第75話 「彼の最後の希望、願いを込めた
蓮花が花冠を作るシーンから
「……」
「あの…蓮花さん?」
「待って、あと少し…くっ!」
花冠を作るのに蓮花は少々手こずっていた
「ここを…こうして…どうだ!」
のどかの目の前に見せつけるが、一瞬で解けて崩れてしまう
「全く見てられんな」
「紅牙さん」
紅牙はいそいそと適当な花を摘み、サクッと花冠を完成させた
「ほらよのどか」
「ふわぁ〜!ありがとうございます!」
「フフン!」
得意げな表情で蓮花達を見つめる
(こうなった時の紅牙さんって…)
(ちょっと面倒なんだよね…)
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第76話 「刹那の思い出、彼が手に入れた幸せの証」より
紅牙が、祝福の希望を喚び出したシーンから
「俺達の希望で、お前を蹂躙してやる」
「プッ!希望で蹂躙って無理があるわ!」
「あ゛ぁ゛!?」
撮影中にも関わらず、紅牙は紫苑に掴み掛かる
「でも確かに無理がありますよね」
「ちゆまで!?」
「紅兄ってやっぱり厨二病じゃん!」
「黙らっしゃい!」
「厨二病…更に言葉を覚えました」
「今すぐ忘れろ」
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第77話 「終わらない絶望、抜剣者達よ永遠に」」より
紫苑が切られたシーンから
紫苑の上半身と下半身が見事に別れた
勢い乗ってしまった上半身は、そのまま放り投げ出され蓮花の目の前まで転がる
「し、紫苑…?」
「終わりだ。人間」
この時紫苑は思った。いくら演技とはこの状況はしんどいと
(私こういう雰囲気って苦手なのよね〜。何か適当な事を考えて紛らそうかしら)
頭の中で思い浮かべてみる
(撮影後のお菓子は何かしら?それと今日の夕飯の当番は私だ。麻婆豆腐なんて如何かしら?紅牙の分には大量の唐辛子を仕込んで…)
時間潰しに考えていたのだが、意外にも1人で盛り上がりいつの間にか笑みが溢れていた
「紫苑さん紫苑さん、笑ってますよ〜」
「…え、そうなの?」
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第78話 「これからも友達、彼女の見つけた居場所へ」」より
瀕死の紫苑との会話するシーンから
「まさか身体を上下真っ二つにされるなんてね……そうそうない経験だわ…」
「何こんな時に悠長な事言ってるんだ!」
「イリュージョン!!」
いくら撮影中とはいえ、この状況でのそれは不謹慎だった
蓮花はゴミを見る様な目で紫苑を見ていた
「不謹慎だったかな?」
「そう思うなら謝ったら?」
「…ごめんなさい」
蓮花に注意されて頭を下げる
「もういいですよ。顔を上げて下さい」
「いいの?ありがとうのどかちゃん!!」
赦してもらえ、のどか達の側へと駆け寄るが
「「「キャアァァァァ!!」」」
今の紫苑の体勢は、両手で這い蹲りながら猛接近して来た為、それを恐ろしく思ったのどか、ちゆ、ひなたの3人は悲鳴を上げながら逃げて行った
「待って〜!」
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第79話 「ソレハツライモノ、伝説の戦士でいこう」より
撮影後の話より
「派手にぶちまけたな」
「えへへ!」
「褒めてどうするんですか!?」
蓮花の説得の最中、ひなたが床へとばら撒いた食器類の片付けをしていた
「もう、こうやって後片付けをするのが嫌ですから反対したのに…」
キッとした目付きでひなたと紅牙へと視線を向ける
「アスミ、ゴミはこっち。ラテ、今走り回ったら怪我しちゃうよ」
「わん!」
ちゆは溜め息を吐く
「この調子で大丈夫ですかね。無駄な撮影費が嵩む様な気がします」
「大丈夫だよちゆちー。必要経費ってやつだし!」
「不必要よ。もう…」
閉じろゴマ!