上条「とある現代の幻想個体」(凍結)   作:ロリコン軍曹

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黙示録第四章 「三つの拠点」

【学園都市:ビルの屋上】

 

神崎「…どうやら脱走した様ですね。」スッ

 

ステイル「面倒事が好きな街だ…まったく…」スチャッ

 

 

【学園都市とある研究施設】

 

オールドAI「《第二研究所》の近くのビルに邪魔者二匹…神父と巫女か…?ふん、随分と派手な格好だ…」

 

アベル「イギリス聖教だな…ありゃ」

 

オールドAI「ん?復活が早いな。」

 

アベル「《キューブ》が危険だって言ってんだ、守護の俺が寝てられねぇよ。」

 

オールドAI「ふっ…まあ戦力の足しにはなるだろうな。」

 

アベル「相変わらず口の悪い歯車だ。」

 

オールドAI「で、知り合いかなにかか?」

 

アベル「へっ、あれが知り合い?冗談言うなよ!あれは復讐の対象だ…」

 

オールドAI「ほう…そうか、では排除作業を頼んでも?」

 

アベル「構わない。忘れ去られた宗教遺物がどれ程の怨念を持っているか…思い知らせるには丁度いい。」

 

 

【学園都市:上条の寮】

 

インデックス「当麻を探そう!スフィンクス!もう…お腹を空かせたシスターを放っておくなんて酷いかも!・・・大丈夫だよね、当麻…」

 

スフィンクス「にゃー?」

 

インデックス「外に出るなって言われたけど、ちょっとだけだからいいよね?」

 

ガチャ…

 

財団員A「本部!本部応答せよ!」

 

財団員B「くそ!街に《化け物》を放つなんて聞いてないぞ!」

 

インデックス「」サッ

 

インデックス(あの人達…見覚えがないし、英語で会話してる…それに化け物って?)

 

財団員A「もうこんなところにいられるかよ!」ダッ

 

財団員B「あ、おい待てよ!」

 

グチャアァァァ…

 

インデックス「!?」

 

インデックス(走ってる人の天井が黒くなってく!?)

 

財団員B「ひっ!?え、SCP106!」

 

財団員A「な!?お、オールドマン!」

 

財団員B「早く逃げろ!腐食が始まるぞ!?」

 

インデックス(言った。確かにSCPって!しかも腐食が始まる…って?)

 

オールドマン「・・・」ガシッ

 

財団員A「くっ!さ、触るな!あ、あああ!肩が!俺の肩が溶ける!」ジュワアァァ…

 

財団員B「うわぁ!うわぁぁぁぁ!?」ダッ

 

財団員A「置いていかないでくれ!?頼む!助けてくれぇぇ!!」ドロォ…

 

インデックス(肩を掴まれた人の皮膚がどんどん溶けてく…)

 

オールドマン「」ズズズッ

 

財団員A「あ、あああ…ああ…」

 

ズズズズズ…ズブンッ…

 

インデックス(ひ、人が黒くなった壁に吸い込まれた!?)

 

スフィンクス「にゃーお!」

 

インデックス「!?」ササッ

 

オールドマン「?」クルッ

 

オールドマン「キョロキョロ…」

 

オールドマン「………」ズズズズッ

 

インデックス「い、行った…?ふう…生きた心地がしなかったかも…スフィンクス!!」

 

スフィンクス「にゃーー!」

 

インデックス「SCPが学園都市に…まさか当麻は…」

 

スフィンクス「にゃあ!」

 

 

【学園都市:上条サイド】

 

上条「この先は病院だよな…」

 

削板「よく、知ってるな、俺にはさっぱりわからんかった。」

 

一方通行「ま、カムフラージュには適してるわな…まさか病院内で怪物を飼いならしてるとは…」

 

御坂「公的な場所でしょ!?大丈夫なわけ?」

 

食蜂「よく思い出して御坂さ~ん☆あの病院、最近何故か閉鎖されちゃったわよね~☆」

 

御坂「……あっ、確かに、結構急で入院中の人達が裁判起こすとかなんとか…っていちいちムカつく喋り方よね、アンタ…」

 

食蜂「いや~ん☆」

 

一方通行「施設は封鎖、一般人の目を病院から職員に向け、建物自体の関心を無くし、地下では研究施設を建設…ってとこかァ?」

 

ジジッ……

 

垣根『一方通行!おい!白髪!』

 

一方通行「あァン!?」

 

垣根『よかった、通じたみたいだな。それより大変なんだよ!白髪!』

 

一方通行「確かに今は大変だなァ急いでてめぇを愉快でメルヘンなオブジェに変えなくちゃならなくなった。」

 

麦野『冗談言ってないで本題に入れっての!』

 

垣根『ああ、裏機関に探りを入れてたらいきなりビンゴ!物体型SCPの宝庫で驚きだ。』

 

食蜂「物体型SCP?」

 

麦野『どれもこれも趣味の悪い骨董品やらオモチャやらだけどな…あと研究所?が三つくらいあるらしい

。』

 

一方通行「三つゥ?そりゃ一層面倒だなオイ…」

 

垣根『…で、そっちはどうだ?』

 

御坂「アジトかわからないけど、奇襲攻撃が来たから今から向かうところよ。」

 

一方通行「第七位にも合流、ついでにヒーローも一緒だ。」

 

垣根『ああ…』

 

麦野『やっぱり…』

 

上条「なんで二人とも納得したような声出すんでせうか…」

 

垣根『上条は仕方ないだろ?運的に…』

 

上条「ああ…不幸だ…」

 

『ダンッ!ズダンッ!ズドンッ!』

 

垣根『おいおい…面倒だな…まだ跳ねるのかあれは…』

 

一方通行「あァ?なんかあンのかァ?」

 

垣根『いろいろな。』

 

麦野『まあ、お互い気を付けるってことで。』

 

御坂「はぁ…大丈夫なの?」

 

麦野『ガキに心配されるほどやわじゃないわよ!』ガチャッ…

 

食蜂「ふふふ、ガキですって御坂さ~ん☆」

 

御坂「アンタも同い年でしょ!ああ~、ムカつく~!」

 

一方通行「土御門に一報入れとくか…」

 

【学園都市:垣根・麦野サイド】

 

垣根「あのスーパーボールいつまで跳ねるんだよ?」

 

麦野「書類に目を通したけど、あれ絶対止まらないみたいね。」

 

垣根「衝撃吸収すりゃとまるか?」

 

麦野「頭にくるような道具よね本当。」

 

 

【垣根・麦野サイド数分前】

 

研究員「く…ぐはっ…」

 

垣根「いきなりビンゴ!裏の組織に介入する表企業きて正解だったな。SCPが保管されてやがる。」

 

麦野「あのアロハからもらった書類と照らし合わせてどんなのがあるか見ておきましょう?」

 

垣根「書類?ああ、これか、えっと…SCP018にSCP101にSCP119…どれもこれも名前とか無いのか?」

 

麦野「名前なら横に書いてあるだろう?…018が《スーパーボール》101が《腹ペコバッグ》119が《電時レンジ》…」

 

垣根「家庭製品にオモチャかよ。」

 

麦野「オモチャもSCPに数えられるの?馬鹿ね。」

 

研究員「た、ただのオモチャじゃない。そいつは効率200%の危険物だ。」

 

垣根「効率200%!?」

 

麦野「書類にも概要書いてあるし…1m跳ねれば次は2m、2m跳ねれば次は4m繰り返して8m、16m、32m…当然スピードも増して危険物へ…」

 

垣根「俺の能力で出した物じゃないのにな。」

 

研究員「それより、よくもやってくれたな…この研究所には、まだまだSCPがたくさん置いてある。お前達二人では到底手も足もだせまい…」

 

垣根「《置いてある》?」

 

研究員「この研究所を合わせて三つの研究所にSCPは保管、収容、保護されている。そのうちの一つにKeterなどの《危険生物》や《個体》を収容する研究所、もう一つにEuclidの《生物》を集めた研究所、最後にここ《第三研究所》には、Euclid個体の《物》を取り扱っている。」

 

麦野「随分気前がいいね、あんた。あたし達に情報流すなんて。」

 

研究員「当たり前だ。お前達はこの研究所からは逃げられん。」

 

垣根「…はぁ?」

 

研究員「緊急事態発生の轟音と共に何者かが収容個体のロックを解除したからな…」

 

麦野「あたしらは何もしてないけど?」

 

研究員「この状況でとぼけるとはな…まあ、せいぜい逃げ惑う事だ。最後に私からのプレゼントだよ!歪んだ若者達よ!」ヒュンッ

 

垣根「??スーパーボール投げてどうすんのかね?研究員さん?」ペシッ

 

麦野「第二位!あれはSCP018だよ!」

 

トンッ…

 

垣根「ん?早くなった?」ペシッ

 

タンッ!

 

麦野「やばい…」スッ

 

ダンッ!

 

垣根「おいおい…ドンドン早くなるぞ…」

 

麦野「なんで最初の時点ではたくんだよ!掴めよ!」

 

垣根「掴むなんていやらしい」

 

麦野「おろすぞ!」

 

ズドンッ!

 

垣根「いや、今は逃げよう。」

 

麦野「アンタ、第一位のとこに連絡入れてみたら?研究所見つけたし。」

 

垣根「だな、そうするよ。」

 

 

【垣根・麦野サイド現在】

 

垣根「…上条のやつも不運だよな。」

 

麦野「そのまま帰ればいいのに首突っ込むからいけないんだろ?」

 

ドガンッ!!!

 

垣根「あああ!鬱陶しい!」

 

麦野「あのボール意思持ったみたいにあたしの攻撃よけるのよね…」

 

垣根「罠残して逃げてっけど全部破壊されたみたいだな…」

 

麦野「仕方ない…ギリギリまで引き付けるかな~…」

 

垣根「あのスピードなら途中で曲がったりはしないだろうな。」

 

 

【学園都市:第二研究所周辺】

 

ステイル「報告には聞いていたけど、いるもんなんだね…こんな生物が…」

 

神崎「神のきまぐれ…SCPの存在は現存する生物や常識を裏返すものです。」

 

ステイル「わかっているよ。そのために監視していたのだから…」

 

ジジッ…

 

土御門『姉ちんにステイル聞こえるかにゃ?』

 

神崎「土御門か…」

 

ステイル「完全裏方の君から連絡が入るってことはいい報告ではなさそうだね。」

 

土御門『ああ、レベル5の一人から連絡が入ってにゃ~…現存する研究所は全部で三つらしい。』

 

ステイル「完全に人手不足だね。」

 

神崎「私たち二人で一つ。あとの二つは?」

 

土御門『ああ、レベル5に頑張ってもらってるんだが…一人部外者というかなんと言うか…』

 

神崎「まさか…」

 

ステイル「はぁ…」

 

土御門『そのまさかさ。』

 

神崎「またですか…毎回毎回…」

 

ステイル「助かる事には助かるよ。でも、彼女が聞いたらなんて言うか…」

 

神崎「出来ぬ約束はするものではありませんでしたね…」

 

土御門『こっちにも落ち度はあったぜよ。謝りに行くなら俺も行くぜぃ。でも、全部終わってからだけどな。』

 

神崎「頼みますよ。土御門。」

 

土御門『ああ、あとSCPは持ち込まれた時点で有害だ。極力破壊してくれ。』

 

ステイル「最初からそのつもりだよ。」

 






はい、どうも私です!
更新が10日を過ぎました。おそくなりとても反省しております。
言い訳をさせていただきますと、就活やらバイトやら勉強やら…で毎日が潰れる潰れる…

はい、今回は三つの研究所があるという情報を研究員から聞き出しました。
どうやら物・生物・人類有害生物or物に分けられているようです。

マイエンジェル・インデックスさんも夜の学園都市へ飛び出してしまいましたアワアワ…ステイル、神崎の見張りはどうなってたんでしょうかね…

さて、いよいよヤバくなってきました。オールドAIは全ての研究所のロックを解除。
学園都市に向け化け物を放出し始めちゃいました。
どう立ち回って行くか、今から考えるのに必死です…

さあ、ここまで読んでいただきありがとうございます。
次回もなるだけ早く書ければと考えております。
ではまた次の機会に!
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