本編をどうぞです!
いつもなら、書斎に篭って勉強か魔剣について調べるの2択だった。でもここ最近は、平光アニマルクリニック併設のカフェで至福のひと時を過ごすのが当たり前になっていた
「ここのジュースは美味しいです」
「毎度ありがとうね〜」
子供の様にウキウキと飲んでると、学校から帰って来たばかりのひなたが声を掛けた
「蓮兄じゃん!」
「ひなたお帰り」
「のどかっちから聞いたんだけど、家から殆ど出ないって聞いたけどどうしたの?」
「ここのカフェは最高と言えば分かるかな?」
「うんうん!あっ、蓮兄今度の土曜日って暇?」
「暇だけど…前の約束かな?」」
「そう!あたしと出掛けよう!」
そんな訳で、土曜の休日にひなたとお出掛けの約束をした
////////
そして土曜日
「蓮花さん今日いるかな?」
「のどか最近、蓮花の家に頻繁に行く様になったラビ」
「えっ!そ、そうかな〜」
のどかは特に用も無く蓮花に会いに行く
そして少し離れた向かいからは
「助けて貰ったお礼を改めて言わないと」
「見えて来たペエ」
ちゆは蓮花に少し前に助けて貰った事をお礼する為に会いに行く
そして
「「あっ」」
同じタイミングで2人が家の前で出会した
「偶然ね。のどかはどうして此処へ?」
「蓮花さんに会いたいな〜と思って。ちゆちゃんこそどうして?」
「わたしは、助けて貰った時のお礼を」
「「……」」
2人して家の前で立ち尽くしてると、遠くから声が聞こえて来た
「やばいやばい!遅刻だー!!」
声の主はひなただった。ひなたは、玄関前に走ってインターホンを鳴らす。
のどか達はと言うと
((お、思わず隠れちゃった…))
何故か咄嗟に身を潜めていた
「何で隠れるラビ?」
「「さ、さぁ?」」
「蓮花が出て来たペエ」
体を隠して頭だけで様子を確認すると、蓮花とひなたが楽しそうに話す所を目撃した
「約束でもしてたのかしら?」
「移動するよ」
話してる間にも蓮花とひなたは移動して行った
「追い掛けましょう」
「追い掛けるの!?」
「どうしよう!財布をまた忘れてちゃった!!」
「財布忘れたの?」
バスに乗る直前にひなたが財布を忘れた事に気が付いた。モタモタしてるとバスは行ってしまうので
「お金は俺が出すから行こう!」
「えっ、悪いよそんな」
「いいからいいから!」
手を引いてバスに駆け込んだ
発進して、行く先はゆめポート
「蓮兄本当にごめん!後でお金は返すよ!」
「気にしないで良いよ。遠慮なく言って」
「う〜!蓮兄大好き!!」
「ひなたちゃん、蓮花さんとあんなに引っ付いてる」
「もう少し様子を見ましょう」
「へぇ〜、タピオカね」
「蓮兄飲んだ事無いの?」
「最近の流行がよく分からないからね」
「それならあたしが沢山教える!ついて来て!」
ひなたが蓮花をエスコートしながら色々と駆け回った
特に服に関しては熱が入っていた
「蓮兄なら絶対似合うよ!」
「ふ、服か。あまり意識した事無いから似合うかどうかイマイチ…」
「それならあたしが見繕って上げる!」
「相変わらず、ひなたって強引ね。蒼咲さんが困ってる」
「それがひなたちゃんの良い所でもあるけど」
「蓮兄はもっと自分を磨いた方がいいよ!素材は完璧なんだから。これ着てみて」
「褒めてくれるのは嬉しいけど、自分自身そう言われるのは苦手なんだよ。ありがとう」
あれやこれやの試着して数十分。何着か服を買ってその場を後にした
「ひなたはセンスがいいな。今度から服を買う時は頼もうかな」
「いいよ!蓮兄を一番理解してる自信結構あるよ!」
「大きくでたな」
「にひひ!」
「次は…」
蓮花が次の行き先を考えてると、ひなたの方から腹の虫が聴こえて来た
「あはは…」
「何か食べるか。ひなた、あそこでいいか?」
蓮花が見つけたのは喫茶店。そこで軽く食べる事にした
「さてと、何食べるか」
「はいはい!ミックスベリーが食べたい!」
「俺は……バナナショコラで」
此処でも、少し離れた席でのどかとちゆは2人の様子を見ていた
「少しは遠慮はしなさいよ!」
「まぁまぁ」
「のどか、私も何か食べていいラビ?」
「いいよ!」
「う〜ん!美味しい!」
「それは良かったよ。ところで、今日はニャトランを見掛けてないけど…」
「俺なら此処にいるぜ!」
ぴょこんとひなたのフードの中から顔を出していた
「2人の邪魔をしちゃ悪いって思って出なかったんだよ」
「別にいいのに」
「蓮兄!蓮兄のも食べたい!」
「いいよ。はい」
差し出されたスプーンに、ひなたは何の抵抗も無く口に入れる
「美味しい〜!はい、蓮兄お返しだよ!」
「頂きます」
蓮花も蓮花でひなたのスプーンを口へと運んで行く
「お前らよくそんな恥ずかしい事出来るな」
「そう言われると…なんか恥ずかしくなって来た〜」
顔を赤らめさせ、自分がした事に恥ずかしさを覚えた
「ねぇ蓮兄。蓮兄って……好きな人っている?」
「いないけど」
「ふ〜ん。そうなんだ〜」
「逆にひなたは?」
「あ、あたし!?あたしは今はいないよ!」
「今はなんだ」
「あー!今からかった!」
そんな冗談混じりの会話中に、何処からか爆発音が聞こえて来た
「何!?」
「行ってみよう!」
////////
「メガビョーゲン!」
音の聞こえる方で紅牙とメガビョーゲンが暴れていた
「随分と速い到着だな!おい!」
「紅牙」
「この前の続きと行こうじゃないか」
「蹂躙しろ!
血の様に赤い剣が2人に向けられる
「蓮兄行くよ!」
「ああ!」
「わたし達も!」
隠れていたのどか達も避けられぬ事態に飛び出る
「のどかっち!?ちゆちー!?何で2人が此処にいるの!?」
「それは後!変身するよ!」
「「「スタート!」」」
「「「プリキュア ・オペレーション!」」」
「「重なる二つの花!」」
「キュアグレース!」
「ラビ!」
「「交わる二つの流れ!」」
「キュアフォンテーヌ!」
「ペエ!」
「「溶け合う二つの光!」」
「キュアスパークル!」
「ニャ!」
「「「地球をお手当!」」」
「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」
「抜剣覚醒!」
「来い!
「俺が紅牙を引き付ける!皆んなはメガビョーゲンを!」
「蓮兄気を付けてね!」
「そっちも頑張れ!」
グレース達と一旦離れ、今度こそ抜剣者同士の一騎討ちとなる
「この前俺に倒されたのを覚えて無いのか?」
「それでも、やらなきゃいけない」
「クヒヒッ!じゃあ死ね!」
「ハァッ!」
飛び出す紅牙を受け止め、その衝撃で地面を抉りながら後退する
「魔剣の強さは
鍔迫り合いも一瞬。気合いで紅牙を跳ね除け、碧の賢帝にエネルギーを溜める
「勝負!」
「面白い!」
紅牙も紅の暴君にエネルギーを溜め始め
「「覚醒剣!」」
「賢帝解放!」
「暴君蹂躙!」
直接剣で斬りかかり、凄まじいエネルギーが激突する
「碧の賢帝!」
「ぐう!」
碧の賢帝が紅の暴君に力でギリギリのところで勝った
更に追い討ちを掛けるように、蓮花の後ろからスパークルは現れる
「プリキュア !ヒーリングフラッシュ!」
「がああぁぁ!!」
電撃のエネルギーが紅牙を呑み込んだ
「糞ったれ!!」
何とか耐えたものの大ダメージを受けてしまってる
「スパークル、メガビョーゲンは?」
「バッチし!お手当て完了だよ!」
「みたいだよ。どうする?」
「今度はぶっ潰す!!」
そう吐き捨てて紅牙は立ち去って行った
////////
「大事になる前で良かった〜」
「そうね」
「ねぇ、何で2人が此処に居るの?」
ひなたの言葉に、のどかとちゆはビクッと反応する
「た、偶々よ!偶々!」
「おおお手当ても済んだし早く帰ろう!」
「怪しい…。でもいっか!じゃあ、あたし達はまだ残るから!」
ひなたは蓮花の腕を絡ませて、2人に手を振り歩いて行く
「待って!やっぱりわたし達も行くわ!」
「蓮花さん!ひなたちゃん!置いてかないで〜!」
やれやれと思いながら、自分達のパートナーの背中を見つめる妖精達であった
やばいよ!のどかとの絡みがめっちゃ少ない!!
ここまでの拝読ありがとうございました!