ロリンチちゃんの依代になった   作:シナない

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ルーキー日間見てたらのってて嬉しかったので続きました。
やっぱり短い気がします。
1万字とか書いてる人ってなんなの?どういう生活したらそんなに書けるの…?


サーヴァントって記憶があってもその肉体に精神が引っ張られるみたいですね。リリィとか、ギル君とかみたいに。
じゃあ、ロリンチちゃんは…?



化けの皮が剥がれた男

二人の少女がこちらを見て驚いている。ぐだ子のほうか…、とどうでもいい考えが頭を過った。

 

「ぐ、グラン…?マシュ、知ってる?」

 

「うーん… すみません、先輩。私も知らない方です…」

 

「でもこの子ってなんだかダ・ヴィンチちゃんに似てない?」

 

「言われてみれば… 確かにダ・ヴィンチちゃんさんに似ていますね」

 

「でもダ・ヴィンチちゃんってちっちゃくなれるの?」

 

「どうなんでしょう……いけそうな気もしますね……」

 

「……あの、もう喋ってもいいか?」

 

「あ! す、すみません!」

 

やはり俺の正体、というかグランの正体が気になるようで目の前でこそこそ話し合っていたが、流石に止めた。自分たちの正体など別に隠すようなものでもない。

 

「そうだな、私の正体については君たちの言う“ダ・ヴィンチちゃん”も同席してから話そうと思う」

 

「ダ・ヴィンチちゃんも? んー、じゃあ一緒に工房に行こっか!」

 

そういうことになった。コイツ俺を疑う気持ちとかはないのか。俺の外見か、ロリだからか……

 

「私は藤丸立香、マスターだよ。それでこっちが─」

 

「マシュ・キリエライトです。先輩のサーヴァント、シールダーです。よろしくお願いします」

 

「ん、わかった。マスターの立香にマシュだね」

 

「ていうか、あなた……グランでいい?」

 

「構わないよ」

 

「ありがとね。うん、やっぱり!グランから火の粉が散ってる!カッコいいなぁ!」

 

「わ、確かに火の粉が………あ、でも触っても熱くはないんですね」

 

「ああ、マスター君、私のステータスは見えるか?スキルに『命の薪』というものがあるだろう。それだよ」

 

自己紹介をしながら歩く。それにしても、俺にとってはアニメや一枚絵でしか見たことのないカルデアの通路や窓や天井の高さ。興味が湧いてキョロキョロ辺りを見ながら立香、マシュと歩く。

 

おおー、天井高いんだなー…………ん?

ふと視線を感じて二人に目を向けると微笑ましげにこちらを見ていた。まるで子どもを見守るような視線に顔が赤くなる。

 

今気が付いた。完全に遊園地に来た子ども状態だ。前世含めて40を超える男のしていい行動じゃなかった。

 

恥ずかしさに目を逸らし機械的な壁を見る。その俺の態度にますます微笑ましげな表情を見せる二人。

 

「……なんだ、その目はっ…」

 

「いや、べっつにー」

 

「い、言いたいことがあるなら言えばいいだろ……………っ! に、ニヤニヤするなっ!」

 

「あっ、わわっ、泣かないでっ! ほら、よしよし…」

 

「ぅぅう……撫でるなぁ……」

 

やばい、まずい。

恥ずかしさのあまり涙目になって立香に撫でられる。身体に引っ張られるのか感情がうまく制御出来ない。

 

ぅ、うぐぐ… 高難易度とかで大活躍するかっこいいダ・ヴィンチを密かに目指していたのに、この調子ではナーサリーやジャック率いるカルデア幼稚園に入れられてしまう…!

 

「や、やめろぉ!」

 

「あ、着いたよー」

 

「えっ」

 

か、完全にペースに載せられてた…!

ぐぬぅ…いつか仕返しを………

 

ま、まあいい、とにかくここのダ・ヴィンチに会って自分のことを説明しないといけない。

 

何も話さない選択肢も考えたけど、ダ・ヴィンチならともかく俺じゃ隠し通せる気が全然しないのと、怪しまれて警戒されるのは今の自分には耐えれなさそうと判断したからだ。

 

何処まで話すかも、召喚されるまえにグランと相談して、『自分が未来の英霊であること』と『ダ・ヴィンチに肉体を譲られた存在であること』を話すと決めた。

 

「ダ・ヴィンチちゃーん、藤丸立香です。入っていい?」

 

「いいよー」

 

流石にちょっと緊張してきた。自分の心象風景に来たのはグランであって、本当のダ・ヴィンチでは無かった。

 

「どうしたんだい?マスターく……んん!?」

 

カルデアのダ・ヴィンチが俺を見て驚いた。まあ自分のサブ機が英霊として急に現れたらびっくりするか。

 

「そ、その子は…?」

 

「そうそう、この子真名が『グラン・カヴァッロ』って言うらしくて…、詳しいことはダ・ヴィンチちゃんがいないと話さないって」

 

ダ・ヴィンチがぎこちなく笑っている。口角がピクピク動いているところから、だいぶ動揺してるみたいだ。

 

「そうだな、過去のダ・ヴィンチ。前置きはいらないだろう?私は未来の英霊だ。」

 

「………あぁ、うん、まあ、そんなところだろうとは思ったけどさ。」

 




メス化度:50%
少女の精神が純粋な青年の心に侵食してくる()


今までずっと読み専だったけど、妄想が止まらなくてまた投稿しました。ハーメルンの知らなかった機能が沢山あって楽しいですね。
自分の読みたいものはやはり自分で書くしかないのか…
それと初めて感想もらって嬉しかったのでまた何かしら投稿します。
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