ヒーリングっど♥プリキュア 〜癒しの楽園物語〜   作:シロX

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満を辞しての強化フォーム!天使ですね!いや天使!

ではスタート!


第52話 終わりなき進化♥ヒーリングっどアローでお手当て!

「蓮花、あの絶剣は控えるように。貴方の身を滅ぼすわよ」

 

「だけど──」

 

「お前は1人で何とかしようとし過ぎる。もっと俺達を頼れよ」

 

蓮花の絶剣について3人が話し合っていると、グレースがこちらへ向かって来た

 

「3人共大変なの。ラテの体調が悪くなったの」

 

「…ビョーゲンズを倒したのに?」

 

「何かあるか調べに行きますので一緒にお願い出来ますか?」

 

「分かった行こう」

 

こうして、ラテが反応する場所へと移動すると

 

 

 

 

 

「居たラビ!

 

「何だ、普通のメガビョーゲンじゃん」

 

蓮花達の目の前には、フラスコを背負った人型のメガビョーゲンが立っていた

 

「ギガビョーゲン!」

 

メガビョーゲンは咆哮を上げると、全身から赤黒の光線は放出し園内全域を一瞬で蝕んだ

 

「一気にあんなに蝕めるペエ!?」

 

「お手当てを急がないと!」

 

「「キュアスキャン!」」

 

先ずは、いつもの様に苦しむエレメントを見つけ出すのだが、そこには信じられない人物が映し出されていた

 

「先生!?」

 

そう、グレース達の担任の丸山先生だった

 

あまりにも衝撃的過ぎる。これまで、人間が媒体となったのは無い。初めてのパターン

 

「ギガビョーゲン!」

 

果てしなき蒼(ウィスタリアス)!」

 

翠遠の息吹(ヴェルディグリオン)!」

 

善なる天威(ヴァルベギオン)!」

 

同時に結界を展開して防御はしたが、威力が強過ぎて三重の結界が破られてしまった

 

「オーホッホッホッ!」

 

声の主はシンドイーネだった。しかし、その姿はいつもと少し違っていた

 

「どう?プリキュア 、抜剣者。この私が生み出した新種のビョーゲンズ。『ギガ(・・)ビョーゲン』の力は!」

 

「ギガビョーゲンだと!?」

 

蓮花達が相手にしていたのには、いつものメガ(・・)ビョーゲンでは無くギガ(・・)ビョーゲンと言うやつだ

 

「私はね進化したのよ。この体にメガパーツを取り込む事によってね」

 

「確かにメガパーツはビョーゲンズの成長を早める物だけど……普通考えついてもやらないわよ!」

 

「さあギガビョーゲン!お前の力を見せつけなさい!」

 

「ギガビョーゲン!!」

 

全員がジャンプで避けてそこから攻撃に展開するのだが

 

「クッ…きゃあ!!」

 

ステッキを構えるグレースにギガビョーゲンは、手で払い退けて地面へと叩き付けた

 

「ハァッ!…うっ!」

 

フォンテーヌでも裏拳で殴られ近付けず

 

「スパークル!」

 

「ハァァァ!!」

 

蓮花がスパークルを投げ飛ばして、そのスピードに回転を付けて蹴りを入れたが全くビクともせず、逆に吹き飛ばされてしまった

 

「ヤバい!」

 

「なんて攻撃力!」

 

「これまでのメガビョーゲンとは比べ物にならない程強くなっています」

 

「そうね、私達の魔剣で太刀打ち出来るか…」

 

だからって怯んではいられない

 

「先生を返して!」

 

グレース達が派手に動いて、ギガビョーゲンに近付こうと必死になるが

 

「「「キャアアア!!」」」

 

「「うわあぁぁ!!」」

 

蓮花とアースを除いた5人は、それぞれ別方向に吹き飛ばされて変身が強制的に解かれてしまった

 

「「皆んな!(皆さん!」」

 

「ハッ!」

 

蓮花はギガビョーゲンの頭上を超えて、果てしなき蒼と交換して不滅の炎(フォイアルディア)を喚び出した

 

「抜剣覚醒!──炎帝業火・応用編!!」

 

不滅の炎の刀身が煮え滾るマグマの炎に包まれて、巨大な刀身へと変貌する

 

「決める!!」

 

ギガビョーゲンの肩に向けて剣は振り下ろされたが

 

「うおおぉぉ!!」

 

ギガビョーゲンの身体が凄まじく強固なもので、逆に不滅の炎の刀身が砕け散った

 

「不滅の炎の炎帝業火が破られた!?」

 

動揺の一瞬、動きを止めた蓮花は叩かれて覚醒状態が解かれてしまった

 

「蓮花!…ああ!?」

 

アースも蓮花に気を取られた隙を狙われて、茂みの中へ飛ばされて変身が解除された

 

「やった!やったわ!遂に手に入れたのよ!プリキュア や抜剣者を凌駕する程の力を!!」

 

シンドイーネは、高笑いした後にキングビョーゲンにその姿を見せる為に、ギガビョーゲンを連れてその場を後にした

 

 

 

 

 

////////

 

シンドイーネが去った後、のどか達4人は園内の様子を見る為に別れた。そして蓮花達は

 

「う…〜〜〜ッ!!」

 

「おい蓮花大丈夫か?」

 

「ゲホッ!ゲホッ!……ああ、何と…〜〜ッ!!」

 

トイレに篭って吐瀉物を吐いていた。 救い切り開く虹霓(ジオエヴァレンド)の能力であるダメージの肩代わり、そして先程での戦闘で身体が悲鳴を上げていた。

身体が身の危険を感じて、警告するかの様に吐かせているのだ

 

蓮花の体調は酷いものだった

 

「無理そうね。蓮花、貴方は帰りなさい」

 

「…帰る訳にはいかない。まだギガビョーゲンがいる!」

 

「だけどね…」

 

「言うだけ無駄だ。こうなった蓮花は言う事聞かない。お前も知ってるだろ?」

 

紫苑は蓮花の目を見つめる。その瞳の奥はまだ闘志を燃やしていた

 

「はいはい分かりました」

 

蓮花達はトイレから出てのどか達と合流した

 

「孝太君…良かったの?置いて来て」

 

「はい、此処に居れば安全ですし」

 

「おい蓮花大丈夫か?顔色悪いぞ」

 

ニャトランが蓮花の体調不良に気付いた

 

「大丈夫。それよりもラテの具合いも悪い。ギガビョーゲンが現れたの?」

 

「港の方に現れたラビ」

 

「やるぞ。やるしない。最後までお手当てするんだ」

 

 

 

「「「「スタート!」」」」

 

「「「「プリキュア ・オペレーション!」」」」

 

 

「「重なる二つの花!」」

 

「キュアグレース!」

 

「ラビ!」

 

「「交わる二つの流れ!」」

 

「キュアフォンテーヌ!」

 

「ペエ!」

 

「「溶け合う二つの光!」」

 

「キュアスパークル!」

 

「ニャ!」

 

「「時を経て繋がる二つの風!」」

 

「キュアアース!」

 

「ワン!」

 

 

「「「地球をお手当!」」」

 

「「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」」

 

 

「「抜剣覚醒!」」

 

「絶剣覚醒!」

 

「舞い上がれ!時を経て繋がる二つの風(テルアスペレスト)!」

 

「吹き荒れろ!翠遠の息吹!」

 

「包み込め!善なる天威!」

 

 

 

 

 

////////

 

港では、ギガビョーゲンが近くの街を手当たり次第に蝕んでいた

 

そこへ、走って追い付いた蓮花達の姿が映る

 

「ハッ!」

 

「ギガ!」

 

「きゃあ!」

 

スパークルの攻撃を跳ね返して、更にはそこから張り手で遠ざける

 

「ハァァァッ!」

 

「ギガ!」

 

「クッ!」

 

フォンテーヌの拳も片手で簡単に振り払われた

 

「あ〜らプリキュア ちゃんに抜剣者達また来ちゃったの?ギガビョーゲンにこれっぽちも敵わなかったくせに」

 

「うるさいな!」

 

「今度こそ絶対に引かないわ!」

 

「必ずギガビョーゲンを浄化してみます!」

 

「約束したの。プリキュア が先生を助けるって!!」

 

ギガビョーゲンの光線を全員が避ける事に集中して、少しでもギガビョーゲンに近付こうとしている

 

「ギガビョーゲンの攻撃は強力ラビ!」

 

「まともに食らうと復帰するのに時間が掛かる!」

 

「とにかく避ける事が大事ペエ!」

 

「その上で、ちょっとずつ少しでも体力削って一気にヒーリングオアシスに持ち込むラビ!」

 

蓮花達はヒット&アウェイで攻防を繰り広げる

 

「音のエレメント!」

 

アースが怯ませて、グレース達で光弾を連続で撃ち放つ

 

けれども、一瞬の動きを封じるだけで全然効かないでいる

 

「ギガー!」

 

「ぷにシールド!」

 

「グウゥ!」

 

シールドの上からでもグレースの体は大きく後退しダメージが通る

 

「雷のエレメント!」

 

「雨のエレメント!」

 

「実りのエレメント!」

 

「「「ハァァァ!」」」

 

それぞれ3方向から一斉にエレメントの力で連撃する

 

「翠遠の息吹!」

 

そして、翠遠の息吹のツタでギガビョーゲンの両腕両脚をがんじがらめにして、蓮花と紫苑が一撃を加える

 

「覚醒剣!──狂飆爆烈!」

 

「絶・覚醒剣!──天威絢爛!」

 

竜巻が発生させて、その風に紫苑が乗り毎秒何百という数の斬撃を与える

 

「ギガ!?」

 

「覚醒剣!──真・翠嵐疾風!」

 

竜巻がギガビョーゲンを空中へ放り投げられると、そこには紅牙が待ち受けて追突させる

 

地面へと強烈に叩き付けられ

 

「空気のエレメント!」

 

アースが、ギガビョーゲンの目の前まで接近して空気でグレース達の距離を離した

 

「「「今だ!!」」」

 

 

 

「「「トリプルハートチャージ!」」」

 

「届け!」

 

「癒しの!」

 

「パワー!」

 

「「「プリキュア !ヒーリングオアシス!」」」

 

 

 

「ギガビョーゲン!」

 

だが思わぬ反撃をされる。ヒーリングオアシスに合わせて、ギガビョーゲンが背中に背負ってるフラスコから巨砲を放ち相殺させた

 

「「「ッ!?」」」

 

「皆さん!…ああ!」

 

爆風によってアースはグレース達の所まで吹き飛ばされた

 

「そ、そんな…」

 

「ヒーリングオアシスを弾き飛ばすなんて…!」

 

「まだだ!!」

 

「行け!」

 

紅牙は翠遠の息吹を蓮花に投げ渡した

 

「果てしなき蒼!不滅の炎!翠遠の息吹!」

 

 

「真剣覚醒!」

 

「目覚めろ!揺るぎなき曙光(ブランリュゼール)!」

 

 

「真・覚醒剣!──蒼炎翠光!!」

 

4つの輝きがギガビョーゲンを撃ち抜き膝を突かせた

 

「ヒーリングオアシスで駄目なら絶剣でお手当てするまでだ!!」

 

揺るぎなき曙光を投げ捨て次の魔剣を喚ぶ

 

「馬鹿やめろ!!」

 

「駄目よ!許可出来ないわ!!」

 

 

「絶剣覚醒!」

 

「切り拓け!救い切り開く虹霓(ジオエヴァレンド)!」

 

 

「2人共構わず突っ込め!」

 

「クソが!」

 

「もう!」

 

2人はやけくそになりながらも、蓮花に言われた通り走り出した

 

「ギガビョーゲン!!」

 

「きゃあ!」

 

「紫苑!…うがっ!?」

 

紫苑は地面に打ち付けられながら歩道へ、紅牙は建物に叩き付けられてしまう

 

「かはっ…!ま、マズイ…」

(口から血が。それに息が…)

 

「動けない…!それよりも…」

 

紅牙は肋骨が折れてその破片が左の肺に刺さり、紫苑は右脚が完全に砕かれてしまった

 

しかし、2人が気にしてるのは蓮花の方だった。

蓮花の方へ目を移すと、膝を突いて天を仰いで泡を吹いていた

 

救い切り開く虹霓で2人の痛みが一気に蓮花に降り掛かり、そのショックで失神直前の状態になってしまったのだ

 

「ギガビョーゲン!!」

 

無慈悲にギガビョーゲンの拳が突き刺さり、蓮花は倒れてしまった

 

「これで分かったんじゃない。ヒーリングアニマルだの人間だの、ましてや魔剣など雑魚がいくら集まったって進化した私の力に太刀打ち出来ないって」

 

「ハァ…ハァ…」

 

「そこで這いつくばって眺めてなさい。この星全てがキングビョーゲン様色に染められていくのをね!!」

 

「ギガビョーゲン」

 

山も海も何もかもが蝕まれていく

 

「そんな…これ程までに力の差があるとは…」

 

「くぅ〜ん…」

 

「申し訳御座いませんラテ。わたくしでは、これ以上お役に立てません……」

 

「俺達も限界だ…」

 

紅牙と紫苑がお互いに肩を借りながらグレース達の所までやって来た

 

「俺は肺をやられ、紫苑は右脚が粉砕骨折。それに蓮花はショック死寸前だった」

 

「翠遠の息吹で傷を治すにしても、これ程まで深手を負わされてしまったら時間も掛かる。私達はもう使い物にはならないわ」

 

「そんな!アースや蓮兄達が無理ならアタシなんか…」

 

「これ程絶望に満ちた気持ちは、わたくしは感じた事がありません…」

 

蓮花達は完全に戦闘不能、アースも力の差を見せつけられて打ちひしがれ、自分達の持つ技でさえも通用しなかった

 

絶望の淵に立たされた

 

しかし

 

「「それでも」」

 

「わたしは諦めたくない…!」

 

「ラビ…!」

 

「先生も、ビョーゲンズのせいで苦しむ人の気持ち分かるから」

 

「そんな、大切な人の無事を祈る孝太君の気持ち分かったラビ!」

 

「ギガビョーゲンがどんなに強くても」

 

「放って置く訳にはいかないラビ!」

 

グレースとラビリンだけはまだ諦めてはいなかった。自ら鼓舞して奮い立たせた

 

「…先生達だけじゃ無いわ。地球をビョーゲンズに奪われたり、沢山の生き物も苦しむって良く分かった」

 

「そうペエ。エレメントさんも皆んな苦しむペエ」

 

「フフ…先生の言った通りだ。アタシ達、キャラバラバラが良いんだって話」

 

「誰かが挫け掛けても誰かが立ち上がる。そうしたらこうして、次々勇気が湧いてくる!」

 

フォンテーヌ、スパークルと折れ掛けた心を持ち直して立ち上がった

 

「アース、わたし達まだ頑張れるよ」

 

「ラビリン達ヒーリングアニマルと人間のパートナー、それに地球と風から生まれたアース!」

 

「そして、いろんなエレメントさんから力を預かってるペエ!」

 

「蓮花達だって側に付いてるニャ!」

 

「こんなに沢山の人が、沢山の人達が集まってるんだもの!」

 

「まだまだ行けるよ!そんな気して来ない?」

 

3人はアースに手を差し伸べる

 

「わん…!」

 

「…はい!皆んなで手を取り合えば必ず!」

 

ようやくしてアースも持ち直した

 

「後は…頼んだよ…!」

 

目を覚ました蓮花はグレース達に最後の望みを託した

 

「蓮花さん達の分までお手当て頑張って来ます!」

 

グレース達はギガビョーゲンの前まで躍り出た

 

「「「「わたし達は!お手当てを諦めない!!」」」」

 

その時、それぞれの持つエレメントボトルが大きく輝き始めた

 

そして、輝きはひとつとなり新たなエレメントボトルを誕生させた

 

「新しいエレメントボトル!?」

 

「今まで集まったエレメントさんの力がひとつになったラビ!」

 

「わふーん!」

 

そしてラテを中心に、ヒーリングステッキにアースウィンディハープもひとつになって、新しい姿となった

 

注射器にも似た弓矢となった武器「ヒーリングっどアロー」となる

 

「ラテ様が、ボク達の力をひとつに纏めてくれたペエ!」

 

「さっすがヒーリングガーデンの王女様だぜ!」

 

「わん!」

 

「グレース!皆んなの力で浄化するラビ!」

 

「うん!」

 

 

 

「「「「ヒーリングアニマルパワー全開!」」」」

 

『キュン!』

 

グレース達の姿が変わり、スペシャルヒーリングっどスタイルへ変わった

 

「「「「アメイジングお手当て!準備OK♥」」」」

 

「「「「OK!」」」」

 

ヒーリングっどアローの持ち手を引き、癒やしの力を溜め込む

 

「プリキュア !ファイナル!ヒーリングっど♥シャワー!」

 

最上とも言いえる癒やしの浄化技を放つ

 

「ヒーリングッバ〜イ」

 

「「「「お大事に!」」」」

 

「わふ〜ん!」

 

 

 

強力な浄化技で、ギガビョーゲンを浄化し蝕まれていた場所全て元に戻った

 

「嘘でしょ!?あんなに蝕んだのに!!」

 

シンドイーネは退散して行った

 

「綺麗…!」

 

「流石プリキュア だな!」

 

「まるで白衣の天使…!フローレンス・ナイチンゲール」

 

紫苑、紅牙、蓮花とその姿に見惚れていた

 

 

 

 

 

////////

 

グレース達は蓮花達へと駆け寄った

 

「どうだった蓮兄!新しいプリキュア の服凄くなかった?ゴージャス盛り盛りでさ〜!」

 

「羽まで背負っちゃってさ!」

 

「もう、ファッションショーじゃないのよ」

 

「地球から新たな力を託された象徴ペエ!」

 

未だに興奮が抜け切れてない

 

「これは『スペシャルヒーリングっどボトル』と名付けるラビ」

 

「これがあれば、またギガビョーゲンが出て来ても皆んなを助けられる。ありがとう地球さん」

 

「これからも、皆んなで力を合わせてお手当てを続けましょうね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや、それは無理な話だ」

 

「「「「「「「ッ!?」」」」」」」

 

その瞬間、全員背後から今にも殺されるような殺気を察知する

 

「な、何この変な感じ?」

 

振り返ると、始とその隣には邪悪なオーラを放っている長い白髪の青年が居た

 

「父さん……と誰だ?」

 

「我を知らぬとは…。正直言って幻滅」

 

「その声!」

 

蓮花には聞き覚えがあった。まだ果てしなき蒼になる前、碧の賢帝(シャルトス)から時折り聴こえていた声だ

 

「我が王よ」

 

始は、両膝を突いて原始の魔剣を差し出す。その姿は完全に忠誠心を表していた

 

「王ですって!?」

 

「天道さん、何か知ってるのですか?」

 

「魔剣を扱う王は歴代の中でたった1人だけ」

 

 

 

「覚醒剣!」

 

「滅び尽くせ!原始の魔剣!」

 

 

 

覚醒状態になった。しかし見た目は完全に蓮花達とは正反対。白だった長い髪は黒へと変色した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「抜剣者レンカ。古の時代の一国の王であり、最初の抜剣者よ」




次回からオリスト3話分挟みます!
更にはヒロインである、ひなたの精神をズタボロにさせます

ここまでの拝読ありがとうございました!
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