灰となり、狩人となりし独奏曲 〜カデンツァ〜   作:荒潮提督

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アメンドーズに20万血の遺志奪われました。


次の周回では覚えてやがれよあのクモ野郎。


6話「挨拶代わりのガトリング」

「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!なんでこうなるかなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

「り、リアさん後ろ!」

「ああ、もう!挨拶代わりにこいつでも喰らいなさいゴリラノイズ!」

 

 

走りながら後ろに向けてガトリング銃をぶっ放すマリア。

その先にはゴリラみたいに筋肉ムキムキマッチョマンのノイズが周りの建物や車を破壊しながらマリアと右腕に担がれている未来を追いかけていた。

何故こうなっているかというとそれはほんの数十分前に遡る。

拠点で目を覚ましたマリアは食事を取り未来との約束の時間まで辺りの情報収集を兼ねてネカフェでパソコンを弄っていた。

 

 

「・・・ダメねぇ、ノイズに関する情報は私が知ってる原作知識しか出てこないわね・・・。ツヴァイウィングの事も調べたけどやっぱりあの事件起きてたのね・・・忠告のお陰で原作よりかは大分マシにはなってるみたいね・・・はむっ。以外と美味しいわねネカフェご飯も」

 

 

存分にネカフェを満喫していたマリアであった。

時間が近づいて来たのでネカフェから出るマリア。

食べ足りなかったのかコンビニで唐揚げ串を買って食べながら約束の場所へと向かう。

一応正体はバレないとは思うが念の為自分好みに改造したヤーナムの狩装束一式を装備しておく。

腰布の内側に落葉を隠し、エヴェリンを懐に忍ばせておく。

約束の場所に着き、追加で買って来てたポテトを齧っていると未来がやって来た。

 

 

「お、お待たせしました・・・」

「ううん、大丈夫よ。私もさっき来たところだから。自己紹介が遅れたわね。私はリア、リア・アッシュ・ブラッドよ。よろしくね未来」

「は、はい!よろしくお願いしますリアさん・・・あ、あの!響は、響は今どこにいるんですか!?」

「落ち着きなさいな、あの子は無事よ。今も私の家にいるわ」

「響・・・良かったぁ・・・!無事で良かったぁ・・・!」

「(ほんとに響の事が大好きなのね・・・こうして見ると。お互い依存しているとも取れるけど・・・)どうする?会いたい?」

「はい!合わせてください響に!」

「分かったわ・・・!?捕まってて!」

「ふえ?きゃぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

 

マリアが未来を担ぎ上げ左手に懐に忍ばせておいたエヴェリンを握り飛び上がった直後、地面が砕けた。

マリアは襲撃者に向けてエヴェリンから水銀弾を数発撃つがまるで効果が無くこちらを向く。

ソイツはまるでゴリラのように筋肉ムキムキなノイズだった。

普段ならスモウの大槌とかで潰しにかかるのだが今は右腕に未来を担いでいるため分が悪いと判断したマリアは左手のエヴェリンを素早くガトリング銃に変更、地面に降りた直後にダッシュでゴリラノイズから離れる。

ゴリラノイズも破壊活動をしながら後を追いかけてくる。

そして冒頭に繋がる。

 

 

「あのリアさん!」

「何未来!話すなら手短にね!」

「なんで私の名前を知ってたんですか?」

「響から聞いた!以上!(それよりコイツにこのまま追いかけられてるとジリ貧ね・・・仕方ない)未来!」

「は、はい!」

「ちょっと空中自由落下の旅に行ってらっしゃい!そぉい!」

「ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

「オラこいやゴリラァ!」

 

 

未来を空へと潜影蛇手したマリアはゴリラノイズを挑発、その挑発に乗ったのか咆哮して突撃してくるゴリラノイズに向けて骨髄の灰を装填した大砲を構えて撃つ。

派手な爆発を起こし吹き飛ぶゴリラノイズ。

落ちて来た未来を右手でキャッチする。

 

 

「よっと、大丈夫?未来」

「ふにゅぅ・・・」

「・・・やり過ぎたわ」

 

 

気絶した未来を拠点に連れ帰り介抱するマリア。

未来が寝ている間に狩人の夢に戻り響を呼びに行く。

 

 

「戻ったわよー」

「あ!お帰りなさいマリアさん!」

「お帰り、リア。以外と早かったわね」

「直ぐ向こうに戻るけどね。響、準備して。行くわよ」

「はい!」

「んじゃ、私も行くわ。悪夢に狩りに戻らなきゃ」

「・・・ちゃんと帰って来なさいよ。貴方を殺すなんて私は嫌よ」

「心配しなさんな、私はまだ正気だよ。それじゃぁね」

「・・・行っちゃいましたね」

「そうね・・・(ヴェルク、貴方が血に酔ってしまったのなら私が狩るわ。友としてね)さっ、行きましょう?貴方にとって今一番会いたい人が待ってるわよ」

「もしかして!」

「ええ、貴方の想像通りよ。準備は出来た?出発するわよ。人形、留守の間ここを頼むわね」

「はい、承りました狩人様」

「行きましょうマリアさん!」

「ええ、それと向こうではリアと呼んでね?マリアだとちょっと色々誤解されそうだから」

「分かりました・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「(・・・ああは言ったけど正直大分血に酔い始めてるのよね・・・。ごめんリア。正気ではいられなくなるのも近いかも・・・)ああ、匂い立つ。血に酔った狩人の匂いがする。堪らぬ匂いで誘うものだ。えづくわねぇ・・・ああ、虫を狩ろう。人の中に淀み潜む穢れた虫を」

 

 

また、一人の狩人が悪夢に囚われる。

血に酔い狩りに酔いしれる狩人は皆悪夢に囚われるのだ。

だが、それでも彼女は未だ正気であった。




最近聖杯マラソンしようかなとか考え始めた今日この頃。
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