【休載】生きたければ飯を食え Ver鬼滅の刃   作:混沌の魔法使い

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メニュー20 豚汁

メニュー20 豚汁

 

……行け。

 

待て、義勇。それだけでは何を言われているか理解など出来んぞ?カワサキさんの事が知りたいのなら会いに行けば良いと義勇は言っている。

 

……俺は最初からそう言っている。

 

もう少し主語を入れろと何時も言っているだろう?

 

……真菰も炭治郎も錆兎も判る。

 

それは付き合いが長いからだ。初見の人間がお前が言いたい事を理解できるものか……。

 

……先に行く

 

ああ、カワサキさんの所で待っていてくれ。

 

すまないな、義勇は悪い奴ではないんだが口下手でな。お詫びと言っては何だが、少しはお前の質問に答えよう。

 

俺がカワサキさんを嫌っている……それは誰から……ああ、いや、言わなくても判る真菰だな?

 

確かに俺は昔はカワサキさんが嫌いだった。

 

男なのに戦えるだけの身体を持つのに戦わないカワサキさんが嫌いだった。

 

だがそれは俺の偏見であって、カワサキさんはカワサキさんに出来る戦いをしていた。

 

それを知れば、嫌ってなどいられないさ……。

 

それに俺がこうして2柱の水柱として義勇と共に行動できているのもカワサキさんの言葉のお陰だ。

 

だから今では尊敬しているよ。

 

直接戦場に立ち刃を振るうのではない、だがカワサキさんは何時も俺達と一緒に戦ってくれているのだからな……。

 

 

 

 

 

俺はカワサキと言う男が嫌いだった。初めて会ったのは姉弟子の真菰の最終選別の数日前の事で、まだ朝靄で周囲の確認がしにくい時に現れた。

 

「よーす、左近次」

 

「……カワサキ? お前、何をしている。こんな所で」

 

短く刈りそろえられた黒髪の若い男。それが鱗滝さんを呼び捨てにしているのに、俺達は内心ムッとしていた。

 

「今度の最終選別から試験方法が変わる。と言うか……俺が変えさせたんだが……一応育手の意見も聞いててな。左近次の意見も聞きに来た」

 

「……良いだろう。話を聞こう」

 

「悪いな。最終選別が近いって時になってよ」

 

小屋の中に鱗滝さんと一緒に入っていく男。その姿が見えなくなってから義勇が不安そうに口を開いた。

 

「あの人……初めて見るけど……真菰は知ってる人?」

 

「ううん。私も初めて見るかな……」

 

姉弟子の真菰も初めて見ると聞いて、一体あの男が何者なのか3人とも気になってしょうがなかった。

 

「真菰、錆兎、義勇。小屋の中へ」

 

太陽が山の上に来る頃に鱗滝さんに呼ばれて小屋の中で男が料理を作っていた。

 

「こちらカワサキと言う、お館様の料理番をしている、それなりに重職の男なのだが……偶にこうしてあちこちにふらりと出掛けて来る」

 

「それだと俺が流浪癖あるみたいじゃないか?」

 

「柱まで動員されて捜索されてる男が何を言う? もうすぐ迎えが来るぞ」

 

お館様と言えば鬼殺隊の頭領。そして柱は鬼殺隊の最大戦力の9人……そんな人が迎えに来ると言う事はそれなり所ではない、かなりの重職の男のようだ。

 

「……ちっ! この後食材を探して市場に行こうと思っていたのに」

 

「柱を付き添いにして行け、岩柱と風柱が来る」

 

「ええー超堅物2人じゃないか……槇寿郎だとやりやすいのに……」

 

「あいつだとお前に甘いからな。最終選別の変更点を伝えに来るって言う名目で屋敷を抜け出すな、大騒動だぞ」

 

鱗滝さんの言葉に苦笑しながらカワサキは鍋に蓋をして俺達の方に視線を向けた。

 

「さてと左近次からも聞くと思うが、今度の最終選別から見張りの隊士が監視につく、もしも無理だと思ったら笛を吹け、そうすれば迎えに来て安全に下山出来る」

 

「もし笛を吹いたらどうなるの?」

 

「隊士としては失格、隠、花屋敷の医療班、隊服の裁縫係など、裏方への試験へと切り替えられる」

 

それを聞いて俺は眉を顰めた。俺は悪鬼を倒す為にこうして鱗滝さんの元で厳しい訓練を積んでいるのだ、最初からお前には無理だと言われているような気がして腹が立った。

 

「まぁ、待て、仮に下山しても、また次の最終餞別を受けなおすという事も可能だ。ただし、それは1回だけだ。そして見張り番が無理だと判断した場合も試験は中断させられる」

 

 

「……何故そのような形になったのですか?」

 

「俺の提案だ。無論、反対意見なども多数あったが押し通した。鬼殺隊と言う組織は基本的に人不足だ、そして裏方は隊士よりも多くの人数がいる。しかしだ、最終選別では隊士ではなく、隠になりたい、医療班になりたいと言う者も一まとめで試験を行う。これでは人数が減るばかりだ、適材適所と言う言葉があるように向き不向きがある。それを見極めるべきだと進言しただけだ」

 

「だが男なら逃げるべきではない!」

 

俺の言葉にカワサキは笑った。そして俺の頭を掴んで座らせた。

 

「男なら引き際を見誤るな。男ならばと言うのなら……恥を掻いても、泥を啜っても生きろ。生きていれば次がある、死ねばそこで終わりだ」

 

その迫力に俺も義勇も真菰も息を呑んだ。全身から溢れる怒気とでも言うべき物に俺達は完全に飲まれていた。

 

「それにだ、男だと言うのなら心を熱く、頭は冷ややかにだ。鬼って言うのは元は人間だ、俺の言葉なんかで激昂していたら足元を掬われるぜ?」

 

「カワサキ殿。迎えに参りました」

 

「あーあ、もう来ちまったか。んじゃな、今度は最終選別の時にでも会おうや」

 

カワサキはそう笑い、玄関に迎えに来ていた柱に連れられて帰って行った。

 

「さてとでは、昼食にしよう」

 

「カワサキさんが作ってくれたんですよね? 美味しいんですか?」

 

「勿論だ。カワサキは西洋や中つ国の料理にも精通している、とても美味だ」

 

豚汁の椀を受け取ると確かに良い香りがした。具材もたっぷりと入っているし……。

 

「美味しい。鱗滝さんの味噌汁に似ている」

 

「ははは、ワシのに似ているのではない、ワシのがカワサキに似ておるのだ」

 

「え、じゃあもしかして……」

 

「そうだ。育手は皆カワサキから色々と料理を教わっている。ワシも色々と聞いたものだ」

 

「……すいません。鱗滝さん、カワサキさんは一体何歳なんですか?」

 

「さて、もう10年ほど前から容姿は全く変わっておらんな」

 

さらりと告げられた言葉に俺達は皆絶句したが、若作りと言うか、容姿が変わりにくい人と言うのはいるものだ。

 

「さ、カワサキが何歳とかは気にせず食事だ。食事が済めば昼寝、夕暮れ前に走り込みだ!」

 

「「「はい!!」」」

 

鱗滝さんに言われて豚汁の椀を傾ける。たっぷりの豚肉の脂と野菜の旨み……これしかおかずが無いが、これだけで十分にご馳走だ。

 

「「「お代わりお願いします!!」」」

 

「ああ、たっぷりと食べろ。食べて寝て、身体を鍛えるのだ」

 

穏やかな声の鱗滝さんが差し出してくれた御椀を受け取り、俺達は普段よりも多く食事を口にし、昼寝をするのだった……

これが俺とカワサキさんが初めて会った日の事だった……、この時は隊士でもない男の言葉と甘く思っていた――だがそれが変わったのは最終選別から真菰が戻って来て、そして自分が最終選別に向かった時の事だった……。

 

 

 

 

全身に走る痛みに顔を歪めながら目を開いた……ぼんやりとする意識の中、目を覚ましたと声があちこちから聞こえてきた。

 

「わ、私は……?」

 

「最終選別時に現れた異形の鬼に追い詰められている所を見張りの隊士によって保護されたのです」

 

私の手当てをしてくれている女性の言葉を聞いて、何があったのか思い出し涙が溢れた。

 

「良く生きて戻りました。あれほどの鬼と対峙してよく生き残りました」

 

慰めの言葉だと判っていた。それでも良く戻って来た、良く生き残ったという言葉が嬉しいと思ってしまった。

 

「い、今は……?」

 

「最終選別終了から1週間と言う所です。真菰さんは、鱗滝左近次様のお弟子さんですね、連絡を取っておきます」

 

待ってという間もなく、私の手当てをしてくれていた女性は部屋を出て行ってしまった。1週間も寝ていて重い体を必死で起こす。

 

(駄目だった……届かなかった)

 

私達よりの前の鱗滝さんの弟子を食ったという異形の鬼……手を無数に持つその鬼――「手鬼」に私の刃は届かなかった。

厄除の面を目印にしている、食っていると言う手鬼……今まで鱗滝さんの弟子を食い殺した鬼の言葉を思い出すと、その事を鱗滝さんにはとてもじゃないが言えなかった。

 

「言える訳が無いよ……」

 

枕元にあった半分に割れた厄除の面を抱き寄せる。私達の事を思って作ってくれたこれが鬼が目印にしているなんてとてもじゃないが言えない。だけどこれを言わないと、錆兎や義勇が危ない。でもこの事を鱗滝さんには教えたくない……そんな葛藤を抱えていると障子が開いた。

 

「よう、真菰」

 

「……カワサキさん、どうして……?」

 

「んー? 負傷者の手当てとか食事を作るのは俺の仕事だからな。ほれ、お粥持ってきたぞ」

 

どかりと私の横に座ったカワサキさんはてきぱきとお盆などの準備を行う。

 

「……私の事を助けてくれた人は?」

 

「あいつも重傷だな。今は柱や甲が捜索をしているらしいが……見つかるかどうか……ほれ、食べれそうか?」

 

「ありがとうございます」

 

小さな椀に入れられたお粥を受け取り、匙で口に運ぶ。殆ど重湯に近いそれなのだが、それは不思議と美味しかった。

 

「何かあったか?」

 

「……あの鬼、鱗滝さんに藤襲山に入れられたって、復讐だから厄除の面を目印に鱗滝さんの弟子を殺してるって」

 

「そっか、そんな事を言われたら辛いな」

 

慕っている人の悪口をいわれて、私は冷静でいられなかった。呼吸が乱れ、日輪刀も折れた。本当に殺される一歩手前だったのを思い出し、身体が震えた。

 

「厄除の面は私達のお守りだから、これで殺されてたなんて鱗滝さんに言いたくないんです」

 

「じゃあ、言わなきゃ良い。それでも錆兎と義勇には教えてやればいい。その手鬼とやらを倒せば、それは本当の意味で厄除の面になるだろ」

 

「でも錆兎達でも勝てないかもしれない」

 

あの鬼は強かった。錆兎と義勇も殺されてしまうかも知れ無いと言う不安がどうしても首を持ち上げる。

 

「それなら逃げれば良い、逃げろって姉弟子として言ってやれ、生きてれば次がある。死ねばそこで終わりだからな」

 

初めて言われた時と同じ言葉を言われた。カワサキさんはゆっくりと立ち上がり、良く頑張ったと言って部屋を出て行こうとする。

 

「私はまだ隊士に挑戦する事が出来ますか?」

 

「出来るよ。でも怪我をしてるし……錆兎達の最終選別に一緒にって言うのは無理だろうな」

 

私の考えている事を当てられ、硬直している間にカワサキさんは鱗滝さんが迎えに来るまで待っていろと言って部屋を出て行った。

 

「……絶対、あの鬼の首は水の呼吸一門で獲る」

 

鱗滝さんを悲しませたあの鬼を許さないと私は決意を新たにしたが、襲ってきた眠気には勝てずもう1度布団に横たわり眠りに落ちるのだった……。

 

 

 

 

頭を負傷してぼんやりとした意識の中。俺は最終選別の開始の時の事を思い出していた……。

 

『美味しい……』

 

『それは良かったな。さて、最終選別が始まれば食事をしている余裕なんて無いぞ! 遠慮してないでお代わりが欲しかったら声を掛けてくれよー』

 

『……美味いな。錆兎』

 

『ああ、美味い。これは活力になる』

 

温かい味噌汁とおにぎり、そして漬物。最終選別に赴く前の食事として振舞われたそれを錆兎と一緒に食べる……これから最終選別で、死ぬかもしれないのに、自然と頬が緩むのが判った。

 

『……なんとしても手鬼を斬る』

 

『……うん』

 

鱗滝さんを悲しませ、姉弟子である真菰を傷つけた手鬼と言う鬼を倒す為に、俺と錆兎は決意を固めていた。

 

『……お代わり食べる』

 

『そうだな、もう一杯だけ貰うか』

 

カワサキさんの元へ行き豚汁のお代わりを貰う。猪の肉と大根、そしてじゃがいもがたっぷりと入ったその汁の味は鱗滝さんの作ってくれる汁の味に良く似ていた。

 

『まぁ、真菰から聞いてるから俺は余計な事は言わない。だけど、1つだけ言わせて貰うぜ? 逃げるのが嫌だったら……こう思えば良いのさ』

 

カワサキさんの言葉を思い出していると、時にふっと意識が浮上した。

 

「起きたぁ! お前大丈夫か!?」

 

「……さ、さび……錆兎は?」

 

妙に頭がさらさらした自分と同じくらいの年頃の少年に尋ねる。

 

「止めたのに、さっき駆けて行って。俺は笛を吹こうか悩んで、「吹いて! 今すぐにッ!」お、おう!」

 

俺の剣幕に怯えながら少年が笛を吹こうとした時。茂みが揺れ、そこから面が半分砕けた錆兎が出て来た。

 

「錆兎!」

 

「義勇、良かった目が覚めたのか。すまないな、手当てを頼んで」

 

「い、いや、それはいいんだけどあの馬鹿でかい鬼「待てええッ!!」……逃げてきたのか!?」

 

「逃げた? 違う! 俺は後ろに向かって全力で前進してきただけだッ! 義勇走れるか?」

 

「……な、何とか……」

 

「良し! ではお前も後ろに向かって全力で進め!! 死ぬぞッ!!」

 

「待てえええええ!!!」

 

「ぎゃあああーーッ! お前馬鹿かッ! 馬鹿なのかッ!」

 

「罵っている暇があれば走れッ!!!」

 

俺を背負って走っている錆兎の顔が凄く晴れ晴れとしていて、今まで悩んでいた事が解決したのだと思うと安心した。

 

「逃げるなあぁ!」

 

「逃げてるんじゃない! 俺達は後ろに向かって前進しているだけだッ!」

 

「それ逃げてるって言うんだよ!?」

 

「違う! これは前進だッ!! 覚えていろ手鬼ッ! お前の首は必ず、この水の呼吸一門が必ず獲るッ!」

 

坂を駆け下り、茂みを飛び越えながら手鬼へ向かって錆兎が叫ぶ。だから俺も錆兎の背中から首だけを手鬼へ向けて叫んだ。

 

「俺達水の呼吸が絶対にお前を倒すッ!」

 

「3人とも殺してやるうううーー!?」

 

「俺ッ!? 嘘だろッ! 俺まで!?」

 

「ははははッ!!! こうなれば一蓮托生! 息が切れるまで走り続けろ!」

 

「くそくそッ! お前らなんか大っ嫌いだーーーッ!」

 

「……気持ち悪い、手ばっかり!」

 

「挑発するの止めてくれませんかッ!?」

 

「貴様らあああああーー!!!」

 

「ぎいいやああああーー! 馬鹿馬鹿馬鹿ーーーッ!!!」

 

悲鳴を上げる少年――村田と吹っ切れた様子の錆兎とそんな錆兎の背中から稚拙な挑発する義勇。3人の少年はそのまま山を駆け下り、藤の花が近くに咲いている所まで逃げ込んでいた。

 

「へえ、これは逸材じゃない?」

 

「ああ、あれだけ叫びながら走り続けるとは正直驚きだ」

 

「いやいや、鱗滝さんの弟子なら納得だよ。後は……」

 

「「「あいつを狩るか」」」

 

最終選別の時しか現れない手鬼を狩る為に最終選別の見張りの3人が手鬼の前に立つと、今まで追いまわしていたのを一転させ、逃走に転じる手鬼。

 

「ちいっ! またか!」

 

「この危機察知能力があの鬼の厄介な所だ!」

 

「喋っている暇があったら追え! 今度こそ首を切る!!」

 

追う者と追われる者が変わり、それに気付かない錆兎達は藤の花の近くに座り、乱れに乱れた呼吸を必死に整えていたのだった。

 

 

 

 

「げ」

 

「げっとはなんだ、げっとは」

 

「俺はお前たちとはあんまり関わりたく「……村田」はいはい! 判りました! 判りましたよッ!!」

 

カワサキの店に訪れた村田(庚)は義勇、錆兎(水柱)に捕まり、一緒の机で昼食をとる事になったのだが……。

 

「やっぱり村田って水柱2人と仲良いよな」

 

「だよな、同期って言うけど、村田って……」

 

「「「「地味だよな」」」」

 

「うるせえーーッ!」

 

地味といわれて怒鳴る村田。平均的な能力しか持たない、村田は確かに錆兎達と比べれば劣るが、それでも安定感のある戦闘技術を持ち、決して弱いわけではない。ただ、比べる対象が悪すぎるのだ。

 

「……鮭大根、豚汁、ご飯、漬物」

 

「豚汁と卵焼き、あと山盛りで白米を頼む」

 

「えっと、豚汁と鯵の開き、あと漬物とご飯で」

 

「あいよー。すぐ準備するからなー」

 

カワサキに注文を終え、料理が出てくるまでの間、3人は他愛も無い話をする。

 

「……早くもっと上に」

 

「成れるか!?」

 

「義勇はお前と一緒に任務を受けたいらしい」

 

「死ぬよ? ねえ、俺死ぬよ?」

 

「大丈夫だ、俺と義勇で今度の継子試験にお前を推薦しておいた。そこで強くなる隊士は山ほどいる、村田も数段強くなれるだろう」

 

「……頑張れ、村田」

 

義勇と錆兎の言葉に村田の顔から血の気が引いた。

 

「……継子試験ってあれ……3日3晩鬼と戦い続けるあれ?」

 

「「そうだ」」

 

「死ぬわボケえ!! 勝手に人を推薦するなあ!!」

 

「聞いたぞ、村田。今度の試験に来るんだってな。楽しみにしてるからな」

 

「カワサキさん……俺じゃ無理ですよ! さくって死にますよ!?」

 

「大丈夫さ、村田なら出来る。きっと、多分、メイビー」

 

「何が!? 俺死ぬよ!」

 

「大丈夫だ。お前なら出来る」

 

「……村田なら出来る。めいびー」

 

「カワサキさんの真似すんな、ぎゆうーーーーッ!!!」

 

今日もカワサキの店に村田の突っ込みが響き渡る。同期の村田、義勇、錆兎のやり取りは常にこう、義勇と錆兎の過度な期待を受けて絶叫する村田と言うのが一種の名物となっているのだった……。

 

 

メニュー21 みたらし団子へ続く

 

 




村田さんが好きなんですけど、なんか善逸感……何故なんだろう? でもなんか個人的にはありだと思うので、これで行こうと思います。
次回は時間軸を飛ばして、刀を折ってしまった炭治朗がカワサキに助けを求めると言う感じの話にしたいと思います。

カワサキさんがオラリオにいるのは……

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