ヒーリングっど♥プリキュア 〜癒しの楽園物語〜   作:シロX

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新しい玩具の誕生だ!

では本編をどうぞ〜!


第16話 奇跡の誕生♥新たなヒーリングボトル!

美術館のメガビョーゲンを浄化し、今は川沿いに居るメガビョーゲンとお手当ての途中

 

「確かに強いけど!」

 

「お手当て出来ない相手じゃないね!」

 

「グレースお願い!」

 

 

 

「エレメントチャージ!」

 

『キュン!キュン!キュン!』

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

「プリキュア !ヒーリングフラワー!」

 

 

「「お大事に」」

 

 

 

苦戦を強いられると思われたが、メガビョーゲンの隙を突いての浄化技。見事に2体目もお手当てが完了した

 

そして助けてもらった水のエレメントから、フォンテーヌは力を分けて貰った

 

「ワン…!」

 

「どうしたんだラテ?」

 

蓮花が聴診器でラテの声を聞く

 

『小さな木が喜んでるラテ…』

 

未だに弱ってるラテが頑張ってその事を伝えた

 

「小さな木…紅牙はどうやってメガビョーゲンを浄化出来たんだろう?」

 

 

 

 

 

////////

 

「暴君蹂躙!!」

 

キュアスキャン出来ない紅牙は、メガビョーゲンの至る所を切り裂く

 

「居た!木のエレメント!」

 

そしてようやく見つけ出した。手を伸ばして、強引に木のエレメントをメガビョーゲンから引き剥がした

 

 

 

「暴君蹂躙!」

 

 

 

エレメントのいないメガビョーゲンはそのまま消滅した。これで3体目も無事に退けた

 

「クソ!…ハァッ…思ったより苦戦した!!」

 

「中々、だけどメガビョーゲンは前座。本当の戦いはこれからよ」

 

紅の暴君と紫紺の蛇刀の魔剣同士の戦いが火花を散らす

 

 

 

 

 

////////

 

ダルイゼンが使役するメガビョーゲンの元へ行くと

 

「ここまで侵食が進んでるとは…」

 

蓮花達の目の前には、一面に広がる草原が汚染されて赤黒く広範囲に侵食されてる光景

 

「あれ?居なくなったと思ったら仲間連れて戻って来たんだ。大丈夫?お手当て出来る?メガビョーゲン結構育っちゃったけど」

 

「メ〜ガビョーゲン!」

 

ダルイゼンの奥を見ると、今までの比ではないくらい巨大に育っていた

 

「ちょちょ嘘でしょ!?あんなでっかくなっちゃうの!?」

 

「俺たちだって初めて見たニャ!」

 

「び、ビビってる場合じゃないラビ!」

 

「そうだよ。絶対お手当てするんだから!」

 

4人は一斉に飛び出してメガビョーゲンに仕掛ける

 

「メガ!」

 

「クッ!?」

 

「メガ!!」

 

「「「「アアッ!」」」」

 

最初の攻撃を結界とシールドで防ぐも、畳み掛ける一撃に対応出来ず全員纏めて地面に叩き付けられる

 

「いった〜い!全然当たんない、てか近付けない!」

 

「全部あの手でガードされちゃうペエ!」

 

「くっ……うわっ!?」

 

グレースが立とうとすると何故か足下が滑り転がそうになった

 

「地面も蝕まれて傷んでるラビ!」

 

「皆んな前を見るんだ!」

 

足下を気にする間にも、メガビョーゲンは次の攻撃を仕掛ける。タンポポの花の種子を撒き散らす

 

「何でタンポポの種なんて…?」

 

蓮花が手を伸ばして触ろうとすると

 

「うわっ!」

 

「蓮花さん!」

 

蓮花の目の前で爆発する。グレースは駆けつけた起き上がらせる

 

「大丈夫ですか?」

 

「俺の事いい!早く逃げるぞ!」

 

種子から逃げるも、足場の悪い状態で逃げ切るのは不可能。途中から結界とシールドを張って爆発を防ぐ

 

「お手当てどころか、防ぐのも精一杯!」

 

防御一辺倒の蓮花達に最悪の事態になる。蓮花達をすり抜けた一部の種子がラテの所へとふわふわと飛んで行く

 

急いでラテの所へ行き再度結界とシールドを張るも、それすらも防ぎきれない量の爆発が襲い掛かり蓮花達は遥か彼方へ吹き飛ばされた

 

「あ〜あ、これでプリキュア ともヒーリングッバイかな?」

 

「メガ、ビョーゲン!」

 

様子のおかしいメガビョーゲン。そして何かの種を吐き出した。種は、赤黒い触手を出して何処かへ移動した

 

「良い感じに育ったじゃん」

 

 

 

 

 

////////

 

「……か!」

 

 

(う…ぅん…)

 

 

「のどか!しっかりしろ!」

 

「れん…か…さん?」

 

何処かの森の中へと飛ばされた蓮花達。気絶して起きると変身が解除されてる事にも気がつく

 

「一応ラテも無事だよ」

 

「良かった。じゃ、早くメガビョーゲンを浄化しに行かないと」

 

のどかが意気込んで立ち上がるが

 

「本当にお手当て出来るのかな…」

 

「まさか、あんなに強くなってるとはニャ…」

 

「ラビリンたちも、あんなに成長したメガビョーゲンを見たのは初めてラビ…」

 

「正直怖かったペエ…」

 

「浄化するにしても、まだまだ時間は掛かる。つまり、もっと強くなってるって事だよね」

 

「そんなのもっと無理じゃん!」

 

成長したメガビョーゲンの強さを目の当たりにして、ちゆやひなた達は弱気になっている。考える事もネガティブに

 

「思ったけど、このまま成長が続いたらどうなるの?」

 

「今病気にされてる所は二度と戻らなくなるラビ…」

 

「「そんな!?」」

 

「二度か…」

 

ラビリンの言葉に更に不安が広がる

 

「駄目そんなの。絶対浄化しなきゃ!」

 

「分かってるラビ。でも、どうしたらいいラビ?」

 

「力の差が圧倒的過ぎるニャ…」

 

「あたし達、やり方間違ったのかな?だってメチャメチャ強かったよ!あたし達が皆んなビビんないで、手分けしたまま頑張って自分の担当浄化出来てたら、あんな強くなんなかって事でしょ!?」

 

遂には、自分達の選択が誤りだったかを考え始めてしまう

 

「ごめんペエ…僕たちの判断が良くなかったペエ…」

 

「ペギタンのせいじゃないわ。わたしも賛成したもの…」

 

気の落ち込みが深くなり完全に諦めの空気が流れる

 

だけどまだ、2人は諦めてなかった

 

「諦めるにはまだ早い」

 

「蓮花?」

 

「皆んなどうした?何で弱気になる!」

 

「あんなに強くなったんだ。勝てる筈が…」

 

「俺達が必要なのは力じゃない。本当に必要なのは気持ちだ!」

 

「「気持ち…」」

 

蓮花は諦めてない。それはのどかも同じだった

 

「蓮花さんの言う通りです!諦めなきゃいいんだよ!皆んな、見捨てるつもりで花のエレメントさんを最後にした訳じゃないでしょ?」

 

「「…」」

 

「全部のエレメントさんを助けたい気持ちは変わらないでしょ!だったら、どんなに難しくてもお手当てを続ける。それしか無いんだ」

 

「でも、解決策が分からないんじゃ…」

 

「俺はもう、失いたく無い」

 

蓮花の脳裏に浮かぶのは父親の姿。大切なものを守らなかった苦い過去

 

「戦う事に諦めてしまったら、それこそ本当に勝てなくなる。だから、もう少しだけ頑張ろ?その先にある希望を目指して」

 

風が吹く

 

「そうラビ!ラビリンたちはまだまだ頑張れるラビ!」

 

「ラテ様も頑張ってるペエ!」

 

「俺たちが絶対元気にしてやんないとな!」

 

「その為には先ず早くこの森から出ましょ!」

 

「そうだよ!レッツゴー!ゴー!!ゴー!!!」

 

その風は、皆んなの不安な気持ちを追い払い、新たな気持ちの風を吹かせた

 

気持ちを引き締めメガビョーゲンの元へ行こうとするが

 

「ひなた何処に行くんだ?」

 

「勿論メガビョーゲンの……あれ?どっから来たっけ?」

 

蓮花達はメガビョーゲンの攻撃で吹き飛ばされて此処にいる為、自分達が何処にいるかも把握出来て無かった。迷子になってしまった

 

ラテに聞こうとするも、症状が思ったより重くてとても話が出来る状態では無かった

 

「うわーん!ガチのガチでどっちに行ったらいいの〜!?教えて森さ〜〜ん!!」

 

ひなたが叫ぶと、森から様々なエレメントが大量に出て来た

 

エレメント達はある方角の方へ進んで行った

 

「もしかして導いているの?」

 

『お願いします。どうか、私達の仲間を助けて下さい!』

 

「うん!絶対助ける!」

 

蓮花達はエレメント達が導く方向へ走る

 

進んで行くと蝕まれている場所を発見する

 

「もう少しラビ!」

 

「…出口だ!森を抜けるよ!」

 

 

 

 

 

////////

 

森を抜けた先には、ダルイゼンとメガビョーゲンが未だに辺りを蝕んでいた

 

「また戻って来たの?懲りないね」

 

「皆んな行くラビ!」

 

 

 

「「「スタート!」」」

 

「「「プリキュア ・オペレーション!」」」 

 

 

「「重なる二つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「「交わる二つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

「「溶け合う二つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャ!」

 

 

「「「地球をお手当!」」」

 

「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」

 

 

「抜剣覚醒!」

 

「来い!碧の賢帝(シャルトス)!」

 

 

 

変身して早々にメガビョーゲンへと飛び出して行く。それに合わせて、メガビョーゲンも種子での爆発攻撃を仕掛て来る

 

「すげぇ作戦は無いけどニャ!」

 

「諦めなければ、ちょっとずつ体力を削る事が出来るペエ!」

 

「そしたらいつか!チャンスが来るラビ!」

 

蓮花とグレースが前に出て、フォンテーヌとスパークルは2人の援護をする

 

「1人じゃ無理でも!」

 

「わたし達はが力を合わせれば!」

 

「きっと出来る!」

 

フォンテーヌとスパークルがメガビョーゲンの両手を押さえ付け、グレースがメガビョーゲンの頭を蹴り飛ばす

 

「絶対に助ける!」

 

体を仰け反ったメガビョーゲンに、更に蓮花が上から斬り付け地面へと叩き付ける

 

「やったラビ!この調子ラビ!」

 

喜ぶのも束の間、メガビョーゲンの尻尾が、まだ空中にいるグレースを叩き落とす

 

「グレース!」

 

「メガ!」

 

押さえ付けるフォンテーヌとスパークルも、お互いにぶつけられ

 

「なっ!?」

 

メガビョーゲンが起き上がった事により蓮花は宙へ飛び

 

「メガー!」

 

起き上がった反動を利用して、蓮花に頭突きをかます

 

「まだまだ!」

 

それからも諦めずに仕掛けるも、気合い一辺倒ではどうにもならなかった。吹き飛ばされ、薙ぎ払い、蓮花達の攻撃が全く通らなかった

 

体力を削るどころか削られて満身創痍

 

「分かっただろ?無理なものは無理なんだって。見ろよ、アイツは諦めてるぜ」

 

「え…」

 

「まさか…!」

 

ダルイゼンの言葉に嫌な予感がし、グレースはキュアスキャンで花のエレメントの様子を見ると

 

「エレメントさんは、メガビョーゲンに力を使い果たされる寸前ラビ!」

 

「エレメントさんが消えたら!」

 

「この辺りの蝕まれた土地はもう終わりペエ…」

 

病気の進行が思ったより早く、花のエレメントも体力が限界に近づいて来た

 

「エレメントさん諦めないで!」

 

「貴方を助けたいのはわたし達だけじゃない!」

 

「先に助けた光のエレメントさんも、水のエレメントさんも、後とにかく沢山のエレメントさんも!皆んな皆んな言ってたんだよ!!」

 

「頼まれたからには…助ける以外の選択肢は無い!」

 

「だからお願い!一緒に頑張って!わたし達と一緒に!!」

 

諦めず前へと進む。皆んなの想いに応える様に花のエレメントも復活する

 

そんな頑張りも虚しく、メガビョーゲンの攻撃を食らってしまう

 

「お大事に…なんてね」

 

楽勝ムードのダルイゼンだが

 

「ッ!?」

 

その時、三つの光の柱が立つ。グレース、フォンテーヌ、スパークルとそれぞれ光り輝き立ち上がる。そして、手には見たことも無いボトルが握っていた

 

「これは…?」

 

「俺たちも初めて見るボトルニャ」

 

「でも、凄いエレメントパワーを感じるラビ!」

 

「きっと、エレメントさん達が力を貸してくれたんだ。皆んなで地球の病気と戦おって!」

 

新たなボトルを手にして3人はヒーリングステッキにセットする

 

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「届け!」

 

「癒しの!」

 

「パワー!」

 

緑あふれるオアシスを背景にヒーリングステッキを構える

 

「「「プリキュア !ヒーリングオアシス!」」」

 

ステッキからピンク、水色、黄色の螺旋状のエネルギーを放ち花のエレメントを救いだした

 

「ヒーリングッバ〜イ」

 

「「「お大事に」」」

 

 

 

「ふぅ〜ん。プリキュア も成長するんだ」

 

 

 

 

 

////////

 

「エレメントさん、お加減いかがですか?」

 

『まだ、完全に元通りではありません』

 

浄化出来たとは言え、大地がチラホラと枯れてる部分がある

 

『でも、長い時間を掛けて少しずつ戻っていくと思います!プリキュア の皆さん本当にありがとうございました!』

 

「エレメントさん、ラテ様も時間が経てば治るラビ?」

 

流石に、ラテも今回ばかりはグッタリとしていた

 

『大丈夫。先程生まれたエレメントボトルを差し上げて下さい』

 

新しいエレメントボトルでラテを治療出来るので、ラテにエレメントボトルをセットすると

 

「わふ〜ん!」

 

すぐに元気になった

 

「あんなに具合が悪かったのにこんな元気になるなんて」

 

「ミラクルなヒーリングボトルだ!」

 

「そうラビ!これは『ミラクルヒーリングボトル』と名付けるラビ!」

 

ラビリンの命名で新たなヒーリングボトルの名前が決まった

 

「そう言えば紅兄はどうしたのかな?」

 

「確かに随分と遅い」

 

ラテの具合も良くなってるって事は、紅牙の方は何かしらの方法でお手当てが出来たのだろう。だけど帰りが遅い

 

そんな事を考えてると

 

「ぐわっは!!」

 

森の中から紅牙が吹き飛んで出て来た

 

「紅牙!!」

 

ボロボロの姿を見て蓮花達は駆け寄る

 

「蓮花!?クソ!ここまで誘導されたって事かよ!!」

 

「まだまだ詰めが甘いよ紅牙」

 

現れたのは黒いコートを羽織った人物。声から察するに女性

 

「蒼咲蓮花ね?」

 

謎の人物はコートを脱ぎ捨てる

 

長く綺麗な薄紫の髪色に、白いシャツの上にロングカーディガンを羽織り、ジーパンを着込んでる女性が姿を見せる

 

「私は天道 紫苑(てんどう しおん)。同じ適格者で紫紺の蛇刀(バルバリーア)の所有者よ」

 

「適格者!?」

 

「蓮花、久し振りね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新たな適格者「天道紫苑」。紅牙がまだビョーゲンズに居た頃に命令を出していた人物。その人物が蓮花にどう関わって来るのか




良し!それなりに書けた?
次回はどうなるかやら

ここまでの拝読ありがとうございました!
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