本編をどうぞ~!
あの夜の戦いの後、血達磨になった蓮花を急いで病院に運んだ。重症だったとはいえ、命に別条か無く無事で済んだ。だが、未だに目を覚ましてはいない。
のどか達は毎日、蓮花のお見舞いに行き1週間が過ぎた
そして今日はひなた1人で蓮花の様子を見に来た
「蓮兄会いに来たよ~…っていない」
「どうやら目を覚ましたようだな」
「ひなたにニャトラン!こんにちは」
病室にいないと思いきや、背後から現れて挨拶をしてくれた
「蓮兄!体はもう大丈夫なの?」
「大丈夫。驚異的な速さで傷も治ったって言われた。多分、剣が原因だろう」
「良かった~。皆んなめっちゃ心配したんだよ!」
「ごめんな。でも、心配で言うとひなたも心配」
その言葉に首を傾げる
「落ち込んでいるのが顔を見れば分かるよ」
「顔に出てた!?」
「何か悩みがあるなら言ってごらん。口に出すだけでも楽になるよ」
「実は────」
ひなたはちゆに対する気持ちを蓮花に打ち明けた。
それは「自分に怒っている」「プリキュアを辞めた方がいい」と感じてしまう程に悩んでいた
「何でそう思うの?」
「あたし物覚え悪いし、おっちょこちょいだし、このままだと迷惑掛けちゃうなって…」
「そんな事は無いよ。誰にだって苦手な事はあるから」
「蓮兄にも苦手な事があるの?」
「それはね……」
だが、よくよく考えてみると蓮花の苦手な事は殆ど無かった。成績もよければ、運動神経もそれなりに良い方なのだ。
無言になる蓮花を見て更に意気消沈してしまう
「だ、大丈夫だよ!ひなたはまだ若いから!」
「う~…」
「分かった。今度2人だけで出掛けよう!」
「何でそうなる?」
「蓮兄約束だよ!」
「ひなた切り替え早!それでいいのか?」
何とか元気づける事に成功した……のか?
面談の終了時間も近付いて、ひなたとの話を終わらせて帰って行った
「少し保険をかけとくか」
蓮花はスマホを取り出して、とある人物に電話をする
「もしもし、花寺さんのお宅で宜しいでしょうか?」
////////
「おはよう!」
「おはよう」
「お、おはよう」
のどか達は水族館へ来ていた
「全員揃ったわね」
「待ってちゆちゃん、もう少ししたら…あっ!こっちですよ~!」
のどかが待っていたのは
「「蒼咲さん!?(蓮兄!?)」」
「遅れてすまない」
「いえいえ、わたし達も今来たばかりですので」
「何でいるの!?」
「入院中の筈では?」
当然と言えば当然の反応だ。のどかだけが事情を知っているので説明する
「蓮花さんに水族館に誘ってもらって」
「その日に合わせて退院したんだよ」
「怪我は大丈夫なんですか?」
「ちゃんと治ってるよ。心配させてごめんな」
「わたしの方こそ、あの時勝手な事せずにいうこと聞いていたら…」
俯くちゆに優しく頭を撫でてあげた
「今日は盛大に楽しもう!」
「はい!最初は何処に行く?」
「あっ!あたしイルカ……ううん、ちゆちーの行きたい所に行こう!」
「わたしは何処でもいいわよ」
ちゆの返答に何故かひなたが困った様子でこちらを見ていた。
その様子に、蓮花とのどかは察して
「じゃあね、わたしイルカ見たい!」
「そうだな。ショーももう少しで始まるし。ラテも構わない?」
「ワン!」
イルカショーを見に行く事にした
ショーはとても楽しく見れてひなたも大満足だった
「面白かった~!あたし、イルカ見たかったんだよね~!」
「そうなの?だったら、最初に言ってくれたら良かったのに」
「えっ…まぁ、そうなんだけどさ~…」
「ひなたも意外と気を使うのね」
何か思ったのか足を止めて無言になってしまう
「ひなた?」
「っ!大丈夫大丈夫!次行こう!」
「大丈夫かな…」
ひなたの後ろ姿に心配をしつつも、次の場所へ移動する。次はクラゲだ
「意外とめっちゃ可愛い!」
「そうね、夢みたい」
「ちゆちー、何か教室にいる時と感じが違うね」
「わたし、そんないつも怒ってる?」
「じゃなくて、何か雰囲気柔らかいっていうか」
いつもと違うちゆの姿を見て距離が縮まったと感じて更に
「あわわ…あわ~!」
「プッ…!フフフフ…あわわって…泡見てあわわ…ンフフフッ!」
わざとでは無いにしろ、ひなたのダジャレがちゆを笑わせた。更に調子に乗ったひなたは、連発でダジャレを言いちゆを笑い苦しめる
「何が起きてるラビ?」
「これ面白いかペギタン…ニャニャ!あいつ何処行った!?」
ペギタンに声掛けるも、そこには姿が無かった
そこからが大変だった。心当たりがある場所を探すも広い水族館。簡単には見つからなかった
そして不運は重なる
「クチュンッ…!」
「ラテ!」
「こんな時にビョーゲンズかよ!」
「早く何処かで診察ラビ!」
場所変えて診察をすると
『ここの泡が泣いてるラテ…』
「急いでメガビョーゲンを探しましょう!被害が大きくなる前に!」
「待ってよ!ペギタンを見つけるのが先でしょ!」
ここで意見の食い違いが発生した。ちゆはメガビョーゲン、ひなたはペギタンと意見が割れる
「でも!」
「ペギタンだってちゆちーの事探してるよ!」
「メガビョーゲンだってほっとけない!」
「どっちも探そう!」
のどかが2人の会話に入り提案する
「ペギタンはわたし達の大事なお友達だし、それにメガビョーゲンを見つけてもペギタンがいないと、ちゆちゃんプリキュアになれないでしょ」
「「…」」
「ねっ!早く見つけてお手当しよ!」
のどかが上手い事まとめた。どっちも大切な事だからこそお互いに必死になる。だから同時に探す事にした
「分かったわ」
「行こちゆちー!」
ひなたがちゆの手を引いて2人で走って行った
「わたし達も行きましょう!」
「良し!」
こうして二手に別れて探すのだった
「さっきはありがとう。2人をまとめて」
「わたしにとって、どっちも大切な事ですから」
「頼りにしてるよ」
////////
「あれはメガビョーゲン!」
蓮花達が見た光景は、ちゆとひなたがシンドイーネが取っ組み合いになっている光景だった
「「2人共上!!」」
「「えっ?」」
見上げるとペギタンが宙に投げ出されていた
「のどか!」
「は、はい!アイタ!」
キャッチしようものどかでは捕まえれずに頭に当たり、その反動で跳ねたところをちゆが滑り込みで見事にキャッチした
「にしても危なかったね」
「のどかっちナイス!」
「えへへ!」
ペギタンを取り返した事に喜ぶが、ちゆだけは無言で立ち上がり
「皆んな…お手当するわよ!」
「「「は、はい!」」」
ちゆの怒りの発言で3人は怯えつつも返事して変身の準備をする
「「「スタート!」」」
「「「プリキュア ・オペレーション!」」」
「「重なる二つの花!」」
「キュアグレース!」
「ラビ!」
「「交わる二つの流れ!」」
「キュアフォンテーヌ!」
「ペエ!」
「「溶け合う二つの光!」」
「キュアスパークル!」
「ニャ!」
「「「地球をお手当!」」」
「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」
「抜剣覚醒!」
「来い!
「小賢しい!」
「えっ?小賢しいってどういう意味?」
「メガ!」
戦闘中にもかかわらず、シンドイーネの言った言葉の意味に疑問を持つ。その隙を突いて来るも巧みに避けて、フォンテーヌが弾き返す。ついでにスパークルに言葉の意味を説明する
「生意気って意味よ!」
「えっ、めっちゃ失礼じゃん!」
「2人共集中!来るよ!」
メガビョーゲンから吐き出される攻撃。しかしグレースがぷにシールドで防ぐ
「蓮花さん!」
「お料理の時間だ」
メガビョーゲンの懐に潜り込み剣の柄の部分で打ち上げる
『キュン!』
「「キュアスキャン!」」
キュアスキャンで泡のエレメントを見つけ出した
「フォンテーヌお願い!」
「エレメントチャージ!」
『キュン!キュン!キュン!』
「「ヒーリングゲージ上昇!」」
「プリキュア !ヒーリングストリーム!」
螺旋回転する水流がメガビョーゲンを貫き浄化した
「「お大事に」」
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お手当した後も、ちゆはひなたの軽率な行動に説教していた
「ひなたちゃんと聞いてる?今日は偶々上手くいいようなものの、これからはああいう無茶は慎んでよね!分かった!」
「これから?」
「うん!これからも4人で一緒に頑張ろうね!」
「それじゃ、帰ろっか」
共にお手当する仲間、そして友達として絆が更に深まった1日だった
う~ん。頑張りはしたが、もっと書ける気がする
ここまでの拝読ありがとうございました!