東方紫式録   作:微 不利袖

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どうしましょうか、決まんないです。この時点では白紙ですね、16話です。頑張って捻り出しますが、まぁ。それでは、ゆっくり読んでいってね...なんてね


16話 八雲家とお花見

 

 

異変解決を祝う宴会も終わり、いつもの日常が帰って来た。今は朝食を済まして、食器を洗っているところだ。冬が終わって洗い物も楽になったなぁ...。

 

 

「ねぇ、白」

 

 

仕事をこなしている最中、不意に紫様に呼び掛けられる。...何か急務だろうか。

 

 

「どうかしたんですか、紫様?」

 

「お花見行きましょ」

 

「...はい?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わぁ~、すっごく綺麗ですね!藍さま!」

 

「...あぁ、そうだな」

 

「あら、楽しそうね橙ったら」

 

「...そうですね」

 

 

先頭を元気良くはしゃぎながら橙が走って行く。時折、振り返りながら楽しげに藍と話しているのが聞こえる。少し後ろを着いて行くのが紫様、そして私だ。今はお昼前、散歩がてら昼食を摂る場所探しをしている。

 

 

「それにしても、どうしたんですか急にお花見だなんて」

 

「ん~?...家族サービスってヤツよ。それに橙は宴会に来てなかったんだから、藍も寂しそうだったし」

 

「...本当は?」

 

「宴会のとき呑めなかったから今日くらい「紫様しばらく禁酒ですね」ひどいっ!!」

 

 

紫様がこの世の終わりみたいな顔をしている。そんなに落ち込まなくてもいいのに...。

 

 

「冗談ですよ、冗談。...まぁ、べろべろにならない程度なら構いませんよ」

 

 

藍(酔っぱらい)の押し付けやら、幽々子様(大喰らい)の対処やらで呑むに呑めなかったようだし...多少はね。

 

 

「やった!白、大好き!愛してる!」

 

 

熱烈なハグは避ける。んもぅ、いけず、なんて言われてるがシカトだシカト。

 

 

「白、この辺でお昼にしないか?」

 

「ん、そうだね、あの桜の下辺りにしよっか。...橙ー、ご飯にするよー」

 

 

もうちょうど良い頃合いだろう。太陽もほとんど真上だし。私は、蝶々を追いかけ回している橙を呼び掛ける。一瞬耳がピコンッ、としたと思ったら、振り返って駆け寄って来た。ホント猫みたいだなぁ...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んー、!美味しいです白様!」

 

「そう、それは良かった。急拵えだから心配だったけど...」

 

 

紫様を見て言う。責めて前日の夜とかに伝えて欲しいものだ、おにぎりだとか玉子焼きみたいな簡単なものしか作れていない。あ、こら、目を逸らすな目を

 

 

「まぁまぁ、紫様のご厚意でお休みも貰ったんだしいいじゃないか」

 

「そうよ!藍の言うとおり!橙も皆とお花見できて嬉しいわよね?」

 

「もが、ふぁい!ゆふぁりふぁま!」

 

 

...はぁ

 

ため息を溢して私は橙にお茶を渡す。...従者は主人に似るとかなんとか。食に対する貪欲さなんて似ないでもいいのに...

 

 

 

...まぁ、こんな日もたまには良いかな

 

 




八雲家のお花見回でした。しばらくはこんな感じの日常予定ですので。それでは、また読んで頂ければ幸いです
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