【休載】生きたければ飯を食え Ver鬼滅の刃   作:混沌の魔法使い

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メニュー10 ビーフシチュー

メニュー10 ビーフシチュー

 

大正時代には珍しい西洋風の屋敷――その門の所で洋装の青年と屋敷の主だと思わしき恰幅の良い紳士が笑みを浮かべながら話を続ける。

 

「ありがとうございます。今回もとても助かりました」

 

「いえいえ、私達共々貴方達には救われております。またいつでも尋ねてきて下さい、大したお持て成しも出来ませんが……噂は集めておきます」

 

紳士の言葉に青年の姿をした鬼……「魘夢」は柔らかく笑みを浮かべてよろしくお願いしますと告げて紳士の前から歩き去る。

 

「今回も中々に収穫だったね。あの男は便利だよ、本当に」

 

口では道具のように語る魘夢だが、その口調と目は優しい。雰囲気と言動で誤解されがちだが、魘夢は決して悪人ではない。むしろ悪人ならば、鬼になっていたとしても無限城に招かれる事は無いのだから。

 

「……このままあの子の所にもいってみるかな」

 

直接戦闘力を持たない鬼は人化の術を施され情報収集や、噂を集めている。その噂の中には医者の鬼の目撃情報もあれば、鬼殺隊の事もある。それらを集める事が魘夢を初めとした直接戦えぬ鬼の戦場である。

 

(あまり無理をしないでくれるといいけどねえ)

 

あの屋敷の主である紳士もこれから向かう先もそうだが、医者の鬼に襲われている所を助けた事で秘密裏に無惨達に協力してくれている者達だ。それは医者の鬼、そして鬼殺隊の両方に目を付けられるかもしれないそんな危険な仕事だ。決して無理をせず、人間なのだから命を大事に行動して欲しいと思う。

 

「あ、民尾さん。こんにちわ」

 

「やあ、幸子。元気そうだね」

 

「はいッ!」

 

着物姿の三つ編みの少女に声を掛ける魘夢はそのまま少女の家に足を踏み入れる。

 

「まぁ、民尾さんじゃないか、よく来てくれたね」

 

「元気そうで何よりです。何か最近話は聞けましたか?」

 

縁側でお茶を飲みながら幸子の父と他愛も無い世間話をしながら、鬼の事を尋ねる。

 

「山を2つほど越えた街に剣術を教える若い青年が駐留しているらしい、若い男を連れて町を転々としているらしいが……昼間はとんと姿を見せないらしい」

 

「……なるほど、ありがとうございます」

 

剣術を教える若い青年……上弦の参の可能性がある。

 

(これは久しぶりに当たりだね)

 

猗窩座こと狛治の師匠達を殺した鬼は今では上弦にまで上り詰めている。無論情報を吟味する必要はあるが、敵討ちを考えている狛治には必要な情報だろう。

 

「後は……またぎが行方不明になっている山があるとか……」

 

「詳しい場所は?」

 

「いやあ、それはすまんが判らない。行商の途中だったからな、ただここからそう遠くは無い、青年がいると言う村から近い山中だと思う」

 

幸子の父は行商であり、街や村を渡り歩いているから情報を多数得ることが出来る。

 

「判りました。ありがとうございます、これを」

 

「やや、すまないね。助かるよ」

 

情報のお礼にと珠世の作った鬼避けのお守りを渡して魘夢はその家を後にする。

 

「さて次だ次」

 

情報を集めるには歩き回る事。人化で人間になっていたとしても普通の人間よりは遥かに頑丈だ、魘夢は額に汗を浮かべながら山の中に足を踏み入れ山中の村を目指して歩き出すのだった。

 

「……御苦労だった」

 

「いえいえ、貴方様達のお役に立てることが私の喜びです」

 

一ヶ月情報収集を続けて無限城に帰還した魘夢は無惨からお褒めの言葉を貰えて上機嫌だった。

 

「これをくれてやる、また励めよ」

 

「おおお……ありがとうございますッ!」

 

投げ渡された1枚のチケット。カワサキへの料理の依頼券を手に、るんるん気分で魘夢は無惨の部屋を後にした。

 

「鳴女、黒死牟達を集めろ。作戦会議だ、下手をすれば今日中に動く事になる」

 

「……判りました」

 

情報収集班で最も優秀な魘夢が集めた情報の中に無惨は見逃せない物を見ていた。

 

鋭利な剣による斬殺死体……ばらばらに切り刻まれているが手と足だけが無い遺体。

 

外傷は無いが泡を噴いて亡くなっている変死体。その胴体にあるべき臓器が無く胴体だけがぺしゃんこになっている男女問わぬ死体。

 

「心鬼、腕鬼の目撃情報だ、ここで仕留める」

 

心鬼は毒殺し、心臓や肺と言った臓器だけを好んで食べる。そうすると胴体だけがぺしゃんこになった奇妙な遺体が残る。そしてその奇妙さから祟りと恐れられ、そして自ら作り出した仮想の妖怪の事を嬉々として語り、その村の住人がパニックになるのを見て笑う悪魔。

 

腕鬼は惨たらしく斬殺し、剣を扱うのに重要な手と足だけを食べる。剣士の少ない今は自ら指導し一定のレベルになれば最終試験と称し弟子を斬殺して喰らう悪鬼。

 

「鬼殺隊と会うかもしれませぬが」

 

「構わん、ここで必ず殺せ。最悪暫く動き回れぬようにしろ」

 

鬼を増やす事が出来る医者の鬼の中でも殺しを楽しみ、鬼を増やさない鬼だがその残虐性は他の鬼と比べても群を抜いている。それを見つける事が出来たこの機会を見逃すつもりは無惨は無く、ここで仕留めるもしくは暫く活動出来ないようにするべく作戦会議を始めるのだった……。

 

 

 

 

厨房で調理をしていると珍しい顔が姿を見せた。

 

「お帰り魘夢。お疲れ様」

 

「疲れたなんてとんでもない、お役に立てて私は幸せです」

 

うっとりとした表情の魘夢。悪い奴じゃないんだけど……ちょっとこいつも変わり者だよなと思っていると机の上にチケットが置かれる、

 

「無惨様からいただきました。それでお願いがあるのです、美味しいビーフシチューが食べたいのです」

 

ビーフシチュー……か、魘夢は洋食が好きだがビーフシチューを食べたいと聞いたのは初めてかもしれない。オムレツやパスタはよくあったけど……これはまた珍しい頼みだな。

 

「情報収集している間に食事に誘われたんですけど……美味しい洋食って聞いて食べたビーフシチューが……」

 

「不味かったのか」

 

言い難そうにしている魘夢にそう尋ねると小さく頷いた。この時代ではまだ洋食は発展途中だ……普通の人なら美味しいと感じるかもしれないけど、魘夢達は舌が肥えているからなあ……美味しくは感じなかったんだろう。

 

「作る事は構わないけど……すぐには無理だぞ?」

 

「そうなんですか?」

 

「うん、ビーフシチューは煮込み時間が必要だからなあ……早くても明日の夜になるぞ? それでもいいか?」

 

ビーフシチューなんて滅多に作らないから仕込んでないし、今から準備しても固くて夜には食べれないと言うと魘夢はそうですかと少しだけ肩を落とした。

 

「では楽しみに待ってますね!」

 

だけどそれも少しの間で楽しみに待っていると言う魘夢を見送り、夕食の準備と平行してビーフシチューの仕込を始める。

 

(どんなのを食べたんだろうか……)

 

あの死んだ顔を見てどんなに不味かったんだろうかと想像する。考えられるのは、中途半端なフォンで獣くさいビーフシチューだけど……。

 

(よし、決めた)

 

玉葱をくし切りにして、じゃがいも、にんじんは皮を剥いて豪快に半分に切る。牛肉は頬肉ではなく、やや固めだが旨みの強い腿肉を選んで、1口サイズに手早く切り分ける。

 

「あれ? 今日はカレー?」

 

「うんや、累。これは魘夢のリクエスト」

 

「りく? 「ああ、あいつが食べたいって言う物を作ってるのさ。夕飯は今日はそうだなあ……ムニエルでもしようか」

 

「鮭の?」

 

「鮭のだよ、肉もいいな。嫌か?」

 

「ううん、食べる。お水ちょうだい」

 

空の水筒を差し出してくる累。それを受け取り水を補充してやると累はにぱっと笑う。

 

「猪と遊んでるのか?」

 

「皆で遊んでる。そりで滑るの楽しいよ」

 

ああ、前に玉壷に作らせたそりか、あれで山の斜面を下っているのだと理解して怪我をしないようになーと言って累を見送る。

 

「バターを多めに入れてっと」

 

たっぷりのバターで牛腿肉を炒め。腿肉の色が変わったら玉葱、にんじんを加えて玉葱がしんなりするまで炒める。

 

「……酒大丈夫だよな。うん、多分大丈夫」

 

あいつが鬼になったのはいつか忘れたけど多分大丈夫だろうと思い赤ワインと水を加えて強火で煮詰める。煮る事で浮かんできた灰汁を掬い取り、灰汁が出なくなったら作り置きしているデミグラスソースとトマトソース、そしてじゃがいもを加えて軽く混ぜ合わせて弱火に変える。

 

「良し、後はじっくり煮込めば良いだろう」

 

目安は牛肉がほろほろになるまで煮込む、後はステーキとサラダ。それとパンで良いかなと魘夢のリクエストの内容に沿うように考えながら、ビーフシチューを煮込みながら夕食の鮭と豚肉のムニエルの下拵えをはじめることにするのだった……。

 

 

 

朝食、昼食をしっかりと楽しみながらも僕は夕食のビーフシチューを心待ちにしていた。美味しいと聞いていたのに、獣臭く、正直期待外れのビーフシチューは酷く不味かったが、カワサキ様のビーフシチューなら絶対に美味しいと確信している。

 

「♪♪」

 

鼻歌を歌いながら卸したてのスーツに袖を通し、いつもはネクタイはしないが緩く蝶ネクタイをして髪を整える。

 

「良し、これで良い」

 

無惨様の食事の部屋を使う許可が出ているのでしっかりと正装し、下品にならないように香り水を振るって僕は無惨様の食事部屋に足を向けた。

 

「待ってたぞ、注文通りのビーフシチューの準備は出来てるよ。舌に合えばいいけどな」

 

「ありがとうございます、これを楽しみにしていたんですよ」

 

椅子に腰掛けると楽しみにしていたビーフシチューだけではなく、生魚を使ったサラダに厚切りのビフテキまで用意されていた。

 

「ありがとうございます、ああ。やっぱりカワサキ様の洋食が一番ですね」

 

盛り付けも素晴らしく今から食べるのが勿体無く思う。

 

「喜んで貰えて何よりだ、これからも頑張ってくれよ」

 

そう笑って部屋を出て行くカワサキ様、きっと無惨様達の夕食の準備に向かったのだろうと思い自分で赤ワインのコルクを開けてグラスに注いだ。

 

「良い香りだ」

 

カワサキ様が用意してくれる物は高級レストランと呼ばれる店のものより遥かに質がいい。赤ワインの香りを楽しみながら口に含む、葡萄の酸味と甘み、そして豊潤なアルコールの味わいに溜め息が零れる。

 

「いただきます」

 

手を合わせてフォークを手に取り鮭のサラダ……カルパッチョと呼ばれるそれに視線を向けた。

 

(やはり美しい)

 

緋色の魚の切り身の下には玉葱と葉野菜が盛り付けられ、玉葱も赤玉葱と普通の玉葱で色の変化を齎している。

 

「……美味しい」

 

酸味の中に辛味が混じった独特のタレは脂の強い鮭の切り身にも負けていない。むしろその辛味と酸味が鮭の旨みを際立たせている。

 

「これはどうなっているんですかね」

 

生の玉葱は辛いはずなのに甘みが強い、これはどういう風になっているのか不思議で仕方ない。口直しのオリーブをつけた物のぽりぽりとした食感と酸味もまた面白い。

 

「ああ、やはり美味しい」

 

洋食を習得していると鼻を伸ばしている料理人に1度でもいいからカワサキ様の料理を食べてみろと言いたい、これこそが真の洋食なのだと思い知らせてやりたい。

 

「んふふふ」

 

赤ワインをグラスに注ぎなおし、厚切りのビーフステーキを切り分ける。中がほんのり桃色の鬼も楽しめる最高の焼き加減のそれを食べやすい大きさに切り口に運ぶ。

 

「ほう……」

 

肉の大きさからは想像も出来ないほどに柔らかいその魔性の味わいに大きく溜め息を吐いて、ワインを口にする。

 

「これがあるから頑張ろうと思えるのですね」

 

この褒賞があるから多少難しくてもやり遂げようと言う意思が沸いてくる。決して多くは無いそれを惜しむように……と言うよりかは実際に惜しみながらも手を休める事無く口に運ぶ。美味なる物はやる気を齎す、その中でもカワサキ様の食事はやはり群を抜いている。

 

「♪」

 

バターロールをナイフで切り分けビフテキを挟む。本来はビーフシチューのものだが、こうしてビフテキを挟んで食べるのも乙な物だ。

 

「んんー♪」

 

ふんわりと柔らかいそれは小麦の香りとバターの風味が良く効いていて、肉の旨みと脂を逃がす事無く吸い込み言葉にならない美味と幸福感を齎してくれる。

 

「さてさて……お待ちかねですね」

 

ごろごろと大きく切られた具材がたっぷりと沈んでいるビーフシチューを前に手を擦り合わせる。香りだけでも前のビーフシチューよりも遥かに素晴らしい、そして何よりも具材が大きいのが更に良い。

 

「美味い」

 

野菜の味がたっぷりと溶け出しているシチュー、野菜の旨みと風味、そして時々顔を見せる牛肉のパンチの効いた味わい……臭みも無く純粋に旨みだけが口の中に残る。ごろごろと大きい野菜を口に運ぶ食べ応えも勿論完璧だが、中にまでしっかりとシチューが染みている。

 

(やはりあれは不味かった)

 

具材の中にシチューがしみこんでいないし、野菜の中が固かった。絶品と言っていたが、もうあの馬鹿はきっと舌が死んでいるに違いない。

 

「柔らかい」

 

スプーンの腹で押して簡単に潰れるほどに煮込まれている牛肉は最初に焼いてあるからか、軽い噛み応えをまず与えてくれ、次の瞬間にはほろほろに解ける。

 

「……ふう」

 

口の中で解けた牛肉の脂とビーフシチューの風味豊かな味わいが口の中で1つになる。心から美味しいと思い、そして満足出来る味だ。野菜を優先的に食べ進め、シチューと牛肉だけを深皿に残す。

 

「一滴たりとも残しませんよ」

 

パンを小さく千切り、シチューの中に少しだけ沈める。パンの中のバターがシチューの中に溶け出した頃合でパンを持ち上げ口に運ぶ。

 

「素晴らしい」

 

良い小麦を使った柔らかいパンは風味も味も格段にいい、そしてそんなパンにシチューが染みこめば美味いのは当然だ。パンでシチューを綺麗に拭い、最後の最後まで美味しく食べ終えナプキンで口を拭う。

 

「これでまた明日から頑張れる」

 

医者の鬼や鬼殺隊に睨まれる危険性のある情報収集の任務だが、これがあるから止められない。

 

「お? もう終わったか? デザートにシャーベットを作ったけどいるか?」

 

「いただきます」

 

そして何よりも命を救ってくれた恩人に報いたいというのが、何よりも僕の励みになっているのだ。どれほど苦しく、大変であっても成し遂げるという意志を改めて誓うのだった……。

 

 

 

 

 

無限城 ひそひそ噂話

 

「そう言えばさ、猗窩座殿。黒死牟殿の悲鳴が聞こえないね」

 

「縁壱も空気は読むさ」

 

戦闘班の出撃前はぴりぴりとした空気に満ちていた。そんな中では縁壱も空気を呼んで、大人しくしている。そんな話をしていると琵琶の音と共に継国兄妹が姿を見せる。

 

「……」

 

「……」

 

並んで正座をして集中力を高めている継国兄妹に普段の雰囲気は無い。ここで何としても心鬼、腕鬼を殺すと言う意思が感じられる。

 

「それよりもだ。お前単独で大丈夫なのか」

 

「うん、相性的には俺の方が良い。心鬼は毒や空気を使う、俺の血鬼術は鬼の肺を攻撃するし、連携は組めないだろ?」

 

「……まぁ、そうだな。気をつけろよ」

 

「やったぜ! 初めて心配する言葉を投げかけてくれたね!」

 

「纏わり付くな、鬱陶しい」

 

「やだ、猗窩座殿つんでれ?」

 

童磨の言葉に猗窩座は深く深く溜め息を吐いて立ち上がり、短い呼吸と共に拳の素振りを始める。近距離戦に特化している猗窩座は身体を温めなければ、いざと言うときに動けなくなる。戦いに備えてこその行動だった。

 

「……童磨。最悪の場合……撤退を忘れるな」

 

「りょーかい、判ってるよ」

 

鬼同士の争いは基本的に不毛だが、医者の鬼は鬼を殺せる。勿論黒死牟達もそれは可能だが、恐れるのはそこではない。

 

「……身体を欠損するな」

 

「判っている。気をつける」

 

「うん、判ってるよ」

 

鬼の能力を吸収する能力を持つ医者の鬼に仮に3人が喰われたとしよう。そうなれば医者の鬼の中に適合した者がいれば「月の呼吸」や「氷の血鬼術」が広がることになる。それだけは何としても防がなければならない、身体の欠損だけはしないように4人は注意しあい出陣する準備を始める。

 

「医者の鬼は個にして群体だ。気をつけろ」

 

医者の鬼の厄介な点は医者を頂点とした、群体ということだ。鬼達が開眼した術は全て医者に集まり、そして医者が鬼に与える。そのことで能力の均一化を図っている。やっとの思いで倒したと思っても同じ能力の鬼が再び現れる可能性が極めて高いのだ。

 

「……そろそろ出立の時間です。童磨、貴方の赴く街には鬼殺隊の柱が居る。どうかお気をつけて」

 

「ありがと琵琶の君! でも大丈夫さ! 俺にはカワサキ様の作ってくれたカレーライスがあるからね!」

 

「「「正気か?」」」

 

カレーライスを持って戦場に向かうと言う童磨に正気かと言うが、童磨は手を振り障子の中に消えていった。

 

「あいつは馬鹿か?」

 

「いや……あの平常心がいいのかも……しれぬ」

 

緊張しすぎず、また恐れすぎず。あくまで普段通りに行動する、それが生きて帰るという思いに繋がる……巌勝は前向きにそう受けとる事にした。

 

「! 巌勝殿。時透の家の近くに医者の鬼を発見しました」

 

「……判った、私が行こう……縁壱……お前は「いえ、私が参りましょう。兄上」……判った。猗窩座、行くぞ」

 

「ああ」

 

時透の家には縁壱が向かい、猗窩座と黒死牟は腕鬼の元へ向かう事となった。

 

「どうかお気をつけて」

 

鳴女の見送りの言葉と同時に3人も姿を消す、だが鳴女は張り詰めた気配を緩めない、最悪の場合すぐにでも黒死牟達を回収出来るように意識を高め、4人の存在を常に把握し続ける。大正時代での初の医者の鬼と無惨の鬼の大きな戦いの幕が開かれようとしていた……。

 

 

メニュー11 カレーライスとシチューへ続く

 

 




ひそひそはシリアスな感じで終わりましたが、次の話ではその話はありません、鬼滅バージョンの飯を食えは戦闘シーンはあまり使わず、食事シーンをメインにしようと思うので、少しだけは触れようと思いますがガッツりとした戦闘シーンは無しで行きたいと思います。その変わり次回は鬼殺隊のキャラを出して行こうと思っております、時系列がおかしかったしたら教えていただけると非常にありがたいです。それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします。

カワサキさんがオラリオにいるのは……

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