【休載】生きたければ飯を食え Ver鬼滅の刃   作:混沌の魔法使い

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メニュー11 カレーライスとシチュー

メニュー11 カレーライスとシチュー

 

大正時代では珍しい洋食……ライスカレーを出す店で1人の美女が沈鬱そうな表情でライスカレーを口に運んでいた。それを見たその美女に良く似た顔付きの少女……妹である「胡蝶しのぶ」はナプキンで口を拭いてから声を掛けた。

 

「どうしたの姉さん。姉さんがライスカレーを食べたいって言ったのよ? だから快方祝いで高級な店に来たのに……美味しくない?」

 

「う、ううん。凄く美味しいわ」

 

野菜が溶けるまで煮込まれたルーと塊の鶏肉。そして少し辛めのルーは米に非常に良く合っている。間違いなく、この店の料理人の腕はピカイチだ。だけど美女……カナエにはそこまで美味しいと感じることが出来ないのだった。

 

「またあの鬼の事を考えているの?」

 

「……しのぶ、うん。そうね、私はまたあの鬼の事を考えているわ」

 

個室だからこそ鬼の事を切り出してきたしのぶに私は小さく頷いて、スプーンを机の上に置いた。

 

「私は信じられないけど……本当に言ったの? 裏切り者の鬼って」

 

「ええ、間違いないわ」

 

私は1ヶ月前の満月の夜の事を思い出していた。毒を操り、人の心臓や肺だけを食べる鬼に襲われ、私もあわやと言う所にその鬼は現れた。血を被ったような白橡色の髪と、虹色の瞳をした柔らかい笑みを浮かべた鬼だった。

 

『大丈夫かい? 間に合って良かった』

 

その鬼は心配そうに私を見つめて間に合って良かったと笑った。

 

『おやおやおやあ? 裏切り者の鬼ではありませんかあ? こんな所で何をしているのですか?』

 

『裏切り者って言うけどさあ? 俺達って別に裏切ってる訳でもなんでもない、お前達に大事な人達を殺されて、報復する為に鬼になったんだぜ? 俺は違うけどさ、元々そっちの鬼の頭領なんて会った事も見たこともない、それなのに裏切り者っておかしくない?』

 

全身に走る痛みと息苦しさを感じながら、鬼の会話に耳を傾ける。

 

『鬼になったのだから全ては無惨様『黙れよ、無惨様の名を騙って、自分の名前を名乗る事も出来ない腰抜けの部下』ああッ!? てめえ天津様に……ッ!』

 

『やっぱり腰抜けの部下は間抜けだねぇ? 聞こえたかな? 鬼の頭領は無惨様じゃないんだよ?』

 

幼子に語りかけるような口調の鬼の言葉に頷く、全ての鬼は自分達の頭領は無惨と言う鬼だといっていた。私達もそう信じていたけど、お館様は違うといっていた……それが初めて鬼の口から語られた。この情報は何としても持ち帰らなくてはならない

 

(お館様の言う通りだった……)

 

鬼を倒し人を救う鬼の一派がいる、その言葉に私は鬼だって人間と仲良く出来ると思った。今までは人間を守る鬼に出会った事はなかったけれど、今初めて出会うことが出来た。これは柱の中でも初めての事だと思う。

 

『人間を食らっていない鬼が私に勝てるとでも?』

 

『勝てるさ。戦いは相性だよ』

 

鬼が笑うと氷で出来た女性の像が異形の鬼へと迫る。

 

(口と鼻を塞いでね?)

 

小声で聞こえた声に羽織で口と鼻を押さえた瞬間。異形の鬼の苦悶の声が街の中に響いた。

 

『ぎゃあああ! 目がぁ! 目がアアッ!!!』

 

『ははははははッ! カワサキ様特性スパイスの威力思い知ったか、そして喰らえッ! 激辛カレーッ!!』

 

笑いながら鬼が異形の口の中に竹筒を押し込むと異形の鬼は激しく咳き込み、血反吐を吐きながら溶けるように消えていった。

 

『あちゃあ、仕留めそこなったか……怒られるかなあ』

 

頭をぽりぽりと掻きながらその鬼は私の顔の近くにしゃがみ込み、私に素早く応急処置をすると何かの薬剤を混ぜた水を私の口に含ませた。それは甘くて、身体の中に染み渡っていくような気がした。

 

『これ、後で温めて食べてね。そうすればきっと治る、これは特別な物だからね』

 

そして最後に竹筒を私の顔の横に置いて鬼はゆっくりと立ち上がった。

 

「……あな……たは?」

 

『俺? 俺はんー止めとく、本当はあんまり鬼殺隊に関わっちゃいけないんだ。だけど、助けたかったからしょうがないよね』

 

にこにこと鬼が笑うと空中に障子が現れ、その鬼を迎え入れるようにゆっくりと開いた。

 

「……人を……食べな……いの?」

 

『食べないよ、俺達はね。じゃあね、出来たら無惨様が鬼の頭領じゃないって伝えてくれると嬉しいな』

 

そう笑うと鬼は障子の中に消えていき、私の意識は闇の中に沈んだのだった……。

 

「確かにお館様も言ってたけど……」

 

「しのぶも会えばきっと判るわ、良い鬼も居るのよ」

 

しのぶと隠によって保護された私は大事そうに竹筒を抱えていた。そして意識が戻った時にそれを温めて食べたのだがそれは甘く、身体の中から私を温めてくれた。そして全集中の呼吸・常中こそ失ったが、それでも全集中の呼吸を使える程度に身体は回復したのだ。

 

「あのライスカレー、すっごく美味しかったの」

 

「……私食べて無いから判らないわ」

 

「食べてみてって勧めたじゃない」

 

野菜がごろごろと入っていて、甘くて味わい深いルーはとっても美味しかった。またあの味を食べたいと思ってライスカレーの店を食べ歩いているけれど、あの味にはまだめぐり合っていない。

 

(これも美味しいんだけどなあ)

 

複数の香辛料の風味と溶けた野菜の甘み。すこしピリッとしているがその辛味がまた食欲を誘う。

 

鶏肉も大きいが、実に柔らかく煮られていて、スプーンで押し潰すだけで潰れてカレーと混ぜて食べると実に美味しい。

 

そして後から軽く煮られた野菜も加えられていて、歯応えで楽しませてくれる。

 

(だけどこうじゃなかった)

 

あの鬼が残していったカレーはもっと味わい深くて、甘くて、そしてもっと美味しかったと思うとその美味しさも舌の上を滑っていくような気がした。

 

「ご馳走様、行きましょう。しのぶ」

 

「うん」

 

あんまり美味しくはなかったけれど、ライスカレーを食べ終えその店を後にする。その時、藤の家とはまた違う家紋を掲げた神輿がその店を訪れた。

 

「万世極楽教だわ、姉さん」

 

しのぶが驚いたような顔で呟く、万世極楽教は鬼の襲撃があった集落などに訪れお粥などを配る慈善的な宗教だ。かく言う私も何回かお世話になっている。あの宗教の人物もこんな所に来るのねと思いながら、私はしのぶと共にその場を後にした。

 

「ここのカレーが美味しいらしいんだ。カワサキ様」

 

「……別に食べに来るのは良いんだけどさあ。神輿はやりすぎだろ?」

 

「良いじゃないか! 特別って感じがするだろ! ささ、行こう行こう」

 

しかし後ほんの少し、この店にいれば童磨とカナエとしのぶが鉢合わせていたのだが……なんの運命のいたずらか、童磨と胡蝶姉妹が出会うことは無いのだった……。

 

 

 

 

 

僕と兄さんは神様を知っている。異形の化け物に襲われたときに助けてくれた6つ目の侍。最初は化け物の仲間と怯えた……だが、その顔を見たときに大丈夫だと思ったのだ。

 

『……時透……そうか、そうか……生きながらえていたか』

 

感慨深そうに何度も何度も頷き、異形の侍……黒死牟さんは僕達を家まで連れて帰ってくれた。息災でと去ろうとした黒死牟さんだったが、父さんが呼び止めた。

 

『もしや、継国巌勝様では……?』

 

『……』

 

足を止めて黙り込んだ、それが何よりも証だった。父さんが何度も何度も昔話として語ってくれた、この国に巣食う悪鬼を倒す為に、人の身を捨てたお侍様の話、そして僕達の先祖だと言う人の存在を僕も兄さんもよく知っていた。

 

『……また……来る』

 

『はい、お待ちしております』

 

長い間黙り込んだ黒死牟さん……いや、巌勝さんは観念したようにそう呟き、それから何回か家を訪ねてきてくれた。

 

『兄は尊い、何よりも愛するべき者だ』

 

『僕も兄さんが大好きです』

 

『そうかそうか、お前は見所がある』

 

縁壱さんと言う巌勝さんの妹……昔は男だったらしいけど、今は女性にも良くして貰った。たまに尋ねて来る巌勝さん達に会うことを父さんも母さんも、そして兄さんも楽しみにしていた。だけど母さんが病で倒れ、嵐の中父さんが薬草を取りに行くと言った時……僕と兄さんは必死で止めた、だけど父さんの意志は固く、このままでは父さんも母さんも死んでしまうと思った時に巌勝さんが尋ねて来てくれたのは本当に良かったと思っている、父さんを止め、そしてある人を連れてきてくれた。

 

「よっしゃあ! 出来たぁッ!!」

 

黄色くてなんか柔らかそうな姿をしているけど、声が野太いその人物?はカワサキと名乗った。

 

「さ、これを飲ませてやって欲しい。大丈夫、毒じゃないから」

 

白く濁った汁に野菜が浮かんでいるのを見て正直こんなの食べたら母さんが死ぬんじゃないかと全員が思った。

 

「大丈夫だ、カワサキの飯はうまい、そして人を癒す。お前達の母は助かる」

 

巌勝さんに大丈夫だと言われ、その汁を匙で掬ってよく冷ましてから母さんの口に父さんが運ぶ。

 

「ああ……美味しい、凄く美味しいわ」

 

凄く美味しいと笑う母さんの姿に僕も兄さんも安堵すると、お腹がぐぐうっとなった。そう言えば母さんが心配で朝も昼も禄に食べてなかった事を思い出した。

 

「良かったら、食べるか?」

 

にこにこと笑うカワサキさんから差し出された白い汁……しちゅーとか言う外つ国の料理を受け取る。本当に真っ白だ……だけど凄く良い匂いがする。

 

「ふーふー」

 

「あち、ふーふー」

 

息を良く吹きかけてしちゅーを口に運んだ。

 

「「美味しい!」」

 

「そっか、それは良かった」

 

兄さんと同時に美味しいと言うとカワサキさんは本当に嬉しそうに微笑んだ。白い汁で怖いと思ったのに一口食べると、もう匙は止まらなかった。

 

「野菜も柔らかくて美味しい」

 

「にんじんが臭くない!」

 

にんじん特有の臭さがなくて凄く甘いことに驚いた。

 

玉葱も凄く甘くて、玉葱が甘いものなんだと言う事を初めて知った。

 

鶏肉も普段食べている鶏肉よりももっと柔らかくて、そして味が濃かった。

 

そのどれもが見知った食材なのに、全然違う味と食感に驚き、その美味しさにどんどん食べ進めていると……。

 

「あちちち」

 

「無一郎、ゆっくり食べろよ」

 

美味しくて凄い勢いで食べていると芋が凄く熱くて舌を火傷してしまい、兄さんから差し出された水を受け取って舌をその中で冷やす。

 

「うむ、美味い。洋食はあんまり好きではないが、これは美味い」

 

「シチューはたっぷりの野菜と鶏で出汁を取って、牛乳も入れてるから栄養面もバッチリだ」

 

牛乳!? 温かい牛乳と知り僕も兄さんも驚いた、だけどこれは全然乳臭くないし、凄く飲みやすい。

 

「私もいただいていいですか?」

 

「勿論、どうぞ」

 

母さんにしちゅーを食べさせ終わった父さんもしちゅーを飲んで驚いたように目を見開いた。

 

「凄く美味しいね」

 

「美味しい! こんなの初めて」

 

「洋食って凄いんだなあ……」

 

今まで和食しか食べた事が無かったけどしちゅーは凄く美味しかった。そして母さんもこの日から快方に向かい始めた、母さんを助けてくれたカワサキさんと巌勝さんは僕の中では神様だと思った物だ。たまに尋ねて来てくれる巌勝さんとカワサキさん、2人が尋ねて来る日を毎日毎日楽しみにしながら父さんの手伝いをして樵をする。そんな日々がずっと続くと思っていた……。

 

「申し訳ありません、私は産屋敷あまねと申します。時透家の方でしょうか?」

 

だけどそれは白樺の妖精を思わせる女性の来訪をきっかけに崩れ始めた。

 

「「「「もう来ないッ!?」」」」

 

今日でこの家に来るのが最後になるという巌勝さんの言葉に父さんも母さんも声を荒げた、僕達が何かしてしまったのかとさえも思った。だけど事実は異なっていた。

 

「私は鬼になり、この日の本の国に巣食う鬼を追っている。だが産屋敷が率いる鬼殺隊からすれば鬼に変わりは無く追われる身だ。お前達の下に産屋敷の使いが来たと言うのならば、その者と行くのが良かろう」

 

「で、ですが……「我らは追われる身。鬼の協力者としてお前達が囚われる様な事になれば、私はそれに耐えられん」

 

僕達が始まりの剣士の子孫だと言う事を知っていても、何でその始まりの剣士が鬼となってまで人を救おうとしていることを知らないんだと産屋敷の人間にも、鬼殺隊にも怒りを覚えた。きっと兄さんも同じだろう、その眉を吊り上げて怒りの表情を浮かべている。

 

「息災でな。また会うこともあろう」

 

そう言って去ろうとする巌勝さんの着物の裾を兄さんも僕も同時に掴んでいた。

 

「どうした?」

 

「「……えて」」

 

「何をだ?」

 

「「剣を、戦う術を教えてッ!」」

 

産屋敷も鬼殺隊も間違っている。こんなにも優しい人達を殺そうとしている、そんな事を僕も兄さんも許せなかった。だから中から変えてやると、鬼にも良い存在が居るのだと教えてやるのだ。

 

「……巌勝様。2人の決意は固い様子、この子達はきっと意見を変えません」

 

「ご迷惑を掛けますが、どうかよろしくお願いします」

 

父さんと母さんの言葉に巌勝さんは深く深く溜め息を吐き、空を指差した。

 

「満月の夜に来る。その度に呼吸を、戦う術を教えてやろう」

 

「「はいッ!!」」

 

巌勝さんの言葉に僕も兄さんも元気よく返事を返した。巌勝さん達が鬼殺隊に追われないように、少しでも心穏やかに過ごす事が出来るように……そして本当に人に害を為している鬼を倒すのだと決意し、僕と兄さんは巌勝さんから戦う術を教わるのだった……。

 

 

 

 

無限城ひそひそ噂話

 

 

「童磨さん、貴方何かしました?」

 

「あにが?」

 

「飲み込んでから返事をしてください」

 

魘夢の言葉に口にしていたカレーを飲み込んだ童磨は何の話?と魘夢に問いかけた。

 

「鬼殺隊で貴方の外見的特徴を挙げて人探しをしているみたいなんです」

 

「……柱の子を助けたかなあ?」

 

「それだよ! この馬鹿ぁッ!!!」

 

情報収集している魘夢はここ最近童磨の事を探している鬼殺隊が多い理由を知り嘆いた。間違いなく童磨の事だ余計な事を喋り、その裏付けを取る為に鬼殺隊が動いているのだと悟った。

 

「あんまり出歩かないようにしてくださいね」

 

「えー」

 

「えーっじゃない!! 万世極楽教の事を知られたらどうするつもりだ!」

 

「……ふあーい」

 

魘夢の言葉に不機嫌そうに返事を返す童磨の後ろでは、縁壱が巌勝の前で正座していた。

 

「お前は何てことをしてくれた」

 

「……私は別に」

 

「無一郎に何を教えた?」

 

「てへ♪」

 

舌を出して誤魔化そうとした縁壱だが、顔が無表情なので誤魔化せる訳も無く巌勝の手にした竹刀が頭を捉えた……のだが。

 

「兄上に叩かれた……ふふ、ふふふふふ……」

 

「……」

 

兄上に叩かれたと頬を緩ませている縁壱に巌勝は心底ドン引きした顔をしていた。この変態……レベルが高すぎるッ!!

 

「巌勝が縁壱に勝ったか」

 

「何があったんだ?」

 

「……なんか自分の子孫の双子の弟が縁壱に毒されて……」

 

「毒されて?」

 

「双子の兄に凄いことをしようとしたらしい」

 

「……継国の血がおかしいのか?」

 

「どうだろうなあ……」

 

無一郎に体をまさぐられたと泣いた有一郎の言葉に巌勝はとんでもない事になったとと後悔した。最初はまだ大丈夫と思っていたのだが、つい先日様子を見に行けば有一郎の身体を押さえつけて頬を赤く染め上げている無一郎に巌勝は慌てて手刀を叩き込んだ。二人の記憶はそれで飛んでいたが、このままでは縁壱2号が生まれるッ!と危惧した巌勝は火事場の馬鹿力的なパワーで縁壱を叩き伏せ、説教をしていた。

 

「判りました、もう無一郎達には何もしません」

 

「……約束だぞ、もし破れば兄妹としての縁を切る」

 

「絶対に何もしません」

 

縁壱の何もしないという言葉を信じ、巌勝はこの話を打ち切った。だが縁壱は心の中であくどい笑みを浮かべていた。

 

(……ええ、有一郎と無一郎には何もしませんよ、兄上……)

 

もう1人将来有望な人物を見つけているからこそ、縁壱は巌勝の言葉を受け入れた。そして巌勝がその事に気付いた時は……もう何もかも手遅れになった時なのだった……。

 

 

メニュー12 レモンを使った料理

 

 

 




花柱生存+時透家の両親も生存ルート。鬼殺隊ルートも生存ルートではありますが、またこっちとは違う感じの生存ルートで書いて行こうと思います。それでは次回の更新もどうかよろしくお願いします。

カワサキさんがオラリオにいるのは……

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