ヒーリングっど♥プリキュア 〜癒しの楽園物語〜   作:シロX

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1名脱落した後、どうなるか?

ではスタート


第77話 終わらない絶望、抜剣者達よ永遠に

紅牙が死んだ。それを知った蓮花と紫苑は音も無く始に切り掛かる

 

だが2本の魔剣によって阻まれた

 

「「クソッ!」」

 

止められてしまった。そして2人の両側から魔剣が射出されが、それを察知しのどか達の所まで戻り距離を置く

 

「紅牙さん…紅牙さん……」

 

「ちゆちゃん……あの馬鹿…!」

 

「ふざけるな……ふざけんなァァ!!紅牙を、紅牙をよくも!!!」

 

溜まり込んでいた怒りが爆発する

 

「抜剣者を殺すのが俺達。激突すればこうなる事は容易に想像出来た筈だ」

 

「クッ!」

 

「まさか、誰一人も犠牲者を出さずにビョーゲンズや俺達と戦うつもりだったのか?蓮花、それはあまりにも馬鹿な考えだぞ」

 

「この野郎!!!」

 

「蓮花落ち着きなさい!!!」

 

今の蓮花は怒りに身を任せて襲おうとしている。紫苑は押さえ付けようとするも、蓮花は中々言う事を聞いてくれない

 

「ヴッ!!ウ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!」

 

紫苑は周りを見渡しながら様子を見る。

蓮花は暴れ、ちゆは泣き崩れ、それをのどかとひなたとアスミが宥め、ラビリン達は何をどうすれば良いのか分からなくなっていた

 

(皆んな精神が安定してない。このままじゃあ…)

 

そして紫苑はあるひとつの決断をする

 

(紅牙もこんな気持ちだったのね…フフ、同じ考えに行き着くなんて本当に私達お人好しになったものね。それもこれも全部…!)

 

未だ暴れる蓮花を落ち着かせる為に一度殴り飛ばす

 

「紫苑!」

 

いきなり殴られた事に癇に障ったのか、掴み掛かろうとする時紫苑は優しく抱き締めた

 

「貴方ばかり辛い思いをさせてごめんなさい。でも、これが私の選んだ運命だから」

 

始の方へ向き直り

 

「取り引きしましょう。貴方達の狙いは私達抜剣者の命」

 

「紫苑何を言って…?」

 

「私の命と引き換えに、今回のところは蓮花達を見逃してくれない?」

 

「へぇ〜」

 

「そんなの認めるか!紫苑逃げ──」

 

紫苑の手を取ろうとすると、ドーム状に結界が張られ、紫苑と始が2人っきりとなり閉じ込められた

 

「良いよ。その提案に乗ろう」

 

「認めねぇ!認めねぇぞ紫苑!!」

 

蓮花は拳で結界を破壊しようとするが、強固で逆に皮が剥がれ血が流れる

 

「蓮花!」

 

「辞めて蓮兄!手が!」

 

紫苑は優しく微笑み掛ける

 

「約束通り」

 

魔剣が射出され

 

「ッ!」

 

紫苑は弾き返した

 

「話と違うが?」

 

「何も間違ってないわ。ただ私は、このまま黙って死ぬ程馬鹿じゃないって事よ」

 

 

 

「絶剣覚醒!」

 

「包み込め!善なる天威(ヴァルベギオン)!」

 

 

 

「行くわよ!!」

 

「紫苑!!やめろォォォォォッッ!!」

 

容赦の無い魔剣が紫苑の身体を傷付ける

 

後ろから蓮花の声が聞こえる。それでも前に進み続ける。進まなければならない

 

 

 

「絶・覚醒剣!」

 

「天威絢爛!!」

 

 

 

認識出来ない程の速さで始の背後に回り込んだ。

その速さは、蓮花達と連携していた時よりも遥かに上回っていた。蓮花達が邪魔でイマイチ全力は出せなかったが、一人となった今なら思う存分に全力が出せる

 

(この勝負に誘い込んだ時点で私の勝ちなのよ!悪いけど、私の勝──)

 

しかし始の背後、紫苑の目の前にひとつの穴が出現する

 

そして穴の中からレンカが上半身のみ乗り出した

 

(え…?)

 

突然の事で呆気に取られた

 

そこからは静かに事が進んだ

 

紫苑の上半身と下半身が見事に別れた

 

勢い乗ってしまった上半身は、そのまま放り投げ出され蓮花の目の前まで転がる

 

「し、紫苑…?」

 

「終わりだ。人間」

 

「〜〜〜ッ!!」

 

今、この瞬間、蒼咲蓮花は本当の意味で抜剣者の極致へと至った。いや、ようやく到達したと言うべきか

 

「ぅ…ッ……あ、あァ────

 

尊い犠牲の、果てに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウ゛ワ゛ア゛ア゛ア゛ァァァァァッッ!!!!」




急展開になって来ました〜

こういう展開書きたくて堪らなかった!

ここまでの拝読ありがとうございます!
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