ではスタート
「〜ッ!美味しいです!」
「それは良かった」
今日は珍しく、アスミ1人で蓮花の家に遊びに来ていた。しかし、相手をしてるのは紫苑
紫苑とアスミと2人っきりになる事はとても珍しく歓迎していた。
それもあって、普段は作らないであろうクッキーを作って食べせていた
「いつもはラテを連れてるのにどうしたのよ?」
「ラテは、のどかの事を心配してお留守番をお願いしております」
「まあ、あんな事があったばかりだしね。紅茶もどうぞ」
「親切にどうも」
アスミは紅茶を一口飲み、真剣な眼差しで此方を見つめる
「ど、どうしたの?」
「紫苑は頭がとても良いと皆さんが言っていました。そうなのですか?」
「自分で言うのも何だけど、それなりに賢いわよ。IQは確か……164。蓮花が162で、紅牙が159」
「…わたくしの疑問にお答え出来ますか?」
「相談?良いよ何でも言ってみなさい」
女性同士、腹を割って話せる事もある。友達の悩みも、いつか自分に降り掛かるかもと思い真剣に話を聞く
「最近、蓮花を見てると胸がドキドキするんです」
「………うん?」
「この気持ちは何なのか。楽しいとも、悔しいとも違う。紫苑は分かりますか?」
「何々!!アスミちゃん蓮花に恋しちゃった訳訳なのかなぁ!!?」
紫苑もやっぱり女性だった。こういう色恋沙汰の話になった途端、目の色を変えて子供の様にはしゃいで興奮する
「『恋』ですか?恋って何ですか?」
「説明しよう!簡単に説明するとね、特定の異性を猛烈に好きになったり、大切に思ったり、もうずっと一緒に居たいと思う感情なの!!」
「好きとはまた違うのですか?」
「少し意味合いが変わるわね。友達以上の…特別な貴方にだけの好き……かしら?」
「友達以上で特別ですか…むむむ」
更に考え込む。実際、言葉で言っても分からないのは仕方のない事
なので少し質問して、改めて自分の気持ちを知って貰う事にする
「アスミちゃん、最近蓮花の事を見てる?」
「そうですね……はい。最近ですけど」
「蓮花と向き合うと緊張しちゃう?」
「あまり意識はしていませんが……これも最近ですかね」
「これで最後。誰でもいいから頭の中で思い浮かべて名前を言って」
アスミは考える。そしてすぐに思い付いた
「……蓮花」
「ふむふむ、これに診断終了。まあ、その結果は」
「……」
「間違いなく蓮花に恋しちゃってるわよ」
「わたくしが蓮花に恋を…」
「運が良かったわねアスミちゃん」
紫苑はスマホを取り出して電話をする
「あ、蓮花今暇〜?」
かなりわざとらしい言いようで、蓮花を呼び出した
「良い話を聞かせて貰ったお礼に私が後押しする」
「?」
「相手の出方を伺ってたら他の人に取られちゃうからね。蓮花が帰って来るまで、色々とアドバイスをしてあげるわ」
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「ただいま〜。紫苑、用事って何だ?」
しかしながら、紫苑の姿は何処にもなく代わりにアスミが正座して待っていた
「蓮花おかえりなさい」
「紫苑は?」
「紫苑でしたら、先程入れ替わりで出て行きました」
「え…こっちは図書館で勉強してたのに」
呼び出した本人がいない事に困ってると
「蓮花、わたくし新しい感情を知りました。聞いてくれますか?」
「え、うんまぁ…紫苑はいないから構わないけど。それでどんな感情を知ったの?」
「好きよりもっと好き……恋について学びました」
「ほ〜、紅牙とちゆに感化されたのかな?それで誰に恋をしたのかな?」
蓮花もこの話に上機嫌で聞こうとする
「蓮花です」
「俺ね……俺ですか!?」
アスミは蓮花に更に詰め寄る
「紫苑に言われ初めて気付きました。この気持ちが好きと言う感情」
「アスミ…」
「今度は前とは違います。ですから受け入れて下さい」
アスミは両腕を蓮花の首にまわし、引き寄せてキスする
「んっ…ふぅ」
「アスミ…アスミ!」
蓮花はアスミを強引に引き剥がした
「嫌でしたか?」
「…少し考えさせてくれ。答えはちゃんと出すから」
「分かりました」
アスミの気持ちを知った蓮花。蓮花はそれを苦悩しながら、これから答えを探すのだった
何してこんなに内容にしたがるのか不思議である
ここまでの拝読ありがとうございました