では本編スタートです!
「何で牢屋に入ってんだよ!この野朗!!」
「いや〜参った参った!アハハ!」
ハキケンにその場に居た全員が、何処かの場所の知らない牢屋に強制的に移動させられた
紅牙は荒れて、流星は呑気に笑っていた
えれなやちゆ達はと言うと
「2人もプリキュア なの!?」
「そうそう!」
「鬼麿さんが、先走って少し誤解を招いてしまってすみません!」
お互いの事について詳しく話していた
「こうなったら力づくで!!」
紅牙は痺れを切らして魔剣を喚び出す
「紅の暴君!」
しかし牢屋に声が響くだけで何も起こらなかった
「ふざけるな!!」
「そんなに怒るなよ。カルシウム足りてるか?」
「足りてるわ!寧ろ、栄養バランス考えまくって毎食作ってるんだよ!!」
「あーはいはい。そんなに声を張らなくても」
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こちらでも、全てを話し終えた蓮花達
「ひかる達は、宇宙の平和を守る為にプリキュア に」
「のどかちゃん達は、地球のお手当ての為なんだね!」
「お互いの素性を知れて良い雰囲気の所悪いんですが、ラテを探すのも手伝ってくれませんか…?」
蓮花とのどか、ひかるで話す中でララとまどかは必死に探していた
「全然いないルン!!」
「どうすればいいラビ!」
「お、落ち着いて。紅牙達にも連絡して一緒に探そう」
紅牙の携帯に電話を掛けるも繋がらなかった
「何で圏外?」
「どうしましょう」
「う〜ん…」
唸る皆んなの前に奴が現れた
「見つけた。最後のプリキュア 」
「貴方は?」
「先程のメガビョーゲンはどうだったかな?」
「ビョーゲンズラビ!?」
ハキケンは星屑の輝煌を構えて襲い掛かった
「皆んな危ない!」
「抜剣!」
咄嗟だったが、碧の賢帝を喚び出して星屑の輝煌を受け止める
しかし、不安定な体勢で受け止めてしまった為、体に力が入っていない
「蓮花さん!」
「その魔剣、碧の賢帝か。先程の青年も紅の暴君を持っていたな」
「この人やっぱり!」
星屑の輝煌を受け流して、振り解いた隙に一度距離を取る
「だから紅牙達と連絡が取れないのか」
「もしかしたら、流星君やえれなさんも!」
「隙を突いてあの場所に送った」
ハキケンは空へ指を指す
「嘘…」
「これは流石に…」
ギリギリ肉眼で視える遥か上空、大きな建物がそこに浮かんでいた
「キラやば〜っ☆浮遊城だ!!」
「あんな高い所まで行く手段なんて無いラビ!」
「AIがいれば簡単ルン。でも…」
ララの相棒であるAIはこの場にはいない。囚われてると思われる流星達を助け出す手段は無い
「あ、でも。フワのワープなら行けるんじゃ?」
「「「ワープ!?」」」
「ワープだと?」
早くも天の助けが舞い降りた
「皆んな捕まるフワ!」
「え、え!?本当にワープ出来ちゃうの?」
「行かせるか!」
「フ〜ワーープ!」
ワープし、星屑の輝煌は虚しくも空を裂く
「逃したか。だが、あの城からは逃げられない」
「っと!」
「あっとっと!」
「ラビ!」
フワのワープで空中の城まで一気に辿り着いた。蓮花達は慣れてなかったせいか着地でよろけるが、ひかる達は慣れてるものなので上手く着地した
「ここは…あっ!見て下さい!」
のどかが指す方向に石で出来た扉があった
「明らかに罠だな。少し作戦をたててから…」
「皆さん早く行きますよ!流星君達が待っています!」
蓮花の言葉を遮ってまどかが先行する
「ちょっとまどかちゃん!」
「蓮花さん行きましょう」
「流星の事となったら、誰もまどかを止められないルン」
気持ちの先走りだけで進むひかる達に、蓮花達は呆気に取られていた
中に入ると、歩く道は歪で暗い空間が続いてる
「皆んな気を付けて。足場が悪い」
「これくらいの足場の悪さ。わたくしには関係ありません!」
「えぇ…」
かなり入り組んだ城内。進むにつれてとある部屋に辿り着いた
「オヨ。この部屋もハズレルン」
「待って!あれ見て!」
ひかるは無造作に置かれてある、スターカラーペンダント、スターカラーペンとヒーリングステッキを見つけた
「のどかこっちペエ!」
「ペギタンの声が?」
「こっちでプルンス!」
更に、ペギタンやニャトランにプルンスが縄でがんじがらめにされて捕まっていた
「ペギタン!ニャトラン!」
急いでラビリンが縄を解いてあげた
「どうしたのラビ?」
「俺らも分からない。気付いた此処に」
「早く皆んなを助けよう!」
そして最終的に辿り着いたのが
「ちゆちゃん!のどかちゃん!」
「「のどか!(のどかっち!)」」
牢屋越しに3人は手を取り合って再会出来た事に喜ぶ
「流星君大丈夫でしたか?」
「まぁね!」
やっと全員が揃った
「あ!ラテ!」
「わん!」
ラテが蓮花達と共に居た事に知って安堵する
「どうでも良いけど早くここから出ましょ」
そう言ってユニは牢屋の扉を開ける
「はぁ!?何で開いてんだよ!?」
「わたしは怪盗。こんなの朝飯前ニャン」
「だったらそれを早く言えよ!無駄な時間を過ごしてしまったじゃねぇか!」
「鬼麿さん落ち着いて。そんな事より早く行きましょう」
「そんな事って…」
流星達は、自分達の変身アイテムをのどか達から受け取りこの城から脱出を始める
「痛た!」
「大丈夫?」
暗い場所もあり流星は躓いて、ひかるの手を貸りて貰い起きるが
「マジかよ…」
起きると流星の眼鏡のレンズが外れていた
「少し待ってろ、今から直す」
カチャカチャと調整しながら作業する。そんな流星に、ユニは自分のサングラスを掛けてあげた
「おい勘弁しろよ!」
「どうかされましたか?それに流星君は何故ユニのサングラスを?」
「どうもこうも無い、悪いがみんなで勝手にやってくれ。僕は知らん!」
「まどか少し外してくれない?」
言われるがまま、少しショボくれてまどかは皆んなの輪に入る
「怒る事ないでしょ。それしか無いんだから我慢するのよ」
ユニは背中をポンポンと叩いて落ち着かせようとするが、流星は少し苛立ちを感じサングラスを荒っぽく外す
「怒るよ!こんな暗い場所でグラサンなんか掛けて!そんな事するのは、刑事ドラマぐらいだぞ!?」
「流星、皆んなが見てるわよ」
「知った事か!目が悪い上にグラサンなんて掛けたら、今度こそ視界不良で死んじまう!あ゛ぁ゛〜ゾッとする!!」
「いいじゃない刑事ドラマで。探偵なんでしょ?それより眼鏡直ってるね。行くわよ」
「あのね……いや待てよ。グラサンに刑事と言ったら……よし!なんか調子出て来た!」
流星は何か思い出して、ポケットからスマホを取り出して音楽を流した
流れるロックバンドの音楽に合わせて胸を張り、大きく肩を揺らしグラサンを掛けながら、皆んなの所へ歩き出して
「YEEEEAAAAAAAAAAAAHHHHHHH!!!!」
「「「「「!!?!」」」」」
突然の叫び声に全員がビクついて振り返る
「うるさっ!」
「え!?何アレ?」
「眼鏡直ったルン?」
「まぁ…それで進展はぁ?」
「「「「???」」」」
急にヌルっとした口調に低い声を出して困惑させる
「ひ、光が見えたから後もう少しだと思いますけど…」
「そいつはぁ、ご苦労なこったぁ」
若干怯えながらも、のどかは丁寧に教えてくれ、ちゆとひなたはヒソヒソとプルンスと話す
「急にどうしたの?」
「叫んだと思ったら口調もめっちゃ変わるし」
「平常運転、ただの茶番でプルンス」
「どうやら当たりのようだなぁ。光が指し示す方向に行けば出られるだろう」
「「いや、それは当たり前」」
ちゆとひなたの2人がツッコんでいく
「それにしてもこんな所、どうやって作ったんだろう?町の人達に知られる訳には…」
蓮花の疑問に流星はサングラスを外して爆弾発言をした
「証拠隠滅。爆破して燃やせばいい」
「何を言ってるのラビ!?」
「燃えろ、全部燃えちまえ」
((((この人、本当にプリキュア なんだろうか…?))))
蓮花達は何を考えてるか分からない流星について行けず、逆にひかる達は慣れているので敢えて何も言わず無視を決めていた
そんな茶番劇を繰り広げながら、光がある方向へ進むと広い場所へと出て来た
「何だ此処?来る途中こんな部屋は無かった」
「闘技場みたいな場所だな」
蓮花と紅牙が先頭で様子を見ると、幾つもの石像が建ってある
「不気味ですね。流星君?」
「この状況…どっかで…」
何やら流星が考えてる時、大きな地響きが鳴った
「な、何事ペエ?」
「皆んな周りを見て!」
ちゆの言葉で周りを見ると、先程まで見ていた石像が全て動き出していた。その数は29体。しかもその内の1体はかなりの大きさ
「思い出したルン!ノヴァ星と同じルン!」
「それだ!」
「そんな事言ってないでどうするの?石像相手なんてあたし達初めてだよ!」
「任せてひなた!俺と紅牙で何とかするから」
「お前まさか…この場所では魔剣が使えないの知らないのか?」
「え?」
魔剣が使えない事に困惑してる内に、石像がこちらへ着々と向かって来ている
「ここは任せてもいいかな?」
流星は皆んなの前に出てペンダントと構える
「流星君が戦うの?」
「どんな状況にも即座に対応出来る力を持ってるのは僕。そっちは脱出して。後で追い掛ける」
「1人で相手をするんですか!危ないです!わたしも──」
「待って下さい」
のどかも一緒に戦おうとするが、それをまどかが肩を掴んで止める
「流星君に任せましょう。大丈夫ですよね?」
「楽勝!」
「…分かりました」
のどかはまどかの言う事を聞いて、流星だけを残して皆んなは城を出る事にした
「相手が石像なら本気でやれるな」
流星はペンダントにペンを指し込んでキュアアースに変身する
「勝負だ!」
のどか達は急いで外へ出る為に走る。その途中、ひかるがまどかに質問した
「それにしても良かったのですか?」
「何がですか?」
「流星君とやっと会えたのにまた離れる事になって」
それを聞いたまどかは足を止める
「……」
「ま、まどかさん?」
「…少し用事を思い出しました」
回れ右するまどかをえれなが捕まえた
「任せておいて何で引き返すの?」
「それは流星君と!」
「そんなのは今までもしてたし、終わっても出来る事だからそれは後回しよ」
「あー!流星く〜〜ん!」
えれなとユニに引き摺られながら先を急いだ
「と、とても愛に溢れてるね」
「馬鹿なだけだろ」
そして城の外へと出て来れた
「おい此処って空の上だったのかよ!?」
「マジ!?どうやって浮かんでるの!?」
「プルンスお願いルン!」
プルンスが風船の様に大きく膨らむ
「乗るでプルンス!」
「落ちねぇだろうな?」
「大丈夫でプルンス!」
「鬼麿さん怖いんですか?」
「はぁ?怖くねぇし!全ッ然余裕だし!」
と言いつつも恐る恐るプルンスに乗る
「紅牙さん、やっぱり怖いんですね…」
「うるせぇ!」
こうして、城に捕まっていた皆んなを救出に成功したのどか達。地上に舞い降りるのだが、その地上ではハキケンが待ち構えていた
次回でスタプリ組との共闘が最後です
ここまでの拝読ありがとうございました!