ヒーリングっど♥プリキュア 〜癒しの楽園物語〜   作:シロX

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秋映画はその年のプリキュア 単体で観たかった派

ではスタート


第51話 動物園を守る♥浄化の救い切り開く虹霓(ジオエヴァレンド)

「最近ひなたが落ち込んでいるんだ。どうしたら元気になると思う?」

 

「ひなたが?わたしはそう見えませんが…」

 

「この会話に俺は必要なのか?」

 

今日は珍しく、蓮花がちゆに相談する為家に訪ねて来た。紅牙も若干引っ張られながら連れて来られた

 

「あと、他にも相談があるんだ。紅牙を連れて来たのも理由があるんだ」

 

「「?」」

 

「俺、この前アスミに告白されたんだ」

 

「え?あ…そうなんですね」

 

「ふ〜ん」

 

意外と乾いた返答だった

 

「思ってたのと全然違う…」

 

「そんなものは自分次第だろ?好きなら好きで付き合えよ。嫌なら断るんだな」

 

「蒼咲さんってアスミの事好きじゃないんですか?いつも見ていましたし」

 

ちゆの言う通り、今まで蓮花はアスミの事を見つめる事が多かった

 

でもそれは

 

「それは、アスミの事が心配だからなんだよ。今だからこそ良くなっているけど、初めて会った時は右も左も分からない状態でしょ?だから、俺が目を付けてないと危ないかなぁって」

 

「「過保護だな(ですね)」」

 

「でもまぁ、薄々気付いてたけどな」

 

「……は?」

 

紅牙から言われた事。呆気に取られて変な声が出てしまった

 

「俺の特技は何だ?」

 

「鋭い観察眼……俺の事観察してたのか?」

 

「それは置いといて、お前本当はアスミじゃなくて──」

 

「うん…まあね」

 

蓮花は、アスミではなくひなたをいつも見ていた

 

「ハッ!…これが『恋』と言うやつか!?」

 

「「……」」

 

2人は蔑むような目で無言で見つめる

 

「でも俺、アスミに告白されたんだよ……どうすれば」

 

「ひなたの事は好き、だけどアスミに告白された。単純な事だろ?」

 

「それはそうだが、アスミを傷つけたくない」

 

「蒼咲さんは優しいですね」

 

「その優しさが邪魔をしてるけどな」

 

この状況、恋人同士となってる2人もほとほとに困る

 

「それにさ、アスミを断ったとしてひなたと上手くやって行けるかな?年が離れてる訳だし」

 

「……1935年、エルヴィン・シュレーディンガーは量子力学のコペンハーゲン解釈を説明する為に箱の中に猫を1匹を入れ、そこにいつ蓋が開くか分からない毒ガスの入った小瓶を一緒に入れて置く実験を提案した。さて、蓋が開き毒ガスが漏れたかどうか外から見えないので、箱を開けるまでの間、猫は生きているとも又死んでいるとも解釈出来る」

 

「………えっ?」

 

蓮花は、紅牙の説明に理解出来ておらず口を開けて呆然としていた

 

「…いきなり何?要点が見えないのだけど」

 

「当然だ、これから言う所だ。まさかシュレーディンガーの猫を知らないのか?」

 

「そう言う事じゃなくて…」

 

シュレーディンガーの猫ぐらいは知っている。蓮花が聞きたいのはそれでは無い

 

「言う前に分かったら超能力があるとしか──」

 

「だから要点は何!?」

 

流石の蓮花も、こんな遠回しの説明に苛ついて声を荒げた

 

「シュレーディンガーの猫と同じ様に、お前とひなたが付き合うとどうなるかは、現段階では良いとも悪いとも言える。上手く行くかどうかは、蓋を開けた時初めて分かるものだ」

 

「……分かった。取り敢えずひなたとデートすれば良いって事だね」

 

「なぁ〜んでそんな事になるのか?もう一度一から説明しよう。1935年、エルヴィン・シュレーディンガーは────」

 

また、シュレーディンガーの猫を聞かされる事になってしまった。蓮花は勘弁してくれと言わんばかりに、顔を両手で隠して下を向いた

 

 

 

 

 

「なら動物園に行こう」

 

(何でそうなるんですか…?)

 

唐突な発言にちゆは苦笑いする

 

「動物園にでも行って、ひなたと2人っきりにしてやるから。勿論金はお前持ちな」

 

(鬼麿さん…言ってる事は凄いまともなのに考えてる事は酷いです)

 

「ありがとう。言われなくてもお金は全て出す。ちゆ達の分もな」

 

(それで良いんですか蒼咲さん?)

 

 

 

 

 

////////

 

「そんな訳で俺達は只今『すこやかZOO』と言う動物園にやって来ました!」

 

「どうしたのですか?」

 

「駄目よのどかちゃん。あんな挙動不審な人に近づいちゃ」

 

紅牙の言う通り、蓮花達はすこやかZOOに来ていた

 

「それにしても虎はやっぱ迫力があるな!俺の仲間は最高にワイルドだぜ!」

 

「え?虎と猫って仲間なわけ?」

 

「仲間だよ。虎は、哺乳綱食肉目ネコ科ヒョウ属。そして猫は、食肉目ネコ科ネコ属」

 

「??」

 

蓮花は割と簡単に説明したつもりが、ひなたは容量オーバーで頭から煙が舞い上がっていた

 

「お兄さん良く知ってるね」

 

聞き慣れない声がしたので隣を見ると、のどか達より年が離れてる少年が立っていた

 

「因みにソイツはアムール虎の雄。虎の中では一番デカい種類なんだ」

 

「ふわぁ〜!良く知ってるね!」

 

「あのアムール虎は体重が250kgにもなるのね」

 

「虎がお好きなのですか?」

 

「猫と同じって思うと虎も可愛いよね!」

 

「紅牙、貴方鬼なんだから勝てるよね?」

 

「負けるわ」

 

「アムール虎って虎の亜種だったよね?」

 

「何かバラバラでウケる」

 

少年の言う通りで、蓮花達一人一人違う言葉を漏らしていた

 

「にしてもこの動物園意外と広いな」

 

紅牙はパンフレットを見ながら呟いた。それを聞いてか、少年はある提案をしてくれた

 

「もしかして、お姉さんとお兄さん達は此処来るの初めて?それなら俺が案内してやるよ!」

 

そう連れられて一度中央広場へ戻って来た

 

「この動物園は、世界の地域別に色んなゾーンに分かれているんだ。次はどんな動物が見たいの?」

 

全員が考える中で、ちゆは少年が1人だという事に疑問に思った

 

「そういえば貴方は1人で来てるの?」

 

「いや、お父さんと──」

 

「孝太〜!」

 

少年の声を遮る様に遠くから名前を呼ぶ声が聞こえた。

やって来たのは、のどか達の担任の教師の丸山先生だった

 

「「「こんにちは!」」」

 

「君達も来ていたのか」

 

「初めまして。わたくし、風鈴アスミと申します」

 

「鬼麿紅牙です」

 

「天道紫苑です。どうぞ宜しくを」

 

軽く挨拶を済ませて本題へ移る

 

「んじゃ、次は何処へ行きたいの?」

 

再度考え始めるのだが

 

「キリン!絶対キリン!」

 

「ラッコかな?」

 

「わたしはハシビロコウが見たいわ!」

 

「俺は猿だな」

 

「私は蛇かしら?」

 

「動物と触れ合える所に行ってみたいなぁ〜!」

 

「わたくしは何処でも構いません」

 

ここでもバラバラに答える。それぞれの動物はパンフレットで見る限りでは、あっちこっちにエリアがバラけていた

 

「行きたい所バラバラじゃん…」

 

そう言われてもしょうがない。一体何から周ればいいのか孝太が悩んでいると、丸山先生が助け舟を出す

 

「だったら端から順番に見て行くか」

 

「じゃあ取り敢えずコッチ!」

 

孝太を先頭に一同が歩く最中で、孝太は思っていた事を口にする

 

「にしてもさ、お姉さん達本当キャラバラバラじゃない?」

 

「キャラ?」

 

「そ、話す事とか雰囲気とか。なのに良く仲良く出来るよね。俺だったら絶対無理」

 

「孝太君誰かと喧嘩でもしたのかしら?」

 

「そうなんです。実は友達と喧嘩してね。今日も本当は、その子の家族と一緒に来る筈だったんだが…」

 

「アイツ色々と面倒臭いんだよ。だからもう友達なんて要らね」

 

友達は要らないと言う孝太に心配しながら、それぞれが見たい動物エリアに案内してくれた

 

見た感想はやはりバラバラ。それぞれの個性が表に出るものばかり。しかし、全員その場で沢山楽しんでいた

 

孝太は、全員がバラバラの筈なのに仲が良い事に疑問を持っていた

 

 

 

 

 

////////

 

『グアイワル、ダルイゼン。メガパーツを使った試みはどうだ?』

 

「少しずつ結果が出て来てる所です」

 

「こっちもそんな感じかな」

 

ビョーゲンキングダムでは、メガパーツを使っての実験についての報告を話合っていた

 

1人を除いて

 

「は〜い!キングビョーゲン様!私もメガパーツを使って──」

 

『特にダルイゼン。お前のテラビョーゲンを増やすという試みは実に興味深い』

 

「はいは〜い!このシンドイーネもキングビョーゲン様の為に──」

 

『期待してるぞダルイゼン』

 

シンドイーネが完全に話の輪に入れずキングビョーゲンは去ってしまう。と言うより、大した結果を出していないシンドイーネなど眼中に無かった様子

 

「さてと、期待はさて置きまたメガパーツを取りに行く…?」

 

その場を去ろうとする時、胸元にメガパーツが放り投げられる

 

「何のつもり?」

 

メガパーツを寄越したのは始だった

 

「先日、代わりにメガビョーゲンを出してくれたろ?その分のお礼だ。取っておけ」

 

「ふぅ〜ん…」

 

ダルイゼンは素直に受け取り地球を蝕みに行った

 

「いくら死人が蘇ったと言っても所詮は人間か。メガビョーゲンを生めなければ、メガパーツの使い道も無いと言う訳か。俺にも一つ寄越せ」

 

「お前は何もしてないだろ?それに今はまだ人間だ」

 

 

 

 

 

////////

 

「孝太?」

 

蓮花達が楽しんでると、不意に後ろから名前を呼ばれる声がした

 

振り返ると、孝太と同じくらいの少年と父親と思わしき人物が居た

 

「きっと喧嘩した友達ね」

 

「仲直りのチャンスじゃん」

 

しかしながら、そのチャンスもすぐに無駄となる

 

会って早々に、孝太と友達である秀一と喧嘩を始める

 

喧嘩の中身は実に年相応のものだった。虎とライオンのどちらが強いかと言う言い争い

 

「辞めた辞めた!あ〜面倒臭え!」

 

「僕だって!」

 

「さぁ次行こうぜ!」

 

どこか寂しさがある背中を見てのどかが元気付ける

 

「ねぇ、少し早いけどご飯にしない?わたしお腹空いちゃった!」

 

「うん…」

 

「もう11時か…」

 

紅牙はスマホの時計を見て初めて気付いた

 

皆がお昼にする為に移動する時、紅牙は蓮花の脇を肘で突く

 

「蓮花」

 

目だけで、ひなたを誘えと合図を出していた。蓮花もそれが通じてこっそりとひなたに話し掛ける

 

「ひなたひなた」

 

「何?」

 

「ちょっとだけ2人だけで周らない?」

 

それを聞いた途端、ひなたの瞳はキラキラとして食い付いた

 

「行く!!」

 

大声を出してしまったので全員が注目する

 

「悪い!俺、もう少し見て周りたいから皆んなは先行ってて。あと、ひなたも借りてくよ」

 

「2人共気を付けて」

 

「さぁ、俺達は一足先に休憩でもしとくぞ〜」

 

ちゆもそれに気付いて紅牙と共に皆んなを誘導させる

 

 

 

 

 

「蓮兄見て見て!カバだよ!大っきい口!」

 

のどか達の人目を気にしなくなったのか、先程よりも大はしゃぎで叫んでいた

 

「それにしても蓮兄から誘うなんて嬉し!」

 

「それは良かったよ」

 

ひなたは、腕を組んでは強引に引っ付いて一緒に歩く

 

「なぁひなた、何で最近落ち込んでいるの?何か悩みでもあるの?」

 

「えっ!?そ、それは…」

 

何故知っていると言った表情で目を逸らす

 

とても言える訳が無い。その悩みの種が蓮花だと口が裂けても言えない。ましてや、アスミと仲良くしてる事が原因とは

 

「無理に問うつもりは無い。嫌なら嫌で答えなくても良いよ」

 

「ごめん…」

 

「さてもう少し見て周ろう!楽しんで行くよ!」

 

「うん!」

 

仲良く歩く2人の姿は、周りの人から見ればそういう関係だと思う事も

 

「にひひ!」

 

そんなひなたの幸福な時間は一瞬にして奪う。

大きな地響きが鳴る。何事かと地響きの中心には、メガビョーゲンが園内で暴れていた

 

「「メガビョーゲン!?」」

 

丁度蓮花のスマホからも紫苑から着信が入る

 

『蓮花、メガビョーゲンが現れたの。ひなたちゃんと一緒に来て!』

 

「こっちでも確認してる。合流しよう!」

 

通話を切ってひなたに合流する事を呼び掛ける

 

(あ〜もう最悪!!)

 

折角の良い雰囲気を邪魔されてひなたは少々不機嫌になる。愚痴を溢すのを何とか堪えて蓮花と共に走り出す

 

 

 

 

 

////////

 

「皆んな!」

 

「蓮花さん!」

 

蓮花達の前には、メガビョーゲンにダルイゼンが居た

 

「ダルイゼン!!」

 

のどかではなく、紅牙がダルイゼンに過剰反応していた

 

「行くよ皆んな!」

 

 

 

「「「「スタート!」」」」

 

「「「「プリキュア ・オペレーション!」」」」

 

 

「「重なる二つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「「交わる二つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

「「溶け合う二つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

「「「地球をお手当!」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

 

「「抜剣覚醒!」」

 

「絶剣覚醒!」

 

「舞い上がれ!時を経て繋がる二つの風(テルアスペレスト)!」

 

「吹き荒れろ!翠遠の息吹(ヴェルディグリオン)!」

 

「包み込め!善なる天威(ヴァルベギオン)!」

 

 

 

「「キュアスキャン!」」

 

「葉っぱの根元の所に葉っぱのエレメントさんがいるペエ!」

 

人混みが多い園内で早いとこ決着をつける為、変身早々フォンテーヌがエレメントの場所を特定する

 

「行くぞスパークル!」

 

「OK!」

 

「メガ!」

 

紅牙がツタ、メガビョーゲンは葉っぱを鋭く細めてツルの様にして攻撃し合う。

力では圧倒的に翠遠の息吹が上回り、メガビョーゲンの体を拘束

 

「やあぁぁ!!」

 

動けなくなった所をスパークルが飛び膝蹴りをかます

 

「ハァァ!」

 

「ハッ!」

 

そしてフォンテーヌとアースの連携で追撃をし

 

「これで!」

 

「どう!」

 

蓮花は風の斬撃、紫苑は高速で葉っぱを切り刻む

 

「トォォッ!!」

 

最後にメガビョーゲンの頭にグレースが踵落としで決める

 

「やれやれ、あれじゃメガビョーゲンが育たない。仕方ない」

 

ダルイゼンは悪戦苦闘するメガビョーゲンを助けに入る

 

「ッ!?」

 

突然目の前に現れて、アースは一度距離を置く

 

「相手になるよ。プリキュア 、抜剣者」

 

そして一気に距離を詰めてフォンテーヌとスパークルを吹き飛ばした

 

「「キャアッ!」」

 

「1人で俺達を相手にするつもりか!」

 

「舐められたものね!」

 

入れ替わりで紅牙と紫苑は仕掛ける

 

「うわっ!?」

 

「なっ!?…うっ!?」

 

しかし、翠遠の息吹を掴んでは放り投げられ紫苑と激突する

 

「この隙に!」

 

「悪いけど」

 

「ッ!?」

 

メガビョーゲンに斬りつける所で、ダルイゼンが蓮花の前に颯爽と移動して真剣白刃取りで剣を受け止めた

 

そしてそのまま、蓮花の頭を掴み背中に肘で殴り地面に減り込ます

 

「メガビョーゲンが育つまで大人しくしてくれるかな?」

 

「メガビョーゲン!」

 

「良い感じに育ったじゃん」

 

ダルイゼンは、メガビョーゲンの体の一部を切り取りメガパーツを入手する

 

「折角だし」

 

始に貰ったメガパーツをメガビョーゲンに埋め込んだ

 

「メメメガガ!メガビョーゲン!!」

 

「行け」

 

「させっかよ!フォンテーヌ!」

 

「はい!」

 

紅牙とフォンテーヌが攻撃を掻い潜り、当てたとしても

 

「えっ!?」

 

「効いてない!」

 

2人の攻撃に対してビクともしていなかった

 

「アタシに任せて!」

 

スパークルが走り抜けるも一瞬で捕まえられ、地面に叩き付けられる

 

「スパークル!大丈夫!?」

 

「大丈夫…ありがとう紫姉」

 

今度は蓮花とグレースが攻撃を避けながら突っ込むも

 

「ぷにシールド!」

 

「クッ…!」

 

「ハッ!」

 

シールドに群がってる葉っぱを片付けるのに精一杯

 

「厄介ですね…」

 

「これ以上成長されたらマズい」

 

「少し攻撃の趣向を変えようか。メガビョーゲン!」

 

ダルイゼンの指示で、メガビョーゲンは葉っぱを園内に向けて攻撃をし始める

 

「皆んな急いで防いで!ぷにシールド!」

 

フォンテーヌの言葉で、攻撃より防御に移し替えて動物園を守る

 

「この手数捌き切れねぞ!」

 

「でもやるしかないっしょ!」

 

「これ以上好き勝手させない!」

 

「待って下さい!」

 

全員が防御する中で蓮花は、アースの静止を振り切って単独でメガビョーゲンに突っ込む

 

(この状況を打破してこそ価値がある!)

 

蓮花は、時を経て繋がる二つの風をしまい覚醒を解除する

 

そして、手を前に翳しながら走る

 

(皆んなも!動物園も!この地球も全部救ってみせる!)

「だから俺に力を貸してくれ!内に秘める剣よ!!」

 

蓮花の胸の奥が虹色に輝き、新たな剣を喚び覚ます

 

 

 

「絶剣覚醒!」

 

「切り拓け!救い切り開く虹霓──ジオエヴァレンド!!」

 

 

 

虹色に輝く剣を振るいながら切り込む

 

「メガッ!?」

 

「多少剣が変わってもどうする事も出来ない。メガビョーゲン!」

 

「メ、メガビョーゲン!」

 

メガビョーゲンの攻撃は蓮花を通り越して、グレース達に襲い掛かる

 

「「「キャアッ!」」」

 

「皆さん大丈夫ですか!?」

 

「うん大丈……あれ?全然痛くない?」

 

グレースは自分の体の異変に気付いた

 

「わたしもよ」

 

「アタシも!」

 

それはフォンテーヌもスパークルも一緒だった

 

「…何をした?」

 

「ッ!…皆んなの痛みは俺が全部引き受ける。それが救い切り開く虹霓の能力。ダメージの肩代わりだよ」

 

3人に痛みが無い訳が明らかとなった

 

「これで一気に決める!」

 

 

 

「絶・覚醒剣!」

 

「極限浄化!」

 

果てしなき蒼(ウィスタリアス)以上の虹の巨砲が、メガビョーゲンを飲み込み浄化した

 

「ヒーリングッバ〜イ」

 

 

 

「お疲れ〜」

 

ダルイゼンはメガパーツの補充が目的で、メガビョーゲンが倒されても大した痛手とならずその場を後にした

 

 

 

 

 

////////

 

「な、何とかなった…クッ!」

 

蓮花はその場で膝を突く

 

「おい蓮花大丈夫か!?」

 

「へ、平気…」

 

だが、顔色が悪くとても大丈夫とは思えない

 

「救い切り開く虹霓。確かに強力な絶剣だが、ダメージを肩代わりって事はお前に負担が…」

 

「でも、俺が皆んなの代わりになれば」

 

「……蓮花、その絶剣は使用を控えるように。お願い」

 

「ん…うん」

 

何故だか、紫苑に言われて納得してしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方で、丸山親子に身の危険が迫ってる事はまだ知らない蓮花達

 

これから、彼らと彼女達のお手当ての真価が問われる




一応、蓮花の最終形態ですな。ダメージの肩代わりってデメリットしかない

次回はいよいよ4人の合体技ですな!

では、ここまでの拝読ありがとうございました
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