上条「とある現代の幻想個体」(凍結)   作:ロリコン軍曹

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神裂さんをずっと神崎で書いてました…すいません。

誰だよ…神崎…


黙示録第五章 「戦闘開始の合図」

【学園都市:第一研究所】

 

オールドAI「同志の眠るフロア全てのロックは解除された。」

 

SCP682「進撃の開始か?」

 

オールドAI「いや、学園都市の中の最強に位置する子供がこちらに向かっている。データを見る限り我等でかなうかどうか…」

 

SCP682「そんな人間がこの世にいるとは…」

 

オールドAI「我々も所詮は《作られし》モノだ…」

 

SCP682「思い出すな…今ではO5と呼ばれるまでになったあの者達が…」

 

オールドAI「不死の理由を知る唯一の人間だったと聞くが?」

 

SCP682「ああ、懐かしいが、憎らしくもある…」

 

オールドAI「死の痛みをあじわえぬ体か…」

 

SCP682「現存する痛みには過剰に反応してしまうがな…」

 

オールドAI「奴等が実現してくれると思うか?」

 

SCP682「希望があるなら挑み続けるさ…」

 

 

【学園都市:第二研究所】

 

ステイル「脱走があったみたいだが、逃げ足が早いのか…静かなのが不気味だね」

 

神裂「気を付けて下さい。ここはもう敵地です。」

 

ステイル「わかっているさ。ただ、収容の箱や鉄の檻の鍵が空いているというのに研究員一人とも出会わないもぬけの殻。しかも暴動があって約10分でこれだ…」

 

神裂「確かに、妙ではありますね…」

 

「…君たちも手術をしにきたのかい?」

 

神裂「誰ですか?」チャキッ

 

「これは、失礼。私は医者だよ。」

 

ステイル「鳥のようなクチバシに黒いコートを着た医者か…聞いたことないね。」

 

神裂「ステイル…見て下さい。あの医者を名乗る者の後ろに…」

 

ステイル「…ここの研究員だろう。死んでいる。」

 

「ああ、彼等は病気だったんだ。私が治した。」

 

ステイル「治した…ねぇ。どう見ても死んでいるよ。」

 

神裂「…あなた、SCPですね?」

 

「まったく、君たちも彼等の仲間か何かかね?彼等は私の理想を理解しない。いや、理解しようとしなかった。ただ私はこの世から黒死病を無くしたいだけなのにだ…」

 

ステイル「黒死病の医者を名乗るSCP…君、《ペスト医師》だね?」

 

ペスト医師「ああ、患者達は私のことをそう呼んでいたかな?位の高いらしい患者達はSCP049と読んでいたよ。」

 

ステイル「いきなり面倒なのが出たね…」

 

神裂「面倒?ただの医者ですよ?」

 

ステイル「ただの医者なら苦労しない。彼に触れられてはならないんだよ。」

 

神裂「触れられてはならない?」

 

ペスト医師「確かに患者以外の者に触れると触れた者は死んでしまう。私にもさっぱりだ。」

 

ステイル「とぼけた医者だ。」

 

ペスト医師「…そろそろ患者達も回復、退院の準備段階かな?」クルッ

 

神裂「患者の回復?死人が起き上がる事はないのですよ!?」カッ

 

ペスト医師「さあ、どうだろうね…彼等は回復するよ。そして私の助手となる。」

 

研究員A「うぅ…ゔあぁぁ…」

 

研究員B「ぐぅ…ヴヴヴゥ…」

 

神裂「そんな!?」

 

ステイル「成る程、生きた人形に作り変える…報告通りみたいだね。」

 

ペスト医師「私は君たちを手術したいだけだ…この研究所の研究員もほぼ治療した。後はこの街だけだよ。」スッ

 

ステイル「君を自由にはさせないよ、僕達がおくられた理由もそうだ。」スッ

 

神裂「申し訳ありませんが全力で行かせていただきます!」カチャ

 

 

【学園都市:第三研究所】

 

垣根「やるじゃん?第四位。」

 

麦野「能力発現速度が少し遅かったせいで左腕が折れたけどね…てか、あんたがやれば何も苦労しなかったんじゃない?」

 

垣根「飛ぶのに精一杯だった。」

 

麦野「真顔で何言ってんだよ!こちとら走ってたんだぞ!?」

 

垣根「はははっ、悪い悪い。」

 

麦野「事が済んだら消してやる。」

 

垣根「そう怒るなって。」

 

麦野「あ〜あ、いったいな〜。」

 

垣根「わかった、わかった。次からちゃんとやるから。」

 

麦野「全部ね。」

 

垣根「そりゃねぇよ。」

 

カツンカツン…

 

麦野「…?何の音だ?」

 

垣根「金属か?硬い何かが代理石に当たる音だな。」

 

麦野「後ろからだな」クルッ

 

垣根「後ろぉ?」クルッ

 

SCP?「!?」

 

麦野「はっ?」

 

垣根「錆びた金属で出来たテディベアだな。」

 

麦野「いやいや、それもうぬいぐるみじゃねぇよ。てか一人でに歩くか?そんなもん。」

 

垣根「じゃあこいつも…」キッ…

 

麦野「SCPだろ!!」スッ…

 

SCP?「………」

 

 

【学園都市:インデックスサイド】

 

インデックス「やっぱり当麻…まさかSCPの事件に…」

 

スフィンクス「にゃーあ?」

 

ズガアアァァァン!!!

 

インデックス「…何?暴動?」

 

スフィンクス「ふにゃあ!?」

 

オールドマン「…」

 

インデックス「またあの人…」コソッ

 

財団員B「くそっくそっ!…またあいつかよ!…ん?白い修道服のシスター…こいつ!標的《ターゲット》か!?」

 

スフィンクス「ふぅーぅ!!!」

 

インデックス「な、何なんだよ?スフィンクス?…あっ!?」

 

オールドマン「?」

 

財団員B「バカ!?」サッ

 

インデックス「ムグッ!?」サッ

 

オールドマン「?」キョロキョロ

 

オールドマン「………」ズズズズ…

 

財団員B「……ふぅ、行ったか。」

 

インデックス「ムグ!ムグムグ!」

 

財団員B「おっと、すまない。」

 

インデックス「ぷはぁ!いきなり何するの?ちょっと苦しかったかも!」

 

財団員B「仕方ないだろ!?あのクソッタレ野郎に見つかりたくなかったんだよ!!」

 

インデックス「…あなた、SCP財団の人?」

 

財団員B「ああ、利用されてた犯罪者だけどな。あの連中からはクラスDと呼ばれてた。」

 

インデックス「さっきのは何だったの?」

 

財団員B「奴はSCP106オールドマンと呼ばれる化け物だ。この街の本部に収容されてたんだが…どうやら潰されたか。」

 

インデックス「オールドマン?本部?潰されたって何なの?」

 

財団員B「…こうなっちまったら敵も味方も関係ないか。まず、オールドマンってのはさっきの黒っぽい人型の化け物だ。詳しくは知らないが、奴はあらゆる物を腐らせる能力があるらしい。」

 

インデックス「だからあの時あなたの仲間が溶かされてた…」

 

財団員B「そういう事だ。」

 

インデックス「でも、仲間を置いて逃げるなんて酷いかも!」

 

財団員B「仕方ないだろう!奴は捕まえた人間を《ポケットディメンション》っつー腐食世界へ遊び目的で連れ込むんだぞ!」

 

インデックス「あなたの仲間が壁に吸い込まれたのは…」

 

財団員B「ポケットディメンションに連れて行かれたんだ。奴は散々遊んだ後、適当な場所へ連れ込んだ人間を捨てる。腐りきった人間でも小一時間は息があり、苦しみながら死ぬんだ…」

 

インデックス「なんでSCP財団はそんな危険な存在を保護してるのかわからないかも…」

 

財団員B「それは…破壊方法がわからないからなんだよ。」

 

インデックス「!?」

 

財団員B「奴は機関銃、爆薬、核…あらゆる兵器も効かない不死って奴だ…似たようなワニもいるがな…そいつも同様だ。不老不死、極端に危険なもの…奴らを財団のお偉いさんはKeter《ケテル》と呼んでいた。」

 

インデックス「Keter…でも、なんでそんな危険な存在を学園都市に…」

 

財団員B「研究を装って、この街を乗っ取るつもりだったらしい。」

 

インデックス「乗っ取る?」

 

財団員B「ああ、この街は最新の技術や、優秀な科学者が揃っている。財団からしたら喉から手が出るほど欲しいものの宝庫だ。SCPを脅しの材料にして乗っ取るつもりだったらしいが、化け物共も馬鹿じゃないってことだな。」

 

インデックス「学園都市を乗っ取る…そんな事をしたら世界の均衡が…」

 

財団員B「それともう一つ。新たなSCPの捕獲が目的だった。」

 

インデックス「新たなSCPの捕獲?」

 

財団員B「白い修道服を着た少女…頭の中に十万三千冊の危険兵器情報を持つ争いの火種。つまり、君の捕獲だ。…ああ、心配はするな、俺は捕まえたりはしない。」

 

インデックス「…信じられないかも。」

 

財団員B「君を捕まえ、本部へ差し出すつもりだったが、本部が潰れたんじゃ話にならんだろ?だから俺は現実的な考えに出ようと思ってな。」

 

インデックス「現実的な考え…?」

 

財団員B「…君、教えてくれないか?この街から出る方法を。」

 

 

【第一研究所上階廃病院】

 

一方通行「……」カチッ キュィーン

 

一方通行「ごめんくださァ〜い」ドゴン!

 

上条「どこの世界にたずねながらドアを蹴破る人がいるんだよ!!」

 

削板「ここにいるだろう。」

 

上条「無茶苦茶だ〜!」

 

御坂「人の気配は無いわね。」

 

食蜂「廃病院よ?御坂さ〜ん」

 

御坂「」イラッ…

 

ゴリッ……

 

全員「!?」

 

一方通行「…なァ、今あの部屋から岩引きずった様な音聞こえなかったか?」

 

御坂「ま、まさか〜…廃病院よ?ここ?」

 

食蜂「き、聞こえなかったわ〜」

 

削板「俺は聞こえたぞ。」

 

上条「俺もだ。」

 

……ゴリッ

 

一方通行「まただ。」

 

上条「近付いてる…のか?」

 

一方通行「見てみりゃいいじゃねェか、めンどくせェ…」ガチャ…

 

御坂「暗いわね…」

 

食蜂「明かりつけてよ御坂さ〜ん。」

 

御坂「うっさいわね、本当に。」バチバチ

 

一方通行「ツンデレ…」

 

御坂「うるさい!」バチバチ

 

上条「おい、奥の方になんかないか?」

 

SCP173「」

 

削板「おっ?人形?でっけぇ人形が置いてあるぞ!」

 

食蜂「気味がわるいわ。上条さん背中借りてもいいですか〜?」

 

上条「ん?あ、ああ。」

 

御坂「チッ…」バチバチ

 

一方通行「無駄に頭のでけェ置物だけじゃねぇか。」

 

削板「他に気になるものはないな。つまんねぇの。」

 

上条「でるか。」

 

食蜂「そうしましょう〜。」

 

御坂「チッ…」バチバチ

 

一方通行「…さっさと出ろよ。」

 

ゴリッ……

 

一方通行「!?」

 

バキィッ!!!

 





神崎って誰だよ…って事で私です。

とあるのSS飛んでたら神裂さん漢字ちゃいますやんってことに気づきました。今更です。申し訳ない…

さあ、今回は各研究所で戦闘開始の合図がありました。
第二研究所サイドではペスト医師。
第三研究所サイドでは錆びた金属のテディベア。
第一研究所サイドでは頭でっかちな人間大サイズの彫刻。
わかる人にはわかるSCP達ですね。

さて、ここで補足説明です。
ここに来てかよ!って思いますよね?私もです。
補足するのはSCPの情報を何故色んな人がしっているか?です。
情報源は土御門です。資料という名目で各々にSCPの情報が書かれた書類を配っていたんです。マメですね。
そのおかげで、ステイルはペスト医師がわかったとこんな感じです。

次回、いよいよ各研究所にて戦闘です。

では謝辞を…ここまで読んでくださった皆様ありがとうございます。
次の作品もなるだけ一週間内に出したいなと考えています。

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