ではスタート!
「蓮兄い〜〜!あ〜そ〜ぼ〜!!」
そんな大きく叫ぶ人物は平光ひなただった。彼女は、蒼咲家の前に居た
「?」
いつもなら、叫んだら出て来るのだが出て来ない
「ありゃ?」
インターホンを鳴らしまくる。迷惑極まりない。もし紅牙が居るなら、恐らく怒って飛び出して来るだろう
「誰も出て来ない……もうしょうがないなぁ〜!」
最後の手段である。合鍵を使っての合法侵入
「蓮兄〜?」
一階を手当たり探したが居ない。ならば二階と蓮花の寝室を覗くと
「蓮兄?」
散らかった部屋のベッドでぐっすりと寝ていた。本が開かれており、紙が部屋中に散らばっており、蓮花の魔剣が立て掛けてあったり置いてある
「うわぁ〜、アタシの部屋より散らかってるし」
足の踏み場を確保しながら、ベッドに近付いて蓮花を起こしてみる
「蓮兄〜もうお昼だよ〜」
「すぅ…すぅ……」
「蓮兄!蓮兄!蓮兄!蓮兄ぃ〜!」
しつこく起こすも中々起きてくれない
「むぅ〜!……潜っちゃお」
ガサゴソとひなたは布団の中に潜り込んだ。そして、ひなたはスマホを取り出して蓮花の寝顔を写真で撮り始める
「蓮兄の寝顔ゲット〜」
そんな事をしてると、蓮花が寝ながら右手をひなたの方へ弄っていた
「うぇ!?///」
「ん……んぅ…」
蓮花は意図せずに、ひなたの胸元に顔を埋めて匂いを嗅いでいた
(ヤバい!ヤバいヤバいヤバい!)
普段、蓮花はこういう事は絶対にしない。それも相待ってひなたの恥ずかしさは爆発寸前だった
「うぅ〜!蓮兄くすぐったいよ〜!」
「う…んっ?」
「あ、蓮兄起きた?」
「ひな、た?……あれ?」
ようやくして目を覚ました蓮花。埋めていた顔を上げて初めてひなたが居る事、そしてその体勢に気付いた
「ごめん!ごめんね!」
「ううん。アタシも変な事しちゃったし」
少し気不味い空気が流れる
「あ〜蓮兄、剣どうすんの?」
「そ、そうだな。片付けるよ」
魔剣達は蓮花の体に戻っていく
「ふわぁ〜……着替えるからリビングで待っててくれる?」
「ほ〜い!」
「お待たせ。待った?」
「全然!…あ、蓮兄」
ひなたが蓮花の元へ歩き、シャツのボタンを閉め始める
「ちゃんと着れてないじゃん。アタシが面倒見てあげる!」
「いや、そこまでしなくても…」
「アタシがそうしたいの!偶には、アタシにも手伝わせて!」
ひなたは台所へ向かい、髪をポニーテールに結び直して冷蔵庫の中を弄る
「ひなた、パンケーキ以外作れるんだ」
「アタシだってちゃんと作れるよ!」
とまぁ、ひなたに任せるのだが
「何、コレ…?」
皿に出された物を凝視する
「料理……」
「えぇ…」
「いや〜!蓮兄の冷蔵庫の中珍しい物ばっかだったから!」
だからと言って、何をどう料理すればこんな物が出来上がるのかが気になる
「なら一緒に作ろ」
「蓮兄のケチンボ!」
「ケチンボ!?」
わちゃわちゃしながらも、2人で仲良く料理してお昼を過ごすのであった
前書き、後書きで言う事無いと何か適当に書いちゃう!
ここまでの拝読ありがとうございました