ヒーリングっど♥プリキュア 〜癒しの楽園物語〜   作:シロX

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平和な日常

ではスタート!


第35話 知識を教えよう♥奪われる初めて

のどかがアスミに教えるように、蓮花も何か教えようと考えてた

 

「俺達が教えられるものと言えば…」

 

「「勉強」」

 

「まぁ、お2人は頭良いですからある意味ピッタリですね」

 

「そんな訳で」

 

蓮花は机の上に大量の本とノートをばら撒いた

 

「また皆んなでお勉強って事で」

 

「えぇ〜!」

 

「わたくしは楽しみです」

 

ひなたは苦い表情に、アスミはまだ知らぬ知識にわくわくしていた

 

 

 

 

 

「であるからして──」

 

「「「……」」」

 

「ふわぁ〜…」

 

「おいそこのツインテール欠伸するな」

 

「にゃ!?何その呼び方酷くない!?」

 

のどか、ちゆ、アスミは真剣にノートととっているが、ひなたには退屈過ぎて欠伸をする。しかし、それを紅牙に厳しく注意された

 

「19800のビデオデッキが2割引!ボーナス一括払いで5%OFF!!今ならポイント還元が13%付いて…さて、いくら!?」

 

「先生!紅兄が遊び始めました」

 

「2人共、突然のネタ振りは困るよ」

 

真面目にしてたと思ったらすぐこれだ。ほとほと困ってると、アスミが嬉しい事を言ってくれた

 

「面白いですね。もっと本を読みたいと思います。他にはどのような物がありますか?」

 

「それなら書斎に沢山あるからでついて来て」

 

蓮花はアスミを連れて2階の書斎へ案内した

 

「これは…!」

 

アスミもこれには驚いた。壁ギッシリに敷き詰められた本棚と本の山

 

アスミは本を手に取り色んな本をめくる

 

(アスミ…)

 

アスミの横顔に惹かれて、蓮花は無意識にアスミの頬へ手を伸ばす

 

「どうかなされたのですか?」

 

「え?──ッ!?」

 

蓮花は、今自分が何していたのか理解して手を引っ込める

 

「ご、ごめんね。邪魔しちゃって…」

 

「いえ。…そちらの本は何の本でしょう?」

 

机の上にある本をアスミは手に取り蓮花へと見せる

 

「何でこの本が?」

 

それは、紅牙とひなたが愛読してる「蝶々さんこんにちは!」だった

 

「はぁ…勝手に入って此処で読んでいたな」

 

「蓮花この本は何でしょうか?」

 

「それは漫画って言って、ちょっとした娯楽の一種だよ」

 

「なるほど、それは素晴らしいものですね」

 

アスミも適当に本をめくっていき、とあるページで止まった

 

「蓮花、これは一体何をしているのでしょうか?」

 

アスミが見せたのは、主人公とヒロインのキスシーンの場面。どうやらアスミは、キスという行為が分からないようだ

 

「…これは『キス』って行為で、主に好きな人同士が愛を確かめ合う証で、お互いの唇をくっ付けるんだよ」

 

「蓮花はのどか達とキスはした事あるのですか?」

 

「な、何でそうなるの!?」

 

「蓮花はのどか達の事嫌いなのですか?」

 

かなり面倒な言葉を覚えさせてしまった。詰め寄るアスミに、蓮花は後退り腰に机がぶつかる

 

「そんな事はない!のどか達は勿論、アスミだって好きだよ!友達として」

 

「わたくしはキスがどんなものか気になります。好きでしたら、わたくしとして貰えますか?」

 

「ア、アスミ?君の思う好きと俺の思う好きに食い違いが…」

 

アスミは、蓮花の両肩を固定して顔を近づける

 

「おい蓮花、いつまで書斎に篭ってるつもりだ?いい加減……」

 

紅牙はとんでもない場面に遭遇してしまった

 

蓮花とアスミがキスしてる場面に

 

「どうしたの紅兄?」

 

「蒼咲さん大丈夫ですか?」

 

「何かあったの?」

 

次から次へと外野が集まり見てしまう

 

「な、何やってんだお前ら!?」

 

急いで紅牙は2人を引き剥がす

 

そこからは先は地獄絵図だった

 

 

「馬鹿じゃないのか!」

 

「これは不可抗力!」

 

「キス…意外と気持ち良いものでした」

 

 

「ち゛ゆ゛ち゛〜〜!アタシまだあんな事した事無いのに〜!!」

 

「落ち着きなさいよ!ねぇニャトラン何とかならない?」

 

「オレに振るなよ!」

 

 

「ふわぁ〜!ふわぁ〜///」

 

「のどかちょっと興奮し過ぎてラビ」

 

「ど、どうなっちゃうペエ!?」

 

 

ある者は必死になり、ある者は号泣し、ある者は興奮していた。修羅場と化したこのカオスな状況

 

それに混じってインターホンが鳴り響く

 

「お、お客さんだ!助かった!」

 

「おい待て!話はまだ──」

 

蓮花は逃げる様に玄関へと走る

 

「すみません!遅くなって……しま…い」

 

扉を開けて蓮花は言葉を失う

 

何故なら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こんにちは」

 

インターホンを鳴らしたのは紫苑だったから




のほほほんと終わると思いきや!ですよ

次回、紫苑の目的など全て明かされます

ここまでの拝読ありがとうございました!
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