東方紫式録   作:微 不利袖

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25話、全体で見ると28本目ですね。戦闘描写も書かないと上手くならないでしょうから。挑戦挑戦。それでは、ゆっくり読んでいってね...なんてね


25話 闘争と本能

 

 

私は闘うのが好きだ。鬼として産まれ持った性、だろうか。強い奴となら尚の事良い。...紫のやつ、分かってて言ったのか?あれだけ骨のあった藍より強いって、アタシと良い勝負するって、そりゃあ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の〝鬼〟が黙ってらんねえよなぁ...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

...好奇心は猫を、いや、狐を殺す...とでも言えば良いのか。ほとんど殺気と変わらない。

 

 

「...藍には劣りますよ」

 

「嘘つけ、アイツがそんなしょうもない嘘つくかよ」

 

 

元来、鬼という種族は闘争の中に生きる。妖怪の中で最強と言って差し支えない。

 

 

「闘え、と言われてもこちらとしては挑む理由も「三日置きに開かれる宴会」!......貴女が?」

 

 

会話を遮った言葉に少し驚く。

 

 

「アンタは元凶の私を倒し、異変を止める。...理由はソレだよ」

 

「...異変を解決するのは人間の「まあ、もうしばらく宴会続きってのも悪くは無いと思うが...」...!」

 

 

またも遮られた私の言葉。それと同時に鬼の少女は霧のように消えた。

 

 

「アタシは神出鬼没だ。...次いつ会えるか分からんぞ?」

 

「!...何が言いたいんですか」

 

 

いつの間にか私の真後ろに立つ鬼の少女。

 

 

「アンタが闘うって言うなら逃げも隠れもしないよ、博麗の巫女から」

 

 

...おそらく、霊夢ともやる気だろう。この鬼が今みたいに自由に姿を消すことができ、本気で異変を続けようと言うなら...こんなことしない。私とやり合う為の口実だろう...。でも、万が一を考えると...

 

 

「...受ける他ないでしょう...」

 

「いいね、物分かりが良いやつは嫌いじゃない」

 

 

強いって言うなら尚更な、と言い私の正面に立つ。

 

 

「さぁて、アタシでも無理言ってるってのは分かってる...そんな訳で...」

 

 

両腕を開き、言い放つ。

 

 

「先に一発、蹴りでも拳でも、なんなら妖術だって良い。譲ってやるよ」

 

 

かなり余裕があるらしい...なんというか、鬼って皆こうなんだろうか...。さて、やるとなったからには全力だ。

 

 

「それじゃあ...」

 

「お、なんだなんだ?」

 

 

私は前のめりにしゃがむ様に両足を折り畳み、つまさきに力を込める。おそらく、今出せる一番〝重い〟一撃はこれだろう。

 

両足の力を真下に打ち出す、と同時に私自身を〝軽く〟する。気が付くと、視界が白に埋め尽くされる。...?...あぁ、雲の中か。少し跳び過ぎたかな?まあ鬼相手ならこれくらいでいいかな。

 

少し身体を〝重く〟し、雲から抜ける。眼下には森と、先程まで私がいた開けた場所。...このまま落ちて大丈夫そうかな。

 

私がしようとしているのは平たく言えば、踵落とし。大事なのは〝重さ〟と速度。結果は後から着いてくる。

 

さて、これで決まれば良いけれど...私は私を〝重く〟した

 




白が持っている能力は、重さを変える程度の能力です。概念的な重さを変えることもできるので、重症が軽症になってた訳ですね。それでは、また読んで頂ければ幸いです
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