ヒーリングっど♥プリキュア 〜癒しの楽園物語〜   作:シロX

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今回はどんな日常でしょうか

ではスタート


第57話 三次元なチェス♥俺と俺の会話でよしよし

「チェックメイト!」

 

「また負けた…」

 

「これで俺の4戦4勝」

 

蓮花と紅牙は2人でチェスをしていたが

 

「それ本当にチェス何ですか?」

 

「ふわぁ〜!立体ですね!」

 

「これは三次元チェスって言ってね。まぁ、普通のよりかなり難しいんだよ」

 

蓮花達は、説明しながら後片付けをする

 

「はぁ…」

 

「そんなに落ち込まないの。確かに紅牙如きに4敗もするのは悔しいけど」

 

「如きってなんだよ」

 

「少し励まして貰うか」

 

「OK!蓮兄バッチこい!」

 

ひなたが両腕を広げて抱きしめる体勢になるが

 

「いや、別にそれは大丈夫」

 

「ええ!?あ、分かった!お手当てだね。ニャトラン!」

 

「それも違う。…これは見せた方が早いね」

 

そう言って、蓮花は物置部屋にある物を探し始めた

 

 

 

 

 

「持って来たよ」

 

リビングに戻って来た蓮花の手には、今は珍しいビデオデッキとビデオテープを持っていた

 

「何それ?」

 

「何の機械ですか?」

 

「2人共知らないの?今で言う、DVDとかの再生機よ」

 

ひなたとのどかは知らないが、ちゆはどうやら知ってるみたいだ

 

「こんなもん再生して何すんだよ?」

 

「言ったでしょ。励まして貰うの。小さい頃の俺に」

 

コードを繋いでいざ再生

 

画面にはまだ幼い姿の蓮花が映し出されてた

 

「蓮兄可愛い〜!!」

 

「まだ幼い頃の蓮花ですね」

 

『やぁ、俺』

 

「やぁ、俺」

 

「「「「「「!!?」」」」」」

 

全員が驚いた。普通、いくら自分が録画したビデオだとしてもそれに返事を返すなんて

 

『随分と落ち込んでるようだね』

 

「落ち込んでるも何も、紅牙に三次元チェスで連敗だよ」

 

『そうか…連敗したんだ』

 

のどかとちゆがヒソヒソと話し出す

 

「凄いよ会話してる」

 

「ええ、してるわね」

 

『そこに居るのは俺の彼女とかかな?』

 

「うぇ!気持ち悪り!」

 

「蓮兄って超能力使えるの!?」

 

録画された蓮花は、さもそこに居るかの様に話してる。

それに紅牙は気持ち悪りがり、ひなたは何かしら能力があると勘違いしてる

 

『それじゃあ、そんな俺に励ましの言葉を掛けてあげるよ』

 

「やっと本題ね。そろそろ私、お手洗いに行きたかったから」

 

『その前に確認をしなければね。もし本当に俺なら、今俺が考えてる事ぐらい分かるよね?』

 

「え、まだなの?そんな合言葉みたいなのは良いから」

 

紫苑が愚痴るも映像の蓮花は勝手に話を進める

 

「『昨日食べたのは、キュウリの漬け物』」

 

『……正解だよ!』

 

「よくもまぁ分かったわね…いや、覚えてるのかな?」

 

『気を取り直して』

 

全員がゴクリと生唾を呑む

 

『それは──

 

プツンッ!と、そこで画面が真っ暗になった

 

「「「「「「ええぇぇぇ!!?」」」」」」

 

蓮花以外の全員が大声で叫ぶ。

無理もない。一番肝心な部分から真っ暗で何も映らないからだ

 

「そこ映れよ!一番聞きたいところだろ!?」

 

「真っ暗だよ。でも俺の顔が映ってる…儚いね。悲しそうな表情をしてる」

 

「もしかて…」

 

ちゆは、テープを取り出してフィルムの部分を眺める

 

「蒼咲さん、これカビがありますよ」

 

「え?…本当だ。あ〜、それでダメになったのか」

 

「それではもう観れないのですか?」

 

「というより捨てるしかないね」

 

蓮花は肩を落としてゴミ袋にテープを仕舞い込む

 

「最近失敗続きなんだよ」

 

「蓮兄が失敗するなんて珍しいじゃん」

 

「スマホのOSをアップグレードしたら、変換ミスでキスマークを間違えて送信してしまうんだよ」

 

「あれは偽りの愛だったのか…。てか、やっぱ変換ミスかよ。送られた時寒気を感じたぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、その日ひなたに慰めて貰った蓮花だった

 

「よしよし蓮兄」




三次元チェス、ビデオテープ、変換ミスのの3つのネタをこの1話に凝縮しました。
小ネタばかりだから、こうするしかないんだよ

ここまでの拝読ありがとうございました
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