東方紫式録   作:微 不利袖

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連休終わりですねぇ...ツライ。それはさておき15話です。毎日書いて半月、ひとまず一ヶ月は毎日書きたい...まぁ続けれる限りはそのつもりですが。もし日が開いたらその分ちょっと長く書きましょうかね。それでは、ゆっくり読んでいってね...なんてね


15話 酔いと睡魔

 

 

私は台所で宴会用の料理、もとい酒の肴を作っている。霊夢はどうやら作ったり運んだりで忙しかったらしく、あー、はやくお酒呑みたーい!、なんて言っていたので、後は私に任せて呑んでおいで、と伝えておいた。今頃は、もうべろんべろんだろう。出来上がった分からお皿に盛っていく。

 

 

「白様、これとこれお出しして来ますね」

 

「ん、ありがと。助かるよ」

 

 

そう言うと妖夢は両手に大皿を抱え走って行った。少し前に幽々子様のところへ料理を持っていった際、私もお手伝いします!、と元気に言われせっかくの好意だし、と思って手を貸してもらったが、かなり手際が良い。刀が振れると包丁捌きも上手なのか...。

 

 

「んー...幽々子様は紫様がなんとかしてくれたし、こんなところで良いかな」

 

 

さっき料理を運んでいたところ、紫様の機転もあり幽々子様は早々に酔い潰れていた。近くには『鬼殺し』、と書かれた空の一升瓶が5~6本乱雑に転がっていた。...アレをあの数でやっとなのか、末恐ろしい。手を止めて一休みしていると妖夢が台所へ帰って来た。

 

 

「お疲れ様、妖夢。ごめんね、手伝って貰っちゃって」

 

「いえ、元はと言えば幽々様のせいですから...。あ、最後ですか?持っていきますね」

 

「ん、あぁ、これは大丈夫。私達用だからね」

 

「え、それって...」

 

 

私は机の上に一升瓶を置く。

 

 

「ちょっと付き合ってくれるかな、お話しもしたいし」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それでれすねぇ!!幽々子様ったら何ッ、回言っても聞いてくれないんれすよぉ~...私は幽々子様を想っていっひぇるのにぃ...ぐすん」

 

「そう...えらいね、妖夢は...」

 

 

私はお礼と言ってはあれだけど、妖夢の愚痴を聞いてあげることにした。同じ従者同士そういうのに敏感なのだろうかなんとなく、あ、溜まってるなぁ、と思っていたが案の定だった。今は正座している私の足に泣きついて来ている...色々あるんだろうなぁ、と思いながら妖夢の頭を撫でている。

 

 

「...白様はお母さんみたいれす...」

 

「今は甘えてもいいですよ、少しの間ですが...」

 

「.........」

 

「ん?あぁ、ちょっと疲れちゃいましたか...」

 

 

妖夢はすぅ...すぅ...と、静かに寝息を立てている。...無理もないか、異変で疲れていたんだろう。それに久しい春の陽気も相まって...ふあぁ.........

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おーい、白ー...いないのかー?」

 

 

私は今、白を探している。なんやかんやあって異変を一緒に解決したんだし、どうせなら酒のひとつやふたつ呑みながら話したかったんだが...。その辺を粗方探し終え神社の方へ向かう。すると霊夢が縁側に座り込んでいるのが見えた。

 

 

「お、霊夢ー、白見なかったかー?」

 

「ちょ、魔理沙、しーっ!」

 

「んぉ?なんだなんだ急に」

 

 

霊夢が指さしたのは神社の中、居間にあたる部屋だった。たく、なんだってんだ?

 

 

「どうしたんだよ...ってあー、そういう...」

 

「ふふっ、結構レアなのよこういうの...」

 

 

そこには壁に寄り掛かって眠る白と、白の足を枕にして眠る妖夢の姿があった。

 

 

「...こう見ると、なんか、姉妹みたいだな」

 

「そうね...さ、今くらいそっとしといてあげましょ」

 

「...だな」

 

 

流石の魔理沙さんでもそれくらいは空気読めるぜ

 

 

 




白は面倒見が良いですね...いいお嫁さんになりそう。にしても東方の従者さんはなんか、いつも苦労してるイメージなんですよねぇ。とまぁ、そんなところで、また読んで頂ければ幸いです
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