ハイスクールD×D~終末世界のJUDAS~ 作:シュレディンガーの熊
そういえばハイD17巻が遂に発売じゃないか!
確か百均戦乙女回・・・ヨシ、急いで金を用意しなくては!
どうも、兵藤一誠です
あの後、依頼人のおっさんの事を部長に話した
「サイラオーグとのレーティングゲームの件もあるし、せめてそういった話は先に私に話してほしかったわね」
「スミマセン」
部長は若干呆れたような顔をしていた。申し訳ありません
「ホント、イッセーらしいわね。・・・いいわ。ただし、自分で受けた依頼である以上、自分で責任を取りなさい」
「――はいっ!」
責任・・・重い言葉だな。考えたくないけど・・・もし、娘さんが見つからなかったら、俺はおっさんになんと言えば良いだろうか?・・・いや、やめよう。とにかく今は探すことに専念だ
といっても、手掛かりがない今、街を虱潰しに探すしかない・・・う~ん。これは普段の依頼なんかよりも辛いな
「リアスお姉様、私イッセーさんと一緒にこぎくさんを探します!」
なんて考えているとアーシアが手伝うと言ってくれた
「先程も言ったように、私も手伝うぞ」
「もちろん私も手伝うわよ。迷える子羊を救うのはミカエル様のAの役目だもの!」
ゼノヴィア、イリナも張り切った様子だ
「僕も捜索に協力させてもらうよ」
木場・・・ありがたいが顔が近い
「・・・私も一緒に探します」
「ぼ、僕もイッセー先輩のお手伝いをします!」
小猫ちゃん、ギャスパーまで・・・
「あらあら。では私は、お得意様の中にそういうのに詳しい方がいるから、そういった情報を聞いてみますわね、部長?」
「そうね。行方不明者の話は、前々から私と朱乃も調べてたし、皆イッセーを助けたいみたいだしね」
「部長、皆・・・」
「では私は行方知れずになった生徒の親御さんの方から、話を聞いてみましょう」
と、ロスヴァイセさんも協力してくれるみたいだ
「ククク、すっかり中心人物だなイッセー」
アザゼル先生はいつものようにソファーにどっかりと座って笑っていた
「俺達の方でも以前から、英雄派に備えてに、不穏な動きはないかとこの街を見張らせている。もしその嬢ちゃんを見かけた奴がいたら、知らせてやるよ」
なんだかんだで先生も手伝ってくれるようだ
皆優しいな、ホント!こうなれば何が何でも見つけなきゃな!待ってろよおっさん!
………………
とまぁグレモリー眷属総出で行方不明者の捜査が始まったわけで
部長と朱乃さんは情報屋へ話しを聞きにとどこかへ跳んでいき、ロスヴァイセさんはアザゼルを引きずりながら行方不明の生徒の家へ、ギャスパーはネットワークで調べるとかで家に戻り、残った俺、アーシア、ゼノヴィア、イリナ、木場、小猫ちゃんの6人は二手に分かれて街の中を探し回ることにした
いつもと変わらない街並みを俺はキョロキョロと見渡す。すると・・・
「御譲さん、暇ならちょっと俺達と遊びに行かない?」
「ながく引きとめたりはしないからさ」
「あの、その・・・」
俺達の2,3ほど歳上の若い男三人が桃髪の子を囲って話しかけていた。こんな真昼間からナンパかよ。顔は良く見えないが、可愛らしい女の子の方はオロオロして困った様子に見えた
そんな様子が見てられなくて、俺は助けに行くことにした
「おい、アンタら何やってんだ?」
「あん?何か用?」
「俺達忙しいんだけど・・・」
俺が話しかけた途端急にガラが悪くなった。まぁナンパ中に話しかけられたら不機嫌になるのも分からなくはない。途中で話しかけられるどころか、ナンパ出来たためしもないけど
「なぁそこの彼女たち、こんなダサい男より、俺達と一緒に遊ばないかい?」
男の一人が俺の後ろにいたアーシアとゼノヴィアに声を掛ける
俺はアーシア等に近寄る男との間に割り込む
「おい、二人には手を出させねぇぞ!」
アーシア達を連れてくだって?そんなのさせるかよ!
「イッセーさん・・・」
「私も手伝おう、イッセー」
「げ!あのときの・・・」
アーシアの後ろにいたゼノヴィアがこっちの方へ顔を向けた途端、男どもは蒼い顔をしだした。もしかして知り合いだった?
「む?お前達は聖地に行った時の・・・」
「「「ご、ごめんなさいでしたーーー!!」」」
男たちは声をそろえてその場を走り去っていった
・・・とりあえず大事にならなくてよかったけど、あの人たちに何をしたんだよゼノヴィア
「お怪我はありませんか?」
「あ、ありがとうございますぅ・・・」
桃髪の子は深々と頭を下げて、俺達に感謝の言葉を告げる
その子は顔をあげて、遂にその顔を拝んだ。ほんわかとした可愛らしい美少女!
「助けてもらってありがとうございますぅ。僕ああいった方とおはなしするのが苦手で・・・」
・・・・ん?僕?
「・・・なぁ、こんなこと聞くのは失礼かもだけど。・・・もしかして男?」
その子はきょとんと首をかしげて答えた
「ほえ?僕は正真正銘男ですよぅ?」
あ~マジでか。コイツもギャスパーと同じ女装野郎だったのかよ
しかもこいつもギャスパー同様、女装が似合いすぎて女の子に見えて仕方がない
「ギャスパーさんと同じ方でしょうか?」
「男とは到底思えない格好だな」
「えっと・・・僕の名前はイブ=真久蘭といいます」
「俺は兵藤一誠。イッセーって呼んでくれ」
「アーシア・アルジェントと言います」
「ゼノヴィアだ」
「本当に助かりました。実はいつもああいった人たちに良く声を掛けられるんですぅ」
「女々しい格好をしているからであろう」「女の子の格好をしてるからだろ」
「!?」ガーン
俺とゼノヴィアのツッコむと、イブは分かりやすいぐらいに驚愕し、今度は表情が暗くなった
「ううぅ・・・ぼ、僕だって好きで女の子の格好をしてるわけじゃないんですぅ」
はぁ?嫌々で女装するって?
自ら望んで女装する奴なら心当たりがあるけど、とても似合うダンボール吸血鬼とか、人なのにどう見ても人と思えない漢女な常連さんとか・・・
「ジューダスですぅ・・・。ジューダスが勝手に僕を女の子と間違えて・・・以来自分が悪い癖に僕に女の人の格好をさせようとするです・・・人でなしですぅ・・・僕がいやがることばかりするですぅ・・・」
酷く怯えた様子でイブは答えた
男に無理やり女装させるとは、とんだ男の娘好きの変態もいるもんだな。森沢さん?はて一体誰だっけー(棒)
怯えるイブの手をそっとアーシアは手に取る
「安心ください。主はあなたを何時までも見守っておりますよ」
「アーシアさん・・・」
「ふむ。そのような変態がいるのか。私が直接出向いて悔い改めさせてやろう」
お、落ち着けゼノヴィア!一般人相手に殴ったら相手死んじまうから!
「・・・でも、誰にもジューダスをとっちめられないです・・・そう、誰にも・・・」ボソッ
イブが何かぼそりと言っていたが、よく聞き取れなかった
「コホン。・・・まぁ、相手もそうだけどよ、お前にも問題があるぜ?そういうのは自分の意志ではっきりと言わなきゃ駄目だ」
「自分の、意志・・・」
「そう!男ならビシッ!とな」
「・・・はい!僕、頑張ります!」
「ヨシ!そのいきだ。まぁもしそれでも駄目だったら―――」
俺はポケットから一枚のチラシをイブに渡した
「あなたの願い、叶えます・・・?」
「イッセー、それは悪魔のチラシでは?」
そう、悪魔家業でお馴染みだった簡易魔方陣付きのチラシだ。こういうところからお得意さんをつくるのだ!真面目だな、俺・・・
「怪しいと思うだろうけど、案外叶えてくれるかもしれないぜ?」
「クスッ・・・ありがとうございます」
オロオロしていたイブは可愛らしい笑顔を見せる。・・・男だよな?
「じゃあな、イブ!」
「さようなら」
「気をつけるのだぞ?」
「あ、はいですぅ!」
イブに別れを告げて俺は再び捜索を再開した
「イッセーさん、カッコいい人でした・・・。僕もいつか、ああいう男気のある人になりたいです!そのためにも、まずは男らしい格好を・・・」
≪イ~ブ~、次のバイト先メイド喫茶にしようぜ?当然メイド服でだ≫
「だから女の子の格好はやめてくださいですぅ~!」
どうも、駄文を読んでいただきありがとうございます
二話目をやっと投稿できた。心情かくのがまぁ辛い辛い・・
とはいえ、どんどん書いていきたいと思いますのでこれからもよろしくお願いします
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