

 

リビングに足を運ぶと紅牙がソファーに座って漫画を読んでいた

 

「「「何で!?」」」

 

「わざわざ実家から荷物持って来て、俺の家に引っ越して来たんだよ…」

 

「よう!昨日振り!」

 

「『よう!』じゃないです!蒼咲さんに迷惑を「あーー!その漫画!!」ちょ、ひなた!」

 

ひなたは紅牙が読んでる漫画に注目する

 

「その漫画って『蝶々さんこんにちは!』じゃん!」

 

「ひなたちゃん知ってるの?」

 

「知ってるも何も、今女の子に人気の少女漫画なんだよ!!」

 

「『蝶々さんこんにちは!』を知ってるなんて、やはりひなただな」

 

紅牙とひなたは自分達の知ってる漫画に大興奮してる

 

「本は毎回最低5冊は買うな。自分用、保存用、鑑賞用、布教用、サイン用」

 

「サインなんて貰ってるの!?ねぇ!見せて!!」

 

「それならあげようか?」

 

「いいの?やったー!!」

 

紅牙は、昨日までの出来事が嘘みたいにもう打ち解けていた

 

「鬼麿さんが少女漫画を読んでるなんて意外過ぎる…」

 

「少女漫画だけじゃないよ。荷物の中を見たら可愛い縫いぐるみ、お裁縫道具があったよ」

 

「何でそんな物が?」

 

「俺の趣味だ」

 

ひなたとの会話を終わらせてた。そして、荷物は全部自分の趣味だと言う

 

「俺の趣味は可愛い洋服とを作ってはフリマで売ってたり、縫いぐるみを買ったりする事だ」

 

「見かけによらず女の子っぽいラビ」

 

「そうだ、ヒーリングアニマル共に確かめたい事がある」

 

「な、何ペエ?」

 

紅牙はメジャーを取り出してラビリン達の体を採寸する

 

「俺の目に狂いは無かったな。これを着てみろ」

 

紅牙はラビリン達にドレスとタキシードを渡した。それを着てみると、ピッタリサイズだった

 

「ふわぁ〜!!」

 

「よくこんな物作れたわね」

 

「何これ!?ちっちゃい!」

 

「さっき測ったばかりだよね?」

 

「俺はメジャー使わなくても、見た感じで測っている。最高の特技だ」

 

紅牙は見ただけで、相手の身長、スリーサイズすらも見抜ける観察眼の持ち主だ

 

「今渡したのは昨日徹夜で作ったやつだ」

 

「コッチー凄いね!」

 

「コッチー…だと?」

 

勝手にひなたが付けた渾名に紅牙が反応たした。しかも良くない反応

 

「せめて俺も『紅兄』と呼べ!俺、一人っ子だから弟や妹に興味があるんだよ」

 

「紅牙ってこんな人だっけ?」

 

「子供が好きだからよ。将来は幼稚園か保育園の先生になろうと思うんだよ」

 

「ますます、わたし達の中の鬼麿さんのイメージが崩れるわ…」

 

今まで、敵としての紅牙しか知らなかった為に、このギャップの変わりように困惑する皆んな

 

「そうだ、折角だからお前らの服も何か作ってやるよ」

 

「えっ!マジ!?」

 

「俺の目に掛かれば、スリーサイズも丸分かりだ。ちゆは上から…」

 

「い、言ったら叩きますよ!!」

 

乙女の秘密をバラされたく無い為、リビングで紅牙とちゆが駆け回る

 

「蓮花さん!」

 

「ん?」

 

「これから、いつも以上に騒がしくなりますね!」

 

「そうだ──」

 

「そこ!!」

 

蓮花が言い掛けたその時、目の前でちゆが紅牙に飛び蹴りを仕掛け、一瞬でリビングが大惨事になった

 

「のどか、ひなた。…片付けるの手伝って」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅牙が仲間になった事で、これから先楽しい日常が始まり、皆んなでお手当てをする




改めて紹介

鬼麿 紅牙(おにまろ こうが)
7月1日/17歳/169cm
高校3年で蓮花より一つ年下。見た目や口調の割には、可愛い物や少女漫画が大好きな青年。勉強面も家庭科が特に優れてる。他の教科も、勉強してなくても80点は余裕で取れる優秀な奴。
特技は、メジャー無しで体型を見ただけで事細かく採寸出来る。身長、体重、スリーサイズも。
口癖もとい決め台詞は「蹂躙してやる!」との事。

容姿
赤みがある髪の毛に短髪。少し目付きが鋭いのが特徴。ミリタリージャケットを全開にジーパンと履いて、ちょっとガラの悪い

ちょっとした小話
「蝶々さんこんにちは!」は2000万部を最近突破した少女漫画。既刊7巻。アニメ化をしてから人気が出始めた。今では、ドラマ化も決定している。

また簡単に説明しました。主人公やオリキャラ、頭がハイスペック過ぎる。

ここまでの拝読ありがとうございました!
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