AXZ編第五話、前回のあらすじは?
「私たちの活躍で藤高さん達の救出に成功しました」
「じゃがその裏で結社は空港を押そう算段を企てる」
「その一方で再びクリスさんの様子がおかしくなってしまいました」
「そして空港にたどり着いたマリア達は協力してアルカノイズを撃退に成功した」
「そして現れたヨナルデパズドーリを俺と響の一撃で粉砕した」
はいOK、それじゃあAXZ編第五話、どうぞ!
響と真の一撃によってヨナルデパズドーリが消え去ったと同時に、翼達も現着する。
「そこまでだ、パヴァリア光明結社!」
「これ以上、好きにはさせません!」
「あいにくこちとら虫の居所が悪くてな、抵抗するなら容赦はできないからな!」
集結した十二人に対し、カリオストロとプレラーティは嫌に冷静に状況を見ていた。
「・・・あの男の計画の妨げになるであろう十二の乙女達」
「その上、ヨナルデパズドーリを倒した二振りの撃槍・・・これは」
二人が呟くと、突如二組の間を遮るように転送用の陣が繰り出され、そこからサンジェルマンが現れる。
「っ! 新手か!」
「フィーネの残滓シンフォギア、そして埒外の存在仮面ライダー・・・だけどその程度の力では、人類を未来に解き放つことはできない」
サンジェルマンの放った言葉に皆は驚く。
「フィーネを知っている?それに、人類を解き放つって!」
「まるで、了子さんと同じ・・・バラルの呪詛から解放するって事!?」
「まさか、それがお前らの目的なのか!?」
奏の問いかけにサンジェルマンは答えず、二人に声をかける。
「カリオストロ、プレラーティ、ここは引くわよ」
「分かったわヨナルデパズドーリも倒されたことだし」
「体勢を立て直すワケだ」
「未来を人の手に取り戻すため、私たちは時間も命も費やしてきた。この歩みは誰にも止めさせやしない」
そういってサンジェルマンはテレポートジェムを地面に叩きつける。
「未来を人の手に・・・!?」
「おいっ!それってどういう・・・!?」
二人の問いに応えず、三人は消え去ってしまう。
それから時は流れ9月、響達学生組が久しぶりに学校に行っている間、真達は家にいた。
「人類を解き放つ・・・かつて櫻井さんが行おうとしていたバラルの呪詛からの解放と同じなら、あいつらの目的は・・・それに・・・」
真が難しそうな顔をしていると、ライズフォンに連絡が入って来る、確認すると相手は神だった。
「こんな時に・・・いや、こういう時だからこそだな」
真はそのまま電話に出た。
『あっ真君、大丈夫?怪我とかはしてないわよね?』
「大丈夫って・・・そっちではこちらの様子がわかるんじゃないのか?」
『今新しいプログライズキーの作成に取り掛かっているから確認する暇がなくてね』
「そうか・・・なぁ一つ聞いてもいいか?」
『あら、何かしら?』
「今回の敵について何か知ってることはないか?」
『ッ!!』
そんな真からの問いかけに、神は今までに見たことのない驚きの様子を見せた。
「・・・神さん?」
『・・・ごめんなさい、そこまではまだ詳しく・・・ただこれだけは言えるわ』
「?」
『・・・今回の敵、おそらく今まで以上の存在だと思うわ、だから今まで以上に警戒しなさい』
「・・・最初からそのつもりだ」
『ええ・・・それじゃあ私はプログライズキーの制作に取り掛かるわね』
そう言って連絡が切られる。
「・・・あの様子、神は何か知ってるのか?」
真がそう思案すると、ふとライズフォンの時計に視線を向ける。
「おっと!もうそろそろ翼たちが日本に帰郷してくる時間だな」
真は家にいるみんなに時間を伝えて、本部へと向かって行った。
一方、日本から離れたとある国のホテルの一室では、カリオストロとプレラーティが別室で休憩している間サンジェルマンがベットに横にした結晶から解き放たれた人形の胴体に一回り巨大な歯車をはめ込んでいた。
(ティキは、惑星の運航を製図と記録するために作られたオートスコアラー。機密保護のために休眠状態になっていても、『アンティキティラの歯車』により再起動し、ここに目覚める)
歯車をはめ込むと、人形の目元のバイザーが輝きだし、部屋一体に数多の星座が描かれる。
星座が何回か回転すると、バイザーは元に戻り、同時に人形が動き出した。
「ウ・・・・・ウッ・・・」
人形はぎこちなく体を起き上がらせ、瞳を隠すバイザーを取り外した。
「・・・ふぅ」
「久しぶりね、『ティキ』」
サンジェルマンの問いかけに、ティキはサンジェルマンの方を向く。
「・・・サンジェルマン? ああ~!400年近く経過しても、サンジェルマンはサンジェルマンのままなのね!」
「そうよ、時は移ろうとも、何も変わってないわ」
「つまり、今もまだ人類を支配のくびきから解き放つためだとかなんとか、辛気臭いことを繰り返しているのね。よかった、元気そうで!」
「お前も変わらないのね、ティキ」
するとティキはあたりを見当たす。
「ん?んん?? ところでアダムは?大好きなアダムがいないと、私は私でいられないぃ~!!」
その瞬間、突如電話が机の上に現れ、電話がかかってくる。
ティキはそれに疑問を持つが、サンジェルマンは疑問を持たず慣れた手つきで電話に出る。
「局長」
「えっ、それ何?もしかしてアダムと繋がっているの?」
ティキはサンジェルマンから受話器を取り上げ、電話に出る。
「アダム!いるの?」
『・・・久しぶりに聞いたよ、その声を』
「やっぱりアダムだ!でもなんだか雰囲気が違うね?」
『400年もたったんだ、少しは変わるよ、僕もね、君は変わらないね、ティキ』
「うん!私は変わらないよ!アダムのためなら何でもできるティキのままだよ!」
『相変わらず姦しいね、だけど後にしようか、積もる話は』
「アダムのイケず~つれないんだから。そんなところも好きだけどね!」
そう言ってティキはサンジェルマンに受話器を返した。
「・・・申し訳ありません、局長。神の力の構成実験には成功しましたが、維持に叶わず喪失してしまいました」
『やはり忌々しい物だな、フィーネの忘れ形見、シンフォギア、そして仮面ライダー』
「疑似神とも言わしめる不可逆の無敵性を覆す一撃、そのメカニズムの解明に時間を割く必要がありますが・・・」
『無用だよ、理由の解明は、シンプルに壊せば解決だ、シンフォギアと仮面ライダーをね、既に向かわせているよ、僕の信者をね、君たちも急ぎ向かいたまえ』
「・・・了解しました」
一方で飛行機に乗っている翼とマリアと奏、翼の足元に一つのケースが置かれており、日本に向かっているとき、突如飛行機が大きく揺れ出した。
「っ!何!?」
三人が外を見ると、大量のアルカノイズが飛行機を取り囲み攻撃していた。
「アルカノイズ!」
「大層な出迎えだな!」
空港の上では、フードを被った信者が襲われる飛行機を見上げていた。
「さぁ、やるのだアルカノイズよ!全ては我らが神のために!!」
信者の声にこたえるように、アルカノイズは次々と飛行機に攻撃を仕掛けていった。
「着陸直前の無防備の瞬間を狙われるなんて」
「日本まで追って来たということか・・・!」
次の瞬間、アルカノイズの一撃で飛行機の外壁が分解され、そこからケースが外に落ちかける。
「ケースが!」
「はぁ!!」
落ちる瞬間、マリアがケースを掴みともに外に飛び出す、マリアを追いかけるように翼と奏でも飛び出した。
「Imyuteus amenohabakiri tron」
「Seilien coffin airget-lamh tron」
『サンダー!』
『オーソライズ!』
『Kamen Rider...Kamen Rider...』
「変身!」
『ショットライズ!』
『ライトニングホーネット!』
『Piercing needle with incredible force.』
『使用BGM:月下美刃』
翼とマリアはとっさにギアを身に纏い、奏はセレナから借りたライトニングホーネットプログライズキーを使って変身し降下する。
「虎も恐るる如き 唸る『蒼ノ一閃』」
翼は落下と共に周りのアルカノイズを『蒼ノ一閃』で切り払う。
「地獄へと通りゃんせ 一つ二つ罪を 数えて候ふ」
翼に続くようにマリアと奏も短剣とヘクスベスパでアルカノイズを撃ち落としていく。
「特別機206便、反応御絶!」
「翼さんマリアさん奏さんの脱出を確認!現在交戦中!」
「翼!マリア君!奏君!アルカノイズを撃退し上手く海面に着陸するんだ!」
三人は弦十郎からの命令に頷いて答える。
「いざ翼参る
三人は次々とアルカノイズを倒していくが、徐々に海面が近づいてくる。
「仏に逢うては仏を切りて 喉笛かっさばく」
「翼!マリアを頼む!」
奏の言葉に頷き、翼はマリアの元に向かう。
「介錯すら 甚だしい 下郎に遅れなど可笑しい」
翼はマリアを掴み、アームドギアを天に掲げると、上空から大量の剣が降ってきてアルカノイズを切り倒していく。
千ノ落涙
「覚悟の太刀影の 錆になりて還らむ」
それと同時に、奏はライトニングホーネットプログライズキーのライズスターターを押し込み、ショットライザーをアルカノイズ目掛けて引き金を引き、射出された大量の針はアルカノイズを貫いた。
『サンダー!』
『ライトニングブラスト!』
二人の一撃でアルカノイズは全滅し、海面直前で、奏は翼を広げ滞空し、翼はマリアを抱えたまま脚部のスタスターで上手く海面に着地する。
「くっ・・・!」
その様子を見ていた信者は悔しそうな表情をしてその場から消え去る。
「手厚い歓迎を受けてしまったわね」
「はたして、連中の狙いは私達装者と仮面ライダーか・・・」
「それとも、そいつか・・・」
三人がマリアの持つケースに視線を向けながら、そのまま陸地へと向かって行った。
さぁ後書きの時間だ!
「今回はティキの復活と翼たちの襲撃が主だな」
「あの人達の目的ってフィーネと同じなんでしょうか?」
「それはわからぬな、じゃがその過程で多くの犠牲者が出るのは確実じゃ」
「そうですね、それだけは何としても阻止しないといけませんね」
「そのためにも、翼たちが持ち帰って来てくれたケースを調べないとな」
うん、うまくまとまったみたいだな、それじゃあそろそろ行くぞ。
『質問返信コーナー』
今回の質問は前回の影薄人さんの質問の続き、今回はG編のメンツが回答だ。
マリア
「最初は私たちの障害としか見てなかったわ、あの子の正体を知った時は驚いたけどそれでもあの子はセレナを守ってくれた恩人と思ってるわ、でも姉の立場は譲れないけどね」
切歌
「初めて会った時は私たちの敵だって思ってたデスよ、けど今はすっごく頼りになる先輩デス!男性だって聞いた時は本当に驚いたデスよ、ということはお姉さんじゃなくてお兄さん?でも今は女性デスし・・・オヨヨ?」
調
「最初は響さんと同じ偽善者だと思ってた、此処までで偽善じゃないってわかった。今は切ちゃんと同じで頼りになる人だよ。男性だって聞いた時は驚いたけどそんなの関係なく優しい人だよ」
セレナ
「最初に会った印象は不思議な人って感じました、女性なんですけどなんだが男性らしさもある人だなって、正体を知った時その疑問が晴れた気がしました。もちろん今でも私に追って大切なお姉ちゃんの一人です」
・・・とまぁこんな感じだな、次回はGX組が回答するぞ。
「それじゃあそろそろ〆るぜ」
「「「「「「それでは次回もお楽しみに!」」」」」」