ヒーリングっど♥プリキュア 〜癒しの楽園物語〜   作:シロX

85 / 120
オリストアニメ半々といった感じです

ではスタート


第69話 対立のその先♥明日は明日の風が吹く

「それどういう意味よ?」

 

此処はビョーゲンキングダム。そこでは、ビョーゲンズとレンカ、始が一触即発していた

 

「何回も言わせるなよ。俺達はお前達ビョーゲンズを滅ぼすと言ったんだ」

 

「寝言は寝て言いなさいよ」

 

「冗談と受け取ったか…」

 

その時、シンドイーネの足下に一本の魔剣が突き刺さった

 

「面白い!このグアイワル様が相手をしてやる!」

 

「仕方ない。俺もやるか」

 

「キングビョーゲン様に仇なす奴はぶっ潰してやるわ!!」

 

今の出来事を目の当たりにしたビョーゲンズ一同は、シンドイーネ含め他2人も重い腰を上げて戦闘体勢に入る

 

「お前達相手に我が王が相手をするまでも無い。3人纏めて来い」

 

「少し力を付けたからって調子に乗ってるね。まあ別に良いけど」

 

「いちいち感に触る奴!前々から気に入らなかったのよ!!」

 

最初に飛び出したのはシンドイーネ。回し蹴りを食らわすが、原始の魔剣で防がれる

 

「セット」

 

防御し、蹴りを放って硬直した一瞬の隙を突いて4本魔剣を展開させる

 

「チィッ!」

 

流石に危険を感じ、もう片方の足で蹴り付けて始から距離を置く

 

「行け!」

 

シンドイーネが距離を置いて地面に足が付く狙って、魔剣が連射される

 

しかし負けじと、シンドイーネも手から放つエネルギーの刃で相殺して防御する

 

「ウラァ!!」

 

入れ違いでグアイワルが岩を投げつける

 

「単細胞が」

 

巨大な魔剣2本で岩を破壊したのだが、ダルイゼンが破壊した岩に隠れ潜んでおり飛び出した

 

(コイツ!)

 

「ッ!」

 

拳に邪悪なオーラを纏わせ始の腹に命中する。

勢いで後ずさり膝を付く

 

「フッ!」

 

更にそこへシンドイーネが横から蹴り飛ばす

 

「かはっ…!」

(ふざけた連携しやがって!)

 

立ち上がるが後ろを見れば地面が無い。追い込まれたのだ。これ以上後ろへ下がるとマグマの海へ真っ逆さまだ

 

「大口叩いた割には全然じゃないの!」

 

「本番はここから…我が王?」

 

原始の魔剣の力を解放させようとする時、レンカが始の前に立つ

 

「今度はアンタがやるの?良いわよ!まぁ、私が勝つに決まってるけれど!」

 

 

 

「絶・覚醒剣」

 

「世界を一つに。果てしなき漆黒(ウィスベクタリアス)

 

 

 

剣の柄を持つとビョーゲンキングダム全体が揺れ始める

 

「何だ?」

 

「おわっ!?」

 

「何よ!?」

 

揺れは更に激しくなり、マグマの柱が幾つも並び立つ

 

「この世界を脅かす脅威は滅ぼさなければならない!ビョーゲンズも抜剣者もプリキュア も、何もかも滅ぼさなければならないッ!」

 

剣からはとてつもない負の波動が纏われつつある

 

「それこそが、我が求める理想の楽園!王である我の長年の使命であるッ!」

 

振り抜く一撃がマグマの海を割った

 

「間違った秩序は、正さなければならない」

 

それだけを言い残し、レンカは始を連れて何処かへと消え去った

 

 

 

 

 

////////

 

「ラビリン達喜ぶかな〜?」

 

そう一人呟くのは紫苑だった。彼女は今、すこやか饅頭を手土産としてラビリン達と遊ぼうと考えていた

 

すると、ベンチの上で見覚えのある姿が居た

 

「「「はぁ…」」」

 

「くぅ〜ん…」

 

「皆んなどうしたのよ?」

 

「ラビ?紫苑?」

 

ラビリン達4人だった

 

「ラテも一緒になって溜め息なんて吐いちゃって。何か悩み事なら聞くけど?」

 

ラビリン達はそれぞれ顔を見合わせて話す決心をした

 

「来年も、ボク達は一緒に居られるペエ?」

 

「ごめん。言ってる意味が…」

 

「オレ達が地球をお手当てする為に人間界に来たのは知ってるだろ?そのお手当てが終わったらオレ達は帰らなきゃいけない」

 

「だから、来年ものどか達と一緒に居られるか不安で…」

 

出会いがあれば別れもある。始まりがあれば終わりもある。それに気付いたラビリン達は、今日まで苦楽を共にして来たパートナー達と、いつか離れてしまう寂しさを感じていた

 

「そうね。それなら尚更今をもっと大切にしなきゃね」

 

「わふ」

 

紫苑はラテを膝の上に乗せて優しく撫でる

 

「でも別に、お手当てじゃなく普通に遊びには来れないの?もし可能ならそういう世界にすれば解決じゃない?

 

「「「あ…」」」

 

「何も『お手当て以外の目的で人間界に行くのは禁止!』って訳じゃないよね?」

 

盲点だった。そんな単純明快な事にラビリン達は気付けなかった

 

「そうラビ!全部終わった後でも遊びに行けば良いラビ!」

 

「紫苑ナイス閃き!」

 

「それならもっとちゆ達と秋を満喫したいペエ!」

 

「わん!わん!」

 

さっきまで暗かった空気が一変、明るい空気に変わり来年の計画を話し合う

 

「と言っても2人は不在だと思うけど」

 

「わん?」

 

「蓮花は、おおらか市に引っ越すのはひなたちゃんから聞いてるよね?実は私も来年から引っ越すのよ」

 

「そうラビ!?」

 

紫苑まで引っ越すのは今初めて知ったこと

 

「すこやか市で、皆んなと一緒に居るのも退屈しないで良いけどもっと視野を広げてみたいのよ」

 

「何処に引っ越すペエ?」

 

「そこはまだ決まって無いわ」

 

それを聞いて思わず3人はズッコケてしまう

 

「おいおい、そんなんで一人暮らし出来んのか?」

 

「出来るわ。だって、自分の運命は自分で決めるって誓ったのだから」

 

「ラビ!」

 

「そんな訳で話はここまで!今日は皆んなに手土産を持って来たわよ!」

 

「「「すこやか饅頭!!」」」

 

「わん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気持ち良い秋の風が紅葉を飛ばす。来年こそ、皆んなでこの景色を見ようと話が盛り上がったのだ




37話の分をかなり省略し簡単にまとめました。ヒーリングアニマル組だけで書くのは少し無理があるので…

ここまでの拝読ありがとうございました
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。