アスミが写真を見せたシーンからのスタートです
「あァ…あ、ガッ…!ア゛ア゛ァァァァァ!!!」
「蓮花!?」
「違う!違う違う違う違う違う違う違う違う!!!こんな事望んでなかった!!!」
アスミから写真を見せられ、暴れ、叫び、苦しみ出した
「れ、蓮兄」
「なんでぇ…おれはいつも、いつも……」
「…」
「くちゅん!」
ひなたが手を伸ばそうとする時、ラテがくしゃみをした
「ビョーゲンズ…」
「ひなたちゃん行こう」
「うん…」
蹲る蓮花を気にするが、今はお手当てを優先するしかなかった
玄関へ行く為歩き出すと服の袖を蓮花が掴んだ
「……な」
「蓮兄?」
「いくな……行くな!!」
蓮花はひなたを引き寄せ、外へ出さないよう抱き締める
「行かせるか!ひなただけは!!」
「お、オイどうしちゃったんだよ蓮花!?」
「黙れ!!」
いつの間にか
「蓮兄!…ぐッ、痛い!」
締める腕に力が一層増し、逆にひなたを苦しめていた
「何のつもりなんだよ蓮花!ひなたを離せよ!」
「うるさい!黙れ!ひなたを危険な所へ行かせるか!!」
「危険って…ひなたも居ないとビョーゲンズには勝てないラビ!」
「そんなのお前達だけでやれよ!俺は…俺はもう大切な人を失いたくない!」
蓮花の瞳には恐怖の色が染み込んでいた。紅牙と紫苑を同時に失い、正常の判断が出来ずにいる
「俺にはもうひなたしかいないんだ。ひなたが、ひなた」
「お願い蓮兄離して。早くしないとビョーゲンズが」
「駄目だひなた。ひなたは俺の側に居ろ。俺にはお前が必要なんだ」
「お願いです蓮花さん。ひなたちゃんを──」
のどかがひなたの手を取ろうとするが、蓮花はそれを手で振り払う
「寄るな!触るな!ひなたは俺のものだ!誰にもひなたを渡さない!俺にはひなたが必要なんだよ!!ひなたさえ居れば何も要らない!地球なんてどうでもいいんだよ!!」
「蓮花それは──」
「ひなたいないと何も出来ない…ひなたが居ないと生きる意味なんて…ひなたは俺の全てなんだ……全てなんだよ……」
「蓮兄…あっ…」
抱き締められる腕を見て初めて気付いた。震えていた
ひなたは瞳を閉じて
「…皆んな、アタシの事はいいから行って」
「ひなた何言ってるのよ!」
「蓮兄は!…今の蓮兄にはアタシが必要なの。だからさ!」
ひなたは笑顔を見せながら涙を流していた
「アタシが側に居てあげなきゃ!」
「「「……」」」
「くちゅん!」
「…分かったよ。じゃあ行ってくるね」
「「のどか!?」」
「それだとオレどうすればいいんだよ!?ひなたが居ないとオレ何も出来ないんだぞ!」
のどかだって納得などしていない。してたまるかと思っている
けれど、今の蓮花の心の穴を埋める事が出来るのはひなたしかいない
「ひなたひなたひなタひなたひなたヒナたひナたヒなタヒナたひなタ」
のどかは、ちゆとアスミの手を引いてその場を後にしようとする
「のどか待って!」
「ひなたがまだです!」
「ニャトランも来るラビ!」
「離せよ!」
「もうこうするしかないペエ!」
ニャトランも同様にラビリンとペギタンに引っ張られる
「ひなたちゃん!蓮花さんの事お願い!」
それを最後にのどか達は家を出て行った
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「ひなた。俺の可愛いヒなた。もう離さない。大好キだヨ」
「うん、アタシも大好きだよ」
あれから数週間の時が過ぎた
地球はビョーゲンズに支配されてしまった
のどか達プリキュア は敗北してしまったのだ。1人欠いた状態でのプリキュア は、その場凌ぎのお手当てしか出来なかったのだ
今も尚奮闘はしてるものの、それも時間の問題なのだ
そんな地球が最悪な状態でも、蓮花はひなたを抱き締めたまま動く事は無かった
ずっと、ずーっと、暗い部屋の中でひなたの事を想いながら暮らしてる
ひなたもそれを受け入れるしか無かった
「蓮兄…アタシ、蓮兄がどんな姿になっても大好きだよ。だからずっと待ってるよ」
それでもずっと待っている。いつかきっと、蓮花の心の穴を埋めれる事を信じて
それが何年掛かろうと
「ひなた、ヒナた、ひなタ、ひナた、ひなた」
「うん、側に居るよ」
「これかラモ、これからも、ずっとず〜ット────
シアワセニクラソウネ
END
ひなた依存エンドで終わらせてみました
ここまでの拝読ありがとうございました