東方紫式録   作:微 不利袖

1 / 35
衝動的に書きたくなったものなので、短く拙い文章ですが、ゆっくり読んでいってね...なんてね


1話 寒い日の朝

「んぅ...?」

 

 

 

窓辺から柔らかな光が降り注ぎ、私の顔を照らす。もう朝か...なんて考えつつ、布団でモゾモゾしていると冷たい空気が、私の鼻を撫でた。

 

 

「うぅ...さぶ...」

 

 

反射的に首から上を布団の中に入れ込んで、目を瞑ってしまった。最近の冷え込みはハッキリ言って異常だ。マトモに布団から出る気にもなれないほどに寒い。もう5月なんだがなぁ...。あーさむい。

 

 

「んー...ふあぁぁ...ふぅ...」

 

 

 

とは言え、うれしいことにやるべきことは朝っぱらから大量にある。シアワセダナー。...嫌々のっそりと、年老いた亀のように布団から首を出す。さて、親愛なる掛け布団との別れは惜しいが、いつまでも横になってる訳にもいかない。寝ぼけ眼を擦りながら上体を起こして、一つ大きめの欠伸を.....よし、目ぇ覚めた。

 

せっせと布団を畳み部屋の隅へ寄せておく。今日は寒いだけで特に雪が降っている訳でもないし、天気も雲一つ無い快晴だ。後で干そうか、なんて考えながらテキパキとその他身支度を済ませていく。

 

 

「今日はアレとアレと..あとアレもか...」

 

 

部屋の襖を開き、まず自分のやらなければならない事にサッと優先順位を付ける。

 

 

「まぁ、いつも通りでいっか」

 

 

廊下が軋まない程度の急ぎ足でとある <部屋>まで向かう。最近になって<コレ>を起きてから最初にやってた方が良かったなー、なんて思うようになり今までを思い返す。うん。面倒なことを後回しにするのはいけない。

 

 

そんなことを考えながら歩いていると、件の部屋の前に着いた。ガッ、と襖に手を掛け一気に開ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「起きてください、紫様」

 

 

忙しい一日が今日も始まる。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

...しばらく待つが返事は無い、まぁいつも通り

 

 

 

「紫様、朝ですよ」

 

 

...布団の中から応答は無い、まぁそんなに珍しいことでもない

 

 

「早く起きないと、ご飯冷めちゃいますよ」

 

 

まぁ、まだ作ってはいないが

 

 

...もぞっ

 

 

 

...現金な人だなぁ、いや妖怪か、なんて思いながら部屋に背を向けて最後に一ついい放つ

 

 

「藍より起きるの遅かったら、朝ご飯抜きですからね」

 

 

返事も聞かずに私はツカツカと歩き出す、仏の顔もなんとやらだ。作ってもいない朝食を人質にするのはどうかと思ったが、起きないのが悪い。妖怪の賢者と言えど、腹の虫には勝てないらしい。後ろからドタバタと慌てたような音が聞こえるが、気にせず台所に向かう。さぁて今日の献立はどうしたものか...。

 

 

 




在り来たりな始まりでしたねぇ...
一応連載?予定ですので、そういえばあれ...なんて感じで覚えていれば、また見に来て貰えるとありがたいです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。