ではスタート!
「鬼麿ちょっといいか?」
「?」
鬼麿紅牙。彼は、これから帰ろうとする時担任の先生に職員室に呼び出された
「何すか先生?俺、これから用事があるんすけど」
「お前最近、学校を欠席する事多くなってないか?」
「え、そうすか?でもそんなん関係ないすよ。俺、超優秀ですし!」
本人の言う通り、紅牙の成績はクラスに違わず校内1位の頭
しかし、そんな優秀な人でもどうにも出来ない問題がひとつだけある
「鬼麿お前、このままだと留年するぞ」
「……はぁ?」
「出席日数が足りなくなってきてる」
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「そんな訳だ。留年しそう」
「え、馬鹿じゃん」
紫苑の冷たい言葉。でも、それを言われても仕方ない
「え!?紅兄ってアタシより馬鹿なの!?」
「んな訳ねぇだろ!?お前よりかは頭の育ちは優秀だ!」
「そうよひなたちゃん。馬鹿なんて失礼よ!屑で糞で鈍間で、生きてる価値もよく分からない下劣な下等生物のヒューマン野郎と誇らしく優雅に敬意を持って呼ぶべきよ!!」
「言い方!」
唸る紅牙にアスミが肩を叩いて振り向かせる
「元気出して下さい!Mr.アブノーマル!」
「……」
そう笑顔で言われた
「どうしたのです?」
「わざとか?わざとなのか!?お前、それ誰に教えて貰った!?紫苑か?」
「蓮花です!」
「蓮花ァァァ!!」
紅牙は蓮花追い掛け回す。アスミは何故その様な事になっているのか分からなかった
「アスミちゃん、アブノーマルって言うのはね」
のどかがその意味を教えると、アスミは顔を真っ青にして紅牙に頭を下げる
「申し訳ありません!」
「気にすんな。全部違う意味で吹き込んだコイツが悪い」
蓮花は首根っこを摘まれて確保されていた
「鬼麿さん、足りないのは出席日数だけなんですよね?」
「そうだが?」
「では、もう普通に授業に出ればそれで済むんじゃないのですか?」
至極当たり前の事を言われた
「かったりぃんだよ。それに、お手当てだって大切だろ?」
「お手当てを理由にしないで下さい。学生である内はちゃんと勉強しないと大変ですよ」
「その勉強は!学校行かなくても基本さえ知っていれば大丈夫だって!」
「その基本を学びに行くのが学校ですよね!変な事言わずにちゃんと学校に行って下さい!!怒りますよ!!」
ちゆの言葉に全員が固まってしまった
「ちゆちゃん、お母さんみたい」
「ちゆちーが鬼になった!」
「ちゆちゃん怒ると怖い…」
後日、ちゆが朝早くから蒼咲家の前に到着し、紅牙を引っ張りながら登校するという出来事が暫く続いた
実は欠席していたのです。はい
てか、主人公一言も喋ってなかった!!
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