ヒーリングっど♥プリキュア 〜癒しの楽園物語〜   作:シロX

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今回もオリストアニメ半々となっております

ではスタート


第70話 決断する勇気♥ちゆの将来相談!

「……」

 

「…ゆ」

 

「……」

 

「…い……」

 

「…」

 

「オイちゆ!!」

 

紅牙が大きな声で呼び掛けて、ちゆハッとなる

 

「な、何ですか?」

 

「青」

 

歩道を渡りたかったのだが、ちゆがボーっとしておりそれを逃してしまった

 

「え、あ…すみません」

 

「どうしたんだ?やけに元気が無い様に見えるが」

 

「あの…聞いてくれますか?」

 

 

 

 

 

落ち着ける場所を探していつもの海辺へと足を運んだ

 

「なるほどな。ハイジャンプか旅館の女将、どちらかを選べばどっちかは諦めなければならない」

 

「とうじが『旅館の方は任せて!』と言っていたのですが、小さい頃から女将はわたしがやるものだと思っていたから…」

 

ちゆは悩んでいた。大好きなハイジャンプと女将と。

今まで当たり前にしていた事が、急にどちらかしか選べないという何とも酷な選択を迫られている

 

「でもハイジャンプで世界にも行きたい!けれど、それだと旅館の方は…」

 

「だよな。辞めるには勿体無い才能だ」

 

「わたしはどうすれば……」

 

三角座りで顔を埋めて葛藤する。後悔はしたくない。けれどどちらを選んでも後悔しかない

 

「いいな。その本気で悩める程夢中になれるものがあって」

 

「鬼麿さんだって、将来は先生になりたいと言っていたじゃないですか。わたしなんて中途半端ですよ…」

 

「…全くどいつもコイツも」

 

「鬼麿さん?」

 

紅牙は少々苛立ちながらも、ちゆに優しげな目で見つめる

 

「俺、その夢はもう諦めた。てか辞めた」

 

「ええ!?」

 

「俺の夢はお前と付き合い始めてから変わった。どんな道を選ぼうとお前の隣に居る。ハイジャンプをやろうが女将をやろうが。お前を支えてやる」

 

「そんな…。わたしの為に自分の夢を捨てるなんて駄目ですよ!!」

 

「俺の夢はお前の夢なんだよ」

 

紅牙は優しくちゆにキスをした

 

「ッ!?///」

 

いきなりの行動でちゆは慌てふためく

 

「それだけだ。大した事言えなくて悪いな。でも、俺よりももっと適任な奴がお前の道を示してくれるだろう」

 

手を振りながら浜辺を後にすると、入れ違いでペギタンがやって来た

 

「ちゆ〜!」

 

「ペギタン?」

 

「ボク、ちゆがどうしたらいいか分かったペエ」

 

ペギタンもちゆの事が気になって仕方なかった。そしてペギタンも考え、遂にちゆの悩みの解決策を持って来た

 

「両方好きなんだからどっちもやっちゃえば良いペエ。ちゆなら出来るペエ」

 

「…」

 

「ボクは頑張るちゆをずっと見てきたペエ。ハイジャンも女将修行もそれにプリキュア でもペエ。どれも手を抜いたりしないで、全部頑張ってたちゆなら絶対出来るペエ!」

 

ちゆの心を動かすには後もう一押し。そして、その心を動かす決めてとなる言葉をかける

 

「それでも、まだ勇気が足りないならボクのを分けてあげるペエ」

 

「ッ!」

 

その言葉は初めてペギタンと出会った時の言葉

 

「そう…そうよね!わたしはずっとチャレンジして来た。ハイジャンも旅館の仕事も。わたしやりたい事全部やる!どっちも大切で大好きなんだもの!」

 

「ペエ!」

 

「ありがとうペギタン」

 

 

 

 

 

「フッ」

 

少し遠くで紅牙が2人の様子を見守っていた。ペギタンが来る事は最初から分かっていたらしい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(鬼麿さんもありがとうございます)




次回こそは日常回書きます。予定としては4話分ですけど、その4話分で日常回は終わります

ではここまでの拝読ありがとうございました
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