混ざりモノの輪舞曲   作:ハチミツりんご

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言の葉の意味

 

 

 

「______集められた候補生達は?」

 

「例年通り、全員を指定の大部屋へと集めています」

 

 

 

 

暗く、淀んだ様な部屋。陽の光が差し込まないよう遮光性の強いカーテンで窓を覆っている上に、部屋を照らす光源はぼんやりと光るランタンのようなもののみ。

 

しかし、部屋の主は手元しか照らしてくれないようなか弱い明かりの中でも、視線の先にいる男性へと声を掛ける。

 

 

 

片目だけにかかる様な視力矯正器具………俗に言う『モノクル』を掛けた、濃淡ある紫色の髪を肩口程まで伸ばしてひとつに纏めた男性。気難しそうな表情を見せるその男性が、豪奢ながら置かれているものの少ない机に肘を着く初老の男へと報告を告げる。

 

 

 

 

「今年の志望者は何人だったんだい?」

 

「第三士官学校………うちを受験したのが全部で2,193人。その内、最低限の学力検査すら突破出来なかった者、身体能力面で規定を越えられなかった者………それに、【刻印】への適正が著しく足りない者を除けば合格者は1,927人となりました。例年と大差ありません」

 

 

 

初老の男性が椅子に背をもたれながらそう尋ねれば、モノクルの男性が手元の資料を捲りながら答える。今年、士官学校の門を叩いた人間は例年とほぼ変わらず。余程問題ある受験者でもない限りほぼ確定で合格出来るのが異界探査防衛軍の士官学校だ。故に合格者も多い。

 

………まぁ例年、入試が簡単だからと甘い考えでやってきた受験者達は日々の訓練で地獄を見るのだが。3年後の卒業までにはそれなりの数が脱落するだろう、とモノクルの男性は思っていたが口には出さない。それは目の前の、彼の上司にあたる男性も重々承知だ。

 

 

例年とほぼ変わらず、誰かを守りたいと思って門を叩いてくれる子供達の多さに笑みを浮かべる初老の男性。そんな彼が静かを手を組みながら、本題に入るように僅かに目を細めた。

 

 

 

「なるほどねぇ………それじゃあ、『()()()()()()()』は?」

 

「それは______ん?」

 

 

 

【可能性】。その言葉を口にした初老の男性は、それこそが重要なのだと言いたげにモノクルの男性へと尋ねる。その重要性は部下に当たる彼も知るところ。合格者総数の下に書いてある人数を読みあげようとしたところで、不意に部屋の扉がノックされた。

 

 

 

 

『失礼します。ミーナ・モーガン、及び猿飛堅固、ただ今戻りました』

 

「おお、君たちか。どうぞ入ってくれ」

 

『ありがとうございます、テオドール中将』

 

 

 

扉の向こうから聞こえてきたのは、未だに若い女性の声。初老の男性______【テオドール】と呼ばれた彼もよく知る二人が戻ってきたことを知ると、快く入室を許可。扉が開かれ、2人の男女が薄暗い部屋へと入ってくる。

 

 

 

「うっへぇ、相変わらず薄暗いっすねぇ〜……」

 

「…………戻ってきて早々にそれですか、猿飛大尉」

 

「げっ、ヴィクトールさんっ……!?い、居たんすか……じゃなくて、居られたのですか……ん?お居りになられていたのですか?」

 

「……猿飛大尉、貴方もう口閉じてなさい……見てるこっちが恥ずかしいわ………」

 

 

 

 

入ってきて早々に、二人組みの男性の方………源を車に乗せて送り届けてきた猿飛が、部屋の暗さに言葉を零す。そんな彼の様子に、モノクルを掛けた男性………【ヴィクトール】と呼ばれた彼が、嫌味半分呆れ半分でそう語りかけた。

 

 

共にやってきたミーナ、椅子に腰かけているテオドールに加えて、猿飛は苦手にしている相手の姿に頬をひくつかせる。しかしヴィクトールは猿飛よりも立場が上、しかも彼が士官学校にいた頃に世話になった相手でもある。どうにか丁寧な言葉遣いをしようとするが、隣のミーナが額に手を当てながらそれを制した。余談だが、猿飛は結構なアホである。

 

 

 

「はっはっは、まぁいいじゃあないかヴィクトール。組織として名目上立場はあれど、我々は同じ『可能性』に選ばれた者達……同志、と言っても過言ではない。堅苦しいことは抜きにしよう」

 

「………ご意見には賛同しかねますが……中将がそう仰るのなら」

 

 

 

そんな彼らに向けて、初老の男性ことテオドールが笑いかけてそう言う。

 

この場にいるものたち………別個の任務で動いているものたちも含めて、全員が普通とは異なる。可能性を得たもの達………【地球】に選ばれた者達、と言っても良い。そんな自分達なのだから、堅苦しいことは抜きにしようとテオドールが言えば、ヴィクトールはそれに従った。

 

 

 

「いや、部屋が暗いのは済まない。『こんな刻印』を持ってはいるのだが、明るいより暗い方が落ち着くもので、ついね……」

 

 

 

明るいより暗い方が落ち着く性分故に、意図せぬうちに部屋を暗くしてしまうとテオドールが小さく笑う。流石にミーナと猿飛もやってきたのにこの暗さではマズいと思ったのか、テオドールは不意に指をパチンっ、と鳴らした。

 

 

 

 

 

______瞬間、彼の指先がゴウっ、と音をたてて燃える。ゆらゆらと揺らめく焔がテオドールの指先に触れているのに、テオドールは無反応。指の肉が焼けるような痛みに襲われるどころか、むしろ癒されるような心地よさすら感じていた。

 

 

そのままテオドールが指を動かすと、指先に触れていた焔が揺れ動き、空中をさまよう。フラフラと揺らめきながら焔が、唯一部屋を照らしていたか弱い明かりのランタンへと吸い込まれる。

 

 

生命を得たかのようにランタンが一気にその光を増し、薄暗かった部屋全体が鮮明に見えるほど照らされる。摩訶不思議、人類が何の道具もなしに行えるはずの無い所業。それを見ていたヴィクトールやミーナ、猿飛もなんら驚いていない。これが、彼らにとっての『当たり前』だから。

 

 

 

 

 

 

「さて……………今年はどれだけの候補生達が、『こちら側』に来るのか…………第五士官学校には、あの【ブロムベルク家の悪魔】も入ったと聞いている。不謹慎だが、少々楽しみでもあるね」

 

 

 

照らされた部屋の中。『()()()』に、『()()()()()()()()』が刻まれたテオドールが、年甲斐にもなくワクワクとした様子でそう呟いた。

 

 

 

 

 

 

☆☆★

 

 

 

 

 

 

 

 

「______全員、注目して欲しいですよー」

 

 

 

ところ変わって、士官学校から検査の為に呼ばれた候補生達の待機している大部屋。大柄で無表情な魂鋼、小柄で野良猫の様な鳳賀と共に椅子に腰掛けていた少女………源の耳に、不意に大きな声が聞こえた。

 

 

 

「……なんだ?」

 

「やっとデスか……」

 

 

魂鋼がいきなりの声に眉を顰めながら声のした方を見やる。源たち候補生が入ってきた扉とは逆側………開かれていなかった方の扉から、一人の女性の姿が見えていた。その女性の姿を見た鳳賀が、やっと来たかとでも言いたげに小さくため息をついた。

 

 

 

 

「みなさん、長らくお疲れ様ですねー。今から検査を始めるので、順番にご案内するですよー。数名ずつ並んで、こっちの部屋に入ってきて欲しいですねー」

 

 

 

 

色素の薄い、水色の髪。腰まで届くほどに伸ばされた髪だが、ちょこんと頭に犬耳の様なくせっ毛がついている女性。ダボついた白衣に身にまとったその女性………身長を考えれば少女に近い彼女は、そう言いながら扉を開いてちょいちょいと手招きしていた。

 

 

どうやら、ようやく次元渡航の適正に関する検査とやらが始まるらしい。長く待たされていた候補生達はさっさと帰りたいのか、ゾロゾロと扉の前に並んで順番を待つ。それを見た源がうわぁ、と至極面倒くさそうに顔を顰めた。

 

 

 

 

「………最後の方でいいや……」

 

「……同感だな」

 

 

 

わざわざ長蛇の列に並んで待つよりも、一番最後になってもいいので座っていよう。そう思った源の呟きに、隣に腰かける魂鋼が同意の言葉を述べた。その声に少々驚いたように源が彼の方を見れば、魂鋼が若干訝しげに源を見返す。

 

 

 

 

「……なんだ」

 

「いや、反応来てくれるとは思ってなかったなぁ……って」

 

「………反応くらい返す」

 

 

 

この短時間でも口数が少なく、表情変化に乏しいことが察せられる魂鋼。鳳賀もこちらからの問いかけに答えるそぶりは見せてくれないので、どうせ独り言で終わると思っていたのに反応を返してくれるとは。思っていたよりも良い人そうだ。

 

そんな風に源が思っている間も、列は続々と進んでいく。……が、この場にいる候補生は500を超えるのだ。続々と進んでいっても、まだまだ列は長い。

 

 

 

「帰るの、遅くなりそうだなぁ……」

 

 

 

早いうちに終われたら孤児院に帰って、先生の手伝いをしようと思っていたのだが。この様子だとまだまだかかりそうだ。心の中で先生に申し訳ないと思いながらも、源はなんとなくじっと列を見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「______ようっ!アンタらも列がはけるの待つ口か?」

 

 

 

ぽけーっと列を待っていた、そんな時。源の横から声を掛けられる。声質からして男性だが、魂鋼では無い。それに聞こえてきたのは魂鋼とは逆側だ。ふとそちらを振り向けば、気さくに片手を上げて話しかけてきている男性の姿があった。

 

 

 

「俺も最後の方に行こうと思ってんだ。ここにいてもいいか?」

 

「……私は良いけど……魂鋼さんと鳳賀くんは?」

 

「構わねぇよ」

 

「別に気にしやしませんのデ、ご自由に」

 

 

 

源が他のふたりの方を見れば、どちらも気にしないと告げる。許可を得た男性が「サンキュ!」と言いながら近くの椅子に腰を下ろした。源よりも20センチ近くは高い身長………大体180cmを超えるくらいだろうか。椅子に座った座高は、魂鋼と大差ないように思えた。

 

 

 

「俺は海堂!【海堂(かいどう) 英雄(ひでお)】だ!歳は今年で19!まぁアンタらより年上だろうが、仲良くしてくれよな!」

 

「あ、ご丁寧にどうも………源氷華です。歳は今年で16歳。こっちのパーカー被ったごつい人が魂鋼さんで、金髪ボサボサの小さい方が鳳賀くん」

 

「なんだ、その紹介………改めて、魂鋼だ。歳は17」

 

「オレの紹介、悪意ある気がするんデスが………鳳賀、歳は13。これでいいデスか?」

 

 

 

笑いかけながら自己紹介をして来た男性こと海堂。自分から名前を名乗ってくれた海堂に源が自己紹介を返し、ついでにさっき自己紹介に乗り気でなかった二人の分も教えておく。

 

若干紹介の仕方に不服がある様だが、魂鋼と鳳賀も海堂へと挨拶を返す。3人の年齢を聞いた海堂が、鳳賀の年齢を聞いて「わっかいなぁ」と呟いた。

 

 

 

 

 

「…………13?つまりお前……海外か」

 

 

 

そんな中で、魂鋼が鳳賀の年齢を聞いてピンと来たように呟く。

 

 

 

「ご明察。海外でちゃっちゃか義務教育終わらせてコッチきたタイプデスよ」

 

「海外で義務教育終えて13歳って………鳳賀くん、飛び級?凄いね……」

 

 

 

士官学校へ志願する為には、最低限義務教育を終えている必要がある。それ故、入学希望者のほとんどは源と同じく今年に16歳………新高校一年に当たる人達が多い。

 

 

しかし、例外もある。魂鋼や海堂の様に後々から士官学校へと入学することになるものが多いが、鳳賀の様に海外で義務教育を終えてこちらに来ているタイプなどがそれに当たる。そのため、同じタイミングで士官学校に入る事になった相手でも年齢が違うなんてよくある話だ。

 

 

 

 

「ンなモン、やらなきゃならなかったからやっただけデスよ………」

 

 

 

小さくため息をつきながら鳳賀が呟くと、ゆっくりと椅子から立ち上がる。どうやら列の方へと向かうようだ。

 

 

 

 

「待たないの?」

 

「どうせ、()()()()()()()んデスし………お先に失礼しマスよ。まぁ後で会うでしょうケド…………そっちのパンチパーマ失敗したオニーサンは知らねぇデスけどね」

 

「誰が失敗したパンチパーマだっ!?地毛だ、地毛っ!!」

 

 

 

 

チリチリ頭の海堂が心外だと言わんばかりに叫ぶが、鳳賀は知らん顔。ヒラヒラと軽く手を振ってその場を後にした。

 

 

 

真っ直ぐ扉の方に歩いていった鳳賀が、扉の前にいた水色髪の女性………候補生達を案内していた異界防衛軍の関係者らしき白衣の女性に声を掛けると、そのまま列とは関係なく扉の向こうへと歩いていった。

 

 

 

 

「………やっぱり鳳賀くん、関係者だったんだなぁ……」

 

 

 

源の円形の痣を見た時にも何か知っているような反応を示していたし、『軍の関係者じゃ…』と口にもしていた。薄々そう思ってはいたが、やはり普通の候補生とは違うようだ。

 

 

 

 

「おいおいおいおい、監察官とかじゃあねぇよなぁ〜……?タメ語で話しかけて印象悪くして不採用なんて、勘弁して欲しいぜ……?」

 

「…………何かを見ている様子ではあったが……本当にそういう意図なのか……?」

 

 

 

 

その場を去っていった鳳賀が軍の関係者であるという源の呟きを耳にした海堂が、態度の悪い候補生を炙り出すための監察官だったのでは無いかと若干不安になりながらそう言う。

 

そんな中で、ごく短い差ではあるが3人の中で1番長く鳳賀の近くにいた魂鋼が僅かに首を傾げてそう呟く。どうも海堂の心配しているような意図で観察していた様には思えないのだが、と脳裏で思う魂鋼だったが、確信が無い上にその意図も察することはできない。

 

 

 

 

「…………………」

 

「………源?」

 

 

 

そんな中で、唯一源だけがジーッと鳳賀の去っていった扉を見つめていた。そんな彼女がふと魂鋼と海堂の方を見ると、小首を傾げながら2人に尋ねてきた。

 

 

 

 

 

「ねぇ………【リンカーネイター】って何か分かる?」

 

「りんかぁねいたぁ?なんっだそりゃ」

 

 

 

源の発した問いに、海堂がちんぷんかんぷんですと言いたげにあほ面を見せる。いきなりなんだ、と思っていると、源が手を組んで大きく伸びをしながら話を続ける。

 

 

 

 

「私さ、結構目がいいんだ。小さい頃から遠くのものも凄く鮮明に見えるし、投げられて飛んでるボールに書かれてる文字が読み取れちゃうくらいには」

 

 

 

 

源が自分の瞳を指で指し示しながらそう2人に話す。

 

 

 

幼い頃から……それこそ孤児院に拾われて物心ついてからずっと、源は他人よりも感覚が鋭かった。味覚、触覚、嗅覚、聴覚、視覚………所謂五感と呼ばれるもの。それら全てが人より過敏だという自覚が彼女にはあった。

 

 

物を食べれば、人が気付かない程の僅かな味に気が付けたり。

 

友人が手触りがいいと言って触らせてくれたものも、僅かな凹凸が気になってしまったり。

 

多種多様な匂いが混ざりあった商店街でも、知っている匂いを辿っていったら迷子になった孤児院の妹を見つけたり。

 

 

 

そして特に、聴覚と視覚………その2つは、他の3つの感覚以上に視えるし、聴こえる。いっそ源本人が自分のことを気持ち悪いと思ってしまえるほどには、目と耳がいいのだ。

 

 

 

 

「鳳賀くんが、あの白衣着てる女の人に、すれ違う時にこっち見て耳打ちしてたんだ。口の動きと、聞こえた声的に、リンカーネイターだと思うんだけど……」

 

 

 

そんな彼女が視て、聴こえたその言葉。士官学校を受験する上で源も異界探査防衛軍の事を調べたが、どうにも聞き覚えの無い言葉だった。なので年上の2人ならば覚えがあるかと思って尋ねてみたが、海堂は顔の前で手を横に振る。

 

 

 

 

「悪ぃが俺はんなもん知らねぇぞ。花かなんかか?」

 

「……それ、カーネーションじゃありません……?」

 

「かーね……?自慢じゃねぇが、俺がわかる横文字はテレビとかそういう簡単なのと、後はドラクエの魔法だけだっ!!」

 

 

 

 

むんっ、とドヤ顔でそう言い放った海堂に、源が苦笑いを浮かべる。自分より年上らしいこの男だが、どうやら考え事は苦手な様子。しかし強面でチンピラのような見た目に反して気はいい様なので、悪い人では無いのだろう。

 

 

 

 

「魂鋼さんは?聞き覚えあったりする?」

 

「…………リンカーネイター自体に聞き覚えは無いが………【リンカーネーション】なら知っている」

 

 

 

もう1人の方はどうだろうかと源が声をかける。腕を組んで顎に手を添えていた魂鋼が、少し悩みながらも反応を返す。源の言った言葉自体に聞き覚えはないが、良く似た言葉はしっていたようだ。

 

 

 

「それこそ花の1種だろ!!」

 

「違う。………リンカーネーション、英語で『輪廻、転生』を意味する名詞だ。もし同じ意味を持っているのなら、リンカーネイターの意味は______」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「______転生者ってところか」

 

 

 

 

 

海堂の言葉に呆れながら、魂鋼が予想を述べる。そんな言葉に源が首を傾げながら意味を探る。

 

 

 

「転生者って………アニメとか、そういうので見る奴?」

 

「仏教やヒンドゥー教には昔から輪廻転生って概念は存在する。だが……鳳賀がそう言った意味が分からんな。見間違いか聞き間違いじゃないか?」

 

 

 

この状況下、転生者という意味を持つ言葉を述べた理由が分からない。源が鳳賀の言葉を見間違いしたか、ただの勘違いではないかと肩を竦める。

 

 

 

 

 

しかし、源には確信があった。

 

 

 

【リンカーネイター】。鳳賀の呟いた言葉は、確実に。100%、この言葉だった。見間違いでも聞き間違いでも、源の勘違いでもない。彼は確かに、あの白衣の女性に向かってそう言った。

 

 

 

 

 

「(でも、どういう意味なんだろう……)」

 

 

 

 

その言葉の意味を、源が知るまで。非日常側へ足を踏み入れるまで、あと一時間______

 

 

 

 

 





※前回から数名、募集キャラを登場させておりますが、出てきた子達全員が主人公と同じ部隊配属になるとは限りません。別部隊の可能性もあります。
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