灰となり、狩人となりし独奏曲 〜カデンツァ〜   作:荒潮提督

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遅れてしまい大変申し訳ありません・・・。


APEXやらウマ娘やら色々やってましたら遅れました・・・。


11話「狩人vs装者」

「さあ、構えなさい」

「は、はい・・・」

「ったく・・・何でこうなるのかしらねぇ?」

「すまねぇな翼が・・・」

「・・・まっ、彼女が納得するならそれで良いかしらね。私もちょっと殺り合いたい気分だったし」

「・・・今やるの字が違わなかったか?」

「気のせいよ」

 

 

何故こうなったか、それは歓迎会まで遡る。

響達が食事をしている時から翼が突き刺すような視線を送っているのに気付いていたリアはため息をつき二課の司令、風鳴源十郎に話しかけた。

 

 

「ねぇ、彼女のアレ。どうにかならない?」

「・・・すまない。どうやら翼はまだ君達を認めていないようでな・・・」

「ハァッ・・・頭痛いわ」

「了子くんの事も重ねて謝罪する。すまない」

「良いわよ私が過敏なだけだから。さて・・・どうしますか・・・」

 

 

リアが悩んでいると翼が響の方へと歩んでいく。

嫌な予感を感じたリアも響の方へと向かう。

その腰には既に綻び刀と月派生の打刀が、背中には北のレガリアと探す者の大剣が装備されている。

左腕には暗銀の盾を持ち右手は何も持っていないがいつでも使えるように打刀に右手を添えている。

そんな彼女に気づかず翼は響の前に立つ。

そして・・・。

 

 

「立花響、私と戦いなさい」

「・・・はい?」

 

 

特大の爆弾を投下した。

その後はなんやかんやあり(リアが打刀を抜刀しようとしたのを必死に響が止めたり翼がリアと奏を巻き込んで更にめんどくさくなったり)今に至る。

 

 

 

「失望させないでちょうだい」

「あ、あのリアさん・・・わ、私どうすれば・・・」

「殺さない様にやりなさい。大丈夫、私に一撃入れたんだもの。しっかり基本を思い出して」

「は、はい!」

「・・・アンタはどうすんだ?」

「もちろん、貴方とよ」

「だよなぁ・・・ハァッ・・・」

「・・・参る!」

 

 

翼が握るアームドギアで響に斬りかかるが響も落ち着いてノコギリ鉈と短銃を構えノコギリ鉈で翼のアームドギアを受け止める。

リアはそれを横目に見ながら隙ありと思ったのか突っ込んできた奏のアームドギアを左手につけたセスタスで受け止めパリィして受け流し右手に握る爆発金槌を叩き込む。

(流石に爆発のスイッチは入れていない)

間一髪避ける奏、飛び上がり大量の槍を振らせるがリアは慌てず右手の武器を爆発金槌から獣のタリスマンに持ち替えてソウルの奔流で薙ぎ払う。

(デモンズの武器でダクソの魔術ぶっ放しているが一応デモンズとダクソは精神的に繋がりがあるという設定があるので問題なし)

隣では響が短銃を翼に向けて(実際には当たらない様に少しずらして)発砲、それを翼は避け響はノコギリ鉈で斬りかかっているところだった。

 

 

「(槍持ちは正直苦手なのよねぇ・・・)次は何を見せてくれるのかしら?」

「へっ、その余裕な表情崩してやるよ!」

 

 

※因みに槍持ちは作者も苦手。

(だってパリィタイミング未だに慣れないんだもんアレ)

※同様の理由で斧槍や鎌とかの長物は苦手。

 

 

奏が槍を構え直し突撃すると同時に落葉を二刀持ちにして駆け出すリア。

奏が勢いよく突き出した槍を刃を交差させた落葉で受け止める。

踏ん張った衝撃で地面が砕けるがお構いなしに力を込めて槍を弾く。

空中で1回転し着地する奏、その顔を見てリアはスイッチを切り替えた。

獲物を狩るかの如く獰猛な目、幾度なく目にしてきた目だ。

 

 

「良いわ・・・もっと、もっと来なさい!天羽奏ェ!」

「言われなくてもぉ!」

 

 

一方、響と翼。

ノコギリ鉈で翼の刀を何とか捌いている響。

既に短銃からセスタスに持ち変えている。

隙あらばパリィを取ろうとしているが中々チャンスがなく苦戦している。

しかし、冷静に着実にチャンスを窺う。

一方の翼は冷静さを欠いていた。

それはこの模擬戦の直前に櫻井女史から言われたある事が原因だった。

 

 

 

『彼女なんだけど・・・簡易に検査したらガングニールの適正があるみたいなのよねぇ・・・』

『んな!?』

『な、何ですって!?』

『・・・はぁ、なんか嫌な予感してたけど・・・(知ってはいたけどやっぱり面倒臭い事になったわね・・・)』

 

 

彼女の相棒である片翼の戦う力を使える。

それを聞いた翼は行き場のない怒りを響に向けていた。

理不尽な事は理解している、けれども彼女を簡単に認められないのも事実だ。

彼女の、奏の隣に立てるのは私だけだ。

そんな気持ちで戦っているからか翼の太刀筋は当然鈍る。

響が何とか食らいつけている理由はそれである。

攻めきれない事に焦った翼は刀を大上段に構えるがそれを見逃す程、響は甘くないしそんな柔な鍛え方はされていない。

 

 

「ハァァァァァッ!(獲った!)」

「甘いですよ、翼さん!ハッ!」

 

 

振り下ろされる刀をセスタスでパリィして弾く。

まさかという表情になり弾かれた事で体制が崩れる翼。

その瞬間、右手を思いっきり強く握りしめた響の拳が翼の鳩尾に突き刺さる。

胃から内容物が逆流してくる感覚と共に翼は意識を手放した。

 

 

「翼ァ!?」

「余所見厳禁よ」

「・・・アッ」

 

 

一瞬、翼に気を取られた奏はリアがフルスイングしたプラムドで壁に叩きつけられて気絶した。

 




エルデンリングが楽しみデス
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